JPH06128871A - シート状物の模様プレス機 - Google Patents

シート状物の模様プレス機

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JPH06128871A
JPH06128871A JP30630992A JP30630992A JPH06128871A JP H06128871 A JPH06128871 A JP H06128871A JP 30630992 A JP30630992 A JP 30630992A JP 30630992 A JP30630992 A JP 30630992A JP H06128871 A JPH06128871 A JP H06128871A
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JP
Japan
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iron
pattern
fabric
attached
upper iron
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JP30630992A
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Hisashi Shibata
寿 柴田
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KOBE DENKI KOGYOSHO KK
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KOBE DENKI KOGYOSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 架台1上に下こて14を前後に摺動自在に設
け、後方位置にある下こて14に対し上方に上こて16
を離接可能に設け、該上こて16下面に模様型18を取
付け、下こて14上に布帛を載置し、上方から模様型1
8を圧接して模様を現出せしめるようにした。 【効果】 下こて14を前方に引出して布帛の載置及び
取出しを行い、後方に摺動させて模様型18の押付けを
行うので、作業性が良好であり、下こて14上に常に一
定の位置に布帛を載置することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は布帛などのシート状物を
模様型で押圧して、当該シート状物面に凹凸模様を現わ
すための模様プレス機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、布帛に模様を付する手段として、
凹凸により模様を付した模様型で布帛表面を押圧し、模
様型の凸部で布帛を圧迫して部分的に布帛の嵩高性を失
わせることにより、布帛面に凹凸模様を現わすことが行
われている。
【0003】そしてそのための装置は、加熱した下こて
の上方に下面に模様型を取付けた加熱した上こてを設け
たものであって、前記下こて上に布帛を載置し、その上
から上こてを下動させて模様型を布帛に押付け、模様型
と下こてとの間に布帛を挟圧すると共に加熱し、模様を
現出させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの種の
装置では、下こて上の所定の位置に正確に布帛を載置
し、布帛の所定の位置に模様型が押付けられるように
し、常に布帛の一定の箇所に模様が付されるようにする
ことが必要であるが、従来の装置では作業性が悪く、下
こて上に正しく布帛を載置することが困難であり、また
上こてに取付けた模様型の交換も困難であった。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、作業性が良く常に布帛に対して正しい位置に模
様を現出させることのできる装置を提供することを目的
とするものである。
【0006】また第二の発明においては、前記目的に併
せて、上こてに取付けた模様型を容易に交換することが
できることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決する手段】而して本願第一の発明は、架台
と、該架台上に前後に摺動自在に設けられた下こてと、
後方位置にある下こてに対し上方から離接する上こて
と、上こて下面に取付けられた模様型とよりなり、下こ
て上に載置されたシート状物を模様型で押圧するように
したことを特徴とするものである。
【0008】また本願第二の発明は、前記第一の発明に
おいて、前記架台の上方に架台に対して上下動可能の上
部フレームを設け、当該上部フレームの一端部に水平方
向に回動可能のブロックを取付け、当該ブロックに上こ
てを垂直方向に回動可能に取付け、当該上こてを下方に
向け且つ当該上こてを下こての上方に位置せしめた状態
において上こてを前記上部フレームに固定可能としたこ
とを特徴とするものである。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に従って説明す
る。図面は本発明の一実施例を示すものであって、1は
架台であり、該架台1は支持脚2を介して床面上に支持
されている。
【0010】3は架台1に対して上下に摺動可能に取付
けられた摺動体であって、架台1の両側部を貫通して摺
動ロッド4が上下に摺動可能に取付けられており、当該
摺動ロッド4の上端には上部フレーム5が架設され、下
端には下部フレーム6が架設されている。
【0011】7は架台1の下部に取付けられたシリンダ
ーであって、その先端が前記摺動体3の下部フレーム6
に取付けられており、このシリンダー7を作動させるこ
とにより摺動体3を上下動せしめるようになっている。
【0012】架台1の上部には、左右両側部に前後に一
対のガイドレール8が取付けられており、下こて支持プ
レート9がガイドレール8に沿って前後に摺動自在に設
けられている。
【0013】架台1には回動アクチュエーター10が取
付けられており、その回動アクチューエーター10の回
動軸に取付けられたアーム11の先端に摺動子12が取
付けられ、該摺動子12が下こて支持プレート9の下面
に止着されたレール13に摺動自在に嵌合している。
【0014】そして回動アクチュエーター10を回動駆
動することにより、摺動子12がレール13に沿って左
右に摺動しつつ、下こて支持プレート9をガイドレール
8に沿って前後に摺動せしめるようになっている。そし
て下こて支持プレート9が後方に摺動したときには上部
フレーム5の下方に位置し、前方に摺動したときには架
台1の前方に引出されるようになっている。
【0015】下こて支持プレート9の上面には下こて1
4が取付けられており、該下こて14は電熱ヒーター又
はオイルヒーターにより加熱されるようになっている。
