JPS5818751B2 - 電線插入装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電線を電気接続子のみぞ付端子内に挿入する装
置に関する。

公知の挿入装置は、接続子支持体を供する部分を含む基
底部分と、該基底部分上に支持された時の接続子を個々
の電線がそれぞれの端子のみぞと整例するよう（こ該電
線を位置設定する電線位置設定ジグと、電線をそれぞれ
の端子みぞ内に横方向に運動させる電線挿入器とを有す
る。

本発明による挿入装置は、横重ね可能な接続子モジュー
ルＯこついて使用されるととも（こ電線位置設定ジグを
接続子支持体に関して第１および第２の位置に位置設定
する装置を含みもって電線を支持体上の第１接続子モジ
ユールの端子みぞおよび第１接続子モジユール上に積重
ねられた第２接続子モジユールの端子みぞとそれぞれ整
列させるようになっている。

締付装置が備えられていて第１および第２の接続子モジ
ュールを積重ねられた関係で組立てかつ第１モジユール
またはモジュール組立体を接続子支持体Ｑこ締付けるこ
とが好ましい。

本発明による装置の実癩例を以下Ｏこ図面を参照して説
明する。

本発明の挿入器＠６０では、特に米国特許出願第６３０
５８９号Ｏこ記載のモジュール電気接続子に電線２を接
続しかつモジュール８，１０．１２を積重ねられた関係
で組立てることが意図されている。

本発明の装置は基底部分６２と係合離脱可能な挿入器６
４とを有する。

基底部分６２は垂下エプロン６８と水平方向に延びる腕
７０とを含むＬ字形枠組６６（第２図）を有する。

ブロック７２はエプロン６８の内側面７４と一体的であ
りかつその中央から延びていて、以下に述べるよう（こ
腕１１６の支持面を提供する。

ブロック上の耳片７６は７７において支持柱７８に枢動
可能に接続されている。

基底部分６２の上端Ｏこは２つの離隔したくし状の電線
位置設定ジグ８０，１０２が装架され、左方のジグ８０
（第２図において）はそれぞれ基底ブランク８６から延
びている一連の交互に長短の指片８２，８４を有する。

基底ブロックは腕７０の上面の凹所８８内に配置されか
つ離隔した耳片９０を有する。

該耳片９０は枠組内の凹所９２内にビン９４によってピ
ボット支えされていて閉位置（第２図）から開位置（第
８図）まで運動し得る。

ねじりばね（図示せず）を備えてジグを閉位置Ｑこ保持
してもよい。

基底ブロック８６の腕９６は腕７０の表面の部分９８と
共表面を有する。

前記腕９６及び表面部分９８は接続子支持体として作用
する。

腕９６上のボス１００は接続子基底モジュール８の凹所
に入って接続子端子を電線位置設定ジグ８０，１０２の
電線支持面１０１゜１０３と正確に整列させるようＯこ
寸法を与えられている。

電線位着設定ジグ１０２は基底部分１０４を有し、該基
底部分１０４は図示されているように横方向水平支持棒
１０８の上端内に挿入されている。

電線隔離フィン１０６が基底部分１０４から上方に延び
かつ指片８２，８４と整列している。

ジグ１０２は左方Ｏこ表面１１０を越えて延びかつ組立
の間接続子モジュールと係合する垂下部分１１２を有す
る。

隣接するフィン１０６の間（こある電線支持面１０３は
左方Ｏこ隣接する垂下部分１１２Ｑこ向かって下方Ｑこ
傾斜していて電線せん断縁１１４を確定する。

離隔したブラケット１１３が第２図ないし第８図にみら
れるように左方に延びていて、それらの端には内側に延
びる腕１１５を有し中間の接続子モジュール１０の上に
のるようになっている（第５図）。

支持棒１０８およびジグ部材１０２が第５図の位置から
下降すると、腕１１５および垂下部分１１２はモジュー
ル１０の両側面を基底モジュール８内に押下げて接続子
支持体上に締付ける装置として作用する。

