JP2539322B2 - シ―ト状物の模様プレス機 - Google Patents

シ―ト状物の模様プレス機

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JP2539322B2
JP2539322B2 JP4306309A JP30630992A JP2539322B2 JP 2539322 B2 JP2539322 B2 JP 2539322B2 JP 4306309 A JP4306309 A JP 4306309A JP 30630992 A JP30630992 A JP 30630992A JP 2539322 B2 JP2539322 B2 JP 2539322B2
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iron
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trowel
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寿 柴田
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KOBE DENKI KOGYOSHO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は布帛などのシート状物を
模様型で押圧して、当該シート状物面に凹凸模様を現わ
すための模様プレス機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、布帛に模様を付する手段として、
凹凸により模様を付した模様型で布帛表面を押圧し、模
様型の凸部で布帛を圧迫して部分的に布帛の嵩高性を失
わせることにより、布帛面に凹凸模様を現わすことが行
われている。
【0003】そしてそのための装置は、加熱した下こて
の上方に下面に模様型を取付けた加熱した上こてを設け
たものであって、前記下こて上に布帛を載置し、その上
から上こてを下動させて模様型を布帛に押付け、模様型
と下こてとの間に布帛を挟圧すると共に加熱し、模様を
現出させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの種の
装置では、布帛に現わす模様の種類に応じて、上こてに
取付ける模様型を頻繁に交換する必要があるが、その模
様型の交換作業は容易ではない。
【0005】すなわち模様型は上こての下面に取付けら
れるため、模様型の交換は上こての下側から行う必要が
あり、相当の重量のある模様型を下から上こての下面に
押付けつつ、取付け作業を行わなければならない。
【0006】しかも上こてとその下方の下こてとの間隔
は必ずしも十分ではなく、その狭い間隔から模様型の取
付け個所を下から覗き上げつつ、重い模様型を支えつ
つ、取付け取外しの作業を行うのであり、模様型を取落
す危険もあり、その交換作業は困難なのである。
【0007】しかも模様型はそれを布帛に押付けること
により模様を現出させるものであるから、下こて上に載
置された布帛に対して、正確に所定の位置に、真直ぐに
押圧しなければならず、また全面に亙って均一に当接す
る必要があり、その模様型の上こてへの取付けは、前述
のような作業性の悪さの中で、高度に精密に行われなけ
ればならない。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、模様型を上こてに対して容易に着脱することが
でき、且つ模様型の取付けに際しては、所定の位置に正
確に且つ真直ぐに、容易に取付けることのできるプレス
機を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決する手段】而して本発明は、架台上に下こ
てを設け、当該下こてに対し上方から上こてを離接せし
め、当該上こての下面に取付けられた模様型で下こて上
に載置されたシート状物を押圧して、シート状物に模様
を現出せしめる模様プレス機において、前記架台の上方
に当該架台に対して上下動可能の上部フレームを設け、
当該上部フレームの一端部に水平方向に回動可能のブロ
ックを取付け、当該ブロックに前記上こてを水平方向の
回動軸により回動可能に取付け、当該上こての模様型を
下方に向け且つ当該上こてを下こての上方に位置せしめ
た状態において、上こてを前記上部フレームに固定し得
るようにしたことを特徴とするものである。
【0010】この発明においては、前記ブロック又は上
こてに、上こてが下方に向った位置とほゞ上方に向った
位置とにおいて上こてのブロックに対する回動を支持す
るストッパーを設け、上こてが下方に向った位置におい
て両者の角度を微調節可能とすることが好ましい。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に従って説明す
る。図面は本発明の一実施例を示すものであって、1は
架台であり、該架台1は支持脚2を介して床面上に支持
されている。
【0012】3は架台1に対して上下に摺動可能に取付
けられた摺動体であって、架台1の両側部を貫通して摺
