JPH0874227A - 簡易除塵機 - Google Patents

簡易除塵機

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JPH0874227A
JPH0874227A JP23406794A JP23406794A JPH0874227A JP H0874227 A JPH0874227 A JP H0874227A JP 23406794 A JP23406794 A JP 23406794A JP 23406794 A JP23406794 A JP 23406794A JP H0874227 A JPH0874227 A JP H0874227A
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JP
Japan
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wire
screen
rake
suspension
suspension frame
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JP23406794A
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English (en)
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JP2775394B2 (ja
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Seiji Kuji
清二 久慈
Tomio Onuki
富雄 大貫
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Daido Plant Industries Co Ltd
Original Assignee
Daido Plant Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的小規模の取水口,導水路に設定するた
めに簡略的な構成からなり製作と維持コストを軽減させ
た簡易除塵機を提供する。 【構成】 水路2中に設けられたスクリーン1の上方に
懸垂レール3を水平に支持し、該懸垂レール3に沿って
移動可能なるように懸垂枠4を吊下し、該懸垂枠4に手
回しハンドル12等の駆動部13により回転動するよう
にワイヤードラム14、および該ワイヤードラム14に
巻き取られるワイヤー19を案内するワイヤーガイド2
0を設け、該懸垂枠4から水路2中に垂下させたポール
31の下端部にレーキ30を設け、前記ワイヤー19の
先端部を該レーキ30に結止し、該ワイヤードラム14
の回転によりワイヤー19を巻き取ることにより該レー
キ30をスクリーン1の前面に摺接させて水路2中から
上昇させ、又はスクリーン1の前面から離間して下降さ
せ得るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、比較的小規模の取水
口,導水路に設定するために簡略的な構成からなり製作
と維持コストを軽減させた簡易除塵機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】導水路,取水口等に流水中の塵芥を捕捉
するために設けられている格子状のスクリーンには、従
来から該スクリーンの前面に沿ってレーキを上昇させス
クリーンに付着した塵芥を掻き上げられるようにした本
格的装備の除塵機が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の除塵機
は、スクリーンの幅いっぱいのレーキを例えばロータリ
ーチエンあるいは復数ワイヤロープによって昇降動する
ように設けたものであって、必然的に大型の装置となる
ため製作と維持コストも高くならざるを得ないという問
題がある。
【0004】従って平常の塵芥集積量が少ないような取
水口ではこのような大装備除塵機は設けられておらず、
熊手を使って定期的に人力で除塵作業をしているけれど
も人力作業は危険を伴ない重労働でもあるので体力強壮
な作業者でも20〜30分で疲労限界に至り、しかも充
分な除塵結果を得られないのが普通であった。このため
低コストで提供できる簡易除塵機が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は上記要望
に呼応し得る簡易除塵機を提供しようとするもので、水
路中に設けられたスクリーンの上方に懸垂レールを水平
に支持し、該懸垂レールに沿って移動可能なるように懸
垂枠を吊下し、該懸垂枠に手回しハンドル等の駆動部に
より回転動するようにワイヤードラム、および該ワイヤ
ードラムに巻き取られるワイヤーを案内するワイヤーガ
イドを設け、該懸垂枠から水路中に垂下させたポールの
下端部にレーキを設け、前記ワイヤーの先端部を該レー
キに結止し、該ワイヤードラムの回転によりワイヤーを
巻き取ることにより該レーキをスクリーンの前面に摺接
させて水路中から上昇させ、又はスクリーンの前面から
離間して下降させ得るようにしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】ポールの下端に設けられたレーキは該ポールに
よって姿勢を保つことができるので、ワイヤーをドラム
に巻き取るだけでスクリーンの前面に沿って上昇させる
ことができる。このため構造が簡単となり製作コストが
大幅に軽減できる。
【0007】
【実施例】次に本発明の一実施例を図面と共に説明す
る。図1にこの簡易除塵機の正面図、図2にその縦断面
図、図3に平面図を示す。同図において、1は水が矢印
の方向に流れる水路2の取水口に塵芥を捕捉するために
桟材を多数本定間隔で平行に設けてなるスクリーンであ
る。なお該スクリーン1は水平に対して60度〜80度
傾斜角で設置されるのが一般的である。3は該水路2の
両側に支柱3a,3bを設立し該スクリーン1の上方に
水平に支持されたI形鋼からなる懸垂レール、4は該懸
垂レール3に沿って移動可能なるように吊下された懸垂
枠である。該懸垂枠4は懸垂レール3上を軽摩擦で転動
し得るようにトロリーローラ7,7を有した連結部5が
上辺部に設けられ、背面には後述するポールを支持する
ための枠体6が形成されている。
【0008】13は該懸垂枠4に設けられた駆動部で、
懸垂枠4のいずれか一方側にブラケット8を設け該ブラ
ケット8上に設けられた軸受9によりハンドル軸10を
支持し、該ハンドル軸10に鎖車11を固設すると共に
該ハンドル軸10の一端に大径輪状の手回しハンドル1
2を固設している。
【0009】また14は懸垂枠4の上部に軸受15によ
りドラム軸16を支持することで回転自在に設けられた
ワイヤードラムで、該ドラム軸16の一端に固設された
鎖車17と前記鎖車11とに無端状の伝動チエン18を
巻掛し、手回しハンドル12を回転することにより鎖車
11,伝動チエン18,鎖車17,ドラム軸16を介し
てワイヤードラム14が回転動されるように連繋してい
る。
【0010】また、20は懸垂枠4の下端部に設けられ
た軸受21にクランク軸22を軸支してなるクランク状
のワイヤーガイドで、該クランク軸22の一端部にレバ
ー23が設けられている。該ワイヤーガイド20はレバ
ー23を操作することによりクランク軸22を中心とし
て旋回しワイヤードラム14の前方に張出して該ワイヤ
ードラム14に巻き取られるワイヤー19を案内するた
めに設けられている。
【0011】30は長尺なるポール31の下端部に設け
られたれレーキで、該レーキ30にはスクリーン1の前
面を転動し得るローラ34が設けられると共にスクリー
ン1の各桟材間に突出するクシ歯32が形成されてい
る。
【0012】そしてワイヤー19の先端をレーキ30に
設けられた止片33に結止している。40はスクリーン
1の上端部に延設されたエプロン、41は該エプロン4
0の後側に形成された塵芥排出用スラブを示す。
【0013】このように構成した簡易除塵機では、手回
しハンドル12を回転操作してワイヤードラム14にワ
イヤー19を巻き取ることによりレーキ30をスクリー
ン1の前面に沿って上昇させることができる。このため
該スクリーン1に付着した塵芥をクシ歯32に引掛け水
路2中から上昇させ該塵芥をスラブ41上に払い落とす
ことができる。なおこのとき枠体6はポール31が横に
倒れるのを防いでいる。そして図4に示したようにレバ
ー23を操作しワイヤーガイド20を前方に回動押出す
ことによりレーキ30をスクリーン1前面から離間させ
て、その状態でワイヤードラム14を下降回転させてワ
イヤー19を繰り出してレーキ30を再び水路中に下降
させる。そしてワイヤーガイド20を後方へ回動引込さ
せることにより図1に示すように該レーキ30をスクリ
ーン1の下端部前面に当接させ得る。従ってこのように
レーキ30を繰り返し上下動させることにより軽作業で
スクリーン1に付着した塵芥を掬い上げることができ
る。
【0014】また懸垂枠4を懸垂レール3に沿って移動
させることにより該レーキ30を水平移動させることが
できるので、レーキ30の幅がスクリーン1の幅に未た
ないものであっても水平移動してまた上記のように掬上
操作を行なえば幅広のスクリーンに対しても小型のレー
キで充分に除塵ができる。
【0015】なおこの実施例では懸垂枠4に設けられる
駆動部として手回しハンドル12を設けた例を示した
が、このようなハンドルに代えて電源の得られる場所な
らば小型のモータを動力元として設けた方がよい。
【0016】
【発明の効果】このように本発明の簡易除塵機は、ポー
ルによつて姿勢を維持させたレーキをワイヤードラムに
よって引き上げることにより除塵作業ができるようにし
たものであるので、従来の本格装備除塵機の如き複雑な
構成を採らず製作と維持コストを大幅に軽減できて故障
も少ないなど種々の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る簡易除塵機の一実施例を示した正
面図。
【図2】図1の縦断面図。
【図3】図1の平面図。
【図4】図2の作動状態図。
【符号の説明】
1 スクリーン 2 水路 3 懸垂レール 4 懸垂枠 12 手回しハンドル 13 駆動部 14 ワイヤードラム 19 ワイヤー 20 ワイヤーガイド 30 レーキ 31 ポール 32 クシ歯

