JP3097947U - 縦型プレス仕上げ機の袖タックプレス装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タックと剣ボロのプレス仕上がりを改善する。
【解決手段】人体模型部2に衣服の胴部を被せ、袖タック部を含む袖先を下プレス鏝9Aに載せ、剣ボロ部を綺麗に畳みカフス部をクランパ7Aの内側に入れ、ユーザがクランパ用のエアシリンダを作動させてカフス部を固定させる。次に、下アーム11Aに設けられたプレス開始ボタン16を押すと、シーケンスコントローラが稼働し、エアシリンダ15を作動させてL字アーム3を傾けて上端側を所定位置まで拡げさせる。この際、袖タック部が伸びて皺がなくなる。続いて、エアシリンダ14を作動させて上アーム10を下方、下アーム11Aを上方へ連動して回動させ、上プレス鏝8Aと下プレス鏝9Aを連動して閉じる方向に移動させ、最終的に上プレス鏝8Aと下プレス鏝9Aにより袖タック部と剣ボロ部を上下から直接挟むように当接させて熱プレスを一定時間行う。
【選択図】    図6

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本案は、縦型プレス仕上げ機の袖タックプレス装置に関し、とくにプレスの仕上がりを改善できる縦型プレス仕上げ機の袖タックプレス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
Yシャツ等の衣服のクリーニング作業において、プレス仕上げの効率化を図るため従来から縦型プレス仕上げ機が多く使用されている。この縦型プレス仕上げ機では、衣服の胴部のプレス仕上げができるほか、衣服の胴部を被着する人体模型部の側部で拡縮動作する左右一対の支持腕の上部に設けられた袖タックプレス装置により、袖タック部のプレス仕上げも可能となっている(例えば特公昭61−36960号公報参照)。
【0003】
縦型プレス仕上げ機の右側の袖タックプレス装置の一例を図1に示す。1は仕上げ機の本体フレーム、2はプレス用の衣服の胴部が着せられる人体模型部、3は本体フレーム1に下端側が回動自在に軸支され、人体模型部2の側部で拡縮動作するL字アーム、4は被服の袖タック部(図3の符号30参照)を含む袖先が被せられる鏝台であり、図2に示す如くアルミ製のプレート5を筒状の布6で覆ってある。鏝台4の端には被服の袖口近傍を着脱自在に固定するクランパ7が設けられてる。このクランパ7は図示しないエアシリンダにより上下に対向して設けられた2枚の挟み板70、71を上下に対象的に開閉することで、とくに衣服のカフス部の固定・開放動作をする。8は鏝台4に被せられた袖タック部の上面側を、上から下に押圧して熱プレスする上プレス鏝、9は鏝台4に被せられた袖タック部の下面側を、下から上に押圧して熱プレスする下プレス鏝、10は上プレス鏝を支持する上アーム、11は下プレス鏝を支持する下アーム、12はL字アーム3の上部に設けらて、上アーム10と下アーム11の基端側を回動自在に支持しながら、上アーム10と下アーム11を互いに連動して対象に上下動させ、以て、上プレス鏝8と下プレス鏝9を連動して上下に開閉する支持機構であり、該支持機構のフレーム13の前面に鏝台4が固着されている。支持機構12による上プレス鏝8と下プレス鏝9の開閉動作はエアシリンダ14により行われる。L字アーム3の拡縮動作はエアシリンダ15により行われる。
【0004】
L字アーム3、鏝台4、クランパ7、上下プレス鏝8、9、上下アーム10、11、支持機構12により袖タックプレス装置20が構成されている。
次に袖タックプレス装置20の動作を説明すると、まず、袖タックプレス装置20が初期状態にあるとき、L字アーム3が縮んだ状態(図1参照)にあり、上プレス鏝8と下プレス鏝9が上下に開いた状態にあり、クランパ7も開いた状態にある。人体模型部2に衣服の胴部を被せ、図3に示す如く、袖タック部30と腕まくり用の剣ボロ部31を含む袖先を鏝台4に通し、カフス部32をクランパ7の内側に入れ、ユーザが図示しないクランパ用のエアシリンダを作動させてカフス部31を挟み板70、71で挟んで固定させる。
【0005】
次に、下アーム11に設けられたプレス開始ボタン16を押すと、図示しないシーケンスコントローラが稼働し、エアシリンダ15を作動させてL字アーム3を傾けて該L字アーム3の上端側を所定位置まで拡げさせる。この際、衣服の袖タック部30が伸びて皺がなくなる。続いて、シーケンスコントローラはエアシリンダ14を作動させて上アーム10を下方、下アーム11を上方へ連動して回動させ、上プレス鏝8と下プレス鏝9を連動して閉じる方向に移動させ、最終的に上プレス鏝8を鏝台4に上から下へ押圧させ、下プレス鏝9を鏝台4に下から上へ押圧させて袖タック部30の熱プレスを一定時間行う。