動ロッド4が上下に摺動可能に取付けられており、当該
摺動ロッド4の上端には上部フレーム5が架設され、下
端には下部フレーム6が架設されている。
【0013】7は架台1の下部に取付けられたシリンダ
ーであって、その先端が前記摺動体3の下部フレーム6
に取付けられており、このシリンダー7を作動させるこ
とにより摺動体3を上下動せしめるようになっている。
【0014】架台1の上部には、左右両側部に前後に一
対のガイドレール8が取付けられており、下こて支持プ
レート9がガイドレール8に沿って前後に摺動自在に設
けられている。
【0015】架台1には回動アクチュエーター10が取
付けられており、その回動アクチューエーター10の回
動軸に取付けられたアーム11の先端に摺動子12が取
付けられ、該摺動子12が下こて支持プレート9の下面
に止着されたレール13に摺動自在に嵌合している。
【0016】そして回動アクチュエーター10を回動駆
動することにより、摺動子12がレール13に沿って左
右に摺動しつつ、下こて支持プレート9をガイドレール
8に沿って前後に摺動せしめるようになっている。そし
て下こて支持プレート9が後方に摺動したときには上部
フレーム5の下方に位置し、前方に摺動したときには架
台1の前方に引出されるようになっている。
【0017】下こて支持プレート9の上面には下こて1
4が取付けられており、該下こて14は電熱ヒーター又
はオイルヒーターなどの加熱手段により加熱されるよう
になっている。
【0018】また前記上部フレーム5の下部には、上こ
て支持プレート15が配置されており、該上こて支持プ
レート15の下面には上こて16が取付けられ、該上こ
て16は前記下こて14と同様に加熱されるようになっ
ている。
【0019】そしてその上こて16のさらに下面には、
下面に凹凸模様17を刻設した模様型18が取付けられ
ている。
【0020】19は一方の前記摺動ロッド4の上端部に
嵌合されたブロックであって、当該ブロック19は摺動
ロッド4に対して水平方向に回動自在となっている。そ
して該ブロック19には水平方向の回動軸20が回動自
在に貫通せしめられており、その側部にはストッパー2
1が突設され、該ストッパー21には、模様型18の面
の傾きを微調節するための調節ねじ22が螺着されてい
る。
【0021】而して前記回動軸20に前記上こて支持プ
レート15の一端が止着されており、該上こて支持プレ
ート15の他端は取付けねじ23により上部フレーム5
に着脱可能に取付けられている。上こて支持プレート1
5の傾きは調節ねじ22により調節される。
【0022】
【作用】而して本発明の模様プレス機を使用する場合に
は、先ずシリンダー7を作動させて摺動体3を上動さ
せ、模様型18を下こて14から離間させておく。そし
て回動アクチューエーター10を駆動してアーム11を
時計方向に回動させて下こて支持プレート9を前方に引
出し、下こて14上に布帛を拡げ、所定の位置に載置す
る。
【0023】然る後回動アクチューエーター10を作動
させてアーム11を反時計方向に回動させ、下こて14
上に布帛を載置したままで下こて支持プレート9をガイ
ドレール8に沿って後方に移動させる。
【0024】次いでシリンダー7を作動させて摺動体3
を下動せしめると、それに伴って上こて16も下動し、
模様型18が下こて14に載置された布帛に押付けら
れ、凹凸模様17の凸部と下こて14との間で布帛を圧
迫すると共に加熱し、模様を現出せしめる。
【0025】そして再度シリンダー7を作動させて摺動
体3を上動せしめ、回動アクチューエーター10を作動
させてアーム11を時計方向に回動させ、下こて支持プ
レート9を前方に摺動させて、下こて14上から布帛を
取出す。取出された布帛には、模様型18による凹凸模
様が現出している。
【0026】而して本発明において上こて16に取付け
られた模様型18を交換する場合には、先ず取付けねじ
23を外して上こて支持プレート15の上部フレーム5
に対する固定を解除する。そしてブロック19を摺動ロ
ッド4に対して回動させて、図3に鎖錦で示すように、
上こて支持プレート15を上部フレーム5の下部から前
方に引出す。
【0027】然る後回動軸20を軸として上こて支持プ
レート15を図4における反時計方向に回動させると、
上こて支持プレート15は180°回動して裏返り、ス
トッパー21に当接して支持される。そして図5に示さ
れるように、上こて16が上向きになった状態で支持さ
れ、その上こて16上に模様型18が取付けられた状態
となる。
【0028】そこで上こて16上から模様型18を取外
し、新たな模様型18と交換することができる。このと
き上こて16は裏返って模様型18が上向きとなってい
るため、模様型18の取付け取外しの作業は上方から行
うことができ、且つ模様型18は上こて16上に載置さ
れて支えられた状態で取付け取外しが行われるので、不
用意に模様型18を取落す恐れもない。
【0029】また模様型18の上こて16に対する取付
け状態は、模様型18の位置や角度を上方から容易に目
視しながら作業できるので、正確な位置に且つ真直ぐに
取付けることができる。
【0030】模様型18を交換して新たな模様型18を