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水路中に設けられたスクリーンの上方に
    懸垂レールを水平に支持し、該懸垂レールに沿って移動
    可能なるように懸垂枠を吊下し、該懸垂枠に手回しハン
    ドル等の駆動部により回転動するようにワイヤードラ
    ム、および該ワイヤードラムに巻き取られるワイヤーを
    案内するワイヤーガイドを設け、該懸垂枠から水路中に
    垂下させたポールの下端部にレーキを設け、前記ワイヤ
    ーの先端部を該レーキに結止し、該ワイヤードラムの回
    転によりワイヤーを巻き取ることにより該レーキをスク
    リーンの前面に摺接させて水路中から上昇させ、又はス
    クリーンの前面から離間して下降させ得るようにしたこ
    とを特徴とする簡易除塵機。
JP23406794A 1994-09-01 1994-09-01 簡易除塵機 Expired - Fee Related JP2775394B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101475760B1 (ko) * 2012-07-24 2014-12-23 (주)유한이앤지 취수구 스크린 크리닝장치
JP2016145485A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 中国電力株式会社 除塵装置
JP2017106217A (ja) * 2015-12-09 2017-06-15 中国電力株式会社 除塵装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101475760B1 (ko) * 2012-07-24 2014-12-23 (주)유한이앤지 취수구 스크린 크리닝장치
JP2016145485A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 中国電力株式会社 除塵装置
JP2017106217A (ja) * 2015-12-09 2017-06-15 中国電力株式会社 除塵装置

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