JPH0696131B2 - 電気集じん器の電極支持装置 - Google Patents
電気集じん器の電極支持装置Info
- Publication number
- JPH0696131B2 JPH0696131B2 JP25156187A JP25156187A JPH0696131B2 JP H0696131 B2 JPH0696131 B2 JP H0696131B2 JP 25156187 A JP25156187 A JP 25156187A JP 25156187 A JP25156187 A JP 25156187A JP H0696131 B2 JPH0696131 B2 JP H0696131B2
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- JP
- Japan
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- insulator
- dust
- gas
- temperature
- passage
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B03—SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
- B03C—MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
- B03C3/00—Separating dispersed particles from gases or vapour, e.g. air, by electrostatic effect
- B03C3/34—Constructional details or accessories or operation thereof
- B03C3/66—Applications of electricity supply techniques
- B03C3/70—Applications of electricity supply techniques insulating in electric separators
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B03—SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
- B03C—MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
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- B03C3/34—Constructional details or accessories or operation thereof
- B03C3/86—Electrode-carrying means
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば石炭ガスなどの高温ガス中に含まれる
ダストを電気的に除去する電気集じん器に好適な電気集
じん器の電極支持装置に関する。
ダストを電気的に除去する電気集じん器に好適な電気集
じん器の電極支持装置に関する。
従来より含じんガス中のダストを電気的に捕集する装置
として電気集じん器が知られている。この電気集じん器
は、通常、第６図に示すように、ケーシング１の内部
に、ケーシング１とは電気的に絶縁された状態で放電電
極２を吊下げた支持構造となっている。これは放電電極
２の電位がケーシング１の電位と異なるためであり、放
電電極２は、ケーシング１の内部側端に固定された絶縁
碍子３に吊り部材４を介して支持される。
として電気集じん器が知られている。この電気集じん器
は、通常、第６図に示すように、ケーシング１の内部
に、ケーシング１とは電気的に絶縁された状態で放電電
極２を吊下げた支持構造となっている。これは放電電極
２の電位がケーシング１の電位と異なるためであり、放
電電極２は、ケーシング１の内部側端に固定された絶縁
碍子３に吊り部材４を介して支持される。
ところで、電気集じん器は含じんガス中からダストを電
気的に除去するものであるため、内部の放電電極２が含
じんガスにさらされるのは勿論のこと、上記の構造にあ
っては絶縁碍子３も吊り部材４に沿って流れてくる含じ
んガスに触れてしまう。このため、運転時間の経過とと
もに次第に絶縁碍子３の表面にダストが付着、堆積し、
ダストが導電性の場合には、絶縁碍子３の表面に付着し
