JPH063896A - 画像形成装置のシート搬送方法 - Google Patents

画像形成装置のシート搬送方法

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JPH063896A
JPH063896A JP15974992A JP15974992A JPH063896A JP H063896 A JPH063896 A JP H063896A JP 15974992 A JP15974992 A JP 15974992A JP 15974992 A JP15974992 A JP 15974992A JP H063896 A JPH063896 A JP H063896A
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JP
Japan
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original
sheet
contact force
press
pressing
Prior art date
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Pending
Application number
JP15974992A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohito Nakagawa
智仁 仲川
Masaki Naito
雅貴 内藤
Masakazu Hiroi
雅一 廣井
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH063896A publication Critical patent/JPH063896A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送中のシート部材の位置ずれをなくす。 【構成】 シート部材の先端および/または後端が押し
圧部材7c近傍を通過するときに押し圧部材7cの圧接
力を偏心カム17により小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像読み取り部などの所
定位置にシート材を搬送,積層するシート搬送装置を備
えた複写機,レーザープリンタなどの画像形成装置のシ
ート搬送方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図1の画像形成装置では画像読み
取り部3(光学系)を任意の位置に固定し、エンドレス
幅広ベルト6によりシート原稿Pを一定速度でプラテン
ガラス4上を搬送しながら露光走査させてシート原稿P
の画像を得る。図4で示すように、幅広ベルト6の内側
には幅広ベルト6とプラテンガラス4が圧接するように
押し圧コロ7などの任意の数の押し圧部材が縦横整列す
るように配置され、該押し圧部材に依存する搬送力が、
搬送方向と垂直な列ごとに集中していた。幅広ベルト6
はシート原稿Pとプラテンガラス4の摩擦係数よりも、
幅広ベルト6とシート原稿Pとの摩擦係数の方が大きく
なるような性質をもった材質で、幅広ベルト6とシート
原稿Pがすべりなく搬送するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来押し圧コロ7の配
置は、画像ブレに対してさほど影響があるとは見なされ
てなく、また組立性やコストの面からも縦横整列させた
配置をとり、搬送力が搬送方向と垂直に列状に配置され
た押し圧コロの列ごとに集中していた。そして、それぞ
れの押し圧部材の縦横の距離は、送れる原稿の最小サイ
ズより短い位置に配置して、確実にシート原稿Pを搬送
させていた(図4参照)。なお15は画像形成装置内の
移動可能な画像読み取り部の固定位置(ホームポジショ
ンからLの距離)である。押し圧コロ7がこのような配
置だと画像形成装置内の画像読み取り部を固定して、シ
ート原稿Pを幅広ベルト6により一定速度で移動するこ
とにより画像形成させた場合、いわゆる原稿流し読みモ
ードで画像形成させた場合、プラテンガラス4上のシー
ト原稿Pが押し圧コロ7の位置近傍を通過している時と
(図5参照)、シート原稿Pが押し圧コロ7の位置近傍
に存在していない時では(図6参照)、シート原稿Pと
プラテンガラス4の表面の摩擦力(摩擦係数μ=0.2
前後)よりも幅広ベルト6とプラテンガラス4の表面の
摩擦力(摩擦係数μ=1.2前後)の方が大きいので、
搬送されているシート原稿Pの後端が押し圧コロ7の位
置近傍を抜ける瞬間の負荷(摩擦力の差)により、一定
速度で駆動されるべき幅広ベルト6に一瞬、速度が遅く
なるような速度変動が生じる。その結果、幅広ベルト6
にすべり無く接しながら搬送されているシート原稿Pに
まで影響するため、シート原稿Pの後端が押し圧コロ7
近傍を抜けた時にシート原稿Pの画像読み取りを行って
いると、その速度変動が生じた時に対応した位置の複写
されるシートの画像にブレが生じる欠点があった。また
搬送されているシート原稿の先端が押し圧コロ7の位置
近傍に進入する瞬間は、逆に負荷が急に少なくなるので
一瞬速度が速くなるような速度変動が生じ、この時も複
写されるシートの画像にブレが生じるという欠点があっ
た。
【0004】そこで、本発明の目的は、上述の点に鑑み
て、画像ブレの無い高質な画像形成装置のシート搬送方
法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、画像処理対象のシート部材を搬送
する際に、搬送中の該シート部材を押し圧部材により押
し圧する画像形成装置のシート搬送方法において、前記
シート部材の先端およびまたは後端が前記押し圧部材の
位置近傍を通過するときに、該押し圧部材の圧接力を小
さくすることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明では、押し圧部材の圧接力を小さくする
ことで、シート部材の移動速度の遅れを緩和し、以って
シート上の画像の位置ずれを阻止する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に沿って説明す
る。
【0008】図1は本発明を適用した画像形成装置の断
面構造を示す。図1において、画像形成装置はアナログ
複写機1と原稿自動送り装置であるRDF2により構成
される。
【0009】RDF2の主要構造および制御回路は周知
のものを使用することができる。すなわち、原稿固定読
みモードではシート原稿載置台11上に積層されている
複数枚のシート原稿Pを第1の分離手段9で一枚ずつに
分離し、給紙手段12により搬送しプラテン4上の任意
の位置に順次積載し、複写機1内の画像読み取り部3
