JPH0628796Y2 - 調理器の感熱装置 - Google Patents
調理器の感熱装置Info
- Publication number
- JPH0628796Y2 JPH0628796Y2 JP1988075790U JP7579088U JPH0628796Y2 JP H0628796 Y2 JPH0628796 Y2 JP H0628796Y2 JP 1988075790 U JP1988075790 U JP 1988075790U JP 7579088 U JP7579088 U JP 7579088U JP H0628796 Y2 JPH0628796 Y2 JP H0628796Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- hole
- cooker
- sensitive device
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、調理器本体に容易に組付けられるようにした
感熱装置に関するものである。
感熱装置に関するものである。
第３図は電気調理器の一例を示す縦断面図である。
同図において、調理板１は調理器本体２上に着脱自在に
載置され、調理板１が載置されると調理板１に設けられ
たヒーター３の電線が調理器本体２のコンセント４に接
続すると共に、感熱装置Ａの感知金具５が調理板１の外
底面に押圧接触する。
載置され、調理板１が載置されると調理板１に設けられ
たヒーター３の電線が調理器本体２のコンセント４に接
続すると共に、感熱装置Ａの感知金具５が調理板１の外
底面に押圧接触する。
そして、調理器本体２の摘み（図示しない）を廻してヒ
ーター３に通電すると、加熱された調理板１の温度が感
知金具５に伝達され、感知金具内に保持された感熱セン
サーが温度を検出して調理器本体２の温度制御部に伝達
され、調理板１の温度が制御されるようになっている。
ーター３に通電すると、加熱された調理板１の温度が感
知金具５に伝達され、感知金具内に保持された感熱セン
サーが温度を検出して調理器本体２の温度制御部に伝達
され、調理板１の温度が制御されるようになっている。
感熱装置Ａは、調理器本体２に固着されるホルダー６を
有し、ホルダー６の上部にシルクハット形状の案内筒７
が固着され、案内筒７に摺動可能に嵌挿された感知金具
５とホルダー６との間にばね８が挿入され、感知金具５
が調理板１に押圧接触する。
有し、ホルダー６の上部にシルクハット形状の案内筒７
が固着され、案内筒７に摺動可能に嵌挿された感知金具
５とホルダー６との間にばね８が挿入され、感知金具５
が調理板１に押圧接触する。
感知金具５に設けられた孔９に電気絶縁チューブに被覆
された感熱センサーが挿入され、感熱センサーに接続し
たリード線１０はホルダー６及び調理器本体２に設けら
れた開口１１，１２を経由して電線カバー１３に導かれ
調理器本体２の温度制御部に接続するように構成されて
いる。
された感熱センサーが挿入され、感熱センサーに接続し
たリード線１０はホルダー６及び調理器本体２に設けら
れた開口１１，１２を経由して電線カバー１３に導かれ
調理器本体２の温度制御部に接続するように構成されて
いる。
従って、感熱装置Ａを調理器本体２に組付けるには、ホ
ルダー６の開口１１が調理器本体２の開口１２と重な
り、且つ、ホルダー６に設けられた小ねじ挿入用の孔と
調理器本体２に設けられた小ねじ挿入用の孔と重なるよ
うに感熱装置Ａの取付位置及び取付角度を調整し、次
に、上記の孔に挿通した小ねじを緊締して感熱装置Ａを
調理器本体２に固着する。
ルダー６の開口１１が調理器本体２の開口１２と重な
り、且つ、ホルダー６に設けられた小ねじ挿入用の孔と
調理器本体２に設けられた小ねじ挿入用の孔と重なるよ
うに感熱装置Ａの取付位置及び取付角度を調整し、次
に、上記の孔に挿通した小ねじを緊締して感熱装置Ａを
調理器本体２に固着する。
然し、ホルダー６及び調理器本体２の小ねじ挿入用の孔
は小径であり、この孔が重なるようにホルダー６の位置
及び角度を調整する作業は面倒で且つ非能率な作業であ
った。
は小径であり、この孔が重なるようにホルダー６の位置
及び角度を調整する作業は面倒で且つ非能率な作業であ
った。
本考案は、かかる問題に着目して成されたものであり、
ホルダーの位置及び角度調整の作業を極めて容易にする
