JPH061120Y2 - アイロン仕上げ装置 - Google Patents

アイロン仕上げ装置

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JPH061120Y2
JPH061120Y2 JP1988129654U JP12965488U JPH061120Y2 JP H061120 Y2 JPH061120 Y2 JP H061120Y2 JP 1988129654 U JP1988129654 U JP 1988129654U JP 12965488 U JP12965488 U JP 12965488U JP H061120 Y2 JPH061120 Y2 JP H061120Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えば、ブラウスその他の衣服の袖部、袖
口のしわ伸ばしに用いるようなアイロン仕上げ装置に関
する。
(従来の技術) 従来、上述のような袖口用のアイロン仕上げ装置を構成
する場合、衣服の袖口形状に対応した比較的小型の中空
アイロン台を設け、この中空アイロン台に送風ダクトを
連通すると共に、送風ダクトの中途部から上述の中空ア
イロン台に向けて蒸気を供給する供給管を設ければ可能
である。
しかし、このように構成した場合においては装置停止後
に、供給管内に残留する蒸気が自然冷却されて水とな
り、装置再始動時に供給管後部から供給される蒸気に先
だって、上述の水が送風ダクトからの送風により吹上げ
られる所謂ドレン吹上げが発生して、衣服にシミが付く
ので、このドレンの完全吹上げ後にアイロン仕上げを行
なう必要があり、始動時にドレン吹上げの時間待ちが必
要となる問題点があった。
(考案が解決しようとする課題) この考案は、上述のようなドレン吹上げ発生を確実に防
止して、高温の雰囲気蒸気により衣服袖部のしわを良好
に伸ばすことができるアイロン仕上げ装置の提供を目的
とする。
(課題を解決するための手段) この考案は、装置本体の作業面に連通管を介して固定し
た中空のアイロン台に多数の小孔を穿設し、該アイロン
台下部の上記連通管に、送風ダクトを連通すると共に、
上記連通管と上記送風ダクトとの間には、上記アイロン
台にスチーム、水等の加温流体を供給する供給管を備
え、上記連通管と供給管との間に、上記加温流体を高温
の雰囲気蒸気に加熱気化する加熱手段を配設したアイロ
ン仕上げ装置であることを特徴とする。
(考案の効果) この考案によれば、スチーム、温水、水等の加温流体を
上述の加熱手段で高温の雰囲気蒸気に加熱気化した後
に、この雰囲気蒸気を送風ダクトからの送風により連通
管を介して中空のアイロン台に供給するので、仮に上述
の供給管内に自然冷却された水が残存していても、この
水を完全に気化して高温蒸気と成すので、水がアイロン
台に直接吹上げられる所謂ドレン吹上げ現象の発生を確
実に防止して、衣服へのシミ付きを防止することができ
る効果がある。
加えて、体積の増加により上述の高温の雰囲気蒸気が送
風路内にこもることにより、蒸気供給スピードが適度な
勢いの流速となり、この高温の雰囲気蒸気により衣服袖
部のしわを良好に伸ばすことができる効果がある。
(実施例) この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面はアイロン仕上げ装置を示し、第1図、第2図にお
いて、このアイロン仕上げ装置は、上面に水平な作業台
1を備えた装置ハウジング2と、 装置上方から見て作業台1の略中央部分から右側手前コ
ーナ部に向けて傾斜状で、かつ装置側方から見て水平に
なるように配設した中空の胴用アイロン台3と、 上述の作業台1の上部左側に水平に配設した小型で、か
つ中空の袖用アイロン台4と、 上述の胴用のアイロン台3に対して水平往復揺動および
上下動可能に配設した中空のプレス板5と、 装置ハウジング2の左背部における切欠部6を中心とし
て第3図に示す作業面上方の後退位置αと第5図に示す
前進位置βとの間を、水平面内で往復揺動する逆L字状