たダストを介して電流が流れ、この結果、発生するジュ
ール熱で絶縁碍子３を破壊に至らしめてしまうという問
題があった。
気的に除去するものであるため、内部の放電電極２が含
じんガスにさらされるのは勿論のこと、上記の構造にあ
っては絶縁碍子３も吊り部材４に沿って流れてくる含じ
んガスに触れてしまう。このため、運転時間の経過とと
もに次第に絶縁碍子３の表面にダストが付着、堆積し、
ダストが導電性の場合には、絶縁碍子３の表面に付着し
たダストを介して電流が流れ、この結果、発生するジュ
ール熱で絶縁碍子３を破壊に至らしめてしまうという問
題があった。
そこで、この絶縁碍子３をダストによる汚染から守るた
めに、種々の提案がなされている。第１の方法は、第７
図に示すように電気集じん器の集じん室５から絶縁碍子
２までの距離ｌ、つまり吊り部材４を収容する通路６の
長さを長くする方法である。しかし、この方法は装置上
部に大きなスペースが必要となる割には、ダストを完全
にしゃ断することはできず、結局、長時間の運転による
ダストの付着を免れ得ないという問題があった。
めに、種々の提案がなされている。第１の方法は、第７
図に示すように電気集じん器の集じん室５から絶縁碍子
２までの距離ｌ、つまり吊り部材４を収容する通路６の
長さを長くする方法である。しかし、この方法は装置上
部に大きなスペースが必要となる割には、ダストを完全
にしゃ断することはできず、結局、長時間の運転による
ダストの付着を免れ得ないという問題があった。
第２の方法は、第８図に示すように吊り部材４の電位を
利用して電気集じんする方法であり、吊り部材４に放電
用の突起７を多数突設し、通路６内を絶縁碍子２に向け
て移動するダストを上記突起７によって電気集じんする
ものである。この方法は、第１方法よりは集じん効果は
高いが、やはり長時間運転によるダストの付着を完全に
防止するまでには至らない。
利用して電気集じんする方法であり、吊り部材４に放電
用の突起７を多数突設し、通路６内を絶縁碍子２に向け
て移動するダストを上記突起７によって電気集じんする
ものである。この方法は、第１方法よりは集じん効果は
高いが、やはり長時間運転によるダストの付着を完全に
防止するまでには至らない。
第３の方法は、第９図に示すように、絶縁碍子３の周囲
に清浄空気若しくは清浄ガス８を送り込み、気体シール
によって絶縁碍子３の周囲に含じんガスが到達するのを
防止する方法である。この方法は、ガスシールを積極的
に行っていることから絶縁碍子３の表面の汚染速度は遅
く、集じん室５が負圧の場合、外部の清浄空気を吸入す
る構造は有効な方法として知られている。しかし、この
方法は、電気集じん器のガスが例えば可燃ガスのように
空気の侵入を許さない場合には、不活性ガスを大量に使
用しなくてはならないため、運転原価が非常にかさんで
しまうという欠点があった。
に清浄空気若しくは清浄ガス８を送り込み、気体シール
によって絶縁碍子３の周囲に含じんガスが到達するのを
防止する方法である。この方法は、ガスシールを積極的
に行っていることから絶縁碍子３の表面の汚染速度は遅
く、集じん室５が負圧の場合、外部の清浄空気を吸入す
る構造は有効な方法として知られている。しかし、この
方法は、電気集じん器のガスが例えば可燃ガスのように
空気の侵入を許さない場合には、不活性ガスを大量に使
用しなくてはならないため、運転原価が非常にかさんで
しまうという欠点があった。
さらに第４の方法は、第10図に示すように、絶縁碍子３
を集じん室５の上方に配置するとともに、絶縁碍子３の
周囲のガスを加熱装置９で加熱して、絶縁碍子３の周囲
のガス密度を下げ、比重の大きな含じんガスが対流や拡
散によって絶縁碍子３の周囲に到達するのを阻止する方
法である。この方法は、前述したいずれの欠点をもカバ
ーできるため、従来は、最も有効な方法とされていた。
を集じん室５の上方に配置するとともに、絶縁碍子３の
周囲のガスを加熱装置９で加熱して、絶縁碍子３の周囲
のガス密度を下げ、比重の大きな含じんガスが対流や拡
散によって絶縁碍子３の周囲に到達するのを阻止する方
法である。この方法は、前述したいずれの欠点をもカバ
ーできるため、従来は、最も有効な方法とされていた。
ところで、上記第４の方法は、ガスの温度差によるガス
の密度差を利用して含じんガスの絶縁碍子３への到達を
阻止するものである。したがって、碍子部分の温度を集
じん室５内の含じんガスよりも高めることが必須の条件
となる。ところが、絶縁碍子３は、一般にシリカ、アル
ミナ或はジルコンなどの酸化物で形成されており、ある
