JPH01214397A - アイロン仕上げ装置 - Google Patents

アイロン仕上げ装置

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JPH01214397A
JPH01214397A JP4166088A JP4166088A JPH01214397A JP H01214397 A JPH01214397 A JP H01214397A JP 4166088 A JP4166088 A JP 4166088A JP 4166088 A JP4166088 A JP 4166088A JP H01214397 A JPH01214397 A JP H01214397A
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pressing plate
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air cylinder
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、例えば、高級ウール製品としてのスカート
やズボン等の衣服のしわ伸ばし、またはひだ付は等のア
イロン仕上げに使用するようなアイロン仕上げ装置に関
する。
(ロ)従来技術 従来、上述例のアイロン仕上げ装置としては、例えば次
の如き構造の装置がある。
すなわら、装置本体の作業面にアイロン台を配設し、こ
のアイロン台に対接可動するプレス板を備え、アイロン
台に供給される蒸気を同アイロン台上の衣服に供給して
、衣服を蒸らすと共に、蒸らし工程後において、プレス
板をアイロン台上に加圧して衣服の折目を付けたり、あ
るいはひだ付けを行なうように構成したアイロン仕−F
げ装置である。
しかし、上述の従来装置においては、衣服の一部分の生
地が重なり合った状態でプレスされた場合には、不要な
折目等が付けられる危惧があり、また単なる蒸らし、加
圧のみでは衣服に対して充分に自然の風合いを出すこと
ができない問題点を有していた。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 この発明の第1発明は、プレス板のバイブレーション作
用による叩き効果で、生地を伸ばして毛を立て、充分な
自然の風合いを出すと共に、衣服の一部分の生地が重な
り合った場合においても、プレス板のアイロン台に対す
る上下振動による離間時に、衣服それ自体の弾性力によ
り、衣服をまっすぐに伸ばし、不要な折目等が付けられ
るのを防止することができるアイロン仕上げ装置の提供
を目的とする。
この発明の第2発明は、上述の第1発明の目的と9(わ
せで、構造が簡単かつ低コストなバイブレーション手段
を構成することができるアイロン仕上げ装置の提供を目
的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段 この発明の第1発明は、装置本体の作業面に中空のアイ
ロン台を配設し、該アイロン台に対接可動する中空のプ
レス板を備えたアイロン仕上げ装置であって、上記プレ
ス板を、アイロン台に対する所定近接位置と対接位置と
の間で、上下振動させるバイブレーション手段を備えた
アイロン仕上げ装置である。
この発明の第2発明は、上記バイブレーション手段は、
プレス板を上下動させるエアシリンダと、プレス板を上
方へバネ付勢するスプリングとを含む特許請求の範囲第
1項記載のアイロン仕上げ装置である。
(ホ)発明の効果 この発明の第1発明によれば、上述のバイブレーション
手段でプレス板を上下振動させるので、このバイブレー
ション作用による叩き効果によって、生地を伸ばして、
毛を立たせることができ、この結果、充分に自然の風合
いを出づことができると共に、衣服の一部分の生地が重
なり合った場合においても、上述のプレス板の上下振動
によるアイロン台からの離間時に、外気の吸込みと相俟
って、衣服それ自体の弾性力により、衣服をまっすぐに
伸ばすので、衣服に不要な折目等が付けられるのを確実
に防止することができる効果がある。
この発明の第2発明によれば、上述の第1発明の効果と
併わせで、エアシリンダとスプリングとでバイブレーシ
ョン手段を構成し、エアシリンダの空気圧によるプレス
板下降力と、スプリングのプレス板復帰上昇力との繰返
し作用で、プレス板を上下加撮させることができるので
、CPU、ROM、RAM等の複雑かつ高価な制御手段
を何等必要とすることなく、バイブレーション作用を得
