JPH063867B2 - プリセット型車載用ラジオ受信機 - Google Patents

プリセット型車載用ラジオ受信機

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JPH063867B2
JPH063867B2 JP62302929A JP30292987A JPH063867B2 JP H063867 B2 JPH063867 B2 JP H063867B2 JP 62302929 A JP62302929 A JP 62302929A JP 30292987 A JP30292987 A JP 30292987A JP H063867 B2 JPH063867 B2 JP H063867B2
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JP
Japan
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frequency
preset
memory
sweep
reception
Prior art date
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JP62302929A
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修 大家
丈之 笠原
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Alpine Electronics Inc
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Alpine Electronics Inc
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Publication date
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  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプリセット型車載用ラジオ受信機に関する。
〔従来の技術〕
一般に、従来のプリセット型車載用ラジオ受信機は、オ
ートメモリモード設定キーを押してオートメモリ装置を
作動させると、受信バンドの最低周波数から最高周波数
まで、あるいはその逆に、UP又はDOWNして選局し
た受信周波数順に各メモリ部へメモリする。このメモリ
動作の際、メモリ部へ先に記憶されている周波数は消去
され、また各メモリ部に受信順に順次記憶されるもので
あり、例えば、左右に一列に並んだプリセットキーの、
左方から順次メモリされることになる。そして、周波数
のUP又はDOWNを1回行なうと、例えばオートメモ
リ動作の際に最初に記憶されたメモリ部の周波数に選局
される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上記した従来の車載用ラジオ受信機のオート
メモリ方式にあっては、周波数をUP又はDOWNさせ
て選局した受信周波数を順次メモリ部へメモリさせてい
くので、メモリ部(プリセットキー)の数より所定レベ
ル以上の受信周波数放送局の数が少ない場合、受信周波
数をメモリされなかったメモリ部は消去されたままであ
る。したがって、この場合にはメモリ部(プリセットキ
ー)を有効に活用できなくなるという問題があった。
そこで、本発明は係る従来の技術の問題点に鑑み、これ
を解消すべくなされたもので、受信感度の良い周波数順
にメモリすることができるとともに、オートメモリで新
たにメモリされなかったメモリ部にはオートメモリ開始
前にメモリされていた周波数が保持されるプリセット型
車載用ラジオ受信機を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点は本発明によれば、複数個のプリセットキー
を備えたプリセット型車載用ラジオ受信機において、所
定周波数帯を掃引する掃引手段と、該掃引手段によって
掃引された局の中から所定レベル以上の局を検出する局
検出手段と、周波数掃引を指令する操作部と、前記プリ
セットキーにそれぞれ対応した格納エリアを有する記憶
手段と、前記操作部による掃引指令に応じて前記掃引手
段に周波数掃引の開始を指令すると共に、前記局検出手
段により検出された局を電界強度の強い順に前記記憶手
段に記憶し、所定レベル以上の局が前記プリセットキー
数に満たない場合には、残りのプリセットキーに対応し
た記憶手段の格納エリアに掃引開始前の状態の周波数を
保持する制御部とを備えることで解決される。
〔作用〕
上述のように構成されていることから、選局された受信
周波数を電界強度の強い順に並べ換えるとともに、オー
トメモリされる受信周波数が少ない場合には残りのプリ
セットキー(メモリ部)にオートメモリ開始前の周波数
が保持されることになる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施の一例を第1図乃至第3図を参照し
て詳細に説明する。
第1図は本発明に係るプリセット型車載用ラジオ受信機
を実施した電子同調ラジオ受信機のブロック図、第2図
はプリセット型車載用ラジオ受信機の処理を示すフロー
チャート、第3図は受信機のオートメモリ方式のメモリ
状態を示す図である。
第1図において、アンテナから入った放送電波の入力信
号はフロントエンド1で増幅される。即ち、このフロン
トエンド1は高周波増幅部、ミキサー部を有し、この高
