JPH0639313A - 電気集塵装置 - Google Patents
電気集塵装置Info
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- JPH0639313A JPH0639313A JP19816992A JP19816992A JPH0639313A JP H0639313 A JPH0639313 A JP H0639313A JP 19816992 A JP19816992 A JP 19816992A JP 19816992 A JP19816992 A JP 19816992A JP H0639313 A JPH0639313 A JP H0639313A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気集塵装置を起動する際に絶縁碍子の絶縁
抵抗値を検出し、その良否の判定を行なう制御手段を備
え特に起動時における安全性と機器の二次損傷を防止す
る電気集塵装置を得る。 【構成】 電気集塵装置を起動する際に、先ず定格電圧
の２〜５％程度の仮に短絡していたとしても機器の二次
的損傷を発生させる恐れが殆ど無い低電圧を、集塵部お
よび帯電部にテスト電圧として印加し、集塵部および帯
電部の絶縁碍子の絶縁抵抗値を検出し、その値が例えば
１０ｋ〜３００ｋオームであれば吸湿による絶縁抵抗値
の低下であるのでジュール熱で乾燥させながら装置を立
ち上げ、また１０ｋオーム未満であれば短絡による絶縁
抵抗値の低下であると判断し、装置を立ち上げずに故障
を出力するので、電気集塵装置の多機能化・高信頼性化
を図ることができる。
抵抗値を検出し、その良否の判定を行なう制御手段を備
え特に起動時における安全性と機器の二次損傷を防止す
る電気集塵装置を得る。 【構成】 電気集塵装置を起動する際に、先ず定格電圧
の２〜５％程度の仮に短絡していたとしても機器の二次
的損傷を発生させる恐れが殆ど無い低電圧を、集塵部お
よび帯電部にテスト電圧として印加し、集塵部および帯
電部の絶縁碍子の絶縁抵抗値を検出し、その値が例えば
１０ｋ〜３００ｋオームであれば吸湿による絶縁抵抗値
の低下であるのでジュール熱で乾燥させながら装置を立
ち上げ、また１０ｋオーム未満であれば短絡による絶縁
抵抗値の低下であると判断し、装置を立ち上げずに故障
を出力するので、電気集塵装置の多機能化・高信頼性化
を図ることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電気集塵装置の制御手段
における、集塵部および帯電部の絶縁抵抗値の良否の判
定手段に関するものである。
における、集塵部および帯電部の絶縁抵抗値の良否の判
定手段に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、電気集塵装置は、自動車用道路の
トンネル内に形成した迂回隧道内に設置され、この電気
集塵装置によって、トンネル内の汚染空気を清浄化して
いる。
トンネル内に形成した迂回隧道内に設置され、この電気
集塵装置によって、トンネル内の汚染空気を清浄化して
いる。
【０００３】図３は電気集塵装置の基本構成を示す斜視
図であり、ここに、１０１は帯電部、１０２は集塵部、
１０３は高圧電源部である。
図であり、ここに、１０１は帯電部、１０２は集塵部、
１０３は高圧電源部である。
【０００４】帯電部１０１は、高圧電源部１０３から
の、例えば＋１１ｋＶの高電圧を印加する複数個の放電
線１０１Ａと、これら放電線１０１Ａの間に配置した複
数個の接地電極板１０１Ｂとの間にコロナ放電を起こさ
せて、この間の間瞭中を通過する汚染空気Ａ中に含有さ
れた浮遊粒子を帯電させる。
の、例えば＋１１ｋＶの高電圧を印加する複数個の放電
線１０１Ａと、これら放電線１０１Ａの間に配置した複
数個の接地電極板１０１Ｂとの間にコロナ放電を起こさ
せて、この間の間瞭中を通過する汚染空気Ａ中に含有さ
れた浮遊粒子を帯電させる。
【０００５】集塵部１０２は、高圧電源部１０３から
