JPH05212313A - 電気集塵器 - Google Patents

電気集塵器

Info

Publication number
JPH05212313A
JPH05212313A JP4756492A JP4756492A JPH05212313A JP H05212313 A JPH05212313 A JP H05212313A JP 4756492 A JP4756492 A JP 4756492A JP 4756492 A JP4756492 A JP 4756492A JP H05212313 A JPH05212313 A JP H05212313A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulator
support insulator
electrostatic precipitator
support
discharge electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4756492A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kuboyama
考司 久保山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Plant Technologies Ltd filed Critical Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority to JP4756492A priority Critical patent/JPH05212313A/ja
Publication of JPH05212313A publication Critical patent/JPH05212313A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Separation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 支持碍子12の電気絶縁機能の低下を検出し
て支持碍子12の破損を防止することができる電気集塵
器10を提供する。 【構成】 導電チップ36、42を支持碍子12の碍子
本体12aに取付け、この導電チップ36、42に支持
碍子12の漏電電流を測定する電流計40、46を接続
し、この電流計40、46で漏電電流を測定し、その測
定電流が支持碍子12の破損に至る許容最低値を越えた
際に、支持碍子12を加熱するヒータ52とエアシール
を点検し、支持碍子12の破損を未然に防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気集塵器に係り、特に
高圧直流電源装置からの高圧直流電流を碍子室を介して
放電極に印加し、放電極からコロナ放電を発生させて含
塵ガス中の粒子を荷電し集塵極で分離補集する電気集塵
器に関する。
【0002】
【従来の技術】電気集塵器は放電極、集塵極、槌打装置
によって構成された集塵室と、電気集塵器本体に取付け
られた碍子室等から構成される。前記碍子室は図3に示
すように、その内部に支持碍子1が設けられ、この支持
碍子1に図示しない放電極を支持する芯線2が取付けら
れている。これにより、前記放電極は支持碍子1によっ
て電気集塵器本体から電気絶縁されている。また、前記
芯線2の上端はケーブル3を介して高圧直流電源装置4
に接続され、この高圧直流電源装置4からの高圧直流電
流がケーブル3及び芯線2を介して前記放電極に印加さ
れる。
【0003】ところで、前記支持碍子1は、支持碍子1
の電気絶縁機能を保持する為にヒータによって所定温度
に加熱されている。また、集塵室の含塵ガスが支持碍子
1内に逆流して電気絶縁機能を低下させない為に、支持
碍子1内にエア供給口5から高圧エアーを供給し、碍子
室6と集塵室との境界部7にエアシール8を形成してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電気集
塵器の支持碍子1は、ヒータによる加熱不足や過加熱が
生じたり、エアシール8のシール強度が不足したりする
と、電気絶縁機能が低下して支持碍子1の温度が上昇し
支持碍子1が破損するという欠点がある。支持碍子1が
破損すると、電気集塵器の機能を低下させるだけではな
く、支持碍子1の修復の為に電気集塵器の運転を停止し
なければならないという事態が生じる。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、支持碍子の電気絶縁機能の低下を検出して支持
碍子の破損を未然に防止することができる電気集塵器を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、高圧直流電源装置からの高圧直流電流を碍子
室を介して放電極に印加することにより、放電極からコ
ロナ放電を発生させて含塵ガス中の粒子を荷電し、この
帯電粒子を集塵極で分離補集する電気集塵器に於いて、
前記碍子室内に設けられ前記放電極を電気絶縁する為の
支持碍子に、支持碍子からの漏電電流を測定する検出器
を接続したことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、支持碍子の破損の原因が支持
碍子からの漏電電流によって発生することを実験にて確
認した。即ち、前記漏電電流が所定値以上になると、支
持碍子が漏電電流によって温度上昇し、支持碍子の電気
抵抗値が低下する。そして、前記電気抵抗値が低下する
と、漏電電流が更に大きくなり、支持碍子の温度が更に
上昇する。この温度上昇により支持碍子が熱逸走で破損
する。
【0008】本発明のポイントは、碍子からの漏電電流
を測定する検出器を支持碍子に接続してこの検出器で漏
電電流を測定し、その測定電流が支持碍子の破損に至る
許容最低値を越えた際に、支持碍子を加熱するヒータと
エアシールを点検し、支持碍子の破損を未然に防止する
ことにある。
【0009】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る電気集塵
器の好ましい実施例について詳説する。図1は本発明に
係る電気集塵器の実施例が示され、図2には図1で示し
た電気集塵器10の碍子室11の内部に取付けられた支
持碍子12の実施例が示されている。前記電気集塵器1
0は、その集塵室14内に複数の放電極16、16…と
集塵極18、18…が交互に配置される。放電極16、
16…には、各放電極16に付着した含塵ガス中の塵埃
(粒子)を払い落とす為の槌打装置20が設けられ、ま
た、集塵極18、18…には各集塵極18に付着した前
記塵埃を払い落とす為の槌打装置22が設けられてい
る。
【0010】前記放電極16は、図2で示した支持碍子
12に芯線24を介して連結される。芯線24は、支持
碍子12の上蓋12aに一対のボルト26、26によっ
て固定されると共に、高圧電線28を介して図1、図2
に示す高圧直流電源装置30に接続されている。従っ
て、高圧直流電源装置30から高圧電線28、芯線24
を介して放電極16に高圧直流電流を印加すると、放電
極16からコロナ放電が発生し、このコロナ放電によっ
てガス入口32から集塵室14に流入された含塵ガス中
の塵埃が荷電され、帯電された塵埃が集塵極18に付着
することにより、浄化されたガスがガス出口34から放
出される。
【0011】前記支持碍子12の碍子本体12bの下部
側面には、導電チップ36が接着される。この導電チッ
プ36はケーブル38を介して電流計40に接続され
る。また、前記碍子本体12bの下部端面には導電チッ
プ42が接着され、この導電チップ42はケーブル44
を介して電流計46に接続されている。また、碍子本体
12bにはエア供給口48が開口され、このエア供給口
48には図示しないファンが連結される。ファンから碍
子本体12b内に供給されたエアーは、図中矢印で示す
ように流動し、支持碍子12の下部開口部50から集塵
室14内に吹き出される。これにより、下部開口部50
でエアシールが形成され、このエアシールによって集塵
室14内のガスが碍子本体12b内に流入するのを阻止
することができる。更に、碍子本体12bには支持碍子
12を加熱するヒータ52が接続されている。
【0012】次に、前記の如く構成された電気集塵器1
0の支持碍子12に、ヒータ52による加熱不足や過加
熱が生じた場合、又は、エアシールのシール強度が不足
した場合について説明する。このような事態が生じる
と、支持碍子12の電気絶縁機能が低下して支持碍子1
2から電流が漏れはじめる。この漏電電流のうち碍子本
体12bの表面から漏れる電流は、導電チップ36から
ケーブル38を介して電流計40で測定され、また、碍
子本体12bの下端部から漏れる電流は、導電チップ4
2からケーブル44を介して電流計46で測定される。
【0013】各電流計40、46で測定された漏電電流
が、支持碍子12の破損に至る許容最低値を越えた際
に、支持碍子12を加熱するヒータ52とエアシールを
形成するファンを点検する。これにより、支持碍子12
の漏電電流による破損を未然に防止することができる。
従って、本実施例では、電流計40、46で測定した支
持碍子12の漏電電流に基づいて支持碍子12の状態を
監視し、支持碍子12の破損を未然に防止するようにし
たので、支持碍子12の破損による電気集塵器10の機
能低下を防止することができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電気
集塵器によれば、支持碍子からの漏電電流を測定する検
出器を支持碍子に接続し、検出器で漏電電流を測定し、
その測定電流が支持碍子の破損に至る許容最低値を越え
た際に、支持碍子を加熱するヒータとエアシールを点検
するようにしので、支持碍子の破損を未然に防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気集塵器の斜視図
【図2】本発明に係る電気集塵器の碍子室の断面図
【図3】従来の電気集塵器の碍子室の斜視図
【符号の説明】
10…電気集塵器 12…支持碍子 14…集塵室 16…放電極 18…集塵極 36、42…導電チップ 40、46…電流計