このあと、シーケンスコントローラがエアシリンダ14を作動させて上アーム10を上方、下アーム11を下方へ連動して回動させ、上プレス鏝8と下プレス鏝9を連動して上下に開く方向に移動させ、エアシリンダ15を作動させてL字アーム3を立てて上端側を所定位置まで縮める。そして、シーケンスコントローラが図示しないクランパ用のエアシリンダを作動させてカフス部31の固定を解放する。
以上の流れにより、袖タックプレス仕上げが完了する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところが上記した従来の袖タックプレス装置20では、カフス部32と袖タック部30を鏝台4に通して被せたとき、カフス部32と剣ボロ部31が不自然に開き、袖タック部30のプレス仕上げが終わったとき、図4に示すように袖先がいびつに歪んだ形になってしまうという問題があった。
本考案は、上記した従来技術の問題に鑑みなされたもので、袖先のプレスの仕上がりを改善し、袖先を直接2枚合わせにする本カフス仕上げのできる縦型プレス仕上げ機の袖タックプレス装置を提供することにある。
なお、本カフス仕上げとは、剣ボロ部31は上ボロ310と下ボロ311から成るが、下ボロ311の全長を上ボロ310の内側にきれいに折り畳むようにして、袖先を直接2枚合わせにプレスすることである(図5参照)。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る縦型プレス仕上げ機の袖タックプレス装置では、衣服の胴部を被着する人体模型部の側部で拡縮動作する左右一対の支持腕の上部に設けられた縦型プレス仕上げ機の袖タックプレス装置において、袖タック部と剣ボロ部を上下から直接挟んで熱プレスする一対のプレス鏝と、一対のプレス鏝を上下に開閉自在に支持する支持機構と、支持機構に設けられて、袖口近傍を着脱自在に固定するクランパとを備えたことを特徴としている。
【0008】
【考案の実施の形態】
次に本考案の1つの実施の形態を説明する。図6は本考案に係る縦型プレス仕上げ機の一部省略した外観斜視図であり、図1と同一の構成部分には同一の符号が付してある。
8Aと9Aは衣服の袖タック部に上下から、鏝台を介さずに直接押圧して熱プレスする上プレス鏝と下プレス鏝である。なお、図6の例では、衣服の袖タック部は下プレス鏝9Aの上に載せられるようになっている。10は上プレス鏝8Aを支持する上アーム、11は下プレス鏝9Aを支持する下アーム、12AはL字アーム3の上部に設けらて、上アーム10と下アーム11の一端側を回動自在に支持しながら、上アーム10と下アーム11Aを互いに連動して対象に上下動させ、以て、上プレス鏝8Aと下プレス鏝9Aを連動して上下に開閉する支持機構であり、該支持機構12Aによる上プレス鏝8Aと下プレス鏝9Aの開閉動作はエアシリンダ14により行われる。L字アーム3の拡縮動作はエアシリンダ15により行われる。
【0009】
下アーム11Aの右側面には衣服のカフス部を着脱自在に固定するクランパ7Aが設けられてる。このクランパ7Aは、下アーム11Aに沿って前後方向に配設され、上下に対向する2枚の挟み板70A、71Aを有し、図示しないエアシリンダにより挟み板70A、71Aを上下に対象的に開閉することで、袖口(ここでは袖タック部30とカフス部31の境界付近)の固定・開放動作をする。図7に示す如く、挟み板70Aの左側端縁はL字状に下方へ折曲されており、挟み板71Aの左側端縁は挟み板70Aと対向するようにL字状に上方へ折曲されている。従って、挟み板70A、71Aが閉じたとき、折り曲げ部700Aと710Aが袖タック部30とカフス部31の境界付近を噛むようにして挟むので、外れにくくなる。
その他の構成部分は図1と全く同様に構成されており、L字アーム3、クランパ7A、上下プレス鏝8A、9A、上下アーム10、11A、支持機構12Aにより袖タックプレス装置20Aが構成されている。
【0010】