ることができ、構造が簡単なうえ、低コストなバイブレ
ーション手段を構成することができる効果がある。
(へ)実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面はアイロン仕上げ装置を示し、第1図乃至第3図に
おいて、 このアイロン仕上げ装置は、上面に水平な作業台1を備
えた装置ハウジング2と、 上述の作業台1上に水平に配設した中空のアイロン台3
と、 このアイロン台3に対して前後動および上下動可能に配
設した中空のプレス板4と、 上述のアイロン台3に対する送気、吸気を行なう単一の
ブロア5と、 送吸気の切換えを行なう切換えボックス6と、装茸ハ・
クジング2の左側部に配設した染抜き装置7と、 上述のプレス板4を前後水平移動させる前後動装置8と
、 上述のプレス板4を垂直上下動させる昇降装置9と、 上述の作業台1の一側上面に配設した小物収納ボックス
10とを備えている。
上述の作業台1の手前側折曲げ部11の左右には駆動ス
イッチ12.12を離間配置して、2つの駆動スイッチ
12.12を同時操作した時にのみ装置の駆動を可能に
する共に、これら2つの駆動スイッチ12.12間には
非常停止スイッチ(図示せず)を配設している。
また、前述の装置ハウジング2の正面パネル13には、
プレス時間設定用の第1タイマ14と、バキューム時間
設定用の第2タイマ15と、熱風吹出し時間設定用の第
3タイマ16と、蒸気吹出し時間設定用の第4タイマ1
7と、電源スィッチ18とを配設している。
さらに、上述の正面パネル13下端から手前側に延設し
たベース19上には、バキューム駆動用の第1フツトス
イツヂ20と、熱風吹出し用の第2フツトスイツヂ21
と、蒸気吹出し用の第37ツトスイツチ22とを配設し
ている。
ところで、前述の装置ハウジング2の基板23上にスペ
ーサ24およびブラケット25を介して取付けたブロア
5は、第3図、第4図に示す如く、吸気口26、送気口
27、ブロアモータ28を備え、上述の吸気口26と送
気口27との間には弁操作により送吸気を切換える前述
の切換えボックス6を介設している。
この切換えボックス6は第4図に示す如く、横方向に延
びる上下の仕切板29.30と、縦方向に延びる中央の
仕切板31とで、同ボックス6内を上部通気室32と、
下部通気室33と、送気側の一次室34と、吸気側の二
次室35との合計4室に区画している。    ゛ 上述の一次室34の上下には送気ボート36、排気ボー
ト37を開口すると共に、背面側には一次ボート38を
開口し、この−次ボート38を送気ダクト39を介して
前述のブロア5の送気口27に連通させている。
また、上述の二次室35の上下には吸気ボート40、吸
入ボート41を開口すると共に、背面側には二次ボート
42を開口し、この二次ボート42を吸気ダクト43を
介して前述のブロア5の吸気口26に連通させている。
さらに、上述の上部通気室32には通気ダクト44を連
通ずると共に、下部通気室33には吸排気管45を連通
接続している。
さらに、また前述の一次室34と対向する切換えボック
ス6の下部には送気用エアシリンダ46を配設し、この
エアシリンダ46のピストンロッド47に連結した操作
ロッド48をガイド49゜50を介して送気ボート36
近傍まで延設し、この操作ロンド48の上端に送気ボー
ト36を常閉する第1弁51を、また操作ロンド48の
中間位δに排気ボート37を常開する第2弁52をそれ
ぞれ取付けている。
同様に、前述の二次室35と対向する切換えボックス6
の下部には吸気用エアシリンダ53を配設し、このエア
シリンダ53のピストンロッド54に連結した操作ロッ
ド55をガイド56.57を介して吸気ボート40近傍
まで延設し、この操作ロッド55の上端に吸気ボート4
0を常閉する第3弁58を、また操作ロッド55の中間
位置に吸入ボート41を常開する第4弁59をそれぞれ
取付けている。
そして、第5図に示す如く、送気用エアシリンダ46を
操作して第1弁51で送気ボート36を開放すると共に
、第2弁52で排気ボート37を閉塞すると、ブロア5
から各要素27.39.38.34.36,32.44
を介してアイロン台3に送気を行なう。
また、第6図に示す如く、吸気用エアシリンダ53を操
作して第3弁58で吸気ボート40を開放すると共に、
第4弁59で吸入ボート41を閉塞すると、アイロン台
3から各要素44.32゜40.35.42.43.2
6を介してブロア5に吸気を行なう。
このように構成したよ)ホの切換えボックス6の通気ダ
クト44に連通管60を介して接続したアイロン台3は