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧直流電源装置からの高圧直流電流を
    碍子室を介して放電極に印加することにより、放電極か
    らコロナ放電を発生させて含塵ガス中の粒子を荷電し、
    この帯電粒子を集塵極で分離補集する電気集塵器に於い
    て、 前記碍子室内に設けられ前記放電極を電気絶縁する為の
    支持碍子に、支持碍子からの漏電電流を測定する検出器
    を接続したことを特徴とする電気集塵器。
JP4756492A 1992-02-03 1992-02-03 電気集塵器 Pending JPH05212313A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4756492A JPH05212313A (ja) 1992-02-03 1992-02-03 電気集塵器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4756492A JPH05212313A (ja) 1992-02-03 1992-02-03 電気集塵器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05212313A true JPH05212313A (ja) 1993-08-24

Family

ID=12778721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4756492A Pending JPH05212313A (ja) 1992-02-03 1992-02-03 電気集塵器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05212313A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009001602A (ja) * 2007-06-19 2009-01-08 Ihi Corp ガス化ガスの清浄化方法及び装置
JP2016117046A (ja) * 2014-12-23 2016-06-30 ダイキン工業株式会社 集塵ユニット、及びこれを備えた空気調和装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009001602A (ja) * 2007-06-19 2009-01-08 Ihi Corp ガス化ガスの清浄化方法及び装置
JP2016117046A (ja) * 2014-12-23 2016-06-30 ダイキン工業株式会社 集塵ユニット、及びこれを備えた空気調和装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20160086890A (ko) 수트 센서 시스템
JPS60123761A (ja) 排ガス中粒子状物質検出装置
US10401273B2 (en) Particle detection system
GB1599834A (en) Reliable dynamoelectric machine condition monitor
JPH05212313A (ja) 電気集塵器
JPH08117639A (ja) 電気集塵装置
KR20080063011A (ko) 단일 고전압 인가 방식의 고유속용 전기집진장치 및 이의전기집진방법
JP3686944B2 (ja) ノズル型除電装置
JPH0696131B2 (ja) 電気集じん器の電極支持装置
JPH10113576A (ja) 電気集塵装置および焼却炉
JP2965952B2 (ja) トンネル用電気集塵装置
JP3338489B2 (ja) 電気集塵装置
JP3585996B2 (ja) 電気集塵装置
CN218423391U (zh) 气体管道除尘装置
KR0154578B1 (ko) 전기 집진장치
US20190368971A1 (en) Fine particle detection system
JPH10202143A (ja) トンネル用電気集じん機
JPH0639313A (ja) 電気集塵装置
JPH0541784Y2 (ja)
JPS60110351A (ja) 電気集じん装置の起動方法
KR200224691Y1 (ko) 전기집진기의 고전압 절연애자 누적 더스트 제거장치
JP4879201B2 (ja) 電気集塵機の電源装置
JPS60100046A (ja) 排ガス中粒子状物質検出装置
JPH09119658A (ja) 外気処理装置
JP2022073242A (ja) ヒータ、電気集塵装置及びヒータの製造方法