JPH0639517Y2 - 電子部品端子の矯正装置 - Google Patents
電子部品端子の矯正装置Info
- Publication number
- JPH0639517Y2 JPH0639517Y2 JP1985182707U JP18270785U JPH0639517Y2 JP H0639517 Y2 JPH0639517 Y2 JP H0639517Y2 JP 1985182707 U JP1985182707 U JP 1985182707U JP 18270785 U JP18270785 U JP 18270785U JP H0639517 Y2 JPH0639517 Y2 JP H0639517Y2
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- Japan
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- electronic component
- terminals
- terminal
- straightening
- correction
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Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、電子回路基板に電子部品を挿入する工程にお
いて用いられる電子部品端子の矯正装置に関する。
いて用いられる電子部品端子の矯正装置に関する。
(ロ)従来の技術 現在では多種多様な電子部品が自動挿入の対象になって
いるが、その端子(正しい方向を向いていないものも多
い)をいかに正確に基板の穴に合わせるかということ
は、いつの場合にも大きな問題である。アキシャル部
品、ラジアル部品と通称される、極く一般的な小型電子
部品を扱う場合には、その端子(リード)をガイドに沿
って滑らせて基板の穴に挿入する、という構成をとるこ
とが多い。もう少し大型の部品で、端子の剛性が高いも
のについては、次のような手法が提案されている。ま
ず、特公昭59-15200号公報に記載された装置では、部品
の端子の一旦外側に押し拡げ、これを筒形のガイドに押
し込んで端子間隔を規正し、その、間隔規正状態の端子
をガイドから押し出して基板の穴に挿入する。但しこの
装置は、中間周波数トランスのような、外装ケースと一
体に取付用端子が形設してある部品でないと適用が難し
い。特公昭59-52560号公報に記載された装置もこれと共
通した面を持っている。すなわちこの装置は、デュアル
インライン電子素子を挿入すべく設計されているが、や
はり端子を一度外側に拡げ、次いでこれをガイドにより
すぼめつつ穴に導くものである。
いるが、その端子(正しい方向を向いていないものも多
い)をいかに正確に基板の穴に合わせるかということ
は、いつの場合にも大きな問題である。アキシャル部
品、ラジアル部品と通称される、極く一般的な小型電子
部品を扱う場合には、その端子(リード)をガイドに沿
って滑らせて基板の穴に挿入する、という構成をとるこ
とが多い。もう少し大型の部品で、端子の剛性が高いも
のについては、次のような手法が提案されている。ま
ず、特公昭59-15200号公報に記載された装置では、部品
の端子の一旦外側に押し拡げ、これを筒形のガイドに押
し込んで端子間隔を規正し、その、間隔規正状態の端子
をガイドから押し出して基板の穴に挿入する。但しこの
装置は、中間周波数トランスのような、外装ケースと一
体に取付用端子が形設してある部品でないと適用が難し
い。特公昭59-52560号公報に記載された装置もこれと共
通した面を持っている。すなわちこの装置は、デュアル
インライン電子素子を挿入すべく設計されているが、や
はり端子を一度外側に拡げ、次いでこれをガイドにより
すぼめつつ穴に導くものである。
上記2例の文献に記載された装置は、いずれも端子をガ
イドで穴に導くようにしている。かかるガイドは、最外
側に端子を有する部品を扱う限りにおいては基板上で他
の部品に干渉することも少ない。しかしながら、部品本
体の外縁より内側に引っ込んだ個所から端子が突出して
いるとそうは行かない。ガイドを部品本体に引っ掛けな
いよう離脱させるためには、ガイドを外側に大きく開く
ことが必要になるので、それだけ他の部品に干渉する可
能性が高くなる。従って基板の実装密度を高めることが
できない。そこで出願人は、本出願に先立つ出願である
特願昭60-127387号において、次のような、ガイドを使
わない端子矯正装置を提案した。すなわちこの装置で
は、対をなす矯正爪が先端部接近、先端部離間、及び中
立の3姿勢をとり、次の工程を遂行する。まず電子部品
の端子間に、先端部接近の姿勢で矯正爪を入れ、中立姿
勢に直す。次いで端子間から矯正爪を抜きとり、先端部