と共に、作業時間を大幅に短縮することのできる感熱装
置を提供することを目的としている。
ホルダーの位置及び角度調整の作業を極めて容易にする
と共に、作業時間を大幅に短縮することのできる感熱装
置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、調理器本体に固着されるホ
ルダーの内部に感知金具を昇降可能に嵌挿すると共にば
ねにより調理板に圧接する方向に付勢し、上記感知金具
に保持された感熱センサーにより上記調理板の温度を検
出する感熱装置において、 上記ホルダーの外周面に位置決め用突起を設け、上記調
理器本体の底壁に、上記ホルダーが回動可能に嵌入する
環状の突起リブを設けると共に、該突起リブの内側に小
ねじ挿入用の孔を設け、上記突起リブに、上記位置決め
用突起が挿入可能な切欠部と該切欠部に連通する凹部を
設け、 上記ホルダーに、上記位置決め用突起が上記凹部の底に
当接したときに上記小ねじ挿入用孔と重なる小ねじ挿入
用の孔を設けた。
ルダーの内部に感知金具を昇降可能に嵌挿すると共にば
ねにより調理板に圧接する方向に付勢し、上記感知金具
に保持された感熱センサーにより上記調理板の温度を検
出する感熱装置において、 上記ホルダーの外周面に位置決め用突起を設け、上記調
理器本体の底壁に、上記ホルダーが回動可能に嵌入する
環状の突起リブを設けると共に、該突起リブの内側に小
ねじ挿入用の孔を設け、上記突起リブに、上記位置決め
用突起が挿入可能な切欠部と該切欠部に連通する凹部を
設け、 上記ホルダーに、上記位置決め用突起が上記凹部の底に
当接したときに上記小ねじ挿入用孔と重なる小ねじ挿入
用の孔を設けた。
上記のように構成された感熱装置を調理器本体に取り付
けるには、先ず、ホルダーの位置決め用突起を切欠部と
重ねてホルダーを突起リブに嵌入し、次に、位置決め用
突起が凹部の奥底に当たるまでホルダーを回動すれば、
ホルダーが上記調理器本体に位置決め並びに角度決めさ
れて係止される。
けるには、先ず、ホルダーの位置決め用突起を切欠部と
重ねてホルダーを突起リブに嵌入し、次に、位置決め用
突起が凹部の奥底に当たるまでホルダーを回動すれば、
ホルダーが上記調理器本体に位置決め並びに角度決めさ
れて係止される。
従って、感熱装置のホルダーを調理器本体に組み付ける
ときに行っていたホルダーの位置決め並びに角度決めの
面倒な作業が極めて簡単になった。
ときに行っていたホルダーの位置決め並びに角度決めの
面倒な作業が極めて簡単になった。
本考案の実施例について図面を参照して説明する。
なお、従来例と同一部品には同一符号を付す。
第１図は感熱装置Ａの構成部品及び電線カバー１３の斜
視図を示す。
視図を示す。
同図において、ホルダー６は円筒状の外周面を有し、外
周面の下端部に２箇の位置決め用突起１４が設けられ
る。
周面の下端部に２箇の位置決め用突起１４が設けられ
る。
一方、調理器本体２の底壁の内面に、ホルダー６が回動
可能に嵌入する環状の突起リブ１６を設け、突起リブ１
６の２箇所に、位置決め用突起１４が挿入可能な切欠部
１５と、切欠部１５に連通する凹部１７を設ける。
可能に嵌入する環状の突起リブ１６を設け、突起リブ１
６の２箇所に、位置決め用突起１４が挿入可能な切欠部
１５と、切欠部１５に連通する凹部１７を設ける。
従って、位置決め用突起１４の位置を切欠部１５と重ね
てホルダー６を突起リブ１６に挿入した後に、ホルダー
６を回動すると、位置決め用突起１４が凹部１７に挿入
される。
てホルダー６を突起リブ１６に挿入した後に、ホルダー
６を回動すると、位置決め用突起１４が凹部１７に挿入
される。
突起リブ１６の内側には、リード線１０挿通用の開口１
２及び２箇の小ねじ挿入用の孔１８が設けられる。
２及び２箇の小ねじ挿入用の孔１８が設けられる。
ホルダー６には、調理器本体２に取付けられたときに、
開口１２に重なる開口１１と、孔１８に重なる小ねじ挿
入用の孔１９が設けられる。
開口１２に重なる開口１１と、孔１８に重なる小ねじ挿
入用の孔１９が設けられる。
ホルダー６の上端部に設けられた環状凹部２０に案内筒
７を嵌入し、案内筒７に設けられた位置決め用の孔２１
に環状凹部２０より突出した位置決め用の突状部２２を
嵌入したときに、案内筒７に設けられた２箇の小ねじ挿
入用の孔２３がホルダー６に設けられた雌ねじ２４と重