水平支持棒１０８は端部に垂下腕１１６を有し、垂下腕
１１６は第９図に示す棒を上昇および降下させる機構に
結合されている。

第９図の右方および左方の機構は同様であるから、１つ
についての説明は他方についても同様Ｏこ成りたつ。

腕１１６は面７４と滑動係合する内側を向いた：端部分
１１８を有しかつ外方に面した凹所１２０が形成されて
いる。

掛は金ブロック１２２はこの凹所内に滑動可能Ｇこ装架
されまた被覆部材１６０内Ｑこ突出する掛は全突起１２
４を有する。

掛は金ブロック１２２はそれ（こくさび止めまたは他の
方法で固定された中心に位置設定されたピン１２６を有
し、ピン１２６は腕の端部分１１８のせん孔を通りかつ
これを越えて内側に延びる。

ばね１２８はせん孔の内側端とピン１２６のヘッドとの
間に配置されていてブロックを第９図に示された右方；
の位置に偏倚させる。

ピン１２６はリンク１３０（後述される）を通して延び
ておりまたレバ１３４の端のみぞ１３２内のコツタピン
１３３Ｑこよって支持されている。

レバ１３４は耳片１４０に支持されたピンに１３８にお
いてピボット支えされたＬ字形部分１３６を有し、耳片
１４０はハンドル１４２から内側に延びている。

レバ１３４の外方端１３５は１４４においてリンク１４
６の一端にピボット支えされている。

このリンクの他端は１４８におい）て遊動掛は金棒１５
０にピボット支えされ、遊動掛は金棒１５０はハンドル
握り１５８から延びている離隔した案内面１５１の間に
受容される。

レバ１３４が１３８においてピボット支えされているハ
ンドル１４２は枠組部材６６に隣接しかっその下にある
内方を句いた部分を有し、この内方を向いた部分の端は
上方に延びていてビン１５４において耳片１５６に遊動
可能【こ装架されている。

耳片１５６は枠組の外表面から延びている。

リンク１３０はビン１２６とバンドル１４２との間を延
びていて１４３においてバンドル１４２にピボット支え
されている。

横方向に延びる補強棒１６７はバンドル１４２の間を延
びている。

カバプレート１６０は基底枠組の端に固定されていて第
９図に示されたように対向した側壁１６４を有している
。

一体的なガセットブロック１６９が各隅に備えられてお
り、また離隔した凹所１６６が備えられていてガセット
ブロック内に指片１２４を受容し、例えば第４図および
第７図に示されているように、支持棒１０８および電線
ジグ１０２の位置を変化させる。

前記り字形レバ１３６、掛は金棒１５０、側壁１６４及
び指片１２４は協働して電線位置設定ジグ１０２を位置
設定する作用を果す。

掛は金棒を握り１５８の方に押下するとレバ１３６．１
３６’は内側に回転しまた指片１２４は凹所１６６から
引き出される。

するとバンドル１４２がビン１５４によって確定される
ピボット軸のまわりに回転し支持棒１０８を上昇または
下降させ得る。

挿入器６４（第１図、第３図および第１２図）は１つの
面に凹所１７０を有するブロック１６８を含有する。

装架腕１７２はブロック１６８の端から垂下しまた先細
の下端１７７にカム入口面１７３と共Ｑこソケット１７
３を有しているので、腕がカバプレート１６０の上端の
開口内に挿入されるとき、腕はガセットブロック１６９
の対向面によって郭成される通路１７７内Ｑこ進入する
。

椀がビン１２６を通過すると、カム面１７５はビンを内
側にカム作動させ、その結果としてビンは開口１７３と
整列し、その後でビンはばね１２８によって延長位置に
もどり、挿入器６４を基底部分６２に錠止する。

挿入子１７４は滑動工具ブロック１８０の下方端の腕１
７２の間（こ装架されている。

挿入子は接続子モジュール８，１０の凹所内に受容され
得る下方端を有する板部材である。

挿入子１７４の下方端は２つの離隔したみぞを有してい
て電線挿入の間端子を受容する。

ブロック１８０は凹所１７０の対向側面およびファスナ
１８４によりブロック１６８の面Ｑこ固定されたカバプ
レート１８２の内面によって往復運動ができるように案
内される。