、第7図に示す如く構成している。
すなわち、多数の小孔61・・・を備えた多孔板62の
下面に凹状の第1プレート63を溶接して熱風室64を
形成すると共に、上述の第1プレート63の下面に凹状
の第2プレート65を溶接して蒸気室66を形成してい
る。
また、上述の連通管60の上端を熱風室64に連通ずる
と共に、この連通管60の上端開口と対向する位置には
、拡散板67を11間配置して熱風を均等に拡散流通す
べく構成している。
さらに、上述の蒸気室66および熱風室64に連通ずる
蒸気供給管68.69.69を設け、これら各供給管6
8.69を所定配管を介して蒸気タンク(図示せず)に
連通し、必要に応じて上述の各室66.64に約120
〜140℃の蒸気を供給すべく構成している。
さらに、また上述の多孔板62および第1プレート63
を、通気性を有する布等のカバー70で被覆して、上述
のアイロン台3を構成している。
一方、上述のアイロン台3に対接可動するプレス板4は
第7図に示す如く構成している。
すなわち、下部全面を開口した逆凹状の熱板71の下部
周縁に沿って、環状パイプ72を溶接し、さらに下端開
口部を通気性を有する布等のカバー73で被覆している
また、上述の環状パイプ72の背面側には、蒸気人ロア
4と蒸気比ロア5とを形成して、必要に応じて同パイプ
72内に蒸気を供給すべく構成すると共に、熱板71の
略中央に開口した吸引ボート76には吸引ダクト77を
連通接続し、この吸引ダクト77を第2図に示す如くL
字管78およびフレキシブルダクト79を介して前述の
ブロア5の吸気026に連通させている。
なお、上述のプレス板4の下面およびアイロン台3の上
面は相対応する滑らかな円弧面に形成している。
上述のプレス板4は第3図に示す如くコの字形の支持ア
ーム80の上端下面にプレス側の面が常時下方を向くよ
うに固定している。
この支持アーム80を介して上述のプレス板4を前後方
向に水平移動させる前後動装置8は第3図に示1如く構
成している。
すなわち昇降ベース81の上面に前後動操作用の第1エ
アシリンダ82を固定すると共に、上述の昇降ベース8
1上に摺動ガイドレール(図示せず)に沿って前後動す
る口字状のスライダ83を設け、第1エアシリンダ82
のピストンロッド84先端を上述のスライダ83に連結
している。
また、上述のスライダ83の外側面に支持アーム80の
下部を固定し、第1エアシリンダ82におけるピストン
ロッド84のヘッド側への駆動時に、第8図に示す如く
スライダ83J3よび支持アーム80を介してプレス板
4をアイロン台3と対向する上方位置に前進駆動すべく
構成している。
一方、上述のプレス板4を垂直上下動させる昇降装置9
は第3図に示す如く構成している。
すなわち、装置ハウジング2の基板23にスペーサ85
を介して昇降操作用の第2エアシリンダ86を立設固定
し、この第2エアシリンダ86のピストンロッド87上
端に上述の昇降ベース81を固定している。
また、装置ハウジング2の背面に摺動ガイドレール88
,88を固定する一方、昇降ベース81の両端所定位置
にはガセット(gusset) 89 、89を連結し
、このガセット89の前端折曲部90を上述の摺動ガイ
ドレール88に沿わせ、第2エアシリンダ86における
ピストンロッド87のヘッド側への駆動時に、第9図に
示す如く、摺動ガイドレール88に沿って昇降ベース8
1を下降させて、プレス板4を垂直下動ずべく構成して
いる。
しかも、同図に示す如くガセット89における前端折曲
部90の下端に固定したビン91と、装置ハウジング2
の背面上部に固定したビン92との間には、各要素89
.81.83.80を介してプレス板4を常時上方へバ
ネ付勢するスプリング93を張架し、このスプリング9
3と第2エアシリンダ86との両者で、プレス板4をア
イロン台に対する所定近接位置く第9図の仮想線α参照
)と、同図に実線で示す対接位置との間で、上下振動さ
せるバイブレーション機構94を構成している。
上述の昇降用第2エアシリンダ86に対する空気圧回路
は第10図に示す通りである。
すなわち、空気圧源95に各エアライン96゜97を介
して2位置3ボート形の第1、第2電磁切換弁98.9
9を接続し、第1電磁切換弁98の二次ライン100に
、流量調整弁101と逆止弁102との並列回路を介し
て第2エアシリンダ86のロッド側室103を接続する
と共に、第2電磁切換弁99の二次ライン104に、流
量調整弁105と逆止弁106との並列回路を介して第
2エアシリンダ86のヘッド側室107を接続している
そして、上述の第1、第2電磁切換弁98.99の切換