温度以上になると絶縁抵抗が極端に下がり、碍子として
の機能が低下してしまう。従って、対象とする含じんガ
スの温度が上記の碍子絶縁性から碍子が使用不能となる
温度を上回る場合には、この方法を用いることは出来な
かった。
の密度差を利用して含じんガスの絶縁碍子３への到達を
阻止するものである。したがって、碍子部分の温度を集
じん室５内の含じんガスよりも高めることが必須の条件
となる。ところが、絶縁碍子３は、一般にシリカ、アル
ミナ或はジルコンなどの酸化物で形成されており、ある
温度以上になると絶縁抵抗が極端に下がり、碍子として
の機能が低下してしまう。従って、対象とする含じんガ
スの温度が上記の碍子絶縁性から碍子が使用不能となる
温度を上回る場合には、この方法を用いることは出来な
かった。
従って、本発明は高温ガス内のダストを除去する場合で
も、絶縁碍子の絶縁抵抗を何等低下させることなく、絶
縁碍子へのダストの付着を効果的に防止し得る電気集じ
ん器の電極支持装置を提供することを目的とする。
も、絶縁碍子の絶縁抵抗を何等低下させることなく、絶
縁碍子へのダストの付着を効果的に防止し得る電気集じ
ん器の電極支持装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、集じん室の上部に連通する開口部と、放電電
極を支持する碍子が配置される開口部との途中が、前記
両開口部より高位置になるように形成された通路と、前
記通路の高位置となる部分を加熱する加熱手段とを備え
たことを特徴としている。
極を支持する碍子が配置される開口部との途中が、前記
両開口部より高位置になるように形成された通路と、前
記通路の高位置となる部分を加熱する加熱手段とを備え
たことを特徴としている。
前記通路の集じん室上部に連通する開口部と、放電電極
を支持する碍子が配置される開口部との途中の高位置と
なる部分が含じんガスよりも高い温度まで加熱される
と、この部分に高温の低密度ガスが停留する。したがっ
て、集じん室からの含じんガスは、上記低密度ガスに阻
止されて碍子へ到達することはない。この結果、碍子の
表面にダストが付着するのを効果的に防止できる。
を支持する碍子が配置される開口部との途中の高位置と
なる部分が含じんガスよりも高い温度まで加熱される
と、この部分に高温の低密度ガスが停留する。したがっ
て、集じん室からの含じんガスは、上記低密度ガスに阻
止されて碍子へ到達することはない。この結果、碍子の
表面にダストが付着するのを効果的に防止できる。
一方、加熱手段は、集じん室の上部に連通する開口部と
碍子が配置された開口部との間の高位置の部分を加熱す
るものであり、碍子の部分を加熱するのものではない。
このため、碍子の周囲の温度は低い。この碍子の周囲に
存在する低温のガスについても、上部に存在する高温ガ
スの存在によって上方への移動が阻止され、この場所に
止まる。したがって、碍子の温度は、電気集じん器の内
部のガス温度と全く関係なく、絶縁耐圧により制限され
る碍子の最高使用温度以下に設定することができる。
碍子が配置された開口部との間の高位置の部分を加熱す
るものであり、碍子の部分を加熱するのものではない。
このため、碍子の周囲の温度は低い。この碍子の周囲に
存在する低温のガスについても、上部に存在する高温ガ
スの存在によって上方への移動が阻止され、この場所に
止まる。したがって、碍子の温度は、電気集じん器の内
部のガス温度と全く関係なく、絶縁耐圧により制限され
る碍子の最高使用温度以下に設定することができる。
第１図に本発明の一実施例を示す。図中11は、各種部品
を収容するとともに含じんガスを通過させるケーシング
である。このケーシング11の内部にはケーシング11とは
非接触状態で支持された放電電極12が配置されている。
この放電電極12は、ケーシング11が接地電位であるのに
対し、通常接地電位に対して負電位に維持される。ケー
シング11の上部壁の両側には、２つの逆Ｕ字状の通路13
がそれぞれ接続されている。通路13は、その一端側の開
口部がケーシング11の集じん室14に連通し、他端側の開
口部がケーシング11の側壁外面に固定された碍子支持部
材15に接続されている。絶縁碍子16は、通路13に収容さ
れた状態で前記通路の他端側の開口部に配置され、碍子
支持部材15上に固定されている。絶縁碍子16に一端側が
接続された棒状の吊り部材17は、上記逆Ｕ字状の通路13
内を非接触に集じん室14まで延在し、集じん室14に至る
端部で放電電極12を支持している。そして、通路13の最
も高位置となる部分の外周部には加熱装置18が装着され
ている。
