JPH0612866B2 - ラジオ受信機 - Google Patents
ラジオ受信機Info
- Publication number
- JPH0612866B2 JPH0612866B2 JP62307298A JP30729887A JPH0612866B2 JP H0612866 B2 JPH0612866 B2 JP H0612866B2 JP 62307298 A JP62307298 A JP 62307298A JP 30729887 A JP30729887 A JP 30729887A JP H0612866 B2 JPH0612866 B2 JP H0612866B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- memory
- frequency
- electric field
- field strength
- reception
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は受信機のオートメモリ方式に係り、特に、車載
用受信機のオートメモリ方式に関する。
用受信機のオートメモリ方式に関する。
一般に、従来の車載用ラジオ受信機のオートメモリ方式
は、オートメモリモード設定キーを押してオートメモリ
装置を作動させると、受信バンドの最低周波数から最高
周波数まで、あるいはその逆に、UP又はDOWNして
選局した受信周波数順に各メモリ部へメモリする。この
メモリ動作の際、メモリ部へ先に記憶されている周波数
は消去され、また各メモリ部に受信順に順次記憶される
ものであり、即ち、例えば、左右の一列に並んだプリセ
ットキーの、左方から順次メモリされることになる。そ
して、周波数のUP又はDOWNを1回行なうと、例え
ばオートメモリ動作の際に最初に記憶されたメモリ部の
周波数に選局される。
は、オートメモリモード設定キーを押してオートメモリ
装置を作動させると、受信バンドの最低周波数から最高
周波数まで、あるいはその逆に、UP又はDOWNして
選局した受信周波数順に各メモリ部へメモリする。この
メモリ動作の際、メモリ部へ先に記憶されている周波数
は消去され、また各メモリ部に受信順に順次記憶される
ものであり、即ち、例えば、左右の一列に並んだプリセ
ットキーの、左方から順次メモリされることになる。そ
して、周波数のUP又はDOWNを1回行なうと、例え
ばオートメモリ動作の際に最初に記憶されたメモリ部の
周波数に選局される。
ところで、上記した従来の車載用ラジオ受信機のオート
メモリ方式にあっては、周波数をUP又はDOWNさせ
て選局した受信周波数を順メモリ部へメモリさせていく
ので、メモリ部(プリセットキー)の数より受信周波数
(放送局)の数が多い場合、後の方で選局された受信周
波数はメモリ部にメモリされない。したがって、受信感
度の良い放送局(主要放送局)であっても、受信感度の
悪い放送局を先に選局していれば主要放送局をオートメ
モリ動作でプリセットできないものもあり、受信状態の
悪い放送局を不要に記憶させていることになるという問
題があった。
メモリ方式にあっては、周波数をUP又はDOWNさせ
て選局した受信周波数を順メモリ部へメモリさせていく
ので、メモリ部(プリセットキー)の数より受信周波数
(放送局)の数が多い場合、後の方で選局された受信周
波数はメモリ部にメモリされない。したがって、受信感
度の良い放送局(主要放送局)であっても、受信感度の
悪い放送局を先に選局していれば主要放送局をオートメ
モリ動作でプリセットできないものもあり、受信状態の
悪い放送局を不要に記憶させていることになるという問
題があった。
またオートメモリ動作が作動している時には、この動作
を止められないので、すぐに放送を効きたい時、あるい
は他のキー操作をしたい時等に対応できないという問題
があった。
を止められないので、すぐに放送を効きたい時、あるい
は他のキー操作をしたい時等に対応できないという問題
があった。
そこで、本発明は係る従来の技術の問題点に鑑み、これ
を解消すべくなされたもので、受信感度の良い周波数順
にメモリし、またオートメモリ動作途中に他のキー操作
ができる受信機のオートメモリ方式を提供することを目
的としている。
を解消すべくなされたもので、受信感度の良い周波数順
にメモリし、またオートメモリ動作途中に他のキー操作
ができる受信機のオートメモリ方式を提供することを目
的としている。
この目的を達成するために、複数のプリセットキーと、
