JP3312329B2 - 転写装置 - Google Patents

転写装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人形の顔や民芸品等の
複雑な曲面や凹凸のある物品の表面に顔模様やその他の
形状を正確に連続的に転写印刷を行う転写装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、粘土状にした和紙等で成形した民
芸品や人形等へ、顔や模様等の図柄を描画するには、熟
練職人による手描きによることが一般的であり、精密で
複雑な図柄を大量に描画することが出来なかったり、ま
た工業的生産による大量生産が出来なかった。しかし、
本出願人により民芸品や人形等の顔等の図柄を凹凸のあ
る転写面に精密に模様を転写することを可能とした転写
シートと該転写シートを使用した転写方法が既に提案さ
れている。この方法は、アクリルを混入させた低密度ポ
リエチレン樹脂からなるベースフィルムの一側面に着色
インキ層と熱溶融性接着剤層で図柄を印刷形成した柔軟
な転写シートを使用し、該転写シートを加熱した被転写
体の転写面に載置して、押圧パッド等により被転写面に
押圧させて、転写シートのインク層を被転写面に転写す
るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記転
写方法では、人形の顔や民芸品等の複雑な曲面や凹凸の
ある物品の表面へ転写シートを確実に密着させて正確な
転写を行うことを可能にしているものの、この転写作業
を連続的・工業的に実現させる装置については示されて
いない。すなわち、上記転写方法では被転写体の加熱温
度の管理や転写シートを被転写体の転写面へ加圧する程
度や加圧時間等の制御を人為的にコントロールしなけれ
ばならず転写作業に多少の熟練を要し、また連続的に大
量に転写を行うことが出来なかった。凹凸のある被転写
面へ正確な転写を工業的に実現させるには、転写シート
を被転写面に確実に密着させる加圧パッドの押圧機構が
不可欠であり、本発明は、上記転写方法を活用して民芸
品や郷土人形等の凹凸のある転写体に連続的に大量の転
写印刷を行うことのできる転写装置を提供することを課
題とするものである。
【0004】
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項の発明では、加
圧手段が、支持プレートの両端に回動可能に取り付けた
回動板を備え、ゴムシートの両端が回動板の端部に取り
付けられるとともに前記回動板を回転付勢させることに
より張設されており、前記支持プレートの下面からゴム
シートの裏面側に向けてゴムシートを一定位置で支持す
る支持板及び、ゴムシートの背面の任意位置でゴムシー
トを背面側から下方向に加圧する加圧板とを備えること
により上記課題を達成するものである。
【0006】請求項の発明では、更に前記ヒータ手段
と保持手段とが、水平方向に移動自在な移動プレート上
の移動方向の両端に各々支持されるとともに、該移動プ
レートを水平方向に移動させて、ヒータ手段が加圧手段
の真下に配置される第1の位置と、保持手段が加圧手段
の真下に配置される第2の位置に選択的に移動させる水
平移動手段を有し、更に、前記垂直移動手段と前記水平
移動手段の各駆動と、ヒータ手段の温度制御及び加圧手
段の加圧時間を制御する制御手段とを備えることにより
上記課題を達成するものである。
【0007】
【発明の作用・効果】本発明によれば、加圧パッドが支
持プレートの下面に張設支持されたゴムシートを介して
転写面に加圧されるので、支持プレートの下降動作だけ
で加圧パッドの被転写面に対する加圧圧力が被転写面の
全域で均一となり、転写シートを被転写面に確実に密着
させることができて正確な図柄の転写を連続的に行うこ
とが可能である。また、従来技術で示された被転写体を
加熱するのに代えて、加圧パッドをヒータ手段により加
熱させるようにしており、更に温度センサと制御回路に
より加熱温度を所定の温度に維持しているため、転写精
度が高い状態で連続転写が可能となる。また、加圧の程
度や、加圧の時間を事前テストで最良の状態に設定する