離間の姿勢に姿勢変更して、今度は端子の外側に位置さ
せる。そして再び中立姿勢に直す。こうすると、先端部
接近の状態から中立に姿勢変更した時、端子は矯正爪外
面で外側に押され、向きの不ぞろいであった端子は、一
先ず外向きに統一させられる。次に矯正爪が先端部離間
から中立に姿勢変更した時、外向きの端子は矯正爪内面
で曲げ戻され、正規の方向に矯正される。このように矯
正爪で端子に交番荷重をかけることにより、端子の突出
方向を矯正し、ガイドなしで基板の穴に位置合わせする
ことを可能にしようというのが特願昭60-127387号にお
ける考え方であるが、交番荷重をかける方向と直角の方
向に関しては矯正機能を発揮できないので、後者の方向
における曲がりについては別途対策を講じなければなら
ないという難点があった。
イドで穴に導くようにしている。かかるガイドは、最外
側に端子を有する部品を扱う限りにおいては基板上で他
の部品に干渉することも少ない。しかしながら、部品本
体の外縁より内側に引っ込んだ個所から端子が突出して
いるとそうは行かない。ガイドを部品本体に引っ掛けな
いよう離脱させるためには、ガイドを外側に大きく開く
ことが必要になるので、それだけ他の部品に干渉する可
能性が高くなる。従って基板の実装密度を高めることが
できない。そこで出願人は、本出願に先立つ出願である
特願昭60-127387号において、次のような、ガイドを使
わない端子矯正装置を提案した。すなわちこの装置で
は、対をなす矯正爪が先端部接近、先端部離間、及び中
立の3姿勢をとり、次の工程を遂行する。まず電子部品
の端子間に、先端部接近の姿勢で矯正爪を入れ、中立姿
勢に直す。次いで端子間から矯正爪を抜きとり、先端部
離間の姿勢に姿勢変更して、今度は端子の外側に位置さ
せる。そして再び中立姿勢に直す。こうすると、先端部
接近の状態から中立に姿勢変更した時、端子は矯正爪外
面で外側に押され、向きの不ぞろいであった端子は、一
先ず外向きに統一させられる。次に矯正爪が先端部離間
から中立に姿勢変更した時、外向きの端子は矯正爪内面
で曲げ戻され、正規の方向に矯正される。このように矯
正爪で端子に交番荷重をかけることにより、端子の突出
方向を矯正し、ガイドなしで基板の穴に位置合わせする
ことを可能にしようというのが特願昭60-127387号にお
ける考え方であるが、交番荷重をかける方向と直角の方
向に関しては矯正機能を発揮できないので、後者の方向
における曲がりについては別途対策を講じなければなら
ないという難点があった。
(ハ)考案が解決しようとする課題 本考案は、電子部品に設けられた2列の端子に、1対の
矯正爪で交番荷重をかけ、端子突出方向を矯正するもの
において、交番荷重をかける方向と直角の方向に関する
矯正をも同時に行えるようにしたものである。
矯正爪で交番荷重をかけ、端子突出方向を矯正するもの
において、交番荷重をかける方向と直角の方向に関する
矯正をも同時に行えるようにしたものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案では、電子部品端子に交番荷重をかける矯正爪の
両側の作用面に、端子を誘い込む矯正溝を形設した。
両側の作用面に、端子を誘い込む矯正溝を形設した。
(ホ)作用 矯正爪が両側の作用面で電子部品端子を圧迫する度に、
端子は矯正溝に誘い込まれる。これにより、交番荷重を
かける方向と直角の方向に関しても端子の向きは矯正さ
れる。
端子は矯正溝に誘い込まれる。これにより、交番荷重を
かける方向と直角の方向に関しても端子の向きは矯正さ
れる。
(ヘ)実施例 図において、(1)は自動挿入の対象となる電子部品で
あって、ここに示したのは左右2列に2本ずつの端子
(2)を有するリレーである。これを扱う矯正装置(1
0)は、次のように構成される。(11)は不動のベース
であり、底板(12)、左側板(13)、右側板(14)、前
端板(15)を有する。(16)は左右側板(13)(14)の
間に配置されたスライドベースである。スライドベース
(16)は前端板(15)に近づく方向及びそこから遠ざか
る方向に水平に移動し、前端板(15)から離れた地点で
電子部品(1)を受け取って図示の地点へと運んで来る
ものである。スライドベース(16)は、電子部品(1)
を前方、下方、及び左右から支える第1のジョー(17)
と、ばね(18)の力により電子部品(1)を後方からジ
ョー(17)に押しつける、揺動可能な第2のジョー(1
9)を備えている。スライドベース(16)は前端板(1
5)のストッパ(20)に当たって定位置で止まる。ここ
で、第6図に示すように、左右側板(13)(14)の間に
軸支された揺動体(21)がエアシリンダ(22)によって
回動せしめられ、揺動体(21)から突出したアーム(2
3)が電子部品(1)の頭部を上から押さえつける。こ
