JPH0639612Y2 - ロータリー式ポット - Google Patents

ロータリー式ポット

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Publication number
JPH0639612Y2
JPH0639612Y2 JP7332090U JP7332090U JPH0639612Y2 JP H0639612 Y2 JPH0639612 Y2 JP H0639612Y2 JP 7332090 U JP7332090 U JP 7332090U JP 7332090 U JP7332090 U JP 7332090U JP H0639612 Y2 JPH0639612 Y2 JP H0639612Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support base
pot body
pot
plug receiver
plug
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP7332090U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0432628U (ja
Inventor
幹雄 藤崎
政雄 池田
克則 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、ポット本体が支持ベースの上に回動自在に
取り付けられたロータリー式ポットに関する。
(従来の技術) 実公昭48−41596号公報や特公昭58−13176号公報に見ら
れるように、ポット本体に設けられた出湯口をユーザが
望む任意の方向に向けることができるように、ポット本
体を支持ベースの上に回動自在に設けたロータリー式ポ
ットが知られている。
この種のポットにおいては、ポット本体内に湯沸し用の
容器が収納され、この容器の外周にヒータが取り付けら
れ、また支持ベースの一側部にプラグ受けが設けられ、
このプラグ受けにポットの使用時に、電源と導通するプ
ラグを接続して前記ヒータに通電をし、このヒータで容
器内の水を加熱して高温の湯を沸して保温し、この湯を
出湯機構の操作でポット本体の一側部に設けられた出湯
口から注出するようになっている。そして湯を注出する
際に、必要に応じてポット本体を回動操作して出湯口を
任意の方向に向けることができるものである。
(考案が解決しようとする課題) ところで、ポットの使用に当って、支持ベースのプラグ
受けにプラグを接続する際には、ポット本体を基準にし
てそのプラグ受けの位置を判断して接続するわけである
が、しかしながらロータリー式ポットにおいては支持ベ
ースに対してポット本体が回動するため、ポット本体の
向きとプラグ受けとの位置関係がその都度異なって一定
せず、このためポット本体の向きからプラグ受けの位置
を直感的に判断することが困難で、その接続の際にいち
いち支持ベースの外周を見渡してプラグ受けの位置を確
認しなければならない煩わしい点がある。
この考案はこのような点に着目してなされたもので、そ
の目的とするところは、ポットを使用する際には、プラ
グ受けが常にポット本体に対する特定の位置に待機して
いてそのプラグ受けへのプラグの接続を容易に行なえる
ロータリー式ポットを提供することにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) この考案はこのような目的を達成するために、支持ベー
スと、この支持ベースの上に回動自在に取り付けられた
ポット本体と、前記支持ベースの一側部に設けられたプ
ラグ受けと、前記ポット本体の回動範囲を規制するスト
ッパと、前記支持ベースをポット本体に対する一回動方
向に弾性的に付勢し、ポット本体と支持ベースとの間の
摩擦抵抗が減少ないしは消失した際にその付勢力で支持
ベースを前記ストッパによる規制位置にまで回動させる
戻しばねとを具備するようにしたものである。
(作用) ポットの使用後に、その片付けのためにポットを持ち上
げると、ポット本体と支持ベースとの間の摩擦抵抗が減
少ないしは消失し、このためポットを持ち上げた際に、
支持ベースが戻しばねの付勢力によりストッパで規制さ
れるまで回動し、これによりプラグ受けがポット本体に
対して一定の関係をもつ特定の位置に配置する。したが
ってポットを再度使用する際には、プラグ受けの位置を
探して確認するような煩わしい作業を伴うことなく、ポ
ット本体を基準とする習慣上の直感でプラグ受けの位置
を速やかに判断してプラグをプラグ受けに直ちに接続す
ることが可能となる。
(実施例) 以下、この考案の一実施例について図面を参照して説明
する。
図中1は支持ベースで、この支持ベース1の上にポット
本体2が設けられている。ポット本体2の内部には容器
3が収納され、この容器3の下部外周にヒータ4が取り
付けられ、このヒータ4により容器3内の水が沸騰する
まで加熱されて高温の湯として保温されるようになって
いる。
ポット本体2の側面上部には、出湯カバー5がその側面
から突出するように設けられ、また前記容器3の底面か
ら導湯パイプ6が導出し、この導湯パイプ6が容器3の
外側面に沿って起立するとともに、前記出湯カバー5内
に延出し、その先端が出湯口7として出湯カバー5の下
端面に露出している。
ポット本体2の上端部には蓋体8が回動自在に枢着さ
れ、この蓋体8内に出湯機構としてエアポンプ9が設け
られ、このエアポンプ9を操作する操作体10が蓋体8の
上面の中央部に設けられている。そしてこの操作体10を
押圧してエアポンプ9を操作することにより、容器3内
に空気を圧送して容器3内の湯を前記導湯パイプ6を通
して出湯口7から注出することができるものである。
ポット本体2の底面には底板14が一体的に取り付けら
れ、この底板14の下面側の中心部にその下方に突出する
嵌合ボス15が一体に形成されている。また支持ベース1
の底面の中央部には嵌合口16が形成され、この嵌合口16
内に前記嵌合ボス15が回転自在に嵌合されている。嵌合
口16の下端の開口部分にはその外方に拡がる段部17が形