該プリセットキーに対応したメモリと、受信放送局の電
界強度を検出する電界強度検出手段と、該電界強度検出
手段により検出された電界強度に基づき電界強度の大き
い順に受信放送局を前記メモリに自動的に記憶させると
共に、該自動記憶動作中に前記プリセットキーからのキ
ー入力があったとき自動記憶動作を停止させ、該プリセ
ットキーに対応した前記メモリに記憶されている受信周
波数を呼び出し受信状態とする制御手段とを備えたこと
により達成される。
該プリセットキーに対応したメモリと、受信放送局の電
界強度を検出する電界強度検出手段と、該電界強度検出
手段により検出された電界強度に基づき電界強度の大き
い順に受信放送局を前記メモリに自動的に記憶させると
共に、該自動記憶動作中に前記プリセットキーからのキ
ー入力があったとき自動記憶動作を停止させ、該プリセ
ットキーに対応した前記メモリに記憶されている受信周
波数を呼び出し受信状態とする制御手段とを備えたこと
により達成される。
上述のように構成されていることから、選局された受信
周波数の電界強度を先にメモリされている受信周波数の
電界強度と比較して、強い順に並べ換えるので、常に受
信状態の良い放送局を聞ける。また、オートメモリ動作
中にいずれかのプリセットキーを操作すると、オートメ
モリ動作を即座に停止でき、その操作されたプリセット
キーに対応してメモリされている周波数を直ちに呼び出
して聞くことができる。
周波数の電界強度を先にメモリされている受信周波数の
電界強度と比較して、強い順に並べ換えるので、常に受
信状態の良い放送局を聞ける。また、オートメモリ動作
中にいずれかのプリセットキーを操作すると、オートメ
モリ動作を即座に停止でき、その操作されたプリセット
キーに対応してメモリされている周波数を直ちに呼び出
して聞くことができる。
次に、本発明の実施の一例を第1図乃至第3図を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第1図は本発明に係る受信機のオートメモリ方式を実施
した電子同調ラジオ受信機のブロック図、第2図は受信
機のオートメモリ方式の処理を示すフローチャート、第
3図は受信機のオートメモリ方式のメモリ状態を示す図
である。
した電子同調ラジオ受信機のブロック図、第2図は受信
機のオートメモリ方式の処理を示すフローチャート、第
3図は受信機のオートメモリ方式のメモリ状態を示す図
である。
第1図において、アンテナから入った放送電波の入力信
号はフロントエンド1で増幅される。即ち、このフロン
トエンド1は高周波増幅部、ミキサー部を有し、この高
周波増幅部により同調をとった希望放送局の高周波信号
を増幅する。そして、この増幅された信号をミキサー部
により一定周波数の中間周波に変換する。この周波数変
換は受信周波数と局部発振周波数を一定の周波数の差
(これが中間周波数となる)をもたせたまま変化させる
必要がある。つまり、高周波増幅部を通った高周波信号
と、適当なレベルで注入された局部発振信号は、ミキサ
ー部で合成される。この局部発振信号は局部発振周波数
をディジタル的に制御するPLL(フェーズ・ロックド
・ループ)回路2によって制御されており、この局部発
振信号があるステップで変化されるので、受信周波数が
変化される。そして、ミキサー部から出力された中間周
波数はIFアンプ3によって更に中間周波数のみを選択
して増幅する。このIFアンプ3から出力された中間周
波数はFM復調回路4によって元のオーディオ信号に再
現され、さらにステレオ復調回路5に入力されてステレ
オ信号に再現され、アンプ6を介してスピーカ7から出
力される。一方、IFアンプ3からの出力はレベル検出
部8へ入力され、このレベル検出部8によりレベルを検
出し、A/D(アナログ/ディジタル変換器)9によっ
てアナログ信号をディジタル信号に変換してメモリ内蔵
CPU10に入力し、CPU10はこの信号が所定レベ
ル以上であれば放送局ありと判断するとともに、この信
号を受信電界強度として利用する。
号はフロントエンド1で増幅される。即ち、このフロン
トエンド1は高周波増幅部、ミキサー部を有し、この高
周波増幅部により同調をとった希望放送局の高周波信号
を増幅する。そして、この増幅された信号をミキサー部
により一定周波数の中間周波に変換する。この周波数変
換は受信周波数と局部発振周波数を一定の周波数の差
(これが中間周波数となる)をもたせたまま変化させる
必要がある。つまり、高周波増幅部を通った高周波信号