ことが可能で、常に最良の条件で転写することが可能で
ある。作業者は、被転写体のセットと転写シートのセッ
トをしたうえでスタートスイッチを押し、転写印刷後の
被転写体を取り出すだけの操作で自動的に連続して転写
が行え、熟練を要しない作業者でも簡単に作業すること
が可能である。
【0008】
【発明の実施態様】
(装置全体)以下図面に基づいて発明の実施態様を説明
する。図1乃至図3において、転写装置1は床上に載置
されるベース部2と該ベース部2の後方部分の両側から
上方へ向けて立設した側壁3,3の上端間に架設された
天板4とで装置全体のフレームが形成されている。天板
4の上面には垂直駆動手段を構成する垂直シリンダ5が
取り付けられ、該垂直シリンダ5のロッド5aが天板4
を貫通して機枠の両側壁3,3と天板4とで囲まれる内
側の空間部に延びており、該ロッド5aの端部には転写
シートを被転写体の転写面に加圧する加圧パッド7を下
面に保持させた加圧手段6が保持されて、加圧パッド7
が垂直シリンダ5の駆動により上下方向に移動される。
【0009】ベース部2の上面には前後方向に沿ってガ
イドレール21が敷設されており、このガイドレール2
1上に移動自在に移動プレート22が設置されている。
移動プレート22上には移動方向に沿って後方側に前記
加圧パッド6を加熱するためのヒータ手段8がまた、前
方側には被転写体の被転写面を加圧パッド6に向けて保
持する保持手段9が載置支持されている。ベース部2の
前方側面には転写操作を開始させるための起動スイッチ
23を配置した操作アーム24が取り付けられ、また、
天板上4には装置の各駆動部分の動作を制御する制御手
段を収容した制御ボックス10が設けられ、該制御ボッ
クス10の正面に向いた外壁面には温度計、タイマー表
示板当の制御状態を表示する表示器と、各動作状態を設
定するするためテスト動作スイッチ等が取り付けられて
いる。
【0010】(加圧手段)図2及び図4に詳記するよう
に、天板4の上面に設置した垂直シリンダ5のロッド5
aは天板4を貫通して天板4の下面に延びており、加圧
手段6は、該ロッド5aの先端に取り付けられて、シリ
ンダ5の作動によってベース2側に向けて上下移動され
る構成とされている。図4に詳細に示すように加圧手段
6は、シリンダ5のロッド5aと結合される把持桿61
を上面に取り付けた支持プレート62と該支持プレート
62の下面に沿ってほぼ水平な状態に張設保持されたゴ
ムシート63及びゴムシート63の下面に取り付けられ
た加圧パッド7によって構成されている。支持プレート
62の両側端に下方に向けて形成されたブラケット64
に回転自在に取り付けた回動板65の自由端部にゴムシ
ート63の両端が取り付けられて、更に前記回動板65
の自由端と支持プレート62の端部間に張設されたスプ
リング66によって回動板65が回転付勢されており、
これによって、ゴムシート63は両回動板65の端部間
に適当な張力で張られている。
【0011】更に、支持プレート62の下面からゴムシ
ート63の背面に向けて支持桿67aが一対取り付けら
れており、該支持桿67aの下端にゴムシート63の裏
面に当接してゴムシート63を水平な一定の高さ位置に
保持するための支持板67が支持桿67aに対して回動
自在に取り付けられている。一対の支持板67の間隔は
被転写体のサイズに応じて変更できるように、支持プレ
ート62には支持桿67aの取り付け箇所を変更できる
ように取り付け穴67bが多数形成されている。更に、
支持プレート62の中央部分からゴムシート63の裏面
に向けてゴムシート63に下方向に加圧力を作用させる
押圧板68が、支持プレート62を貫通して上下動可能
に支持されている押圧桿68aの下端に取り付けられて
設けられている。該押圧桿68aの上端は支持プレート
62を貫通して支持プレート62の上面まで延びてお
り、該押圧桿68aの上端部にはウエイト68bが取り
付けられ、このウエイト68bの重量によって、ゴムシ
ート63の中央部を下方に押圧している。
【0012】前記ゴムシート62の下面には加圧パッド
7が取り付けられる。加圧パッド7は被転写面へ平均し
