JPH063905Y2 - 溝掃除機 - Google Patents

溝掃除機

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JPH063905Y2
JPH063905Y2 JP1987081424U JP8142487U JPH063905Y2 JP H063905 Y2 JPH063905 Y2 JP H063905Y2 JP 1987081424 U JP1987081424 U JP 1987081424U JP 8142487 U JP8142487 U JP 8142487U JP H063905 Y2 JPH063905 Y2 JP H063905Y2
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JP
Japan
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lifting
cylinder
scooping
case
handle
Prior art date
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JP1987081424U
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English (en)
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JPS6442386U (ja
Inventor
博正 梶谷
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は溝に堆積した泥土を揚送排出する溝掃除機に関
する。
(ロ)従来、溝に堆積した泥土はシャベルその他の器具
を使用して人力により掬上排出していた。
また、吸引ケーシングの上部に筒体を連結し、この筒体
の上端を吸引車にホースで連結して吸引車の吸引力によ
り溝内の泥土を排出するようにしたものは、特開昭61
−82813号公報により既に知られている。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 前記既知の人力による溝掃除方法は腰を曲げた姿勢で重
い泥土を溝から掬い上げていたので、腰痛を起すととも
に泥土は重いので極めて重労働であった。
また、吸引車を用いる方式は、大型車からなる吸引車や
それに付随する長大なホースその他各種の機器を必要と
すると共に極めて高価であるため一般家庭では使用する
ことができなかった。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案は、把持するハンドル5を有し、伝動軸が内装さ
れた保持筒1の上部に小型エンジン2を装着し、該保持
筒1のハンドル5よりも下部に減速装置6を介して掃除
装置を連結し、該掃除装置の揚送筒7の下端部に掬ケー
ス15を設けると共に、揚送筒7の内部には揚送螺旋8
を回転自在に内装し、該揚送螺旋8の軸を前記減速装置
6に連動連繋し、該揚送螺旋8を低速回転すべく構成し
た溝掃除機を提供し、前述の問題点を解決したものであ
る。
(ホ)作用 保持筒1に設けてあるハンドル5を持った状態で、ハン
ドル5の下部に連結した掃除装置の揚送筒7の下端部に
設けられた掬ケース15を溝の底面に沿って移動させる
と、溝に堆積した泥土は掬ケース15内に導入され揚送
筒7内で低速回転している揚送螺旋8により上方に移送
排出される。
その際、揚送螺旋8は減速装置6により低速回転してい
るので、揚送螺旋8及びその軸受等が破損することがな
く、かつ揚送筒7内に取り込まれた泥土に過大な遠心力
を与えることなくゆっくり上方へ揚送して排出するの
で、排出時の泥跳ねも少ない状態で確実に揚送排出され
る。
また、作業者が把持するハンドル5を挟んで保持筒1の
下部に、減速装置6と、掬ケース15を下端部に設ける
と共に揚送螺旋8を内装した揚送筒7からなる掃除装置
を取付け、ハンドル5の上方の保持筒1の上部に小型エ
ンジン2を装着したという極めてコンパクトな構成で、
しかも、ハンドル5を持って作業する時に良好なバラン
スで軽快に溝掃除作業を行うことができる。
(ヘ)実施例 本考案の一実施例を図面について説明すると、保持筒1
の上部に、5000〜6000r.p.m以上回転する小型エン
ジン2を装着し、中間部には肩掛けバンド3とハンドル
5を取付けた刈払い機等の小型作業機の回転作業部を取
り外し、この保持筒1の下部に、ケース内に減速歯車4
a,4b,4c,4dと変速軸4eとを収納してなる減速装置6を介
して揚送筒7を連結してあり、保持筒1に内装した軸の
上端をエンジン2の軸に直結し、下端を第6図に示す減
速装置6の人力部に連動連繋し、該減速装置6の出力軸
6aは揚送筒7に軸受された揚送螺旋8の軸の上端に連結
してある。
そして、前記揚送筒7の上部両側には左右一対の排出口
10,10を設け、下端部両側には第1図(a)に示す如く