の、例えば＋５．５ｋＶの高電圧を印加する複数個の高
圧側集塵電極１０２Ａと、これら高圧側集塵電極１０２
Ａの間に配置した複数個の接地側集塵電極板１０２Ｂと
を有し、帯電部１０１内を通過させて、その中の浮遊粒
子を帯電させた汚染空気Ａを両電極板１０２Ａおよび１
０２Ｂの間を通過させることによって、電極板１０２Ｂ
に、汚染空気Ａ中の帯電浮遊粒子を捕集させて清浄空気
Ｂを得る。
の、例えば＋５．５ｋＶの高電圧を印加する複数個の高
圧側集塵電極１０２Ａと、これら高圧側集塵電極１０２
Ａの間に配置した複数個の接地側集塵電極板１０２Ｂと
を有し、帯電部１０１内を通過させて、その中の浮遊粒
子を帯電させた汚染空気Ａを両電極板１０２Ａおよび１
０２Ｂの間を通過させることによって、電極板１０２Ｂ
に、汚染空気Ａ中の帯電浮遊粒子を捕集させて清浄空気
Ｂを得る。
【０００６】一方、高電圧が印加された高電圧荷電部、
すなわち、放電線１０１Ａおよび高圧側集塵電極１０２
Ａならびにこれら高圧電源部１０３から高電圧を導くた
めの支持導体は、高電圧用の絶縁碍子（図示せず）によ
って集塵装置内に支持されている。この絶縁碍子を、汚
染空気Ａの通過する通路から完全に隔離することは、放
電線１０１Ａ、高圧側集塵電極１０２Ａおよび支持導体
の電気的絶縁を保つ上から困難であることから、汚染空
気Ａの一部が絶縁碍子の周辺に回り込む。このため汚染
空気Ａ中の浮遊粒子がダストとして絶縁碍子の表面に付
着して、その絶縁耐力（性能）を低下させる恐れがあ
る。
すなわち、放電線１０１Ａおよび高圧側集塵電極１０２
Ａならびにこれら高圧電源部１０３から高電圧を導くた
めの支持導体は、高電圧用の絶縁碍子（図示せず）によ
って集塵装置内に支持されている。この絶縁碍子を、汚
染空気Ａの通過する通路から完全に隔離することは、放
電線１０１Ａ、高圧側集塵電極１０２Ａおよび支持導体
の電気的絶縁を保つ上から困難であることから、汚染空
気Ａの一部が絶縁碍子の周辺に回り込む。このため汚染
空気Ａ中の浮遊粒子がダストとして絶縁碍子の表面に付
着して、その絶縁耐力（性能）を低下させる恐れがあ
る。
【０００７】以上のような点を考慮して、絶縁碍子表面
に汚染空気中の浮遊粒子が付着するのを防止し、その絶
縁性能を維持する手段として、圧縮空気吹き付けによる
集塵部のダスト落とし作業と同時に、絶縁碍子に圧縮空
気を吹き付けてその表面またはその近傍に堆積したダス
トを取り除く、いわゆるエアブロー方式と、圧縮空気の
代わりに水を吹き付けるいわゆる水洗方式とが従来から
提案されている。
に汚染空気中の浮遊粒子が付着するのを防止し、その絶
縁性能を維持する手段として、圧縮空気吹き付けによる
集塵部のダスト落とし作業と同時に、絶縁碍子に圧縮空
気を吹き付けてその表面またはその近傍に堆積したダス
トを取り除く、いわゆるエアブロー方式と、圧縮空気の
代わりに水を吹き付けるいわゆる水洗方式とが従来から
提案されている。
【０００８】しかしながら、上述のエアブロー方式によ
って絶縁碍子表面またはその近傍のダストを取り除く場
合においては、エアブローする圧縮空気に水分が多く混
入していると、絶縁碍子表面のダストをある程度は吹き
除けるが、その水分によって絶縁碍子の表面にダストが
固着し、その絶縁抵抗が低下し易く、このことは上述の
水洗方式においては絶縁碍子を直接、水で洗うので、エ
アブロー方式よりも更に絶縁抵抗値の低下を招き易いと
いうことができる。また以上両方式によっても絶縁碍子
表面のダストを完全に取り除くことは困難であり碍子の
表面に残っているダストが、その周囲雰囲気から湿気を
吸い取り、碍子の絶縁抵抗値の低下を招いてしまう。
って絶縁碍子表面またはその近傍のダストを取り除く場
合においては、エアブローする圧縮空気に水分が多く混
入していると、絶縁碍子表面のダストをある程度は吹き
除けるが、その水分によって絶縁碍子の表面にダストが
固着し、その絶縁抵抗が低下し易く、このことは上述の
水洗方式においては絶縁碍子を直接、水で洗うので、エ
アブロー方式よりも更に絶縁抵抗値の低下を招き易いと