成され、この段部17にワッシャ18が配置し、このワッシ
ャ18から前記嵌合ボス15に亘ってねじ19が螺挿され、前
記ワッシャ18が前記段部17にごく僅かな遊びの隙間をも
って対向し、この対向により嵌合ボス15の抜け止めが図
られている。
ポット本体2の底板14の下面にはガイド溝20が円環状に
形成され、また支持ベース1の内底部には、その周方向
に沿って均等的に配列するように多数の支持突起21(第
1図に一つのみ図示)が設けられ、これら支持突起21が
前記ガイド溝20の内面に当接し、この当接によりポット
本体2が支持ベース1の上に安定して支持され、ガイド
溝20の内面が支持突起21の上を滑ることによりポット本
体2が嵌合ボス15を中心に円滑に回動し得るようになっ
ている。そして底板14の下面にストッパ22が突設され、
このストッパ22が支持ベース1の内側に設けられた例え
ば補強用のリブ23に当接することにより、ポット本体2
の回動範囲が一回転以内に規制されるようになってい
る。
支持ベース1の一側部、例えば前記ストッパ22がリブ23
に当接する状態のもとでのポット本体2の出湯口7の反
対側となる部分にプラグ受け26が設けられ、このプラグ
受け26から充分な余裕の長さをもったリード線27が導出
し、このリード線27がマイクロコンピュータなどを備え
る制御回路部28を介して前記ヒータ4に接続されてい
る。そしてこのプラグ受け26に、電源と通する例えばマ
グネット式のプラグ29を接続することにより前記ヒータ
4への通電が可能となるものである。
前記嵌合ボス15の外周側には戻しばねとして渦巻きばね
30が設けられ、この渦巻きばね30の一端は支持ベース1
に、他端はポット本体2の底板14にそれぞれ掛止され、
この渦巻きばね30によりポット本体2が一回動方向に弾
性的に付勢されている。なお、31はポットを持ち運ぶ際
に使用するハンドルである。
次に作用について述べる。
ポットを使用する際には、まずプラグ受け26にプラグ29
を接続し、ヒータ4を介して容器3内の水を加熱して湯
を沸かす。そして操作体10を介してエアポンプ9を操作
して容器3内の湯を出湯口7から注出するわけである
が、この際、ポット本体2を回動して出湯口7を所望の
向きに向けることができる。
ポット本体3は渦巻きばね30により一回動方向に弾性的
に付勢されているが、通常の状態においては、ポット本
体2の荷重に基づいて、ガイド溝20と支持突起21との摩
擦抵抗がその渦巻きばね30の付勢力に打ち勝ち、このた
めポット本体2はその回動させた所望の位置に保持され
る。
ポットの使用後には、プラグ受け26からプラグ29を取り
外し、ハンドル31を介してポットをテーブル上の片隅な
どに片付けるわけであるが、ポットをハンドル31を介し
て持ち上げると、ガイド溝20と支持突起21との摩擦抵抗
が減少ないしは消失し、このためポットを持ち上げた際
に、支持ベース1が渦巻きばね30の付勢力でリブ23がス
トッパ22に当接するまで回動する。リブ23がストッパ22
に当接した状態においては、プラグ受け26がポット本体
2における出湯口7の反対側となる特定の位置に配置す
る。
このようにポットの使用後には、常にプラグ受け26が出
湯口7の反対側の特定された位置に配置し、したがって
ポットを再度使用する際には、プラグ受け26の位置を探
して確認するような煩わしい作業を伴うことなく、習慣
上の直感でプラグ受け26の位置を速やかに判断すること
ができ、これによりプラグ受け26に直ちにプラグ29を接
続することができる。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案によれば、ポットを使用す
る際に、プラグ受けが常に特定の位置に待機しており、
このためプラグ受けを探すような煩わしさを伴うことな
く速やかにプラグ受けにプラグを接続することができる
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるポットの断面図、第
2図はその一部の分解斜視図である。 1…支持ベース、2…ポット本体、 22…ストッパ、26…プラグ受け、 30…渦巻きばね(戻しばね)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持ベースと、この支持ベースの上に回動
    自在に取り付けられたポット本体と、前記支持ベースの
    一側部に設けられたプラグ受けと、前記ポット本体の回
    動範囲を規制するストッパと、前記支持ベースをポット
    本体に対する一回動方向に弾性的に付勢し、ポット本体
    と支持ベースとの間の摩擦抵抗が減少ないしは消失した
    際にその付勢力で支持ベースを前記ストッパによる規制
    位置にまで回動させる戻しばねとを具備することを特徴
    とするロータリー式ポット。
JP7332090U 1990-07-12 1990-07-12 ロータリー式ポット Expired - Lifetime JPH0639612Y2 (ja)

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JP7332090U JPH0639612Y2 (ja) 1990-07-12 1990-07-12 ロータリー式ポット

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JP7332090U JPH0639612Y2 (ja) 1990-07-12 1990-07-12 ロータリー式ポット

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Publication Number Publication Date
JPH0432628U JPH0432628U (ja) 1992-03-17
JPH0639612Y2 true JPH0639612Y2 (ja) 1994-10-19

Family

ID=31612041

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