を収容するとともに含じんガスを通過させるケーシング
である。このケーシング11の内部にはケーシング11とは
非接触状態で支持された放電電極12が配置されている。
この放電電極12は、ケーシング11が接地電位であるのに
対し、通常接地電位に対して負電位に維持される。ケー
シング11の上部壁の両側には、２つの逆Ｕ字状の通路13
がそれぞれ接続されている。通路13は、その一端側の開
口部がケーシング11の集じん室14に連通し、他端側の開
口部がケーシング11の側壁外面に固定された碍子支持部
材15に接続されている。絶縁碍子16は、通路13に収容さ
れた状態で前記通路の他端側の開口部に配置され、碍子
支持部材15上に固定されている。絶縁碍子16に一端側が
接続された棒状の吊り部材17は、上記逆Ｕ字状の通路13
内を非接触に集じん室14まで延在し、集じん室14に至る
端部で放電電極12を支持している。そして、通路13の最
も高位置となる部分の外周部には加熱装置18が装着され
ている。
以上のように構成された電気集じん器ににおいて、い
ま、加熱装置18によって、通路13内の最も高位置となる
部分のガスの温度を、集じん室14に導入される含じんガ
スの温度以上に加熱する。そして、ケーシング11の内部
に例えば石炭ガスの如き高温の含じんガスを導入する
と、含じんガスは、対流または拡散によって集じん室14
から通路13内へと移動しようとする。しかし、通路13の
上部位には、含じんガスよりも低密度の高温ガスが存在
しているため、含じんガスはこの部分で阻止される。よ
って、含じんガスが絶縁碍子16側へ移動するのが防止さ
れる。
ま、加熱装置18によって、通路13内の最も高位置となる
部分のガスの温度を、集じん室14に導入される含じんガ
スの温度以上に加熱する。そして、ケーシング11の内部
に例えば石炭ガスの如き高温の含じんガスを導入する
と、含じんガスは、対流または拡散によって集じん室14
から通路13内へと移動しようとする。しかし、通路13の
上部位には、含じんガスよりも低密度の高温ガスが存在
しているため、含じんガスはこの部分で阻止される。よ
って、含じんガスが絶縁碍子16側へ移動するのが防止さ
れる。
一方、絶縁碍子16の周囲のガスは通路13の上部の加熱ガ
スよりも低温であるため、やはり上部に移動することが
できず、従って絶縁碍子16の周囲は低温に保たれる。こ
の結果、温度上昇により絶縁碍子16の絶縁耐圧が低下す
るのを防止できる。
スよりも低温であるため、やはり上部に移動することが
できず、従って絶縁碍子16の周囲は低温に保たれる。こ
の結果、温度上昇により絶縁碍子16の絶縁耐圧が低下す
るのを防止できる。
なお、加熱装置18と絶縁碍子16との間の垂直方向距離ｋ
は、次のような考えのもとに設定するのが望ましい。す
なわち、加熱装置18の温度は、通路13の上部に集じん室
14内の含じんガスより密度の小さなガス群を作り、集じ
ん室14の含じんガスが対流によって流入せぬよう適切な
値に定められる。したがって、絶縁碍子16は、上記ガス
群による輻射、対流で熱せられた時においても、絶縁碍
子の特性上の許容温度を超えないような距離ｋに設定す
る必要がある。このように距離ｋを定めると、絶縁碍子
16を許容温度以下で使用でき、しかも含じんガスの碍子
側への流入を阻止することができる。なお、この場合、
絶縁碍子16の周囲の温度を含じんガスの温度よりも十分
に低くすることは可能であるが、集じん器内のガスの温
度低下によって碍子表面に水等が凝縮付着するという現
象を防止する観点より温度下限を定める必要がある。
は、次のような考えのもとに設定するのが望ましい。す
なわち、加熱装置18の温度は、通路13の上部に集じん室
14内の含じんガスより密度の小さなガス群を作り、集じ
ん室14の含じんガスが対流によって流入せぬよう適切な
値に定められる。したがって、絶縁碍子16は、上記ガス
群による輻射、対流で熱せられた時においても、絶縁碍
子の特性上の許容温度を超えないような距離ｋに設定す
る必要がある。このように距離ｋを定めると、絶縁碍子
16を許容温度以下で使用でき、しかも含じんガスの碍子
側への流入を阻止することができる。なお、この場合、
絶縁碍子16の周囲の温度を含じんガスの温度よりも十分
に低くすることは可能であるが、集じん器内のガスの温
度低下によって碍子表面に水等が凝縮付着するという現
象を防止する観点より温度下限を定める必要がある。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものでは
なく、例えば通路13を第２図に示すように逆Ｖ字状に形