れにより、電子部品(1)はがっちりと固定される。
あって、ここに示したのは左右2列に2本ずつの端子
(2)を有するリレーである。これを扱う矯正装置(1
0)は、次のように構成される。(11)は不動のベース
であり、底板(12)、左側板(13)、右側板(14)、前
端板(15)を有する。(16)は左右側板(13)(14)の
間に配置されたスライドベースである。スライドベース
(16)は前端板(15)に近づく方向及びそこから遠ざか
る方向に水平に移動し、前端板(15)から離れた地点で
電子部品(1)を受け取って図示の地点へと運んで来る
ものである。スライドベース(16)は、電子部品(1)
を前方、下方、及び左右から支える第1のジョー(17)
と、ばね(18)の力により電子部品(1)を後方からジ
ョー(17)に押しつける、揺動可能な第2のジョー(1
9)を備えている。スライドベース(16)は前端板(1
5)のストッパ(20)に当たって定位置で止まる。ここ
で、第6図に示すように、左右側板(13)(14)の間に
軸支された揺動体(21)がエアシリンダ(22)によって
回動せしめられ、揺動体(21)から突出したアーム(2
3)が電子部品(1)の頭部を上から押さえつける。こ
れにより、電子部品(1)はがっちりと固定される。
ベース(11)の底板(12)には、軸(24)(25)が前後
に並んで下向きに固定されており、これに、シリンダブ
ロック(26)が昇降可能に支持されている。シリンダブ
ロック(26)は前後にエアシリンダ(27)(28)を有す
る。前方のエアシリンダ(27)は、軸(24)に形設した
ピストン部(29)をとり込んでおり、ピストン部(29)
の外側を動いて、シリンダブロック(26)の全体を上下
させる役目をする。ピストン部(29)より上を室(3
0)、ピストン部(29)より下を室(31)と命名してお
く。後方のエアシリンダ(28)の中には上下2個のピス
トン(32)(33)が入り、エアシリンダ(28)を上から
(34)、(35)、(36)の3室に仕切っている。室(3
0)(31)(34)(35)(36)に対する空気配管は図示
を略す。ピストン(33)はシリンダブロック(26)の下
面に突出する軸(37)を有し、ここにストッパ(38)を
固定している。またピストン(33)の上面中央にはピス
トン(32)に対する当たりになる突部(39)が形設され
ている。ピストン(32)の軸(40)はシリンダブロック
(26)の上面に設けた前後一対の立ち上がり壁(41)
(41)の間に突出する。立ち上がり壁(41)(41)の間
には、上端に矯正爪(42)を有する揺動体(43)が、軸
(44)を中心にして垂直面内で回動できるよう、左右1
対設けられている。揺動体(43)(43)はその下端をリ
ンク(45)(45)を介して軸(40)に連結し、軸(40)
の上下により対称的に揺動して矯正爪(42)を開閉す
る。揺動体(43)(43)を含むシリンダブロック(26)
の上部はベース底板(12)の透孔(46)を通り抜けてい
る。
に並んで下向きに固定されており、これに、シリンダブ
ロック(26)が昇降可能に支持されている。シリンダブ
ロック(26)は前後にエアシリンダ(27)(28)を有す
る。前方のエアシリンダ(27)は、軸(24)に形設した
ピストン部(29)をとり込んでおり、ピストン部(29)
の外側を動いて、シリンダブロック(26)の全体を上下
させる役目をする。ピストン部(29)より上を室(3
0)、ピストン部(29)より下を室(31)と命名してお
く。後方のエアシリンダ(28)の中には上下2個のピス
トン(32)(33)が入り、エアシリンダ(28)を上から
(34)、(35)、(36)の3室に仕切っている。室(3
0)(31)(34)(35)(36)に対する空気配管は図示
を略す。ピストン(33)はシリンダブロック(26)の下
面に突出する軸(37)を有し、ここにストッパ(38)を
固定している。またピストン(33)の上面中央にはピス
トン(32)に対する当たりになる突部(39)が形設され
ている。ピストン(32)の軸(40)はシリンダブロック
(26)の上面に設けた前後一対の立ち上がり壁(41)
(41)の間に突出する。立ち上がり壁(41)(41)の間
には、上端に矯正爪(42)を有する揺動体(43)が、軸
(44)を中心にして垂直面内で回動できるよう、左右1
対設けられている。揺動体(43)(43)はその下端をリ
ンク(45)(45)を介して軸(40)に連結し、軸(40)
の上下により対称的に揺動して矯正爪(42)を開閉す
る。揺動体(43)(43)を含むシリンダブロック(26)
の上部はベース底板(12)の透孔(46)を通り抜けてい
る。
而して矯正爪(42)の内外両面が電子部品端子に力を及
ぼす作用面となっており、ここに、縦方向に延びる矯正