え操作によりピストンロッド87をヘッド側ストローク
エンドまで下降させた後に、再び第1、第2電磁切換弁
98.99を切換えるとピストンロッド87はスプリン
グ93のバネ力により上昇し、プレス板4の第9図の仮
想線α位置において再度用1、第2電磁切換弁98.9
9を切換えるとピストンロッド87はヘッド側ストロー
クエンドまで下降りる動作を繰返し、上述の各電磁切換
弁98.99のソレノイド108.109をタイマ回路
(図示せず)により繰返し励磁、非励磁することで、例
えば2秒間に約10回の割合でプレス板4が上下撮動す
るように構成している。
ところで、前述の染抜き装置7は第2図および第11図
に示す如く構成している。
すなわち、装置ハウジング2の左側パネル110にブラ
ケット111.111を介してアウターダクト112を
固定し、このアウターダクト112の一端を合板113
で閉塞すると共に、同ダクト112の所定部に吸引管1
14を一体的に形成し、この吸引管114を染抜きダク
ト115を介して第12図に示す如くブロア5の吸気0
26に連通させている。
また、上述のアウターダクト112内にはL字状のイン
ナーダクト116を囲動可能に配設し、このインナーダ
クト116の上端部に染抜きケース117を取付けて、
同ケース117頂面に多数の染抜き孔118・・・を穿
設している。
そして、上述のインナーダクト116をガイド板119
およびガイド棒120に沿ってストッパ121位置まで
引出した第2図、第11図の状態下において、インナ−
ダクト116内部と吸引管114とを連通させる一方、
インナーダクト116を盲板113位置まで収納した時
、インナ−ダクト116内部と吸引管114との連通を
遮断すべく構成している。
しかして、染みの付着した衣服を引出した状態の染抜き
ケース117上に載置し、染み部分に水を付けた後に衣
服上方からハンディタイプのエアガン(図示せず)で衣
服の染み部分にエアを吹き付けると、矢印方向への吸引
力により水が生地の染み部分を一方向に通過して、効果
的な染抜きを行なうことができる。
なお、上述の染抜きダクト115の中途部に必要に応じ
て気液分離器を介設し、この気液分離器の気体出口とブ
ロア5の吸気口26とを接続する。
一方、作業台1の一側上面に配設した小物収納ボックス
10は、取手122付きの引出し123を備え、この引
出し123内にアイロン作業に必要な小物類を収納する
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下作用
を説明する。
まず、第1図乃至第3図に示すノーマル状態下に、13
いて、前述のアイロン台3上に衣服たとえば高級ウール
製のズボンを配設する。
次に電源スィッチ18を投入すると共に、駆動スイッチ
12.12を同時操作して、第1エアシリンダ82を駆
動制御して第3図の後退位置にあるプレス板4を第8図
の如く前進させる。
次に第2エアシリンダ86を駆動し、プレス板4をズボ
ンを介してアイロン台3上に下降させる。
次に第37ツトスイツチ22をON操作して、予め第4
タイマ17で設定した時間たとえば0゜5秒間、蒸気タ
ンクからの高温蒸気をアイロン台3に供給して、ズボン
の蒸らし作業を行なう。
この時、ブロア5の駆動によりフレキシブルダクト79
および吸引ダクト77を介してプレス板4内には吸引力
が作用するので、iX温蒸気は布製のカバー73を介し
てプレス板4内に吸引される。
この結果、高温蒸気をズボンの生地の中を一方向に通す
ことができ、ズボンを自然な状態で伸ばして、風合いを
向上させることができると共に、下方から上方に向けて
吹き上げられる蒸気を外部に逃がさないので、蒸気を有
効に活用して使用蒸気mの半減省エネルギ化を図ること
ができ、また蒸らし時間の短縮を図ることができる。
上述の蒸らし工程の後、第2フツトスイツヂ21をON
操作すると共に、切換えボックス6を第4図のノーマル
状態から第5図の送気状態に切換え、かつバイブレーシ
ョン機構94を作動させる。
つまり、ブロア5からの送気を切換えボックス6を介し
てアイロン台3の連通管60に供給すると、この送気は
蒸気室66の高温蒸気で加熱されて、例えば70〜80
℃の熱風となり、この熱風の多孔板62の小孔61・・
・から吹き上げられ、さらに、ズボンの生地を通過した
熱風はプレス板4から吸引ダクト77に吸引される。
同時にバイブレーション機構94によりプレス板4を上
下振動させるので、外気の吸引と相俟ってズボンをそれ
自体の弾性力により、まっすぐに伸ばすと共に、叩き効