上こて16に固定したならば、再度上こて支持プレート
15を時計方向に回動させて模様型18を下向きとし、
調節ねじ22で支持し、図4に実線で示す状態とする。
模様型18と下こて14との面の平行は、調節ねじ22
により調節する。
【0031】そしてブロック19を摺動ロッド4に対し
て反時計方向に回動させて、上こて支持プレート15を
上部フレーム5の下部に収容し、取付けねじ23で上こ
て支持プレート15を上部フレーム5に対して固定す
る。
【0032】この状態で再度前述の手順により、新たな
模様型18で布帛に新たな模様を現出させることができ
る。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、上部フレーム5に回動
可能に取付けられたブロック19に、上こて16を水平
方向の回動軸20により回動可能に取付けているので、
上こて16を手前に引出して裏返しにし、上こて16に
取付けられた模様型18を上向きにして交換することが
できる。
【0034】従って上こて16と下こて14との間の狭
い空間で、重い模様型18を支えながら、しかも上こて
16の下面に取付けられた模様型18を下側から操作し
て交換するという不自由な作業をする必要がなく、容易
に模様型18の交換作業することができる。
【0035】模様型18の交換作業が容易であるので、
不用意に模様型18を取落す危険がなく、模様型18を
傷付けることもなく、また上向きの模様型18を上側か
ら取扱うので取扱いが容易であり、上こて16に対して
正確な位置に真直ぐに取付けることができる。
【0036】また第二の発明によれば、模様型18の下
こてに対する傾きを調節ねじ22で微調節することがで
き、模様型18をシート状物に押付ける際の、模様型1
8と下こて14との平行を容易に実現することができ、
全体に亙って均一に押圧して美しい模様を現出すること
ができる。
【0037】なお本発明により模様を現出することがで
きる対象としては、織物、ニット、不織布などの布帛に
限らず、皮革、人工皮革、ビニールレザーなどの各種の
シート状物についても、広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の模様プレス機の正面図
【図2】 本発明の模様プレス機の中央縦断面図
【図3】 本発明の模様プレス機の平面図
【図4】 本発明の模様プレス機における上こて支持プ
レートのブロックに対する取付け状態を示す主要部の拡
大断面図
【図5】 模様型を交換する状態を示す主要部の平面図
【符号の説明】 1 架台 5 上部フレーム 14 下こて 16 上こて 18 模様型 19 ブロック 22 調節ねじ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架台(1)上に下こて(14)を設け、
    当該下こて(14)に対し上方から上こて(16)を離
    接せしめ、当該上こて(16)の下面に取付けられた模
    様型(18)で下こて(14)上に載置されたシート状
    物を押圧して、シート状物に模様を現出せしめる模様プ
    レス機において、前記架台(1)の上方に当該架台
    (1)に対して上下動可能の上部フレーム(5)を設
    け、当該上部フレーム(5)の一端部に水平方向に回動
    可能のブロック(19)を取付け、当該ブロック(1
    9)に前記上こて(16)を水平方向の回動軸(20)
    により回動可能に取付け、当該上こて(16)の模様型
    (18)を下方に向け且つ当該上こて(16)を下こて
    (14)の上方に位置せしめた状態において、上こて
    (16)を前記上部フレーム(5)に固定し得るように
    したことを特徴とする、シート状物の模様プレス機
  2. 【請求項2】 前記ブロック(19)又は上こて(1
    6)に、上こて(16)が下方に向った位置とほゞ上方
    に向った位置とにおいて、上こて(16)のブロック
    (19)に対する回動を支持するストッパー(21)を
    設け、上こて(16)が下方に向った位置において上こ
    て(16)と前記下こて(14)との傾きを微調節可能
    としたことを特徴とする、請求項1に記載のシート状物
    の模様プレス機
JP4306309A 1992-10-19 1992-10-19 シ―ト状物の模様プレス機 Expired - Lifetime JP2539322B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH06128871A JPH06128871A (ja) 1994-05-10
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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113878302A (zh) * 2021-09-14 2022-01-04 兴发铝业(成都)有限公司 一种铝型材加工用表面花纹压制设备

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