溝(47)(48)が形設されている。矯正溝(47)(48)
は片面に2条ずつ、部品(1)の端子間隔に等しい間隔
で形設されており、入口が広く底部が狭い形状になって
いる。溝底部の幅は端子(2)の幅にほぼ等しい。矯正
溝(47)に関しては上端部分も末広がりに拡がってい
る。そしてこれらの溝は端子(2)が突出すべきである
方向(矯正爪(42)の開閉面とは直角の面内において)
に延びている。
ぼす作用面となっており、ここに、縦方向に延びる矯正
溝(47)(48)が形設されている。矯正溝(47)(48)
は片面に2条ずつ、部品(1)の端子間隔に等しい間隔
で形設されており、入口が広く底部が狭い形状になって
いる。溝底部の幅は端子(2)の幅にほぼ等しい。矯正
溝(47)に関しては上端部分も末広がりに拡がってい
る。そしてこれらの溝は端子(2)が突出すべきである
方向(矯正爪(42)の開閉面とは直角の面内において)
に延びている。
矯正装置(10)は次のように動作する。まず、第1図及
び第5図に示すように、ピストン(32)を上昇させる。
すると矯正爪(42)の対は、先端部同士が接近した姿勢
になる。シリンダブロック(26)自体はこの時降下位置
にある。ここへスライドベース(16)が電子部品(1)
を運んでくる。スライドベース(16)は、第6図に示す
ように電子部品(1)をエアシリンダ(28)の真上に位
置させて停止する。続いて揺動体(21)がアーム(23)
で電子部品(1)の頭部を押さえつける。ここで、第2
図のようにシリンダブロック(26)が上昇し、1対の矯
正爪(42)は相対する端子(2)の間に入る。続いてピ
ストン(33)が上昇し、ピストン(32)はピストン(3
3)の突部(39)に当たるところまで降下する。すると
矯正爪(42)は真っ直ぐに立つ、すなわち中立姿勢にな
り、外側の作用面で端子(2)を外側に押し曲げる。こ
の時端子(2)は矯正溝(47)の中に誘い込まれ、矯正
爪(42)の開閉方向と直角の方向における向きも正され
る。端子(2)を外側に曲げた後、シリンダブロック
(26)は第3図のように降下する。そしてここで、ピス
トン(32)(33)が共に降下する。すると矯正爪(42)
は先端部同士が離間した姿勢になる。この体勢で第4図
のようにシリンダブロック(26)が上昇し、矯正爪(4
2)を端子(2)の外側に位置させる。そしてピストン
(33)が上昇し、矯正爪(42)を中立姿勢へと戻す。矯
正爪(42)は内側の作用面で端子(2)を圧迫し、端子
(2)は正規の方向を向くよう矯正される。端子(2)
の圧迫量は、端子(2)のスプリングバックを考慮し
て、適当な補正を加えたものとしておく。この時にも端
子(2)は矯正溝(48)に誘い込まれ、矯正を受ける。
後、矯正爪(42)は端子(2)から離れ、第1図の体勢
に復帰する。揺動体(21)も電子部品(1)を釈放す
る。ここへ図示しない挿入用チャックが接近し、電子部
品(1)を持ち去るものである。
び第5図に示すように、ピストン(32)を上昇させる。
すると矯正爪(42)の対は、先端部同士が接近した姿勢
になる。シリンダブロック(26)自体はこの時降下位置
にある。ここへスライドベース(16)が電子部品(1)
を運んでくる。スライドベース(16)は、第6図に示す
ように電子部品(1)をエアシリンダ(28)の真上に位
置させて停止する。続いて揺動体(21)がアーム(23)
で電子部品(1)の頭部を押さえつける。ここで、第2
図のようにシリンダブロック(26)が上昇し、1対の矯
正爪(42)は相対する端子(2)の間に入る。続いてピ
ストン(33)が上昇し、ピストン(32)はピストン(3
3)の突部(39)に当たるところまで降下する。すると
矯正爪(42)は真っ直ぐに立つ、すなわち中立姿勢にな
り、外側の作用面で端子(2)を外側に押し曲げる。こ
の時端子(2)は矯正溝(47)の中に誘い込まれ、矯正
爪(42)の開閉方向と直角の方向における向きも正され
る。端子(2)を外側に曲げた後、シリンダブロック
(26)は第3図のように降下する。そしてここで、ピス
トン(32)(33)が共に降下する。すると矯正爪(42)
は先端部同士が離間した姿勢になる。この体勢で第4図
のようにシリンダブロック(26)が上昇し、矯正爪(4
2)を端子(2)の外側に位置させる。そしてピストン
(33)が上昇し、矯正爪(42)を中立姿勢へと戻す。矯
正爪(42)は内側の作用面で端子(2)を圧迫し、端子
(2)は正規の方向を向くよう矯正される。端子(2)
の圧迫量は、端子(2)のスプリングバックを考慮し
て、適当な補正を加えたものとしておく。この時にも端
子(2)は矯正溝(48)に誘い込まれ、矯正を受ける。
後、矯正爪(42)は端子(2)から離れ、第1図の体勢
に復帰する。揺動体(21)も電子部品(1)を釈放す