周波増幅部により同調をとった希望放送局の高周波信号
を増幅する。そして、この増幅された信号をミキサー部
により一定周波数の中間周波に変換する。この周波数変
換は受信周波数と局部発振周波数を一定の周波数の差
(これが中間周波数となる)をもたせたまま変化させる
必要がある。つまり、高周波増幅部を通った高周波信号
と、適当なレベルで注入された局部発振信号は、ミキサ
ー部で合成される。この局部発振信号は局部発振周波数
をディジタル的に制御するPLL(フェーズ・ロックド
・ループ)回路2によって制御されており、この局部発
振信号があるステップで変化されるので、受信周波数が
変化される。そして、ミキサー部から出力された中間周
波数はIFアンプ3によって更に中間周波数のみを選択
して増幅する。このIFアンプ3から出力された中間周
波数はFM復調回路4によって元のオーディオ信号に再
現され、さらにステレオ復調回路5に入力されてステレ
オ信号に再現され、アンプ6を介してスピーカ7から出
力される。一方、IFアンプ3からの出力はレベル検出
部8へ入力され、このレベル検出部8によりレベルを検
出し、A/D(アナログ/ディジタル変換器)9によっ
てアナログ信号をディジタル信号に変換してメモリ内蔵
CPU10に入力し、CPU10はこの信号が所定レベ
ル以上であれば放送局ありと判断するとともに、この信
号を受信電界強度として利用する。
また、11はディスプレイで、CPU10で処理された
各種信号に基づいて、例えば受信周波数等をLCDによ
って表示する。また、12は操作部で、ここには6個の
プリセットキー12aやオートメモリキー12b,UP
スタートキー12c,DOWNスタートキー12d等の
キーが配られており、受信機を操作するようになってい
る。
尚、NO.1〜NO.6のプリセットキーはメモリのN
O.1〜NO.6に対応していて、本発明のメモリ方式
ではNO.1からNO.6まで電界強度が大きい順に受
信周波数をメモリしていき、各プリセットキーを操作す
ればメモリされた各周波数が呼出され受信状態となる。
このCPU10は第2A図及び第2B図に示すようなオ
ートメモリ方式の処理を行なう。即ち、オートメモリキ
ーによりオートメモリモードにした状態でUPスタート
キーまたはDOWNスタートキーを操作すると、受信カ
ウンタ(STPCNT)を“0”にすると先にメモリさ
れている電界強度〔EFS(1〜6)〕をすべて“0”
にし、またフロントエンド1の入力信号レベルを減衰さ
せることにより、受信感度を下げた状態、即ちLOCA
Lに受信感度を設定する。次いで、受信周波数を1ステ
ップUPまたはDOWNし、その1ステップUPまたは
DOWNさせた受信周波数がスタート周波数と同じであ
るか否かを判断して、同じでない場合にはその受信周波
数に放送局があるか否かを判断し、放送局がない場合は
再び受信周波数を1ステップUPまたはDOWNする。
尚、受信周波数のUP(DOWN)はバンド内の最高
(最低)周波数に至ると次は最低(最高)周波数に戻っ
てつづけられる。
一方、受信周波数に放送局がある場合には、その電界強
度〔EFS(x)〕を測定し、次いでメモリNO、〔M
N〕を“1”にして、このメモリNO、〔MN〕の電界
強度〔EFS(MN)〕より前記電界強度〔EFS
(x)〕の方が小さいか否かを判断する。これが小さい
場合にはMNに1を加えてMNが6より大きいか否かに
よって、小さければ再びEFS(MN)>EFS(x)
か否かをみる。また、MN>6であれば、再び受信周波
数を1ステップUPまたはDOWNするのを繰り返え
す。一方、EFS(MN)>EFS(x)である場合に
は、STPCNTの値に1を加えてSTPCNT>6か
否かをみる。そしてSTPCNT>6である場合にはプ
リセットメモリ数が6局しかないので、STPCNTを
“6”にして、このSTPCNTの値をカウンタ(CN
T)に入力し、またSTPCNT>6でない場合にもこ
のSTPCNTの値をCNTに入力する。
次いで、第2B図に示すように、MN=CNTであるか
否かを判断してMN=CNTでない場合にはメモリ内容
をシフトさせるためにMEMO(CNT−1)をMEM
O(CNT)にシフトすると共に電界強度EFS(CN
T−1)をEFS(CNT)にシフトし、CNTをCN
T−1として、再びMN=CNTであるか否かの判断を
繰り返えす。一方、MN=CNTである場合にはMEM
O(MN)に受信周波数をメモリすると共にEFS(M
N)に受信電界強度をメモリし、再び第2A図のに戻
る。この処理を何回か繰り返して受信バンド内を一周し
て受信周波数がスタート周波数と同じになった場合、2
回LOOP(ループ)したか否かをみて、まだ1回目で
2回LOOPしていない場合、即ち、最初に受信バンド
内を一周した場合にはSTPCNTが“6”であるか否
かを判断し、“6”でなければ受信感度を上げた状態、
即ち、DXに切換え、再び前述の処理を繰り返えす。一
方、既に2回LOOPされた場合には、STPCNTが
“0”であるか否かをみて“0”であれば受信感度をD
Xに切換えて処理を終了する。即ち、この場合には電界
強度が所定レベル以上の局が1つもなく、オートメモリ
開始前の受信周波数に戻ることになる。このSTPCN
Tが“0”でない場合には受信電界強度が最大である受
信周波数の局をメモリ1より呼出して、受信感度をDX
に切換えて受信状態とする。また前記STPCNTが
“6”である場合、即ち、1回LOOPしてプリセット
メモリ局数6局がすべて満たされた場合にもメモリ1を
呼出して受信感度をDXに切換える。
このようなオートメモリ方式の処理によるメモリ状態を
次に説明する。