と、適当なレベルで注入された局部発振信号は、ミキサ
ー部で合成される。この局部発振信号は局部発振周波数
をディジタル的に制御するPLL(フェーズ・ロックド
・ループ)回路2によって制御されており、この局部発
振信号があるステップで変化されるので、受信周波数が
変化される。そして、ミキサー部から出力された中間周
波数はIFアンプ3によって更に中間周波数のみを選択
して増幅する。このIFアンプ3から出力された中間周
波数はFM復調回路4によって元のオーディオ信号に再
現され、さらにステレオ復調回路5に入力されてステレ
オ信号に再現され、アンプ6を介してスピーカ7から出
力される。一方、IFアンプ3からの出力はレベル検出
部8へ入力され、このレベル検出部8によりレベルを検
出し、A/D(アナログ/ディジタル変換器)9によっ
てアナログ信号をディジタル信号に変換してメモリ内蔵
CPU10に入力し、CPU10はこの信号が所定レベ
ル以上であれば放送局ありと判断するとともに、この信
号を受信電界強度として利用する。
また、11はディスプレイで、CPU10で処理された
各種信号に基づいて、例えば受信周波数等をLCDによ
って表示する。また、12は操作部で、ここには6個の
プリセットキー12aやオートメモリキー12b,UP
スタートキー12c,DOWNスタートキー12d等の
キーが配られており、受信機を操作するようになってい
る。
各種信号に基づいて、例えば受信周波数等をLCDによ
って表示する。また、12は操作部で、ここには6個の
プリセットキー12aやオートメモリキー12b,UP
スタートキー12c,DOWNスタートキー12d等の
キーが配られており、受信機を操作するようになってい
る。
尚、NO.1〜NO.6のプリセットキーはメモリのN
O.1〜NO.6に対応していて、本発明のメモリ方式
ではNO.1からNO.6まで電界強度が大きい順に受
信周波数をメモリしていき、各プリセットキーを操作す
ればメモリされた各周波数が呼出された受信状態とな
る。
O.1〜NO.6に対応していて、本発明のメモリ方式
ではNO.1からNO.6まで電界強度が大きい順に受
信周波数をメモリしていき、各プリセットキーを操作す
ればメモリされた各周波数が呼出された受信状態とな
る。
このCPU10は第2A図及び第2B図に示すようなオ
ートメモリ方式の処理を行なう。即ち、オートメモリキ
ーによりオートメモリモードにした状態でUPスタート
キーまたはDOWNスタートキーを操作すると、受信カ
ウンタ(STPCNT)を“0”にすると先にメモリさ
れている電界強度〔EFS(1〜6)〕をすべて“0”
にし、またフロントエンド1の入力信号レベルを減衰さ
せることにより、受信感度を下げた状態、即ちLOCA
Lに受信感度を設定する。次いで、受信周波数を1ステ
ップUPまたはDOWNし、その1ステップUPまたは
DOWNさせた受信周波数がスタート周波数と同じであ
るか否かを判断して、同じでない場合にはその受信周波
数に放送局があるか否かを判断し、放送局がない場合は
再び受信周波数を1ステップUPまたはDOWNする。
ートメモリ方式の処理を行なう。即ち、オートメモリキ
ーによりオートメモリモードにした状態でUPスタート
キーまたはDOWNスタートキーを操作すると、受信カ
ウンタ(STPCNT)を“0”にすると先にメモリさ
れている電界強度〔EFS(1〜6)〕をすべて“0”
にし、またフロントエンド1の入力信号レベルを減衰さ
せることにより、受信感度を下げた状態、即ちLOCA
Lに受信感度を設定する。次いで、受信周波数を1ステ
ップUPまたはDOWNし、その1ステップUPまたは
DOWNさせた受信周波数がスタート周波数と同じであ
るか否かを判断して、同じでない場合にはその受信周波
数に放送局があるか否かを判断し、放送局がない場合は
再び受信周波数を1ステップUPまたはDOWNする。
尚、受信周波数のUP(DOWN)はバンド内の最高
(最低)周波数に至ると次は最低(最高)周波数に戻っ
てつづけられる。一方、受信周波数に放送局がある場合
には、その電界強度〔EFS(x)〕を測定し、次いで
メモリNO.〔MN〕を“1”にして、このメモリN
O.〔MN〕の電界強度〔EFS(MN)〕より前記電
界強度〔EFS(x)〕の方が小さいか否かを判断す
る。これが小さい場合にはMNに1を加えてMNが6よ
り大きいか否かによって、小さければ再びEFS(M
N)>EFS(x)か否かをみる。また、MN>6であ
れば、再び受信周波数を1ステップUPまたはDOWN