いうことができる。また以上両方式によっても絶縁碍子
表面のダストを完全に取り除くことは困難であり碍子の
表面に残っているダストが、その周囲雰囲気から湿気を
吸い取り、碍子の絶縁抵抗値の低下を招いてしまう。
【０００９】このような電気集塵装置では、起動する際
に、集塵部と帯電部に定格電圧よりも低い電圧を一定時
間印加することにより、たとえ碍子の絶縁抵抗値が湿気
により低下していても、絶縁碍子表面の吸湿部分を流れ
る洩れ電流によるジュール熱により、碍子の吸湿した部
分は乾燥し絶縁抵抗値が回復するという制御手段がとら
れている。
に、集塵部と帯電部に定格電圧よりも低い電圧を一定時
間印加することにより、たとえ碍子の絶縁抵抗値が湿気
により低下していても、絶縁碍子表面の吸湿部分を流れ
る洩れ電流によるジュール熱により、碍子の吸湿した部
分は乾燥し絶縁抵抗値が回復するという制御手段がとら
れている。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電気
集塵装置では、（特に起動時における）絶縁抵抗値の検
出機能および判定機能がないので、吸湿により絶縁抵抗
値が低下しているのか、短絡事故により絶縁抵抗値が低
下しているのか判別できず、若し短絡を起こしているの
であれば、起動後に高電圧を印加してしまうことになり
安全性に欠けまた機器の二次損傷を招き易い傾向にある
という運転制御上の問題があった。
集塵装置では、（特に起動時における）絶縁抵抗値の検
出機能および判定機能がないので、吸湿により絶縁抵抗
値が低下しているのか、短絡事故により絶縁抵抗値が低
下しているのか判別できず、若し短絡を起こしているの
であれば、起動後に高電圧を印加してしまうことになり
安全性に欠けまた機器の二次損傷を招き易い傾向にある
という運転制御上の問題があった。
【００１１】本発明は上記課題を解決するもので、電気
集塵装置を起動する際に絶縁碍子の絶縁抵抗値を検出
し、その良否の判定を行なう制御手段を備えた電気集塵
装置を提供することを目的としている。
集塵装置を起動する際に絶縁碍子の絶縁抵抗値を検出
し、その良否の判定を行なう制御手段を備えた電気集塵
装置を提供することを目的としている。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために集塵部と、帯電部と、集塵部の電圧・電流検
出機構と、帯電部の電圧・電流検出機構を備え、集塵部
および帯電部の絶縁抵抗値の良否の判定手段を有するこ
とを特徴とする電気集塵装置の構成としたものである。
するために集塵部と、帯電部と、集塵部の電圧・電流検
出機構と、帯電部の電圧・電流検出機構を備え、集塵部
および帯電部の絶縁抵抗値の良否の判定手段を有するこ
とを特徴とする電気集塵装置の構成としたものである。
【００１３】
【作用】本発明は上記した構成により電気集塵装置を起
動する際に、先ず定格電圧の２〜５％程度の仮に短絡し
ていたとしても機器の二次的損傷を発生させる恐れが殆
ど無い低電圧を、集塵部および帯電部にテスト電圧とし
て印加し、集塵部および帯電部の絶縁碍子の絶縁抵抗値
を検出し、その値が例えば１０ｋ〜３００ｋオームであ
れば吸湿による絶縁抵抗値の低下であるのでジュール熱
で乾燥させながら装置を立ち上げ、また１０ｋオーム未
満であれば短絡による絶縁抵抗値の低下であると判断
し、装置を立ち上げずに故障を出力するものである。
動する際に、先ず定格電圧の２〜５％程度の仮に短絡し
ていたとしても機器の二次的損傷を発生させる恐れが殆
ど無い低電圧を、集塵部および帯電部にテスト電圧とし
て印加し、集塵部および帯電部の絶縁碍子の絶縁抵抗値
を検出し、その値が例えば１０ｋ〜３００ｋオームであ
れば吸湿による絶縁抵抗値の低下であるのでジュール熱
で乾燥させながら装置を立ち上げ、また１０ｋオーム未
満であれば短絡による絶縁抵抗値の低下であると判断
し、装置を立ち上げずに故障を出力するものである。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図２およ
