JPH0638962Y2 - 目地材 - Google Patents

目地材

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JPH0638962Y2
JPH0638962Y2 JP1987063018U JP6301887U JPH0638962Y2 JP H0638962 Y2 JPH0638962 Y2 JP H0638962Y2 JP 1987063018 U JP1987063018 U JP 1987063018U JP 6301887 U JP6301887 U JP 6301887U JP H0638962 Y2 JPH0638962 Y2 JP H0638962Y2
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JP
Japan
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joint
ridges
ridge
exterior
synthetic resin
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Application number
JP1987063018U
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JPS63169603U (ja
Inventor
一巨 三木
治郎 橋爪
孝平 諸江
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は内装材、外装材等の接続部に用いる目地材に関
するものである。
(背景技術) 従来、目地材として、内装材、外装材等を施した後、接
続部にコーキング材を充填してなる湿式目地構造が知ら
れており、更に改良されたものとして第3図に示す目地
構造が知られている。第3図の目地材において、(イ)
は帯状の目地基体で、(ロ)は目地基体(イ)の中央部
全長にわたって形成した隆起凸条で、(ハ)は隆起凸条
(ロ)の両側下端に形成した鍔状の固定板部である。ま
た、(ホ)は外装材であり、(ヘ)はコーキング材であ
る。この第3図の目地構造は、下地(ニ)に目地基体
(イ)を固定し、固定板部(ハ)上に外装材(ホ),
(ホ)を載置して下地(ニ)に固定する。このとき、目
地基体(イ)の隆起凸条(ロ)により外装材(ホ),
(ホ)間の間隙が規制され一定のものとなる。この目地
構造においては、隆起凸条(ロ)上と外装材(ホ)の側
面間に囲まれる空間にコーキング材(ヘ)を充填して目
地の防水性を確保している。しかしながら、この目地材
にあっては、隆起凸条(ロ)と外装材(ホ)の間から雨
水が浸入しやすく、上記コーキング材(ヘ)が風化して
クラック等を生じると、目地の防水性が低下するという
欠点があった。また、他の従来例として、目地材に弾性
材を設け、この弾性材を介して外装材と接合して用いら
れる目地材も知られているが、この弾性材は補助的に防
水性を発揮するに過ぎず、実質的にはコーキング材と併
用しないと目地の防水性を確保できないものであった。
(考案の目的) 本考案は目地幅が一定に施工することができ、さらに目
地幅に多少の誤差を生じても対応できる目地材であっ
て、且つ施工した目地に優れた防水効果を発揮する目地
材を提供することを目的としたものである。
(考案の開示) 本考案を図面と共に説明する。
第1図において、(1)は目地材、(2)は目地凸条、
(3),(4)は固定板部、(5)は目地基体、(6)
は合成樹脂層、(7),(8)は弾性片である。この目
地材(1)は、帯状金属板(9)の略中央部長手方向全
長にわたって折曲した形成された断面形状コ字型の目地
凸条(2)と、この目地凸条(2)の両側下端に形成さ
れた鍔状の固定板部(3),(4)とからなる目地基体
(5)を備えている。また、上記目地凸条(2)の上端
面には合成樹脂層(6)が形成されている。本実施例で
は、該合成樹脂層(6)は、目地凸条(2)の上端面の
みならず、目地基体(5)全面を被覆している。上記目
地凸条(2)の上端部両側に、それぞれ目地凸条(2)
の外下方に突出し、更に外方に屈曲して外下方へ突出す
る弾性片(7),(8)が、合成樹脂層(6)と一体に
同質の合成樹脂で形成されている。この弾性片(7),
(8)は弾性を有しており、外力に対して元の状態に戻
ろうとする力を、目地凸条(2)との付け根、及び更に
外方に屈曲した屈曲点の2箇所にて付勢するものであ
る。
更に、本実施例では、合成樹脂層(6)と一体であって
同質の合成樹脂からなる水返し片(10),(11)及び
(12),(13)が形成されている。水返し片(10),
(11)は、それぞれ目地凸条(2)側面の弾性片
(7),(8)より下方の位置に、外下方へ突出して形
成されている。水返し片(12),(13)はそれぞれ固定
板部(3),(4)上面に目地凸条(2)に向かって突
出して形成されている。これら水返し片(10),(11)
及び(12),(13)も、上記弾性片(7),(8)と同
質の合成樹脂でできており、弾性を有するものである。
第2図は、本実施例の目地材は施工例を示す断面図であ
る。該目地材(1)は第2図に示す如く、下地(14)と
この下地(14)に固定された外装材(15)との間に固定
板部(3)が挟着され、同様に下地(14)とこの下地
(14)に固定された外装材(16)との間に固定板部
(4)が挟着されて、外装材(15),(16)間の目地内
に固定される。このとき上記外装材(15),(16)の側
端面は、それぞれ目地材(1)の目地凸条(2)の両側
面に突きつけられており、弾性片(7)は外装材(15)
により目地凸条(2)の側面に押圧され、弾性片(8)
は外装材(16)により目地凸条(2)の側面に押圧され
る。弾性片(7),(8)は弾性を有しているので、外