次に袖タックプレス装置20Aの動作を説明すると、まず、袖タックプレス装置20Aが初期状態にあるとき、L字アーム3が縮んだ状態(図6参照)にあり、上プレス鏝8Aと下プレス鏝9Aが上下に開いた状態にあり、クランパ7Aも開いた状態となる。人体模型部2に衣服の胴部を被せ、袖タック部30を下プレス鏝9Aに載せ、剣ボロ部31の下ボロ311を全長に渡って図5、図6の如く綺麗に畳み、カフス部32をクランパ7Aの挟み板70A、71Aの間に入れ、ユーザが図示しないクランパ用のエアシリンダを作動させてカフス部32と袖タック部30の境界付近を固定させる。
【0011】
次に、下アーム11Aに設けられたプレス開始ボタン16を押すと、図示しないシーケンスコントローラが稼働し、エアシリンダ15を作動させてL字アーム3を傾けて上端側を所定位置まで拡げさせる。この際、衣服の袖先(袖タック部30、剣ボロ部31)が伸びて皺がなくなる。続いて、シーケンスコントローラはエアシリンダ14を作動させて上アーム10を下方、下アーム11Aを上方へ連動して回動させ、上プレス鏝8Aと下プレス鏝9Aを連動して閉じる方向に移動させ、最終的に上プレス鏝8Aと下プレス鏝9Aにより袖タック部30、剣ボロ部31を上下から直接挟むように当接させて熱プレスを一定時間行う。
【0012】
このあと、シーケンスコントローラがエアシリンダ14を作動させて上アーム10を上方、下アーム11Aを下方へ連動して回動させ、上プレス鏝8Aと下プレス鏝9Aを連動して上下に開く方向に移動させ、エアシリンダ15を作動させてL字アーム3を立てて上端側を所定位置まで縮める。そして、図示しないクランパ用のエアシリンダを作動させてクランパ7Aによる袖口の固定を解放する。
以上の流れにより、袖タックプレス仕上げが完了する。
【0013】
この実施の形態では、袖タック部30を含む袖先を鏝台に通さず、剣ボロ部31の下ボロ311の全長を綺麗に上ボロ310の内側に畳んで袖口近傍をクランパ7Aに固定させるので、図5に示す如く下ボロ311の全長が綺麗に内側に折り畳まれた状態で袖先を直接2枚合わせにプレス仕上げでき、本カフス仕上げが可能となる。
また、袖タック部30を含む袖先を鏝台に通さず固定させるので、袖口から離れた場所でタック40の折り目が開かず、上下から上プレス鏝8Aと下プレス鏝9Aにより熱プレスをしたとき、袖口近くから袖口から離れたところまで折り目が開かず綺麗にタック40が仕上がる(図7のCの部分参照)。この点、従来の鏝台を用いる方法では、図3に示す如く、袖タック部30を含む袖先を鏝台4に通したときに袖口から離れた場所でタック40の折り目が開いてしまうので(図3のAの部分参照)、プレス後、袖口近くではタック40の折り目は開かないが(図3のBの部分参照)、袖口から離れたところで折り目が開きタック40が綺麗に仕上がらない(図3のAの部分参照)。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、袖口近くから袖口から離れたところまで、剣ボロ部の下ボロの折り目と袖タック部のタックの折り目が正しく付いて綺麗にプレス仕上げすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の縦型プレス仕上げ機の右側の袖タックプレス装置の部分を示す一部省略した外観斜視図である。
【図2】図1中の鏝台を示す一部省略した斜視図である。
【図3】図1中の鏝台に衣服のカフス部を固定した状態を示す斜視図である。
【図4】従来の縦型プレス仕上げ機の右側の袖タックプレス装置の問題点の説明図である。
【図5】本カフス仕上げの説明図である。
【図6】本考案の1つの実施の形態に係る縦型プレス仕上げ機の右側の袖タックプレス装置の部分を示す一部省略した外観斜視図である。
【図7】図6の袖タックプレス装置の動作説明図である。
【符号の説明】
3 L字アーム           7A クランパ
8A 上プレス鏝          9A 下プレス鏝
10 上アーム           11A 下アーム
12A 支持機構          30 袖タック部
31 剣ボロ部           32 カフス部
311 下ボロ

Claims (1)

  1. 衣服の胴部を被着する人体模型部の側部で拡縮動作する左右一対の支持腕の上部に設けられた縦型プレス仕上げ機の袖タックプレス装置において、
    袖タック部と剣ボロ部を上下から直接挟んで熱プレスする一対のプレス鏝と、
    一対のプレス鏝を上下に開閉自在に支持する支持機構と、
    支持機構に設けられて、袖口近傍を着脱自在に固定するクランパと、
    を備えたことを特徴とする縦型プレス仕上げ機の袖タックプレス装置。
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