て加圧力を与えるための比較的腰の強いスポンジからな
る補助パッド7aと、凹凸のある被転写面によく馴染み
転写シートを被転写面へ確実に密着させるための比較的
柔軟なシリコンゴムからなる押圧パッド7bの2重構造
で構成されている。この加圧パッド7は、被転写面の大
きさや凹凸の程度等に応じて幅寸法や厚さ寸法の異なる
加圧パッド7を選択して使用する。加圧パッド7の交換
が簡単に出来るように、ゴムシート63の下面と加圧パ
ッド7の上面間にマジックテープ等の着脱操作が容易な
取り付け手段7cが貼着され、該取り付け手段を介して
加圧パッド7がゴムシート63に着脱可能に取り付けら
れている。
【0013】(ヒータ手段)図5に詳細に示すようにヒ
ータ手段8は、ベース2の上面に沿って移動可能な移動
プレート22上の後方側に設置されている。ヒータ手段
8はヒータユニット81を収容したヒータボックス82
として形成され、複数の支持ボルト83を介して移動プ
レート22上に加圧パッド7に対向して支持されてい
る。ヒータユニット81はヒータボックス82の上面に
向けて露呈して配置されている熱伝導性の良好なアルミ
板84と該アルミ板84の下面に配置された面ヒータ8
5、該面ヒータ85の下面に配置された断熱材86及び
これらを支持する金属製の支持板87とからなり、アル
ミ板84の中央部分には、アルミ板84の端縁から中央
部に向けて穿孔した穴88内に配置された温度センサー
89が設けられ、後述する制御ボックス内の制御回路に
よりアルミ板84の加熱温度を一定に維持させている。
最上面のアルミ板84に前記加圧ユニット6の加圧パッ
ド7を押しつけることにより、加圧パッド7を所定温度
に加熱させる。
【0014】(被転写体支持手段)図6に示すように、
移動プレート22の他端側には、被転写体を保持する被
転写体保持手段9が形成されている。保持手段9は、移
動プレート22に対して上下動可能に支持されたサポー
ト板91と該サポート板91の上面に載置固定された保
持型92から構成されている。保持型92は被転写体A
の形状に合わせて被転写体Aを安定よく収容するための
凹部93が上面に形成されており、サポート板91にね
じ等の固定手段で固定されている。サポート板91は、
サポート板91の下面に取り付けられ下方に延びている
ガイドポスト94が移動プレートに設置したガイドブッ
シュ95に貫挿して移動プレート22に対して上下方向
に移動可能に支持されており、移動プレート22に設け
た雌ねじ96に螺合した雄ねじ桿97の回転操作により
上下方向の調整が可能となっている。雄ねじ桿97の下
端には該雄ねじ桿97を回転操作するためのハンドル9
8が設けられており、ハンドル98を回転操作すること
により、被転写体のサイズに応じた被転写面の高さ位置
の調整が可能である。なお、図1に示すベース2の全面
に形成した開口25は手をベース2内に差し入れて雄ね
じ桿97の下端に取り付けたハンドル98を回動操作す
るための開口である。
【0015】(水平移動手段)図2乃至図6に示すよう
に、水平移動手段11はベース2内に設置した水平シリ
ンダ12と該シリンダのロッド12aの先端を移動プレ
ート22に連結しているブラケット13で構成されてい
る。前記移動プレート22は、ベース上面に前後方向に
沿って設置されたガイドレール21上を転動するコロ1
4を介して水平方向に移動自在とされており、ベース2
内に設置された水平シリンダ12のロッドにブラケット
13を介して結合されている。従ってシリンダロッド1
2aの伸縮により水平方向に移動駆動され、ヒータ手段
8が加圧手段6の真下に配置される図2に示す第1の位
置と、被転写体保持手段9が加圧手段6の真下に配置さ
れる図3に示す第2の位置間を選択的に移動させる。
【0016】(制御手段)垂直シリンダ5を作動させて
加圧手段6をヒータ手段8又は被転写体保持手段9へ駆
動させ、水平シリンダ12を作動させて加圧手段6の真
下へヒータ手段8あるいは被転写体保持手段9を配置駆
動し、また温度センサ89の出力に基づいて面ヒータ8
5の温度を一定に維持し、更に、加圧手段6が被転写体
の転写面へ転写シートを加圧する時間等を自動制御する