び図１を参照しながら説明する。
び図１を参照しながら説明する。
【００１５】図２は電気集塵装置において本発明を実施
するための制御ブロック図を示し、１１は集塵部の出力
電圧信号、１２は集塵部の出力電流信号、１３は帯電部
の出力電圧信号、１４は帯電部の出力電流信号、１５は
差動増幅器ユニット、１６はアナログ信号処理機能付き
のシーケンサである。
するための制御ブロック図を示し、１１は集塵部の出力
電圧信号、１２は集塵部の出力電流信号、１３は帯電部
の出力電圧信号、１４は帯電部の出力電流信号、１５は
差動増幅器ユニット、１６はアナログ信号処理機能付き
のシーケンサである。
【００１６】高圧電源部１０３から出る１１〜１４の各
信号の形態は０〜１ｍＡなので、シーケンサ１６で処理
し易いように差動増幅器ユニット１５に入力し０〜１０
Ｖ出力に変換してから、シーケンサ１６に入力する。
信号の形態は０〜１ｍＡなので、シーケンサ１６で処理
し易いように差動増幅器ユニット１５に入力し０〜１０
Ｖ出力に変換してから、シーケンサ１６に入力する。
【００１７】図１は集塵装置の起動指令が出て、集塵部
および帯電部にテスト電圧が印加され、そのテスト電圧
に対する返送アナログ信号としての１１〜１４の各信号
がシーケンサ１６の内部で処理される演算処理フローを
示している。１および６は除算部、２および７は集塵部
および帯電部の絶縁抵抗の判定値、３および８は比較
部、４および９は集塵部および帯電部の起動許可指令
（即ち集塵部および帯電部への高電圧印加許可指令）、
５および１０は集塵部および帯電部の短絡警報である。
および帯電部にテスト電圧が印加され、そのテスト電圧
に対する返送アナログ信号としての１１〜１４の各信号
がシーケンサ１６の内部で処理される演算処理フローを
示している。１および６は除算部、２および７は集塵部
および帯電部の絶縁抵抗の判定値、３および８は比較
部、４および９は集塵部および帯電部の起動許可指令
（即ち集塵部および帯電部への高電圧印加許可指令）、
５および１０は集塵部および帯電部の短絡警報である。
【００１８】除算部１で、集塵部の出力電圧信号１１を
集塵部の出力電流信号１２で割り、この値を現時点での
集塵部の絶縁抵抗値とし、この値と集塵部の絶縁抵抗の
判定レベル値２とを比較部３で比較し、判定レベル値以
上であれば（Ｙｅｓであれば）集塵部の起動許可指令４
を出力し、判定レベル値未満であれば（Ｎｏであれば）
集塵部の短絡警報５を出力する。
集塵部の出力電流信号１２で割り、この値を現時点での
集塵部の絶縁抵抗値とし、この値と集塵部の絶縁抵抗の
判定レベル値２とを比較部３で比較し、判定レベル値以
上であれば（Ｙｅｓであれば）集塵部の起動許可指令４
を出力し、判定レベル値未満であれば（Ｎｏであれば）
集塵部の短絡警報５を出力する。
【００１９】以上が集塵部についての起動時における絶
縁抵抗判定の演算処理フローである。
縁抵抗判定の演算処理フローである。
【００２０】帯電部についても全く同様の演算処理フロ
ーなので説明は省略する。本実施例の制御手段を、試験
用電気集塵装置に組み入れて実験した結果を以下に説明
する。
ーなので説明は省略する。本実施例の制御手段を、試験
用電気集塵装置に組み入れて実験した結果を以下に説明
する。
【００２１】吸湿状態（集塵部・帯電部ともに絶縁抵抗
値２５ｋオーム）と短絡状態（集塵部・帯電部ともに
０．１ｋオーム）とを電気集塵装置の起動時においてそ
れぞれ設定し、電気集塵装置の起動を試みた処、吸湿状
態と短絡状態とを明確に判別できることが確認できた。
即ち、吸湿状態の時には、集塵部および帯電部のそれぞ
れに［絶縁抵抗値］＊［高圧電源部１０３の最大容量の
電流］となる高圧電源部１０３のアナログ式に可変でき
る出力電圧を印加すると、時間経過とともにジュール熱
の乾燥効果により各絶縁抵抗値が低下してくるので、結
果として高圧電源部１０３の出力電力はアナログ的に連
続して上昇し、スパークすることなく安全に使用電圧
（定格電圧）に達することが実証できた（従来は高圧電