(光学系)をA方向に移動して画像を読み取り排出手段
10上に再積載する。原稿流し読みモードではシート原
稿載置台11上に積層されている複数枚のシート原稿P
を第2の分離手段8で1枚ずつ分離し、給紙手段5によ
り搬送する。光学系3のホームポジション(破線で図
示)から距離Lの位置に光学系3を固定し(プラテンの
ほぼ中央の位置:押し圧コロ7bと7cの間に位置す
る)、プラテン4上幅広ベルト7により一定速度で搬送
されるシート原稿Pを搬送中に画像を読み取り、排出手
段10によりシート原稿載置台11上に積載する。
【0010】幅広ベルト6の内側には本発明に関わる押
し圧コロ7(図2にて後述)が配置され、その押し圧コ
ロ7のバネ16による押し圧力によりシート原稿Pを搬
送するための搬送力を得る。
【0011】本実施例は図2に示すように原稿流し読み
モードで画像読み取りをしている間にシート原稿Pの位
置に存在する押し圧コロ7b,7cの圧接力を変化させ
るために、押し圧コロ7b,7cのそれぞれのバネ16
の圧接力を可変にする偏心カム17とモータ18を装備
し、その圧接力の変化を左右する偏心カム17の曲線に
より、圧接力の変化を微妙にコントロールする。これに
より押し圧コロ7cの位置近傍にシート原稿Pの先端が
通過するときは押し圧コロ7cの圧接力を、また押し圧
7bの位置近傍に後端が抜ける時にはbの圧接力をなめ
らかに小さくし、発生する負荷を軽減させ、速度変動が
生じても感光ドラム13に露光されるシート原稿Pの画
像がブレないレベルの速度変動に抑え、画像ブレーのな
い画像形成を行う。
【0012】なお押し圧コロ7cの位置近傍にシート原
稿Pの先端が通過するときに押し圧コロ7cの圧接力を
小さくする時は、そのシート原稿Pの後半部を圧接する
押し圧コロ7bは、シート原稿Pを搬送する通常の圧接
力で押さえつけてるので、シート原稿Pを搬送する信頼
性を損うことはない。また、シート原稿Pの後端が押し
圧コロ7bの位置近傍を抜けるときに押し圧コロ7bの
圧接力を小さくする時は、そのシート原稿Pの前半部を
圧接する押し圧コロ7cは、通常の圧接力で押さえつけ
るので同様にシート原稿Pを搬送する信頼性を損うこと
がない。
【0013】また、図2の押し圧コロ7aと押し圧コロ
7dは原稿流し読みモードによる画像形成中にシート原
稿を押し圧しない位置にあるので圧接力を変化させる該
駆動手段を持たない。
【0014】<他の実施例>図3に示すように押し圧コ
ロ7b,7cの軸21に支点22を持ったアーム23
と、アーム23とソレノイド20を具備することによ
り、押し圧コロ7b,7cが幅広ベルト7を圧接、また
は離間させて圧接力をなくすことを可能とし、押し圧コ
ロ7cの位置近傍にシート原稿Pの先端が通過するとき
は押し圧コロ7cを離間させ、また押し圧7bの位置近
傍に後端が抜けるときには7bを離間させることにより
同様な効果が得られる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例えば、原稿流し読みモード時にシート原稿の先端また
は後端が、該押し圧部材の位置近傍を通過するときに、
該押し圧部材の圧接力を小さくするか、または押し圧部
材を幅広ベルトから離間させることにより、上述した理
由による負荷を軽減させ、幅広ベルトを一定速度で駆動
させる。この結果、画像ブレがない画像形成を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の原稿自動送り装置付き画像形
成装置の断面を示す断面図である。
【図2】本発明の実施例の押し圧部材の詳細斜視図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例の押し圧部材の詳細斜視図
である。
【図4】従来の実施例の押し圧部材の詳細斜視図であ
る。
【図5】押し圧部材の拡大詳細図である。
【図6】押し圧部材の拡大詳細図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 原稿自動送り装置 3 画像読み取り部(光学系) 4 プラテンガラス 6 幅広ベルト 7a,7b,7c,7d 押し圧コロ 17 偏心カム 20 ソレノイド 23 アーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像処理対象のシート部材を搬送する際
    に、搬送中の該シート部材を押し圧部材により押し圧す
    る画像形成装置のシート搬送方法において、 前記シート部材の先端およびまたは後端が前記押し圧部
    材の位置近傍を通過するときに、該押し圧部材の圧接力
    を小さくすることを特徴とする画像形成装置のシート搬
    送方法。
JP15974992A 1992-06-18 1992-06-18 画像形成装置のシート搬送方法 Pending JPH063896A (ja)

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JP15974992A JPH063896A (ja) 1992-06-18 1992-06-18 画像形成装置のシート搬送方法

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JP15974992A JPH063896A (ja) 1992-06-18 1992-06-18 画像形成装置のシート搬送方法

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JPH063896A true JPH063896A (ja) 1994-01-14

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102616008A (zh) * 2012-03-13 2012-08-01 新会江裕信息产业有限公司 一种防污墨机构
CN102616004A (zh) * 2012-03-13 2012-08-01 新会江裕信息产业有限公司 一种搓纸轮机构
CN102653186A (zh) * 2012-03-13 2012-09-05 新会江裕信息产业有限公司 一种升降式搓纸轮机构

Cited By (5)

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CN102616008B (zh) * 2012-03-13 2014-04-23 新会江裕信息产业有限公司 一种防污墨机构
CN102616004B (zh) * 2012-03-13 2014-10-08 新会江裕信息产业有限公司 一种搓纸轮机构

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