装材(15),(16)を押し返す力が付勢して、目地凸条
(2)の側面と外装材(15),(16)の側端面とが密着
状態となる。この密着状態は、本考案では弾性片
(7),(8)と外装材(15),(16)の側端面とが面
接触して成されているために、外装材(15),(16)間
の目地は雨水等が浸入し難くなっている。上記水切り片
(10),(11)及び(12),(13)も、弾性片(7),
(8)と同様に外装材(15),(16)によって目地材
(1)の目地凸条(2)の両側面、及び固定板部
(3),(4)上面に押圧されて、防水効果を奏するも
のである。
本考案の目地材(1)を目地に用いて施工すると、外装
材(15),(16)間の目地幅は目地凸条(2)により規
制されて一定になるものである。しかしながら、壁面の
施工現場では目地部施工を繰り返すことによって壁面の
端の目地幅に誤差を生じることがある。このような場合
にあっても、本考案の目地材は、目地における防水効果
を奏するものである。すなわち、外装材(15),(16)
間の目地幅が広がって外装材(15),(16)の側端面と
目地凸条(2)との間に間隙が生じた場合でも、弾性片
(7),(8)が外装材(15),(16)の側端面を追従
して密着し、目地の防水効果を奏する。本考案の弾性片
(7),(8)は、目地凸条(2)の外下方に突出し、
更に途中で外方に屈曲して外下方へ突出した形状をして
いるので、目地凸条(2)との付け根及び屈曲部の2箇
所で弾性力を付勢し、外装材(15),(16))の側端面
とより強力に密着する。また、外装材(15),(16))
間の目地幅が目地凸条(2)よりも狭い場合には、断面
コ字型の目地凸条(2)の空隙を、目地凸条(2)の両
側面を圧縮して潰し、該目地凸条(2)の幅を狭くして
用いることができる。
以上のことより、本考案の目地材を外装材(15),(1
6)間の目地に用いると、コーキング材を充填しなくて
も目地の防水性を確保することができるものである。
(考案の効果) 本考案の目地材は、相隣る外装材(15),(16)間の目
地幅を一定に施工することができ、さらに目地幅に多少
の誤差を生じても対応して施工できる目地材であって、
且つ施工した目地に優れた防水効果を発揮する。すなわ
ち、目地凸条(2)の上端部両側に形成された弾性片
(7),(8)が、目地凸条(2)との付け根、及び更
に外方に屈曲した屈曲点の2箇所にて弾性力を付勢し
て、外装材(15),(16)の側端面と面接触するので、
優れた防水性を奏する。また、目地凸条(2)によっ
て、外装材(15),(16)間の目地が規制されて一定幅
となる。さらに、外装材(15),(16)間の目地幅が広
くなった場合には、弾性片(7),(8)が外装材(1
5),(16)の側端面を上記弾性力によって追従して防
水効果を発揮し、外装材(15),(16)の目地幅が狭く
なった場合には、目地凸条(2)を圧縮して潰し、該目
地凸条(2)の幅を狭くして用いることができる。した
がって、コーキング材を使用しなくても目地の防水性を
保つことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の断面図であり、第2図は第1
図に示す実施例の使用状態を示す断面図、第3図は従来
例の断面説明図である。 図において、1は目地材、2は目地凸条、3,4は固定板
部、5は目地基体、6は合成樹脂層、7,8は弾性片であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状金属板(9)を略中央部長手方向全長
    にわたって折曲して断面形状コ字型の目地凸条(2)を
    形成すると共に目地凸条(2)の両側下端に鍔状の固定
    板部(3),(4)を形成して目地基体(5)とし、該
    目地基体(5)の目地凸条(2)の上端面を合成樹脂層
    (6)で被覆すると共に該合成樹脂層(6)と一体で且
    つ目地凸条(2)の外下方に突出し、更に外向きに屈曲
    して成る弾性片(7),(8)を目地凸条(2)の両側
    に形成してなる目地材。
JP1987063018U 1987-04-24 1987-04-24 目地材 Expired - Lifetime JPH0638962Y2 (ja)

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JP1987063018U JPH0638962Y2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24 目地材

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JP1987063018U JPH0638962Y2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24 目地材

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Publication Number Publication Date
JPS63169603U JPS63169603U (ja) 1988-11-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6336093Y2 (ja) * 1980-04-17 1988-09-26
JPS6061305U (ja) * 1983-10-03 1985-04-27 株式会社アスク 定形シ−ル材

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JPS63169603U (ja) 1988-11-04

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