の支持アーム7とを備え、 前述の中空のプレス板5を上述の支持アーム7の遊端下
面に取付ける一方、前述のアイロン台3は前進位置βと
対向して上述の作業台1に固定している。
第1図、第2図に示すように上述の作業台1の手前側に
設けた上面パネル8にはプレス板5を旋回揺動および上
下動する2つの駆動スイッチ9,9を離間配置して、こ
れら2つの駆動スイッチ9,9を同時操作した時にのみ
プレス板5の駆動を可能にすると共に、これら2つの駆
動スイッチ9,9間には停止スイッチ10を配設し、ま
た上面パネル8の右端部には圧力メータ11を配設して
いる。
さらに、前述の装置ハウジング2の正面パネル12に
は、吹上げタイマ13、スチームタイマ14、バキュー
ムタイマ15、蒸らしタイマ16をそれぞれ配設してい
る。
さらにまた、上述の正面パネル12下端から手前側に向
けて2つのベース17,18を延設し、胴用アイロン台
3に対応する一方のベース17には、スチームペダル1
9、熱風ペダル20、バキュームペダル21を配設し、
袖用アイロン台4に対応する他方のベース18には、ス
チームペダル22、熱風ペダル23を配設している。
なお、これらの各ペダル19〜23はフットスイッチに
より構成する。
次に第3図乃至第5図を参照して前述の支持アーム7を
介してプレス板5を駆動する構造について説明する。
前述の切欠部6に上下方向に向けて離間固定した一対の
支柱24,24には、凸状のガイド部を有するガイドレ
ール25,25を取付ける一方、昇降台26の背面には
上述のガイドレール25,25に沿って昇降する凹状の
ガイド部を有するスライダ27,27を取付け、これら
スライダ27,27の凹状のガイド部を上述のガイドレ
ール25,25の凸状のガイド部に摺動可能に装着して
いる。
また、上述の昇降台26の背面に固定したL字状のブラ
ケット28と、装置ハウジング2の下面から上方に向け
て立設固定した支持ブラケット29との間には、昇降シ
リンダ30を張設して、前述の前進位置βにおいて上述
の昇降台26および支持アーム7を介して上述のアイロ
ン台3上にプレス板5を下降操作すべく構成している。
さらに、上述の昇降台26の正面側には固定側ヒンジブ
ラケット31,31を介して筒軸32を取付け、この筒
軸32の上下には該筒軸32の軸芯に設けた旋回支点軸
33を中心として揺動可能な可動側ヒンジブラケット3
4,34を枢着している。
さらにまた、上述の上下の各可動側ヒンジブラケット3
4,34を連結ブラケット35で連結すると共に、この
連結ブラケット35に揺動ブラケット36を介して前述
の支持アーム7の基端部7aを接合固定している。
そして、前述の昇降台26の延設部26aに設けた固定
側ブラケット37と、揺動ブラケット36側の可動側ブ
ラケット38との間に揺動シリンダ39を張設して、こ
の揺動ブラケット36および支持アーム7を介して前述
のプレス板5を後退位置αと前進位置βとの間で往復揺
動すべく構成している。
なお、上述の昇降台26の背面にはスプリング係止ピン
40を突設し、このスプリング係止ピン40と装置ハウ
ジング2の上部との間にはスプリング41を張架して、
昇降台26からプレス板5に至る可動側部材の荷重が昇
降シリンダ30にダイレクトに付勢されるのを軽減すべ
く構成している。
次に第6図を参照して前述の胴用のアイロン台3の構成
について述べる。
このアイロン台3は作業台1に連通管42を介して固定
したもので、その内部構造は次の通りである。
すなわち、多数の小孔43…を備えた多孔板44の下面
に凹状の第1プレート45を一体的に接合して熱風室4
6を形成すると共に、上述の第1プレート45の下面に
凹状の第2プレート47を溶接して蒸気室48を形成し
ている。
また、上述の連通管42の上端を熱風室46に連通する
と共に、この連通管42の上端開口と対向する位置に
は、拡散板49を離間配置して熱風を均等に拡散流通す
べく構成している。
さらに、上述の蒸気室48及び熱風室46に連通する蒸
気供給管50,51,51を設け、これら各供給管5
0,51を所定配管を介して蒸気タンク(図示せず)に
連通し、必要に応じて上述の各室46,48に約120