果によって生地を伸ばし、毛を立てて自然の風合いを出
すことができる。
次に上述のバイブレーション作動を停止させ、第1フツ
トスイツチ20をON操作すると共に、切換えボックス
6を第5図の送気状態から第6図の吸気状態に切換え、
予め第2タイマ15で設定した時間たとえば1秒間だけ
アイロン台3上のズボンを問合3上に吸着した後に、第
2エアシリンダ86を下降操作してプレス板4による加
圧を第1タイマ14設定時間だけ行なって、ズボンのし
わを伸ばした状態にプレスして、ズボンの折目を付ける
アイロン仕上げを行なう。
アイロン仕上げ後においては、切換えボックス6を第6
図の吸気状態に保って、ズボンをアイロン台3上に吸着
かつ冷却させるバキューム状態下において、プレス板4
を上昇、後退させて一連の作業を終了する。
以上要するに、上述のバイブレーション機構94でプレ
ス板4を上下振動させるので、このバイブレーション作
用により叩き効果によって、ズボン等の衣服の生地を伸
ばして、毛を立たせることができる。
この結果、充分に自然の風合いを出すことができる効果
がある。
加えて、衣服の一部分の生地が重なり合った場合におい
ても、上述のプレス板4の上下振動によるアイロン台3
からの離間時に、外気の吸込みと相俟って衣服それ自体
の弾性力により、衣服をまっすぐに伸ばずので、衣服に
不要な折目等が付けられるのを確実に防止することがで
きる効果がある。
また、上述のバイブレーション機構94を第2エアシリ
ンダ86とスプリング93とで構成するので、第2エア
シリンダ86の空気圧によるプレス板下降力と、スプリ
ング93のプレス板復帰上昇力との高速繰返し作用で、
プレス板4を所定範囲内で上下加振させることができる
この結果、CPU、ROM、RAM等の複雑かつ高価な
制御手段を何等必要とすることなくバイブレーション作
用を得ることができ、上述の第2エアシリンダ86はプ
レス板4胃降用とバイブレーション用との両者に兼用す
ることができて、構造が簡単なうえ、低コストなバイブ
レーション機構94を構成することができる。
さらに、実施例で示した如く、各エアシリンダ46.5
3.82.86を含む装置駆動系をオールエア駆動構造
にすると、油圧シリンダと比較して高速制御が可能とな
るので、作業全体のサイクルタイムの大幅な短縮を図る
ことができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、 この発明の装置本体は、実施例の装置ハウジング2に対
応し、 以下同様に、 作業面は、作業台1に対応し、 バイブレーション手段は、バイブレーション機構94に
対応し、 エアシリンダは、第2エアシリンダ86に対応するも、 この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるもの
ではない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、 第1図はアイロン仕上げ装置の正面図、第2図はアイロ
ン仕上げ装置の左側面図、第3図は第1図の■−■線矢
視断面図、第4図は切換えボックスのノーマル状態を示
す系統図、 第5図は切換えボックスの送気状態を示す系統図、第6
図は切換えボックス゛の吸気状態を示す系統図、第7図
はアイロン台およびプレス板の断面図、第8図はプレス
板前進時の説明図、 第9図はプレス板下降時の説明図、 第10図は空気圧回路図、 第11図は染抜き装置の断面図、 第12図は配管系統図である。 1・・・作業台      2・・・装置ハウジング3
・・・アイロン台    4・・・プレス板86・・・
第2エアシリンダ 93・・・スプリング 94・・・バイブレーション機構 第4図 第5図 iλ ↑ 第6図 噴気 ↓ 第8図 86=−Jl!2エアシリング 第12図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)装置本体の作業面に中空のアイロン台を配設し、
    該アイロン台に対接可動する中空の プレス板を備えたアイロン仕上げ装置であ って、 上記プレス板を、アイロン台に対する所定 近接位置と対接位置との間で、上下振動さ せるバイブレーション手段を備えた アイロン仕上げ装置。
  2. (2)上記バイブレーション手段は、プレス板を上下動
    させるエアシリンダと、プレス板を 上方へバネ付勢するスプリングとを含む 特許請求の範囲第1項記載の アイロン仕上げ装置。
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