源部１０３の出力電圧をタイマを用いてステップ状に上
昇させることしか出来なかった。）。また短絡状態の時
には、ただちに集塵部および帯電部の短絡警報５および
１０を発するので電気集塵装置の安全な運用が確保され
た。
値２５ｋオーム）と短絡状態（集塵部・帯電部ともに
０．１ｋオーム）とを電気集塵装置の起動時においてそ
れぞれ設定し、電気集塵装置の起動を試みた処、吸湿状
態と短絡状態とを明確に判別できることが確認できた。
即ち、吸湿状態の時には、集塵部および帯電部のそれぞ
れに［絶縁抵抗値］＊［高圧電源部１０３の最大容量の
電流］となる高圧電源部１０３のアナログ式に可変でき
る出力電圧を印加すると、時間経過とともにジュール熱
の乾燥効果により各絶縁抵抗値が低下してくるので、結
果として高圧電源部１０３の出力電力はアナログ的に連
続して上昇し、スパークすることなく安全に使用電圧
（定格電圧）に達することが実証できた（従来は高圧電
源部１０３の出力電圧をタイマを用いてステップ状に上
昇させることしか出来なかった。）。また短絡状態の時
には、ただちに集塵部および帯電部の短絡警報５および
１０を発するので電気集塵装置の安全な運用が確保され
た。
【００２２】このように本発明の実施例の電気集塵装置
によれば、電気集塵装置を起動する際に、先ず低電圧を
集塵部および帯電部にテスト電圧として印加し、集塵部
および帯電部の絶縁碍子の絶縁抵抗値を検出し、その良
否判定を行なうので、短絡事故による絶縁抵抗値低下に
起因する機器の二次的損傷を防止する制御手段を講ずる
ことができる。
によれば、電気集塵装置を起動する際に、先ず低電圧を
集塵部および帯電部にテスト電圧として印加し、集塵部
および帯電部の絶縁碍子の絶縁抵抗値を検出し、その良
否判定を行なうので、短絡事故による絶縁抵抗値低下に
起因する機器の二次的損傷を防止する制御手段を講ずる
ことができる。
【００２３】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば電気集塵装置を起動する際に、先ず低電圧を
集塵部および帯電部にテスト電圧として印加し、集塵部
および帯電部の絶縁碍子の絶縁抵抗値を検出でき、短絡
事故による絶縁抵抗値低下に起因する機器の二次的損傷
を防止することができる電気集塵装置が提供できる。
明によれば電気集塵装置を起動する際に、先ず低電圧を
集塵部および帯電部にテスト電圧として印加し、集塵部
および帯電部の絶縁碍子の絶縁抵抗値を検出でき、短絡
事故による絶縁抵抗値低下に起因する機器の二次的損傷
を防止することができる電気集塵装置が提供できる。
【図１】本発明の一実施例の電気集塵装置の起動時の絶
縁抵抗検出の演算処理フロー図
縁抵抗検出の演算処理フロー図
【図２】同絶縁抵抗値検出の制御ブロック図
【図３】従来の電気集塵装置の基本構成を示す斜視図
１ 除算部 ２ 集塵部の絶縁抵抗の判定レベル値 ３ 比較部 ４ 集塵部の起動許可指令（即ち集塵部への高電圧印
加許可指令） ５ 集塵部の短絡警報 ６ 除算部 ７ 帯電部の絶縁抵抗の判定レベル値 ８ 比較部 ９ 帯伝部の起動許可指令（即ち帯電部への高電圧印
加許可指令） １０ 帯電部の短絡警報 １１ 集塵部の出力電圧信号 １２ 集塵部の出力電流信号 １３ 帯電部の出力電圧信号 １４ 帯電部の出力電流信号 １５ 差動増幅器ユニット １６ アナログ信号処理機能付きのシーケンサ
加許可指令） ５ 集塵部の短絡警報 ６ 除算部 ７ 帯電部の絶縁抵抗の判定レベル値 ８ 比較部 ９ 帯伝部の起動許可指令（即ち帯電部への高電圧印
加許可指令） １０ 帯電部の短絡警報 １１ 集塵部の出力電圧信号 １２ 集塵部の出力電流信号 １３ 帯電部の出力電圧信号 １４ 帯電部の出力電流信号 １５ 差動増幅器ユニット １６ アナログ信号処理機能付きのシーケンサ
Claims (1)
- 【請求項１】集塵部と、帯電部と、集塵部の電圧・電流
検出機構と、帯電部の電圧・電流検出機構を備え、集塵
部および帯電部の絶縁抵抗値の良否の判定手段を有する