〜140℃の蒸気を供給すべく構成している。
また、上述の多孔板44および第1プレート45を、通
気性を有する布等のカバー52で被覆して、上述のアイ
ロン台3を構成している。
次に袖用のアイロン台4の構成について述べる。
このアイロン台4は作業台1に連通管53を介して固定
したもので、連通管53上端のアルミ釜54の主面に多
数の小孔55…を穿設して、このアイロン台4を構成し
ている。
次にプレス板5の構成について述べる。
支持アーム7の遊端下面に取付けたこのプレス板5は熱
板56と、多孔板57とで蒸気室58を形成し、これら
熱板56および多孔板57の必要箇所を、通気性を有す
る布等のカバー59で被覆すると共に、上述の蒸気室5
8には蒸気供給管60を連通接続し、必要に応じて高温
の蒸気を蒸気供給管60、蒸気室58、多数の小孔61
および通気性のカバー59を介してアイロン仕上げすべ
き衣服等の被仕上げ物に供給すべく構成している。
次に第6図を参照して、上述の各アイロン台3,4に対
して送吸気を行なう送吸気装置62の構成について述べ
る。
ブロア63の吸気口64に第1切換ボックス65を連結
して、この第1切換ボックス65の外気吸引口66とバ
キューム口67とを開閉操作する第1切換ダンパ68を
設けている。
上述のブロア63の吐出口69に第2切換ボックス70
を連結して、この第2切換えボックス70には連通口7
1を形成すると共に、通気ダクト72の主流ライン73
を連結し、同ボックス70内に設けた第2切換ダンパ7
4で上述の主流ライン73下端を開閉操作すべく構成し
ている。
上述の通気ダクト72の上端は胴用のアイロン台3の連
通管42と連通させている。
また、上述の通気ダクト72には、主流ライン73から
分岐した分流ライン75を形成し、この分流ライン75
下端と前述の第1切換ボックス65におけるバキューム
口67とをフレキシブルダクト76で互に連結してい
る。
前述の第2切換ボックス70の連通口71にフレキシブ
ルダクト77を介して連結した第3切換ボックス78を
設け、この第3切換ボックス78の排風口79と送風口
80とを第3切換ダンパ81で開閉操作すべく構成して
いる。
上述の送風口80を有する送風管82には前述の袖用の
アイロン台4にスチーム、水等の加温流体を供給する供
給管83を取付け、この供給管83の上端部を上方に指
向させている。
この実施例では上述の加温流体として蒸気を用いる。
上述の袖用のアイロン台4下部の連通管53と、上述の
供給管83との間には、上述の加温流体を高温の雰囲気
蒸気に加熱気化する加熱装置84を配設している。
この加熱装置84は、連通管53および送風管82間を
連通するケーシング85と、高温蒸気を蛇行流通させる
スチームパイプ86と、このスチームパイプ86のケー
シング85内における蛇行部に平行に取付けた多数の放
熱板87…とを備え、上述の供給管83からの蒸気を、
この加熱装置84で再加熱して、さらに高温の細かい雰
囲気蒸気を形成する。
このように構成した送吸気装置62は、前述の各切換ダ
ンパ68、74,81の操作により胴用のアイロン台3
に対する送吸気と、袖用のアイロン台4に対する送風・
送風停止とを行なう。
すなわち、上述の各切換ダンパ68,74,81を第6
図の実線状態に切換えると、外気吸引口66から吸引さ
れた大気はブロア63の駆動により各要素65,64,
63,69,70,73,42を介して胴用のアイロン
台3に供給され、蒸気室48、熱風室46で加熱された
熱風が同アイロン台3の多数の小孔43…から吹上げら
れて、衣服等の被仕上げ物に対して熱風吹上げ処理を施
すことができると共に、第2切換ボックス70の連通口
71から分流した大気はフレキシブルダクト77を介し
て袖用のアイロン台4側に供給される。
一方、上述の各切換ダンパ68,74,81を第6図の
仮想線状態に切換えると、胴用のアイロン台3の小孔4
3…からの吸気はブロア63の駆動により各要素46,
42,73,75,76,67,65,64を介して同
ブロア63に吸引された後に、各要素69,70,7
