JP2529561Y2 - 壁 材 - Google Patents
壁 材Info
- Publication number
- JP2529561Y2 JP2529561Y2 JP10520691U JP10520691U JP2529561Y2 JP 2529561 Y2 JP2529561 Y2 JP 2529561Y2 JP 10520691 U JP10520691 U JP 10520691U JP 10520691 U JP10520691 U JP 10520691U JP 2529561 Y2 JP2529561 Y2 JP 2529561Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall material
- wall
- side portion
- joining
- waterproof sealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、合いじゃくり接合され
る壁材に関する。
る壁材に関する。
【0002】
【従来の技術】セメント等の窯業系無機質原料からなる
壁材であって、合いじゃくり接合によって接合されて、
たとえば家屋の外壁を構築する壁材は、図4に示すよう
に壁材Aの4周のうち、上辺部a1と、一方の縦辺部a
2とにわたって合いじゃくり接合用の受け片部b1,b
2を形成すると共に、下辺部a3と他方の縦辺部a4と
にわたって合いじゃくり接合用の押え片部c1,c2を
形成し、かつ上記受け片部b1,b2に防水シール材D
を貼り付けた構造とされており、図5の壁材接合状態
で、壁材接合部の防水を上記防水シール材Dによって行
なうようになされている。
壁材であって、合いじゃくり接合によって接合されて、
たとえば家屋の外壁を構築する壁材は、図4に示すよう
に壁材Aの4周のうち、上辺部a1と、一方の縦辺部a
2とにわたって合いじゃくり接合用の受け片部b1,b
2を形成すると共に、下辺部a3と他方の縦辺部a4と
にわたって合いじゃくり接合用の押え片部c1,c2を
形成し、かつ上記受け片部b1,b2に防水シール材D
を貼り付けた構造とされており、図5の壁材接合状態
で、壁材接合部の防水を上記防水シール材Dによって行
なうようになされている。
【0003】
【従来技術の問題点】ところが、図5の壁材接合状態で
は、接合の防水が確実とならず、したがって雨水の侵入
が避けられず、特に壁材A,Aの継ぎ目のうち、上下の
壁材A,Aの受け片部b2,b2が接する箇所には防水
シール材が介在されていないので、該部分が、上記侵入
した雨水が下地側へ流れる漏水部Xとなる欠点があっ
た。
は、接合の防水が確実とならず、したがって雨水の侵入
が避けられず、特に壁材A,Aの継ぎ目のうち、上下の
壁材A,Aの受け片部b2,b2が接する箇所には防水
シール材が介在されていないので、該部分が、上記侵入
した雨水が下地側へ流れる漏水部Xとなる欠点があっ
た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記の問題点
に鑑み、壁材継ぎ目に漏水部を発生させることのない壁
材を提供することを目的としてなされたものである。
に鑑み、壁材継ぎ目に漏水部を発生させることのない壁
材を提供することを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、この考案の壁
材は、壁材4周のうち、上辺部と、一方の縦辺部とにわ
たって合いじゃくり接合用の受け片部が形成されると共
に、下辺部と他方の縦辺部とにわたって合いじゃくり接
合用の押え片部が形成されている壁材であって、上記受
け片部に臨む壁材端面と、受け片部とのそれぞれに防水
シール材を貼着すると共に、上記縦辺部側の受け片部に
防水シール材を挟んで縦方向の防水溝を形成し、かつ上
記壁材の下端面に受け辺部の下端に至る防水シール材を
貼着してなることを特徴とするものである。
材は、壁材4周のうち、上辺部と、一方の縦辺部とにわ
たって合いじゃくり接合用の受け片部が形成されると共
に、下辺部と他方の縦辺部とにわたって合いじゃくり接
合用の押え片部が形成されている壁材であって、上記受
け片部に臨む壁材端面と、受け片部とのそれぞれに防水
シール材を貼着すると共に、上記縦辺部側の受け片部に
防水シール材を挟んで縦方向の防水溝を形成し、かつ上
記壁材の下端面に受け辺部の下端に至る防水シール材を
貼着してなることを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面を用いて説明す
る。すなわち本考案の壁材1は、セメント等の窯業系無
機質原料から製作される壁材であって、壁材4周のう
ち、上辺部1aと、一方の縦辺部1bとにわたって合い
じゃくり接合用の受け片部2a,2bが形成されると共
に、下辺部1cと他方の縦辺部1dとにわたって合いじ
ゃくり接合用の押え片部3a,3bが形成されている構
造を有し、上記受け片部2a,2bに臨む壁材端面と、
受け片部2a,2bとのそれぞれに防水シール材5,6
を貼着すると共に、上記縦辺部側の受け片部2bに防水
シール材6を挟んで縦方向の防水溝7,8を形成し、か
つ上記壁材1の下端面に受け辺部2aの下端に至る防水
シール材9を貼着してなる。
る。すなわち本考案の壁材1は、セメント等の窯業系無
機質原料から製作される壁材であって、壁材4周のう
ち、上辺部1aと、一方の縦辺部1bとにわたって合い
じゃくり接合用の受け片部2a,2bが形成されると共
に、下辺部1cと他方の縦辺部1dとにわたって合いじ
ゃくり接合用の押え片部3a,3bが形成されている構
造を有し、上記受け片部2a,2bに臨む壁材端面と、
受け片部2a,2bとのそれぞれに防水シール材5,6
を貼着すると共に、上記縦辺部側の受け片部2bに防水
シール材6を挟んで縦方向の防水溝7,8を形成し、か
つ上記壁材1の下端面に受け辺部2aの下端に至る防水
シール材9を貼着してなる。
【0007】
【作用】上記の壁材1によれば、図3のように壁材1,
1同士を接合させると、壁材表側からの雨水侵入が、ま
ず防水シール材5によって阻止され、該防水シール材5
を超えて侵入した雨水は、次に防水シール材6によって
受け止められたのち、防水溝7によって流下して排水さ
れる。また、仮に防水シール材6を超える侵入があって
も、この雨水は次の防水溝8に案内されて排水されるこ
とになる。また、壁材1,1の接合状態では、上段の壁