成するようにしても良い。
なく、例えば通路13を第２図に示すように逆Ｖ字状に形
成するようにしても良い。
また、以上は逆Ｕ字状又は逆Ｖ字状の通路13内に、該通
路13に沿った逆Ｕ字状又は逆Ｖ字状の吊り部材17を用い
たが、第３図に示すように、前記逆Ｕ字状の２つ通路13
の最も高位置となる部分を連結管21で連結するととも
に、前記通路13内の２つの吊り部材17の最も高位置とな
る部分を、前記連結管21内に非接触で装着された連結部
材22で接続するようにしても良い。なお、加熱装置18
は、通路13の頂部のみならず連結管21の外周にも装着す
る。
路13に沿った逆Ｕ字状又は逆Ｖ字状の吊り部材17を用い
たが、第３図に示すように、前記逆Ｕ字状の２つ通路13
の最も高位置となる部分を連結管21で連結するととも
に、前記通路13内の２つの吊り部材17の最も高位置とな
る部分を、前記連結管21内に非接触で装着された連結部
材22で接続するようにしても良い。なお、加熱装置18
は、通路13の頂部のみならず連結管21の外周にも装着す
る。
このような構成であっても、通路13の上部および連通管
21に対する加熱装置18の加熱によって、これらの内部に
低密度ガス群を停留させることができるので、本発明の
効果を奏することができる。
21に対する加熱装置18の加熱によって、これらの内部に
低密度ガス群を停留させることができるので、本発明の
効果を奏することができる。
また、この実施例によると、連結部材22によって左右の
逆Ｕ字状の吊り部材が連結されるので、荷重点（即ち放
電電極12）と支持点（即ち絶縁碍子16）が異なるために
生ずる曲げモーメントを低減せしめることが可能であ
る。従って、この連結部材22の効果によって、吊り部材
17の形状を縮減することが可能となる他、左右の吊り部
材17に関係する構造を単純化することができる。また、
これにより、絶縁碍子16に曲げモーメントが加わる可能
性を極めて少なくすることができる。
逆Ｕ字状の吊り部材が連結されるので、荷重点（即ち放
電電極12）と支持点（即ち絶縁碍子16）が異なるために
生ずる曲げモーメントを低減せしめることが可能であ
る。従って、この連結部材22の効果によって、吊り部材
17の形状を縮減することが可能となる他、左右の吊り部
材17に関係する構造を単純化することができる。また、
これにより、絶縁碍子16に曲げモーメントが加わる可能
性を極めて少なくすることができる。
これと同様の考え方から、第２図に示した逆Ｖ字状の通
路13及び吊り部材17についても、第４図に示すように連
結管21及び連結部材22で連結することにより曲げモーメ
ントの低減効果が得られる。
路13及び吊り部材17についても、第４図に示すように連
結管21及び連結部材22で連結することにより曲げモーメ
ントの低減効果が得られる。
また、さらに構造の簡単化を図るため、第５図に示すよ
うに、２つの逆Ｕ字状通路13及び２つの吊り部材17の各
集じん室11に連通する側の垂直部分をそれぞれ合体せし
め、２つの絶縁碍子16で放電電極12の一部位を支持する
構造としても良い。
うに、２つの逆Ｕ字状通路13及び２つの吊り部材17の各
集じん室11に連通する側の垂直部分をそれぞれ合体せし
め、２つの絶縁碍子16で放電電極12の一部位を支持する
構造としても良い。
この他、絶縁碍子を例えば水冷等により冷却すれば、通
路の上部位の温度をより高めることができ、より高温の
ガスの電気集じんにも対応できるようになる。
路の上部位の温度をより高めることができ、より高温の
ガスの電気集じんにも対応できるようになる。
以上述べたように、本発明によれば、電気集じん器内部
のガス温度が絶縁碍子の許容温度を超える場合でも、絶
縁碍子の周囲の温度は低温に保ちつつ、ダストが碍子側
へ流入するのを効果的に防止することができるので、長
期間の安定した運転を維持することができる。
のガス温度が絶縁碍子の許容温度を超える場合でも、絶
縁碍子の周囲の温度は低温に保ちつつ、ダストが碍子側
へ流入するのを効果的に防止することができるので、長
期間の安定した運転を維持することができる。
第１図は本発明の一実施例に係る電気集じん器の一部切
欠した正面図、第２図〜第５図は本発明のそれぞれ他の
実施例に係る電気集じん器の一部切欠した正面図、第６
図〜第10図は従来の電気集じん器の構成をそれぞれ示す
一部切欠した正面図である。 1,11……ケーシング、2,12……放電電極、3,16……絶縁
碍子、4,17……吊り部材、5,14……集じん室、6,13……
通路、9,18……加熱装置、21……連結管、22……連結部