なるようになっている。
７を嵌入し、案内筒７に設けられた位置決め用の孔２１
に環状凹部２０より突出した位置決め用の突状部２２を
嵌入したときに、案内筒７に設けられた２箇の小ねじ挿
入用の孔２３がホルダー６に設けられた雌ねじ２４と重
なるようになっている。
感知金具５の溝５ａに嵌着されるＥ形止め輪２５（第３
図参照）が案内筒７内に摺動可能に挿入され、感知金具
５の下端部に設けられたばね受け部２６とホルダー６に
設けられたばね支持部２７との間に挿入されるばね８に
より感知金具５が上方に付勢される。
図参照）が案内筒７内に摺動可能に挿入され、感知金具
５の下端部に設けられたばね受け部２６とホルダー６に
設けられたばね支持部２７との間に挿入されるばね８に
より感知金具５が上方に付勢される。
感知金具５を貫通する孔９には感熱センサーを被覆する
電気絶縁チューブ２８が挿入され、感熱センサーに接続
するリード線１０は開口１１，１２を経由して調理器本
体２の外底面に取り付けられる電線カバー１３に導か
れ、電線カバー１３のダクト部１３ａと調理器本体２と
によって構成される電線配索路を通って温度制御部に接
続する。
電気絶縁チューブ２８が挿入され、感熱センサーに接続
するリード線１０は開口１１，１２を経由して調理器本
体２の外底面に取り付けられる電線カバー１３に導か
れ、電線カバー１３のダクト部１３ａと調理器本体２と
によって構成される電線配索路を通って温度制御部に接
続する。
調理器本体２の外底面には、第２図に示すように、電線
カバー１３と略同径状の案内突起２９が設けられ、電線
カバー１３を案内突起２９に嵌入したときに、電線カバ
ー１３の小ねじ取付用の孔３０が調理器本体２の孔１８
に重なるようになっている。
カバー１３と略同径状の案内突起２９が設けられ、電線
カバー１３を案内突起２９に嵌入したときに、電線カバ
ー１３の小ねじ取付用の孔３０が調理器本体２の孔１８
に重なるようになっている。
以上のように構成された感熱装置Ａ及び調理器本体２の
組付作業を説明する。
組付作業を説明する。
先づ、ホルダー６の位置決め用突起を切欠部１５と重ね
てホルダー６を突起リブ１６に嵌入し、ホルダー６を回
動して位置決め突起１４を凹部１７内の奥底に当てる
と、ホルダー６の取付位置及び取付角度が正しく決めら
れ、開口１１と開口１２とが重なり、孔１８と孔１９と
が重なる。
てホルダー６を突起リブ１６に嵌入し、ホルダー６を回
動して位置決め突起１４を凹部１７内の奥底に当てる
と、ホルダー６の取付位置及び取付角度が正しく決めら
れ、開口１１と開口１２とが重なり、孔１８と孔１９と
が重なる。
次に、電線カバー１３を案内突起２９に嵌入して案内突
起２９の孔３０を孔１８，１９に同軸に重ねてこれに挿
入した小ねじを締結すればホルダー６及び電線カバー１
３が調理器本体２に取り付けられる。
起２９の孔３０を孔１８，１９に同軸に重ねてこれに挿
入した小ねじを締結すればホルダー６及び電線カバー１
３が調理器本体２に取り付けられる。
案内筒７をホルダー６に組付けるには、ホルダー６及び
案内筒７の間にばね８及び感知金具５を収容し、突起部
２２を孔２１に嵌入して孔２３に挿入した小ねじを雌ね
じ２４に螺合すればよい。
案内筒７の間にばね８及び感知金具５を収容し、突起部
２２を孔２１に嵌入して孔２３に挿入した小ねじを雌ね
じ２４に螺合すればよい。
本考案は、以上のように構成されているので、調理器本
体に取付けられるホルダーの取付位置及び取付角度が極
めて容易に決められるようになった。
体に取付けられるホルダーの取付位置及び取付角度が極
めて容易に決められるようになった。
従って、従来のようにホルダーと調理器本体との孔位置
を揃える面倒な調整が不要となり、ホルダーの取付作業
時間が大幅に短縮した。
を揃える面倒な調整が不要となり、ホルダーの取付作業
時間が大幅に短縮した。
第１図及び第２図は本考案の実施例を示し、第１図は調
理器本体に取付けられる感熱装置の構成部品及び電線カ
バーの斜視図、 第２図は調理器本体の外底面及び電線カバーの斜視図、 第３図は感熱装置を備えた調理器の縦断面図である。 Ａ……感熱装置、１……調理板、２……調理器本体、５
……感知金具、６……ホルダー、７……案内筒、８……
ばね、１０……リード線、１１，１２……開口、１３…
…電線カバー、１４……位置決め用突起、１５……切欠