【0016】また前記上部フレーム5の下部には、上こ
て支持プレート15が配置されており、該上こて支持プ
レート15の下面には上こて16が取付けられ、該上こ
て16は前記下こて14と同様に加熱されるようになっ
ている。
【0017】そしてその上こて16のさらに下面には、
下面に凹凸模様17を刻設した模様型18が取付けられ
ている。
【0018】19は一方の前記摺動ロッド4の上端部に
回動自在に嵌合されたブロックであって、該ブロック1
9には回動軸20が回動自在に貫通せしめられており、
その側部にはストッパー21が突設され、該ストッパー
21には調節ねじ22が螺着されている。
【0019】而して前記回動軸20に前記上こて支持プ
レート15の一端が止着されており、該上こて支持プレ
ート15の他端は取付けねじ23により上部フレーム5
に着脱可能に取付けられている。上こて支持プレート1
5の傾きは調節ねじ22により調節される。
【0020】
【作用】而して本発明の模様プレス機を使用する場合に
は、先ずシリンダー7を作動させて摺動体3を上動さ
せ、模様型18を下こて14から離間させておく。そし
て回動アクチューエーター10を駆動してアーム11を
時計方向に回動させて下こて支持プレート9を前方に引
出し、下こて14上に布帛を拡げ、所定の位置に載置す
る。
【0021】然る後回動アクチューエーター10を作動
させてアーム11を反時計方向に回動させ、下こて14
上に布帛を載置したままで下こて支持プレート9をガイ
ドレール8に沿って後方に移動させる。
【0022】次いでシリンダー7を作動させて摺動体3
を下動せしめると、それに伴って上こて16も下動し、
模様型18が下こて14に載置された布帛に押付けら
れ、凹凸模様17の凸部と下こて14との間で布帛を圧
迫すると共に加熱し、模様を現出せしめる。
【0023】そして再度シリンダー7を作動させて摺動
体3を上動せしめ、回動アクチューエーター10を作動
させてアーム11を時計方向に回動させ、下こて支持プ
レート9を前方に摺動させて、下こて14上から布帛を
取出す。取出された布帛には、模様型18による凹凸模
様が現出している。
【0024】次に上こて16に取付けられた模様型18
を交換する場合には、取付けねじ23を外して上こて支
持プレート15の上部フレーム5に対する固定を解除
し、ブロック19を回動させて上こて支持プレート15
を上部フレーム5の下部から前方に引出す。
【0025】然る後回動軸20を軸として上こて支持プ
レート15を図4における反時計方向に回動させると、
上こて支持プレート15は180°回動してストッパー
21に当接し、図5に示されるように上こて16が上向
きになった状態で支持され、その上こて16上に模様型
18が取付けられた状態となる。
【0026】そこで上こて16上から模様型18を取外
し、新たな模様型18と交換することができる。
【0027】次いで再度上こて支持プレート15を時計
方向に回動させて調節ねじ22で支持し、図4に実線で
示す状態とする。模様型18と下こて14との面の平行
は、調節ねじ22により調節する。
【0028】そしてブロック19を反時計方向に回動さ
せて上こて支持プレート15を上部フレーム5の下部に
収容し、取付けねじ23で上こて支持プレート15を上
部フレーム5に対して固定する。
【0029】この状態で再度前述の手順により、新たな
模様型18で布帛に新たな模様を現出させることができ
る。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、下こて14上に布帛を
載置する際には、下こて支持プレート9をガイドレール
8に沿って摺動させ、下こて14を手前に引出した状態
で行うことができるので、作業性が良好であり、布帛を
常に正しく下こて14上に載置することができる。
【0031】また第二の発明によれば、上こて支持プレ
ート15を手前に引出して180°回動させ、上こて1
6を上向きにして模様型18を交換することができるの
で、上こて16と下こて14との間の狭い空間で、しか
も上こて16の下面に取付けられた模様型18を交換す
るという不自由な作業をする必要がなく、容易に模様型
18を交換することができる。
【0032】なお本発明により模様を現出することがで
きる対象としては、織物、ニット、不織布などの布帛に
限らず、皮革、人工皮革、ビニールレザーなどのシート
状物についても、広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の模様プレス機の正面図
【図2】 本発明の模様プレス機の中央縦断面図
【図3】 本発明の模様プレス機の平面図
【図4】 本発明の模様プレス機における上こて支持プ
レートのブロックに対する取付け状態を示す主要部の拡
大断面図
【図5】 模様型を交換する状態を示す主要部の平面図
【符号の説明】
1 架台 5 上部フレーム 14 下こて 16 上こて 18 模様型 19 ブロック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架台(1)と、該架台(1)上に前後に
    摺動自在に設けられた下こて(14)と、後方位置にあ
    る下こて(14)に対し上方から離接する上こて(1
    6)と、該上こて(16)下面に取付けられた模様型
    (18)とよりなり、下こて(14)上に載置されたシ
    ート状物を模様型(18)で押圧するようにしたことを
    特徴とする、シート状物の模様プレス機
  2. 【請求項2】 前記架台(1)の上方に架台(1)に対
    して上下動可能の上部フレーム(5)を設け、当該上部
    フレーム(5)の一端部に水平方向に回動可能のブロッ
    ク(19)を取付け、当該ブロック(19)に上こて
    (16)を垂直方向に回動可能に取付け、当該上こて
    (16)を下方に向け且つ当該上こて(16)を下こて
    (14)の上方に位置せしめた状態において上こて(1
    6)を前記上部フレーム(5)に固定可能としたことを
    特徴とする、請求項1のシート状物の模様プレス機
JP4306309A 1992-10-19 1992-10-19 シ―ト状物の模様プレス機 Expired - Lifetime JP2539322B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113878302A (zh) * 2021-09-14 2022-01-04 兴发铝业(成都)有限公司 一种铝型材加工用表面花纹压制设备

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JPH04185424A (ja) * 1990-11-19 1992-07-02 Daiwa:Kk 高周波溶着機

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