電気集塵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19816992A JP3150431B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 電気集塵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19816992A JP3150431B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 電気集塵装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0639313A true JPH0639313A (ja) | 1994-02-15 |
| JP3150431B2 JP3150431B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=16386620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19816992A Expired - Fee Related JP3150431B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 電気集塵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3150431B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005118348A (ja) * | 2003-10-17 | 2005-05-12 | Shimadzu Corp | 放射線撮像装置 |
| JP2018062865A (ja) * | 2016-10-11 | 2018-04-19 | トヨタ紡織株式会社 | オイルセパレータの制御装置 |
| US11007582B2 (en) | 2017-03-15 | 2021-05-18 | Jae Yeol Lee | Depth adjustment stopper for drill bit |
| TWI771869B (zh) * | 2021-01-13 | 2022-07-21 | 黃智淵 | 靜電除塵機、跳火偵測電路、跳火監控方法、電腦程式產品及電腦可讀取紀錄媒體 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4871684B2 (ja) * | 2006-09-14 | 2012-02-08 | ミドリ安全株式会社 | 電気集塵機の電源装置 |
-
1992
- 1992-07-24 JP JP19816992A patent/JP3150431B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005118348A (ja) * | 2003-10-17 | 2005-05-12 | Shimadzu Corp | 放射線撮像装置 |
| JP2018062865A (ja) * | 2016-10-11 | 2018-04-19 | トヨタ紡織株式会社 | オイルセパレータの制御装置 |
| US11007582B2 (en) | 2017-03-15 | 2021-05-18 | Jae Yeol Lee | Depth adjustment stopper for drill bit |
| TWI771869B (zh) * | 2021-01-13 | 2022-07-21 | 黃智淵 | 靜電除塵機、跳火偵測電路、跳火監控方法、電腦程式產品及電腦可讀取紀錄媒體 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3150431B2 (ja) | 2001-03-26 |
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