制御装置は天板4上に設置した制御ボックス10内に設
けられる。該制御ボックス10の外壁面にはアルミ板8
4の設定温度を表示する温度計10a、加圧パッド6が
転写面へ加圧している時間を設定するタイマー計10
b、テストモードと自動モードを切り替える切り替えス
イッチ10c、テストモード時の垂直及び水平の各シリ
ンダを手動で操作する手動スイッチ10d及び装置が準
備可能な状態を表示する表示ランプ10e等が設けられ
ている。
【0017】(操作・作動の説明)次に本発明の転写装
置を使用した転写操作を説明する。初期状態において、
移動プレート22はヒータ手段8が加圧手段6の真下に
配置される図2に示す第1の位置に移動しており、加圧
手段6は垂直シリンダ5が縮小されてヒータ手段8の上
方位置に待機している。この状態で装置の電源スイッチ
10fを投入すると制御装置により、まず垂直シリンダ
5が作動してロッド5aが下方へ延び、ロッド5aに支
持されている加圧手段6が下方向へ移動して、加圧手段
6の下面に取り付けた加圧パッド7がヒータ手段8のア
ルミ板82に圧接される。電源スイッチ10gの投入と
同時にヒータ手段8の面ヒータ85に電流が流れ加熱さ
れアルミ板84を加熱し、アルミ板84に埋め込まれた
温度センサー89によって所定の設定温度が維持され
る。アルミ板84が所定の設定温度に上昇すると制御装
置から準備完了の信号を出力して表示ランプ10eが点
灯する。同時にアルミ板84に接触している加圧パッド
7にアルミ板84の熱が伝導して加圧パッド7が所定温
度に加熱維持される。
【0018】被転写体保持手段9の保持型92の凹部9
3に被転写体Aを収容して被転写面が加圧パッド7に対
向するように上向きにセットし、転写シートSをインキ
層・接着剤層が被転写面に対面するように位置決めして
載置してスタートスイッチ23を押す。スタートスイッ
チ23が押されると、垂直シリンダ5がロッド5aを縮
小して加圧手段6を上昇移動させこれに従って加圧パッ
ド7がヒータ手段8のアルミ板84から離れて上方位置
に待機する。この後、水平シリンダ12が作動してロッ
ド12aを縮小し、被転写体Aを保持している被転写体
保持手段9の保持型92の位置が加圧手段6の加圧パッ
ド7の直下になる第2の位置へ移動プレート22を移動
させる。
【0019】続けて垂直シリンダ5が再度ロッド5aを
下方へ伸張作動させて加圧手段6を再度降下させ、加圧
パッド7を被転写体Aの転写面へ押圧させる。図9に示
すように、支持プレート62の下面にほぼ水平に張られ
たゴムシート63の中央部が被転写面の形状に沿って上
方に湾曲して、両端を保持している回動板65がスプリ
ング66の張力に抗して回転してゴムシート63に適度
の張力を与え加圧パッド7を曲面状の被転写面の全面に
均一な押圧力を与える。これにより、加圧パッド7が被
転写体Aの転写面へよく馴染み転写シートSを被転写面
の全域へ圧迫して密着させる。加圧パッド7は転写シー
トSを凹凸のある被転写面の全面へ密着させると同時
に、加圧パッド7の熱を転写シートSへ伝達し、熱接着
剤層を加熱軟化させて着色インク層を被転写面へ転写さ
せる。
【0020】ゴムシート63の背面側に設けた一対の支
持板67は被転写体Aの上面位置より下方まで下降して
ゴムシート63の変形に応じて回転し加圧パッド7を被
転写体の側方部分に押し付けるように作用し、また支持
プレート62の中央に設けられた押圧板68はウエイト
68bの重力による作用でゴムシート63を背面から被
転写面に向けて押圧して、やや平ら状になった被転写面
へのゴムシート63の押しつけ力を補うように作用す
る。これらの作用で転写シートSは凹凸のある屈曲した
被転写面によく馴染み密着させられて正確な転写が行わ
れる。
【0021】制御手段のタイマーにより設定された所定
の加圧時間が経過すると垂直シリンダ5はロッド5aを
上昇させて加圧手段6の加圧パッド7を被転写体から離
反させる。続いて水平シリンダ12が作動してロッド1
2aを伸張し移動プレート22をヒータ手段8が加圧パ
ッド7の真下になる第1の位置へ移動させて最初の状態
に復帰させる。この後、垂直シリンダ5のロッド5aが