まず第3A図において、オートメモリモードにおいて、
UPスタートキーまたはDOWNスタートキーを操作す
ると、受信カウンタ(STPCNT)はクリアーされ、
また電界強度〔EFS(1〜6)〕もクリアーされる。
しかし、メモリNO1〜6にメモリされている周波数
A、B、C、D、E、Fはクリアーされない。そして、
周波数Gを受信すると、この周波数Gの電界強度を測定
し、この電界強度が“2”である場合、他のメモリNO
における電界強度中で最も大きい値であるので、周波数
Gは第3B図に示すようにメモリNO1に格納され、ま
た、受信カウンタは1となる。次に周波数Hを受信する
と、前記と同様に電界強度を測定し、この電界強度が
“1”である場合、2番目の強さなので周波数Hは第3
C図に示すようにメモリNO2に格納され、また、受信
カウンタは2となる。次に、周波数Iを受信すると、電
界強度を測定し、この電界強度が“3”の場合、他のメ
モリNOの電界強度中で最も大きい値であるので、周波
数Iは第3D図に示すようにメモリNO1に格納され、
周波数G、HはそれぞれメモリNO2、3内にシフトさ
れる。このシフトは受信カウンタの範囲内で行なわれる
ため、以前受信していた周波数D、E、Fはシフトされ
ない。また受信カウンタは“3”となる。このような処
理が受信カウンタが“6”となるまで繰り返される。
またオートメモリ動作中にタイマー割り込みで他のキー
が押されたか否かを常にチェックし、プリセットキー、
UPスタートキー、DOWNスタートキー、オートメモ
リキー等のどれかが押された場合には、オートメモリ動
作がストップし、その時押されたキーがプリセットキー
であれば、そのプリセットキーに対応したメモリに記憶
されている局が呼び出され受信状態となる。プリセット
キー以外のキーの場合にはストップした時点の周波数で
受信状態となる。
尚、オートメモリ動作によりメモリされたプリセットキ
ーがどこまでかわかるように、各プリセットキーに対応
した表示素子を設け、メモリされたプリセットキーに対
応する表示素子だけを点灯させるようにしても良い。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明に係るプリセット型車載用ラジ
オ受信機によると、各メモリエリアに選局された受信周
波数が電界強度の強い順にメモリされると共に、所定レ
ベル以上のオートメモリされる受信周波数が少ない場合
や、所定レベル以上の局が全くなかった場合にもすべて
のプリセットキーで何らかの放送局を呼び出すことがで
きるので、特に少数の放送局しか受信できない他域にお
いて使用して好適な車載用ラジオ受信機が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るプリセット型車載用ラジオ受信機
を実施した電子同調ラジオ受信機のブロック図、第2A
図及び第2B図は同じくプリセット型車載用ラジオ受信
機の処理を示すフローチャート、第3A図乃至第3D図
は受信機のオートメモリ方式におけるメモリ状態を示す
図である。 10…CPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個のプリセットキーを備えたプリセッ
    ト型車載用ラジオ受信機において、所定周波数帯を掃引
    する掃引手段と、該掃引手段によって掃引された局の中
    から所定レベル以上の局を検出する局検出手段と、周波
    数掃引を指令する操作部と、前記プリセットキーにそれ
    ぞれ対応した格納エリアを有する記憶手段と、 前記操作部による掃引指令に応じて前記掃引手段に周波
    数掃引の開始を指令すると共に、前記局検出手段により
    検出された局を電界強度の強い順に前記記憶手段に記憶
    し、所定レベル以上の局が前記プリセットキー数に満た
    ない場合には、残りのプリセットキーに対応した記憶手
    段の格納エリアに掃引開始前の状態の周波数を保持する
    制御部とを備えたことを特徴とするプリセット型車載用
    ラジオ受信機。
JP62302929A 1987-11-30 1987-11-30 プリセット型車載用ラジオ受信機 Expired - Lifetime JPH063867B2 (ja)

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JPH01144718A JPH01144718A (ja) 1989-06-07
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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS601974B2 (ja) * 1978-10-24 1985-01-18 ソニー株式会社 プリセツト式受信機
JPS59174014A (ja) * 1983-03-23 1984-10-02 Pioneer Electronic Corp チユ−ナの受信局メモリ方式
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JPS61242106A (ja) * 1985-04-18 1986-10-28 Clarion Co Ltd 電子同調式ラジオ受信機

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JPH01144718A (ja) 1989-06-07

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