左右一対の供給口11,11を設け、揚送筒7の下端に固定
した受板12は、左右両側及び前記ハンドル5と反対側に
上方へ折曲した一対の受片12a,12aと、1つの受片12b
とを有し、両側の受片12a,12aに支点ボルト13,13で上
下回動固定自在に枢支した掬ケース15は、漏斗状をなし
ていて上記供給口11,11を囲むと共に前記ハンドル5と
反対側へ樋状に突出しており、その底部15aには上下方
向の長孔を穿設し、この部分を受板12と一体なく字状の
ブラケット16に重合して蝶ボルト17aと蝶ナット17bと
により第1図に実線と鎖線で示す如く前記支点ボルト1
3,13を中心として上下に回動調節して締着し得るように
螺着してあり、掬ケース15の開口縁15cと平行な断面は
下部側を順次小になし、傾斜部15bの先端には刃板14を
固定してある。
また、前記揚送筒7の供給口11,11の間でかつ掬ケース1
5が突出している側の周面には、水平方向の断面がV状
で上下方向に長いガイド板18を固定し、前記掬ケース15
の傾斜部15b内面に沿わせたスプリング板からなる案内
板20は、基部を前記受片12bにリベット21,21で固定
し、先端部は傾斜図15bの上部寄りに圧接重合されてお
り、前記供給口11,11の反対側には受板22,22を熔接し、
供給口11,11の外側には複数本のスポーク又は網等から
なる規制枠23を熔接してそれらの間隙より大きな石又は
その他の固形物が揚送筒7内に侵入しないようにし、掬
ケース15の傾斜部15b及び前記案内板20には多数の排水
孔24・・を穿設してある。
第1図(b)は他の実施例を示すもので、供給口11を掬
ケース15の突出している側の揚送筒7の下部に穿設した
もので、該供給口11には規制枠23を取付ける。
更に、前記排出口10の周りには開口部25を有するリング
26を回動可能に装着してあり、上記開口部25の周りに突
設した円筒27にはL字状の排出筒28を抜き挿し可能でか
つ回動可能に嵌合して止めボルト30にて止着してある。
前述の溝掃除機にて溝の掃除をする時、蝶ナット17bを
弛め、掬ケース15を作業者の体格又は溝の深さに応じて
楽な姿勢で作業することができるように第4図に示す上
下の鎖線の範囲で支点ボルト13,13を中心として上下回
動することにより角度調節した後、蝶ナット17bを締付
ける。
その際、案内板20は第1図に示す如く撓み、その先端は
傾斜部15bに圧接された状態を保持する。
排出筒28は道路と溝の関係位置によりリング26、円筒27
及び排出筒28と共に道路側へ回動してから長さ調節して
止めボルト30を締付ける。
このようにして各部の調整が終ったならば、エンジン2
を起動し、肩掛けバンド3を肩に掛け、左右に突出して
いるハンドル5を両手で持って掬ケース15を溝に入れ
る。この時、作業者が把持するハンドル5を挟んで保持
筒1の下部に、減速装置6と、揚送螺旋8を内装した揚
送筒7からなる掃除装置が取付けられており、保持筒1
の上部に小型エンジン2を装着したという構成で、ハン
ドル5部分よりも下方を重量バランス的に重たくしてあ
り、この掬ケース15を溝底に沿って移動させると、揚送
螺旋8は減速装置6により減速されて低速回転し、溝に
堆積した泥土は、刃板14により削り起されて掬ケース15
内に導入され、スプリング板で構成されていて滑り易い
案内板20上を経て供給口11に近付くが、掬ケース15の断
面は次第に小さくなっているので順次寄せ集まると共に
水は排水孔24・・から流出し、両側に供給口11,11を有
するタイプのものではその近傍に達すると、泥土がガイ
ド板18により左右の分れて揚送筒7の周面に堆積するこ
とがなく、泥土が固まっていても上記分割作用により小
さくなり、泥土の流入を阻害しないように側方に設けた
供給口11,11に到達し、多数の規制枠23を通って揚送筒
7に流入する際に、石、木片等の固形物が除去されると
共に更に細分化され、流入した泥土を減速回転している
揚送螺旋8が揚送し、揚送された泥土は排出口10及び開
口部25から円筒27に吐出され、排出筒28から道路上に流
出する。
次に、他の実施例を第7〜9図について説明すると、ハ
ンドル5のレバーケース31に操作レバー32を枢着し、前
述の実施例における蝶ボルト17aと蝶ナット17bを省略
し、前記操作レバー32に一端を連結した操作ワイヤー33
の他端を、掬ケース15の底部内面に固定した受片35に連
結し、そのアウターの下部は軸受36の下面に突設した取
付片37に螺着してある。
また、掬ケース15の下面に突設した支持腕38,38には遊
動輪39,39を軸支し、保持筒1の下部寄りに起伏固定可
能に枢支して螺着した支柱40には、転輪41を軸支してあ
る。42は戻しスプリングである。
そして、前記操作レバー32を傾動してレバーケース31の
いずれかの段部に係合すると、掬ケース15は支点ボルト
13,13を中心として上下回動し、また、溝掃除する場
合、遊動輪39,39は掬ケース15及び揚送筒7等を支持し