伸張して加圧パッド7を再度ヒータ手段8上へ接触させ
る。上記第1の位置に移動した被転写体保持手段9の保
持型92から転写の完了した被転写体Aを取り出し、次
に転写を行う被転写体Aと転写シートSを保持型92に
セットしている間、加圧パッド7はヒータ手段8のアル
ミ板84に接触されて前回の転写で放熱した熱を補充
し、次の転写作業に備える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の転写装置の全体を示す斜視図。
【図2】本発明の転写装置の初期状態を示す断面図。
【図3】本発明の転写装置の移動プレートが移動した状
態の部分的な断面図。
【図4】本発明の転写装置の加圧手段を示す断面図。
【図5】本発明の転写装置のヒータ手段を示す断面図。
【図6】本発明の転写装置の保持手段を示す断面図。
【図7】本発明の転写装置の加圧パッドを加熱している
作動状態を示す。
【図8】転写シートを配置した被転写体を加圧パッドの
真下へ移動させた作動状態を示す。
【図9】加圧パッドが被転写体の被転写面へ押圧され転
写シートを加圧している作動状態を示す。
【図10】転写が完了し加圧パッドを被転写体から離脱
上昇させた作動状態を示す。
【符号の説明】
1..転写装置 2..ベース 21.. ガイドレール 22.. 移動プレート 26.. 水平シリンダ(垂直駆動手段) 3..側壁 4..天板 5..垂直シリンダ(水平駆動手段) 6..加圧手段 62.. 支持プレート 63.. ゴムシート 65.. 回動板 66.. スプリング 67.. 支持板 68.. 押圧板 7..加圧パッド 67.. 支持板 68.. 押圧板 8..ヒータ手段 84.. アルミ板 85.. 面ヒータ 89.. 温度センサ 9..被転写体保持手段 92.. 保持型 10..制御ボックス

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】着色インキと熱可塑性接着剤により図柄を
    形成した転写シートを被転写体の転写面へ密着させて図
    柄を転写する転写装置であって転写装置が下端に転
    写シートを被転写面へ密着させる加圧パッドを保持する
    とともに垂直駆動手段により上下方向に移動可能に支持
    された加圧手段と、前記加圧パッドと接触可能な位置に
    配置されて前記加圧パッドを加熱するヒータ手段及び、
    被転写体を被転写面が前記加圧パッドに対向するように
    保持する被転写体保持手段とを備えて成り、前記加圧手
    段が、垂直駆動手段により垂直方向に移動可能に支持さ
    れた支持プレートを備え、該支持プレートの下面で両端
    部が支持されたゴムシートを両端部間でほぼ水平な状態
    で張設して設け、該ゴムシートの下面に被転写面へ転写
    シートを押圧して密着させる加圧パッド取り付けるとと
    もに、更に、前記加圧手段が、支持プレートの両端に回
    動可能に取り付けた回動板を備え、前記ゴムシートの両
    端が前記回動板に取り付けられて張設されており、前記
    支持プレートの下面からゴムシートの裏面側に向けてゴ
    ムシートを一定位置で支持する回動可能な支持板と、ゴ
    ムシートの中央部分でゴムシートを背面側から下方向に
    加圧する加圧板とを備えていることを特徴とする転写装
    置。
  2. 【請求項2】更に前記ヒータ手段と保持手段とが、水平
    方向に移動自在な移動プレート上の移動方向の両端に各
    々支持されるとともに、該移動プレートを水平方向に移
    動させて、ヒータ手段が加圧手段の真下に配置される第
    1の位置と、保持手段が加圧手段の真下に配置される第
    2の位置に選択的に移動させる水平移動手段を有し、更
    に、前記垂直移動手段と前記水平移動手段の各駆動と、
    ヒータ手段の温度制御及び加圧手段の加圧時間を制御す
    る制御手段とを備えていることを特徴とする請求項1に
    記載の転写装置。
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