部、１６……突起リブ、１７……凹部、１８，１９……
孔、２０……環状凹部、２１……孔、２９……案内突
起、３０……孔。
理器本体に取付けられる感熱装置の構成部品及び電線カ
バーの斜視図、 第２図は調理器本体の外底面及び電線カバーの斜視図、 第３図は感熱装置を備えた調理器の縦断面図である。 Ａ……感熱装置、１……調理板、２……調理器本体、５
……感知金具、６……ホルダー、７……案内筒、８……
ばね、１０……リード線、１１，１２……開口、１３…
…電線カバー、１４……位置決め用突起、１５……切欠
部、１６……突起リブ、１７……凹部、１８，１９……
孔、２０……環状凹部、２１……孔、２９……案内突
起、３０……孔。
Claims (1)
- 【請求項１】調理器本体に固着されるホルダーの内部に
感知金具を昇降可能に嵌挿すると共にばねにより調理板
に圧接する方向に付勢し、上記感熱金具に保持された感
熱センサーにより上記調理板の温度を検出する感熱装置
において、 上記ホルダーの外周面に位置決め用突起を設け、上記調
理器本体の底壁に、上記ホルダーが回動可能に嵌入する
環状の突起リブを設けると共に、該突起リブの内側に小
ねじ挿入用の孔を設け、上記突起リブに、上記位置決め
用突起が挿入可能な切欠部と該切欠部に連通する凹部を
設け、 上記ホルダーに、上記位置決め用突起が上記凹部の底に
当接したときに上記小ねじ挿入用孔と重なる小ねじ挿入
用の孔を設けたことを特徴とする調理器の感熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988075790U JPH0628796Y2 (ja) | 1988-06-09 | 1988-06-09 | 調理器の感熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988075790U JPH0628796Y2 (ja) | 1988-06-09 | 1988-06-09 | 調理器の感熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01179395U JPH01179395U (ja) | 1989-12-22 |
| JPH0628796Y2 true JPH0628796Y2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=31300845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988075790U Expired - Lifetime JPH0628796Y2 (ja) | 1988-06-09 | 1988-06-09 | 調理器の感熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0628796Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016018624A (ja) * | 2014-07-07 | 2016-02-01 | 日立アプライアンス株式会社 | 誘導加熱調理器 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS537668Y2 (ja) * | 1972-07-10 | 1978-02-27 | ||
| JPS6057092U (ja) * | 1983-09-27 | 1985-04-20 | 三洋電機株式会社 | 誘導加熱調理器 |
| JPS6170396U (ja) * | 1984-10-12 | 1986-05-14 |
-
1988
- 1988-06-09 JP JP1988075790U patent/JPH0628796Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016018624A (ja) * | 2014-07-07 | 2016-02-01 | 日立アプライアンス株式会社 | 誘導加熱調理器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01179395U (ja) | 1989-12-22 |
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