た状態で溝の底を転動し、転輪41は保持筒1及びエンジ
ン2等を支持した状態で道路面を転動するので、ハンド
ル5,5を持って倒伏しない程度に保持して軽く引張る
だけで掃除機を極めて容易に移動させることができる。
更に、遊動輪39,39と転輪41を道路上に接地させるか、
又は支柱40を折畳んで遊動輪39,39のみを接地させて次
の掃除場所、若しくは格納庫へ容易に移動させることが
できる。
(ト)考案の効果 本考案は、把持するハンドル5を有し、伝動軸が内装さ
れた保持筒1の上部に小型エンジン2を装着し、該保持
筒1のハンドル5よりも下部に減速装置6を介して掃除
装置を連結し、該掃除装置の揚送筒7の下端部に掬ケー
ス15を設けると共に、揚送筒7の内部には揚送螺旋8
を回転自在に内装し、該揚送螺旋8の軸を前記減速装置
6に連動連繋し、該揚送螺旋8を低速回転すべく構成し
た溝掃除機であるので、小型エンジン2の回転を減速装
置6で減速されて低速回転している揚送螺旋8により、
掬ケース15を経て揚送筒7内に取り込まれた泥土を過
大な遠心力を与えることなくゆっくり上方へ揚送して排
出し、排出時の泥跳ねも少ない状態で確実に揚送排出さ
れる。
更に、小型エンジン2と減速装置6とを、保持筒1に、
作業者が把持するハンドル5を挟んで上下に振り分けて
装着することによりバランスが改善され、作業者は立姿
勢で前記保持筒1のハンドル5を持って小さな操作力に
より軽快に溝掃除作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであって、第1図
(a)は要部の断面図、(b)は他の例の要部の断面
図、第2図は第1図(a)に示す実施例の要部の平面
図、第3図は揚送装置の断面図、第4図は同上側面図、
第5図は作業状態を示す側面図、第6図は減速装置と揚
送装置との接続部の一部を破断した側面図、第7図
(a)は他の例の作業状態を示す側面図、(b)は同上
要部の正面図、第8図は同上断面図、第9図は同上移動
状態を示す側面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】把持するハンドル5を有し、伝動軸が内装
    された保持筒1の上部に小型エンジン2を装着し、該保
    持筒1のハンドル5よりも下部に減速装置6を介して掃
    除装置を連結し、該掃除装置の揚送筒7の下端部に掬ケ
    ース15を設けると共に、揚送筒7の内部には揚送螺旋
    8を回転自在に内装し、該揚送螺旋8の軸を前記減速装
    置6に連動連繋し、該揚送螺旋8を低速回転すべく構成
    したことを特徴とする溝掃除機。
JP1987081424U 1987-05-28 1987-05-28 溝掃除機 Expired - Lifetime JPH063905Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987081424U JPH063905Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28 溝掃除機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987081424U JPH063905Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28 溝掃除機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6442386U JPS6442386U (ja) 1989-03-14
JPH063905Y2 true JPH063905Y2 (ja) 1994-02-02

Family

ID=31306206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987081424U Expired - Lifetime JPH063905Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28 溝掃除機

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JP (1) JPH063905Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS609617A (ja) * 1983-06-29 1985-01-18 Masato Aiura ねじ状シエ−ビングカツタ
JPS6182813A (ja) * 1984-10-01 1986-04-26 Kayaba Ind Co Ltd 吸引ノズル装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6442386U (ja) 1989-03-14

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