材1の下端部に貼り付けてある防水シール材9が下段の
壁材1の受け片部2a,2bの上端に接してシールされ
るから、従来の図5に示す漏水部Xがなくなる。
1同士を接合させると、壁材表側からの雨水侵入が、ま
ず防水シール材5によって阻止され、該防水シール材5
を超えて侵入した雨水は、次に防水シール材6によって
受け止められたのち、防水溝7によって流下して排水さ
れる。また、仮に防水シール材6を超える侵入があって
も、この雨水は次の防水溝8に案内されて排水されるこ
とになる。また、壁材1,1の接合状態では、上段の壁
材1の下端部に貼り付けてある防水シール材9が下段の
壁材1の受け片部2a,2bの上端に接してシールされ
るから、従来の図5に示す漏水部Xがなくなる。
【0008】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
壁材接合部の防水が確実になると共に、上下の受け片部
の継ぎ目による漏水がなくなって防水性能が向上する。
壁材接合部の防水が確実になると共に、上下の受け片部
の継ぎ目による漏水がなくなって防水性能が向上する。
【図1】本考案にかかる壁材の正面図である。
【図2】上記壁材の要部拡大図である。
【図3】上記壁材の使用状態図である。
【図4】従来の壁材の正面図である。
【図5】従来の壁材の使用状態図である。
1 壁材 2a,2b 受け片部 3a,3b 押え片部 5,6,9 防水シール材 7,8 防水溝
Claims (1)
- 【請求項1】 壁材4周のうち、上辺部と、一方の縦辺
部とにわたって合いじゃくり接合用の受け片部が形成さ
れると共に、下辺部と他方の縦辺部とにわたって合いじ
ゃくり接合用の押え片部が形成されている壁材であっ
て、上記受け片部に臨む壁材端面と、受け片部とのそれ
ぞれに防水シール材を貼着すると共に、上記縦辺部側の
受け片部に防水シール材を挟んで縦方向の防水溝を形成
し、かつ上記壁材の下端面に受け辺部の下端に至る防水
シール材を貼着してなることを特徴とする壁材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10520691U JP2529561Y2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 壁 材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10520691U JP2529561Y2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 壁 材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0547110U JPH0547110U (ja) | 1993-06-22 |
JP2529561Y2 true JP2529561Y2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=14401198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10520691U Expired - Fee Related JP2529561Y2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 壁 材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2529561Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009013578A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-22 | Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd | 建築板 |
-
1991
- 1991-11-26 JP JP10520691U patent/JP2529561Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009013578A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-22 | Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd | 建築板 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0547110U (ja) | 1993-06-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2529561Y2 (ja) | 壁 材 | |
JPH01111894U (ja) | ||
JPH0315704Y2 (ja) | ||
JPS6134416Y2 (ja) | ||
JPH0614337U (ja) | 無機質壁板の防水接続構造 | |
JPS5817851Y2 (ja) | 壁面パネル | |
JPH04132126U (ja) | 建 材 | |
JPH0314499Y2 (ja) | ||
JPS5819036U (ja) | 建築板用継手 | |
KR19990015263U (ko) | 창틀 골재의 모서리 결합장치 | |
JP3688388B2 (ja) | 外壁の防水構造 | |
JPH0644852U (ja) | 壁面用パネル | |
JP2589558Y2 (ja) | 軒樋の接続構造 | |
JPH0321386Y2 (ja) | ||
JPS5814187Y2 (ja) | 建築用板材 | |
JPS59168694U (ja) | パネルの連結装置 | |
JP2519920Y2 (ja) | 型材接続部のシール部材 | |
JPS6221621Y2 (ja) | ||
JP2549555Y2 (ja) | 軒樋継手 | |
JPS58544B2 (ja) | パネルの目地構造 | |
JPS6222587Y2 (ja) | ||
JP2534987Y2 (ja) | 壁板の接合構造 | |
JP2543272Y2 (ja) | 外壁材の合决接合部の構造 | |
JPH0446415Y2 (ja) | ||
JPH0541189Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |