JPH023870B2 - - Google Patents

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JPH023870B2
JPH023870B2 JP16629083A JP16629083A JPH023870B2 JP H023870 B2 JPH023870 B2 JP H023870B2 JP 16629083 A JP16629083 A JP 16629083A JP 16629083 A JP16629083 A JP 16629083A JP H023870 B2 JPH023870 B2 JP H023870B2
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JP
Japan
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wall base
base material
joint structure
materials
gap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16629083A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6059264A (ja
Inventor
Yasushi Tateda
Kenichi Yaomoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd filed Critical Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
Priority to JP16629083A priority Critical patent/JPS6059264A/ja
Publication of JPS6059264A publication Critical patent/JPS6059264A/ja
Publication of JPH023870B2 publication Critical patent/JPH023870B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は建築用壁下地材の継手構造に係り、更
に詳しくは、構造材間に張設される壁下地材の突
き合せ継手端面において、上面部と下面部とをそ
れぞれ密接し、壁下地材の厚さ方向中間部には、
空隙を構成した壁下地材の継手構造を提供し、壁
下地材の継手部分における防水性と外装材塗工後
における諸問題点を解決しようとするものであ
る。
従来壁下地材の継手部分においては、第1図で
示すように壁下地材21,22相互の突き合せ端
面をV字状の溝23となるように構成し、この目
地溝23にシーリング材を充填することが一般的
であつた。
しかしながらこのシーリング材24の充填方法
によれば、この壁下地材の上面に塗工される仕上
げ材の材質や塗厚によつては、シーリング材自体
の着色が仕上げ面に浮き出たり、さらにまたシー
リング材自体の枯れや痩せによつて壁下地材の上
面とに段差を生じていた。
そしてまた、下地材の表面にはシーリング材2
3が幅広く露出すので、壁下地材と仕上げ材との
付着強度と、シーリング材と仕上げ材との付着強
度に差が生じる結果となり、しかもシーリング材
の可撓性によつて、この継手部分では、仕上げ材
にクラツクの発生若しくは剥離がしばしば生じて
いた。
そこで上記のようなV字状の目地溝を設けるこ
となく、壁下地材相互の端面を単に突き合せる方
法を取ることもあつた。
この方法は第2図aで示すように、壁下地材2
1,22の突き合せ端面部25,26にそれぞれ
シーリング材27,28を貼着して、両下地材を
突き合せ圧着させる。この方法によれば、シーリ
ング材27,28は下地材表面に幅広く露出する
ことがないため、上述した問題点は解決されるも
のの、第2図bで示すようにシーリング材27,
28自体が局部的に押し出されて突出部29を構
成することになる。従つて突出部29だけ下地材
の端面に貼着されたシーリング材27,28が減
少することとなり、この継手部におけるシーリン
グ材層が薄くなつたり、間隙30を生じる。すな
わち継手部の防水性能が不安定な状態になる。ま
た突出部29のシーリング材は、仕上げ材の塗厚
如何によつては仕上げ材の上表面近くに位置した
り、仕上げ材の表面に露出することとなり、外壁
仕上げ面の意匠からも問題となつていた。
そこで、本発明は上記した問題点に鑑み為され
たもので、壁下地材の突き合せ端面の上面部と下
面部とをそれぞれ密接させるとともに、厚さ方向
中間部には空隙を構成することを概要とし、壁下
地材の継手部におけるシーリング材を壁下地材表
面に露出させることなく、しかも従来に比して防
水性の高い継手構造を提供するものである。
以下、図面に基づき本発明の建築用壁下地材の
継手構造を詳説する。
第3図a乃至eは、本発明に係る継手構造の各
断面を示したものである。
第3図aにおいて、下地材1,1が建物構造
材、例えば間柱2に取付けられる場合において説
明する。下地材1,1は合板や繊維板などからな
る基板11上に、セメントを中心とし必要に応じ
て発泡合成樹脂粒等が混合された無機質層12が
設けられたものである。また基板11と無機質層
12間には、必要に応じてアクリル系合成樹脂エ
マルジヨンやプチルゴムと瀝青物エマルジヨン等
の防水層13が張設されている。これら下地材
1,1を突き合せる場合は、その突き合せ端面1
4,14の長手方向に亘つて断面、三角形又は四
角形若しくは半円形の溝を設けておく。
すなわち第3図aでは一方の壁下地材1の端面
14にのみ略断面三角形の溝を設けて、他の壁下
地材1の端面14は平面状とした継手構造を示し
たものである。これによれば両壁下地材1,1の
突き合せ端面14,14はその上面部15と16
がそれぞれ密接した状態になり、その厚さ方向の
中間部には略三角形の空隙17aが構成される。
また第3図bでは、突き合される両端面長手方
向にそれぞれ断面略三角形の溝を設けておけば、
これら両下地材の突き合せ面では上面部15と下
面部16が密接した状態でダイヤ形の空隙17b
が構成される。さらに第3図cでも、壁下地材の
各端面長手方向に沿つて、略V字状の溝を設けた
突き合せ面では上記と同様に、上面部15と16
が密接し、その厚さ方向中間部には略三角形状の
空隙17cが構成される。
以上の様に、各壁下地材の端面部に沿つて四角
形または半円形の溝を設ければ、これ等の突き合
せ面では第4図d及びeで示すように端面の上面
部15及び下面部16がそれぞれ密接し、厚さ方
向中間部には四角形及び長円形の空隙17d,1
7eが構成されることになる。
以上の継手構造を第4図及び第5図によつて更
に詳しく説明する。
第4図の継手構造は、上記説明した第3図bの
断面形状を有する継手構造である。この継手構造
において、下地材1,1の各突き合せ端面14,
14にはあらかじめシーリング材18,18が貼
着されている。シーリング材18,18は断面略
V字状に形成された端面14に貼着されているの
で、シーリング材18を貼着した端面自体も略三
角形状の窪みを有することになる。
これらの下地材1,1を突き合せ圧着すると上
面部15と下面部16とではのシーリング材18
を介して密接される。しかし厚さ方向の中間部で
はシーリング材18,18相互が密着しないの
で、空隙がそのまま形成されている。したがつて
下地材1,1を強く圧締しながら、突き合せた場
合は、第5図で示すように、突き合せ端面の上面
部15におけるシーリング材18は空隙17b方
向に押圧されてくる。
一方、下面部16のシーリング材18も押圧さ
れて空隙17b内に侵入してくることになる。特
に上面部15のシーリング材18は経時的にもそ
の自重により空隙17b内に流下することにな
る。このように、突き合せ端面に貼着されたシー
リング材18,18は上面部15と下面部16を
無駄なく密接させるとともに、不要のシーリング
材18,18は空隙17b内に収納されることに
なる。すなわち壁下地材の端面に設けられた空隙
17bは、シーリング材の流下留となりシーリン
グ材を無機質層12の表面に露出及び突出させず
に留めおくことが出来る。
尚、防水層13が貼設してあれば、流下留のコ
ーキング材19と一体となり、下地材11,11
間では防水層の切れ目がなくなり、連続した防水
層が得られる。
以上の様に本発明の壁下地材の継手構造は、突
き合せ端面の上面部と下面部とをそれぞれ密接さ
せ、しかもその厚さ方向中間部には空隙を有する
断面形状となつているので、突き合せ端面にシー
リング材を貼着しても、そのシーリング材が壁下
地材上面に露出突出することがなく、よつて壁下
地材の継手目地のコーキング材が仕上げ面に及ぼ
す意匠上の諸問題を解決させ、又、仕上げ材と壁
下地材の付着性能も妨げず、更には、防水性能も
従来に比して安定向上し、耐久的にも優れ、極め
て技術的に効果の高い建築用壁下地材の継手構造
である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図a,bは、従来例として説明し
た壁下地材の継手構造断面図、第3図a乃至e
は、本発明に係る壁下地材の継手構造の各断面
図、第4図、第5図は本考案に係る継手構造の施
工例を示す断面図である。 1,1……壁下地材、11,11……基板、1
2,12……無機質層、14,14……端面、1
5……端面の上面部、16……端面の下面部、1
7……空隙。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 壁下地材の端面を突き合せて張設する継手部
    において、上記壁下地材の突き合せ端面の上面部
    と下面部とがそれぞれ密接し、中間部は空隙を有
    する断面形状となることを特徴とする壁下地材の
    継手構造。 2 前記空隙は三角形若しくはダイヤ形、又は四
    角形、長円形の断面形状となることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の壁下地材の継手構
    造。 3 前記上面部はシーリング材を介して密接さ
    れ、該空隙が該シーリングの流下留となることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載
    の壁下地材の継手構造。
JP16629083A 1983-09-09 1983-09-09 建築用壁下地材の継手構造 Granted JPS6059264A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16629083A JPS6059264A (ja) 1983-09-09 1983-09-09 建築用壁下地材の継手構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16629083A JPS6059264A (ja) 1983-09-09 1983-09-09 建築用壁下地材の継手構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6059264A JPS6059264A (ja) 1985-04-05
JPH023870B2 true JPH023870B2 (ja) 1990-01-25

Family

ID=15828606

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16629083A Granted JPS6059264A (ja) 1983-09-09 1983-09-09 建築用壁下地材の継手構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3016339U (ja) * 1995-03-29 1995-10-03 敏雄 岩本 収納可能な郵便具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5191382A (en) * 1991-04-22 1993-03-02 Canon Kabushiki Kaisha Image forming system
JP4868060B2 (ja) * 2009-11-27 2012-02-01 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

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JPS6059264A (ja) 1985-04-05

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