1,77,78,79を介して大気に排風され、被仕上
げ物に対するバキュームによる吸着および冷却処理を行
なうことができる。
なお、蒸気タンクからの高温蒸気を前述の蒸気供給管5
0,51,60を介して、アイロン台3、プレス板5に
供給すると、被仕上げ物に対して蒸らし処理を施すこと
ができ、またアイロン台3にプレス板5を下降加圧する
ことでプレス処理を施すことができる。
したがって、上述の胴用のアイロン台3上にズボン、ス
カート、ブラウス等の衣服をセットした後に、蒸らし、
熱風吹上げ、吸気(バキューム)、プレスの各処理を施
してアイロン仕上げを行なうと共に、吸着、冷却の後処
理を施して一連のアイロン仕上げ作業を終了することが
できる。
第7図は胴用のアイロン台3または袖用のアイロン台4
の衣服に対して部分なアイロン仕上げを施す際に用いる
ハンディタイプの手ゴテ88を示す。
第8図はアイロン仕上げ装置の制御回路を示し、CPU
90は、駆動スイッチ9,9、停止スイッチ10、吹上
タイマ13、スチームタイマ14、バキュームタイマ1
5、蒸らしタイマ16、スチームペダル19,22、熱
風ペダル20,23、バキュームペダル21からの入力
に基づいて、ROM91に格納したプログラムに従って
昇降シリンダ30、揺動シリンダ39、ブロア63、第
1切換ダンパ68、第2切換ダンパ74、第3切換ダン
パ81、蒸気タンクの蒸気を各蒸気供給部に送給する蒸
気ポンプ92を駆動制御し、またRAM93はプレス板
5の前進位置手前γ(第2図参照)に相当する位置デー
タなどの必要なデータを記憶する。
ここで、上述のCPU90はプレス板5が第2図に仮想
線で示す前進位置手前γに達した時、下降手段としての
昇降シリンダ30の下降駆動を開始する制御手段であ
る。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下作用
を説明する。
衣服の胴部にアイロン仕上げを施すには、まず第1図、
第2図の作業台1上の定位置における胴用のアイロン台
3上に衣服を配設する。
次に2つの駆動スイッチ9,9を同時にON操作する
と、CPU90は揺動シリンダ39を駆動する。
この揺動シリンダ39が駆動されると、第3図に示す同
シリンダ39のピストンロッド39aが矢印で示す如く
ヘッド側にストロークするので、後退位置αのプレス板
5は図面上、時計方向へ揺動して第2図に示す前進位置
手前γに達する。
このプレス板5が上述の前進位置手前γに達すると、C
PU90は昇降シリンダ30の下降駆動を開始制御す
る。
この昇降シリンダ30は下降駆動が開始されると、第4
図に示す同シリンダ30のピストンロッド30aが下動
するので、上述のプレス板5は昇降台26、支持アーム
7等と一体的に同図の仮想線位置に下動制御される。
この昇降シリンダ30におけるピストンロッド30aの
下降中においても上述の揺動シリンダ39のピストンロ
ッド39aはヘッド側ストロークエンドに向けて可動す
るので、第2図に示す前進位置手前γから上述のプレス
板5は斜め方向に下降して第5図に示す前進位置βに対
応した下降位置に下降し、このプレス板5は衣服を介し
てアイロン台3に対設する。
このように前進位置βの手前から上述のプレス板5を斜
め方向に下降させることにより、支持アーム7およびプ
レス板5の慣性力による衝撃を大幅に緩和することがで
きる。
しかも、上述のプレス板5は水平面内で往復揺動するの
で、従来のように支持アームが装置本体の後方に出っ張
ることがなく、装置全体の小型コンパクト化および据付
けスペースの大幅な狭小化を図ることができる効果があ
る。
なお、上述のプレス板5の前進位置βにおいて、各ペダ
ル19,20、21のフット操作により、アイロン台3
上の衣服に対して蒸らし、熱風吹上げ、吸気(バキュー
ム)、プレスの各処理を施してアイロン仕上げを行なう
と共に、上述のプレス板5を第3図に示す後退位置αに
リターンさせた後に、バキューヌペダル21の操作によ
り、衣服に対する吸着、冷却の後処理を旋して胴部に対
する一連のアイロン仕上げ作業を終了する。
一方、衣服の袖部に対してアイロン仕上げを施すには、
袖用のアイロン台4に衣服の袖部を配設する。
次にスチームペダル22をON操作して、蒸気を供給管
83およびスチームパイプ86に供給し、加熱装置84
を駆動する。
上述の加熱装置84が駆動されると、供給管83からケ
ーシング85内に供給される蒸気は、この加熱装置84
により再加熱されて高温の細かい雰囲気蒸気となり、仮
りに上述の供給管83内に自然冷却された水が残存して
いても、この水も完全に加熱気化されて高温の蒸気とな
る。
次に、熱風ペダル23をON操作すると、CPU90は
ブロア63を駆動し、ケーシング85内に対する送風を
行なうので、上述の高温雰囲気蒸気が、加熱装置84に
より加熱された熱風によって、連通管53を介して袖用
のアイロン台4に供給され、このアイロン台4の多数の
小孔55…から吐出される適度な流速の雰囲気蒸気によ
って、衣服袖部のしわを延ばすことができる。
このように、供給管83内の蒸気を上述の加熱装置84
で再加熱するので、仮りに上述の供給管83内に自然冷
却された水が残存していても、この水を完全に気化して
高温蒸気と成すことができ、この結果、水がアイロン台
4に直接吹上げられる所謂ドレン吹上げ現象の発生を確
実に防止して、衣服へのシミ付きを防止することができ
る効果があり、従来のようなドレン吹上げ終了までの待
ち時間が不要となる。
加えて、上述の高温の雰囲気蒸気が、体積の増加に起因
して加熱装置84からアルミ釜54内に至る送風路内に
こもり加減となることにより、蒸気供給スピードが適度
な勢いの流速となり、この高温の雰囲気蒸気により衣服
袖部のしわを良好に伸ばすことができる効果がある。
この考案の構成と、上述の実施例との対応において、 この考案の装置本体は、実施例の装置ハウジング2に対
応し、 以下同様に、 作業面は、作業台1に対応し、 アイロン台は、袖用のアイロン台4に対応し、 送風ダクトは、フレキシブルダクト77に対応し、 加熱手段は、加熱装置84に対応し、 加温流体は、蒸気に対応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定されるもの
ではない。
例えば、上述の加熱装置を電気ヒータにより構成しても
よく、また供給管83には温水又は水を流通させても上
述とほぼ同様の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、 第1図はアイロン仕上げ装置の正面図、 第2図は同装置の平面図、 第3図は第2図の要部拡大平面図、 第4図は第3図のIV−IV線矢視断面図、 第5図はプレス板前進位置の説明図、 第6図は送吸気系を示す断面図、 第7図は手ゴテの説明図、 第8図は制御回路ブロック図である。 1…作業台 2…装置ハウジング 4…アイロン台 53…連通管 55…小孔 77…フレキシブルダクト 83…供給管 84…加熱装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体の作業面に連通管を介して固定し
    た中空のアイロン台に多数の小孔を穿設し、該アイロン
    台下部の上記連通管に、送風ダクトを連通すると共に、 上記連通管と上記送風ダクトとの間には、上記アイロン
    台にスチーム、水等の加温流体を供給する供給管を備
    え、 上記連通管と供給管との間に、上記加温流体を高温の雰
    囲気蒸気に加熱気化する加熱手段を配設した アイロン仕上げ装置。
JP1988129654U 1988-10-03 1988-10-03 アイロン仕上げ装置 Expired - Lifetime JPH061120Y2 (ja)

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JPS52158197U (ja) * 1976-05-25 1977-12-01
JPS58128000U (ja) * 1982-02-25 1983-08-30 辻 正隆 アイロン台

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