る。ここへ図示しない挿入用チャックが接近し、電子部
品(1)を持ち去るものである。
(ト)考案の効果 本考案によれば、矯正爪が電子部品端子に交番荷重をか
ける動作に伴ない、端子は前後に関しても左右に関して
も突出方向を矯正される。従って端子の矯正精度はます
ます向上する。しかも、最低2回は矯正溝に誘い込まれ
るので、交番荷重をかける方向と直角の方向に関する矯
正はいよいよ確実なものとなる。
ける動作に伴ない、端子は前後に関しても左右に関して
も突出方向を矯正される。従って端子の矯正精度はます
ます向上する。しかも、最低2回は矯正溝に誘い込まれ
るので、交番荷重をかける方向と直角の方向に関する矯
正はいよいよ確実なものとなる。
図は本発明の1実施例を示し、第1図乃至第4図は異な
る動作状態の断面図、第5図及び第6図はこれと直角の
方向から見た断面図、第7図乃至第9図は矯正爪の拡大
上面図・正面図・背面図である。 (1)……電子部品、(2)……端子、(42)……矯正
爪、(47)(48)……矯正溝。
る動作状態の断面図、第5図及び第6図はこれと直角の
方向から見た断面図、第7図乃至第9図は矯正爪の拡大
上面図・正面図・背面図である。 (1)……電子部品、(2)……端子、(42)……矯正
爪、(47)(48)……矯正溝。
Claims (1)
- 【請求項1】2列の端子を有する電子部品を保持する保
持手段と、 この保持手段に保持された電子部品の端子に対する作用
面を両側に有する、対をなす矯正爪と、 この矯正爪を変位させ、その両側の作用面で電子部品の
2列の端子に交番荷重を加えさせる変位手段と、 電子部品端子を誘い込むべく矯正爪の両側の作用面にそ
れぞれ設けられた矯正溝と、 を備えた電子部品端子の矯正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985182707U JPH0639517Y2 (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | 電子部品端子の矯正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985182707U JPH0639517Y2 (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | 電子部品端子の矯正装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6291478U JPS6291478U (ja) | 1987-06-11 |
JPH0639517Y2 true JPH0639517Y2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=31128755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985182707U Expired - Lifetime JPH0639517Y2 (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | 電子部品端子の矯正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0639517Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN118002716B (zh) * | 2024-03-11 | 2024-10-01 | 山东金顺怡电子科技有限公司 | 一种电子变压器生产用引脚修整装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS556118U (ja) * | 1978-06-29 | 1980-01-16 | ||
JPS5727191U (ja) * | 1980-07-22 | 1982-02-12 | ||
JPS59111398A (ja) * | 1982-12-16 | 1984-06-27 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | Icのリ−ド位置決め装置 |
JPS59201450A (ja) * | 1983-04-28 | 1984-11-15 | Toshiba Corp | 電子部品のリ−ド矯正装置 |
-
1985
- 1985-11-27 JP JP1985182707U patent/JPH0639517Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6291478U (ja) | 1987-06-11 |
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