工具ブロック１８０は中央に分岐ボス１８８を有し、該
ボス１８８内にローラ１９０がビン１９２（こよって装
架される。

田−ラはカム１９４Ｑこより係合されており、カム１９
４は離隔したバンドル１９６に固定されかつ枠組ブロッ
ク１６８内の軸１９７０こ回転可能に装架されている。

バンドル１９６およびカムを第３図に示した位置から時
計方向に回転させると、ローラ１９０およびブロック１
８０は下方に駆動される。

工具の下方運動はカム上の停止部１９５によって制限さ
れる。

ブロック１８０ははね１８６によって第１２図において
は上方に偏倚されている。

しかし、挿入子が下降して電線が端子内に押しこまれる
と、挿入子はみそ内（こ部分的に押出された電線の絶縁
被覆によって最低位置に保持されようとする。

ブロック１８０が上昇したとき挿入子を解放するリンク
１９８のような装置が備えられているのが望ましい。

リンク１９８は挿入子を解放するために備えられていて
細長いみぞ２００を有し、みぞ２００を通って軸１９７
が延びている。

ビン１９２はリンクの下端をローラ１９０の各側に固定
する。

バンドル１９６が耳片を押圧し終え句と、第６図の位置
から第４図の位置までの最終段階のバンドル運動の間Ｑ
こ、耳片はリンクの縁と係合しＣそれらを上昇させる。

バンドルの機械的利点は挿入子１７４を解放するのＯこ
用いられ、またばね１８６は該挿入子を非作動位置Ｏこ
上昇させる。

装置の使用の際には、基底モジュール８が腕９６の上面
及び腕７０の表面部分９８上Ｏこ置かれる。

支持棒１０８および電線ジグ１０２がつぎにバンドル１
４２によって第４図の位置まで下げられる。

このときは挿入器６４は基底部分Ｏこ組立てられていな
い。

つぎに電線２が端子を介して電線ジグ８０，１０２内に
位置設定されるが、第４図に示すように隣接する指片と
ジグの隔壁の各対の間※こ１本の電線が配置される。

ジグ８０の長い指片８４は電線対の分割装置として機能
する。

つぎＧこ挿入器６４が屑底部分Ｇこ組立てられて挿入子
１７４が下降し、電線をせん断縁１１４によって切断し
また電線をみそ付接続子端子に挿入する。

つぎに挿入子１７４が持上げられて挿入器６４が基底部
分６２から分離される。

つぎＱこハンドル１４２を操作して、支持棒１０８やジ
グ１０２を持上げ、中間モジュールを基底モジュール８
の頂部（こ配置する。

（第５図を参照せよ）。つぎＯこ１ハンドル１４２が下
降されてブラケット１１３の端およびジグ１０２の垂下
部分１１２０こカム操作を症し、中間モジュールを基底
部材と共に組立てる。

棒１０Ｂが第６図番こ示した位置に錠止される諒、他の
電線が中間接続子モジュールの端子内にｊ挿入される。

つぎＱこ棒１０８がもち上げられ、カバ１２が中間モジ
ュール上０こ置かれ、またハンドル１４２が操作されて
カバを中間モジュールと組立てる。

接続子組立体は、挿入器を基底部分から分離し、支持棒
１０８を最高位置まで上昇させ、。

かつ第８図に示すように位置設定ジグ８０を逆時計廻り
に回転させた後Ｏこは、工具から除去され得る。

本装置の一つの利点は、該装置が上述したようＱこ電線
を積重ねられたモジュールと接続しかつ積１重ねられた
モジュールを組立てるＱこ当り別の工具を必要としない
ことである。

電線の端子内への完全な挿入は、挿入器６４、基底部分
６２および挿入器を基底部分Ｏこ装架する上述の構成Ｑ
こよって確実Ｑこ達成される。

モジュール内、第４図に示すようにジグ１０２の垂下部
分１１２がモジュールの凹面に当接するとき基底部分上
に正確Ｇこ位置設定される。

また、ジグ１０２の垂下部分１１２の鉛直方向位置設定
は、上述したようＯこ、位置設定ブロック１２２および
ビン 、１２６によって決定される。

電線が電線ジグ８０゜１０２内に置かれかつ挿入器が基
底部分に装架された後挿入器はモジュールζこ対して正
確な高さを有することになる。

何故ならば挿入器の高さが腕１７２の孔１７３に入るビ
ン１２６０こよって決定され（第１０図をみよ）またビ
ンがブロック１２２内Ｑこ装架されているからである。

最後に、挿入子１７４の下降行程は前述したようＱこカ
ム１９４の停止部１９５Ｑこよって正確Ｏこ制御される
。

組立体の部品のすべてが相互にかつ接続子モジュールに
関して正確に位置設定され、また挿入子１７４の行程は
これら部品に関してまたモジュール内の端子に関して正
確Ｇこ制御、きれる。

【図面の簡単な説明】

第１図は装置の斜視図、第２図は装置の基底部分および
最上部位置にある調整可能な電線配置装置の部分的に断
面図を含む側面図、第３図は第２図Ｑこ同様の図であっ
て挿入器が基底部分と整列しかつこれと離隔しており、
第４図は第３図に同様の図であって挿入器が電線を最下
部接続子モジュール内Ｏこ挿入する開基底部分に組立て
られており、第５図から第８図までは第２図および第４
図に同様の図であって電線を接続子モジュール組立体Ｑ
こ接続する各段階における装置の位置を示し、第９図は
第７図の線９−９に関する断面図、第１０図は挿入器の
基底部分への装着領域の部分図、第１１図は第９図の線
１１−１１に関する断面図、第１２図は第３図の線１２
−１２に関する断面図である。 ２・・・・・・電線、８．１０・・・・・・接続子モジ
ュール、９６．９８・・・・・・接続子支持体、１０２
・・・・・・電線位置設定ジグ、１２４，１３６，１５
０，１６４・・・位置設定装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 電線を電気接続子のみぞ付端子内に挿入するための
   装置にして、接続子支持体を供する部分を含む基底部分
   と、該基底部分上に支持された時の接続子を個々の電線
   がそれぞれの端子のみぞと整列するようＱこ該電線を位
   置設定する電線位置設定ジグと、電線をそれぞれの端子
   みぞ内に横方向に運動させる電線挿入器とを有する挿入
   装置Ｑこ２Ｇ）で、積重ね可能な接続子モジュールにつ
   いて使用されるとともに前記電線位置設定ジグ１０２を
   前記接続子支持体９６．９８に関して第１および第２の
   位＠Ｇこ位置設定する装＠１６４，１２４゜１３６．１
   ５０を含みもって前記電線２を前記支持体上の第１の接
   続子モジュール８の端子みぞおよび前記第１接続子モジ
   ユール８上に積重ねられた第２接続子モジユール１０の
   端子みぞとそれぞれ整列させることを特徴とする挿入装
   置。 ２、特許請求の範囲第１項に記載の挿入装置において、
   締付装置１１２，１１５が備えられていて前記の前１お
   よび第２の接続子モジュール８゜１０を積重ねられた関
   係で相克てかつ前記第１モジュール８または前言己モジ
   ュール組立体８，１０を前記接続子支持体９６．９８上
   に締付けることを特徴とする挿入装置。 ３ 特許請求の範囲第２項に記載の挿入装置において、
   前記締付装＠１１２，１１５は前記電線位置設定ジグ１
   ０２Ｑこ固定されていることを特徴とする挿入装置。 ４ 特許請求の範囲第１項から第３項までの任意の項に
   記載の挿入装置において、前記電線挿入器は前記基底部
   分６２上に装架されていて前記電線位置設定ジグ１０２
   と共に運動することを特徴とする挿入装置。