材。
欠した正面図、第２図〜第５図は本発明のそれぞれ他の
実施例に係る電気集じん器の一部切欠した正面図、第６
図〜第10図は従来の電気集じん器の構成をそれぞれ示す
一部切欠した正面図である。 1,11……ケーシング、2,12……放電電極、3,16……絶縁
碍子、4,17……吊り部材、5,14……集じん室、6,13……
通路、9,18……加熱装置、21……連結管、22……連結部
材。
Claims (1)
- 【請求項１】集じん室の上部に連通する開口部と、放電
電極を支持する碍子が配置される開口部との途中に、前
記両開口部より高位置となる部分を有する通路と、前記
高位置となる部分を加熱する加熱手段とを備えたことを
特徴とする電気集じん器の電極支持装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24351786 | 1986-10-14 | ||
| JP61-243517 | 1986-10-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63229160A JPS63229160A (ja) | 1988-09-26 |
| JPH0696131B2 true JPH0696131B2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=17105084
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25156187A Expired - Lifetime JPH0696131B2 (ja) | 1986-10-14 | 1987-10-07 | 電気集じん器の電極支持装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4846857A (ja) |
| JP (1) | JPH0696131B2 (ja) |
| DE (1) | DE3734581A1 (ja) |
| GB (2) | GB8723667D0 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5421863A (en) * | 1992-09-11 | 1995-06-06 | Trion, Inc. | Self-cleaning insulator for use in an electrostatic precipitator |
| JP3191264B2 (ja) * | 1997-02-27 | 2001-07-23 | ギャラクシー有限会社 | 電気集塵装置および焼却炉 |
| CN101199951B (zh) * | 2006-12-15 | 2012-03-07 | 福建东源环保有限公司 | 一种透镜式高压静电收尘电场的新配置方案 |
| KR20090114407A (ko) * | 2007-01-24 | 2009-11-03 | 벤티바, 인코포레이티드 | 코로나 전극들 상의 분진 응집을 방지하는 디바이스 및 방법 |
| EP2142304A4 (en) * | 2007-04-23 | 2013-06-26 | Turbosonic Inc | GATE OR SHOCK STRUCTURE IN A WET ELECTROFILTER |
| DE102009053621A1 (de) * | 2009-11-17 | 2011-05-19 | Robert Bosch Gmbh | Heizungsanlage für Biomasse mit einem elektrostatischen Abscheider |
| WO2012129656A1 (en) | 2011-03-28 | 2012-10-04 | Turbosonic Inc. | Erosion-resistant conductive composite material collecting electrode for wesp |
| US11027289B2 (en) | 2011-12-09 | 2021-06-08 | Durr Systems Inc. | Wet electrostatic precipitator system components |
Family Cites Families (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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