するのを繰り返えす。一方、EFS(MN)>EFS
(x)である場合には、STPCNTの値に1を加えて
STPCNT>6か否かをみる。そしてSTPCNT>
6である場合にはプリセットメモリ数が6局しかないの
で、STPCNTを“6”にして、このSTPCNTの
値をカウンタ(CNT)に入力し、またSTPCNT>
6でない場合にもこのSTPCNTの値をCNTに入力
する。
(最低)周波数に至ると次は最低(最高)周波数に戻っ
てつづけられる。一方、受信周波数に放送局がある場合
には、その電界強度〔EFS(x)〕を測定し、次いで
メモリNO.〔MN〕を“1”にして、このメモリN
O.〔MN〕の電界強度〔EFS(MN)〕より前記電
界強度〔EFS(x)〕の方が小さいか否かを判断す
る。これが小さい場合にはMNに1を加えてMNが6よ
り大きいか否かによって、小さければ再びEFS(M
N)>EFS(x)か否かをみる。また、MN>6であ
れば、再び受信周波数を1ステップUPまたはDOWN
するのを繰り返えす。一方、EFS(MN)>EFS
(x)である場合には、STPCNTの値に1を加えて
STPCNT>6か否かをみる。そしてSTPCNT>
6である場合にはプリセットメモリ数が6局しかないの
で、STPCNTを“6”にして、このSTPCNTの
値をカウンタ(CNT)に入力し、またSTPCNT>
6でない場合にもこのSTPCNTの値をCNTに入力
する。
次いで、第2B図に示すように、MN=CNTであるか
否かを判断してMN=CNTでない場合にはメモリ内容
をシフトさせるためにMEMO(CNT−1)をMEM
O(CNT)にシフトすると共に電界強度EFS(CN
T−1)をEFS(CNT)にシフトし、CNTをCN
T−1として、再びMN=CNTであるか否かの判断を
繰り返えす。一方、MN=CNTである場合にはMEM
O=(MN)に受信周波数をメモリすると共にEFS
(MN)に受信電界強度をメモリし、再び第2A図の
に戻る。この処理を何回か繰り返して受信バンド内を一
周して受信周波数がスタート周波数と同じになった場
合、2回LOOP(ループ)したか否かをみて、まだ1
回目の2回LOOPしていない場合、即ち、最初に受信
バンド内を一周した場合にはSTPCNTが“6”であ
るか否かを判断し、“6”でなければ受信感度を上げた
状態、即ち、DXに切換え、再び前述の処理を繰り返え
す。一方、既に2回LOOPされた場合には、STPC
NTが“0”であるか否かをみて“0”であれば受信感
度をDXに切換えて処理を終了する。即ち、この場合に
は電界強度が所定レベル以上の局が1つもなく、オート
メモリ開始前の受信周波数に戻ることになる。このST
PCNTが“0”でない場合には受信電界強度が最大で
ある受信周波数の局をメモリ1より呼出して、受信感度
をDXに切換えて受信状態とする。また前記STPCN
Tが“6”である場合、即ち、1回LOOPしてプリセ
ットメモリ局数6局がすべて満たされた場合にもメモリ
1を呼出して受信感度をDXに切換える。
否かを判断してMN=CNTでない場合にはメモリ内容
をシフトさせるためにMEMO(CNT−1)をMEM
O(CNT)にシフトすると共に電界強度EFS(CN
T−1)をEFS(CNT)にシフトし、CNTをCN
T−1として、再びMN=CNTであるか否かの判断を
繰り返えす。一方、MN=CNTである場合にはMEM
O=(MN)に受信周波数をメモリすると共にEFS
(MN)に受信電界強度をメモリし、再び第2A図の
に戻る。この処理を何回か繰り返して受信バンド内を一
周して受信周波数がスタート周波数と同じになった場
合、2回LOOP(ループ)したか否かをみて、まだ1
回目の2回LOOPしていない場合、即ち、最初に受信
バンド内を一周した場合にはSTPCNTが“6”であ
るか否かを判断し、“6”でなければ受信感度を上げた
状態、即ち、DXに切換え、再び前述の処理を繰り返え
す。一方、既に2回LOOPされた場合には、STPC
NTが“0”であるか否かをみて“0”であれば受信感
度をDXに切換えて処理を終了する。即ち、この場合に
は電界強度が所定レベル以上の局が1つもなく、オート
メモリ開始前の受信周波数に戻ることになる。このST
PCNTが“0”でない場合には受信電界強度が最大で
ある受信周波数の局をメモリ1より呼出して、受信感度
をDXに切換えて受信状態とする。また前記STPCN
Tが“6”である場合、即ち、1回LOOPしてプリセ
ットメモリ局数6局がすべて満たされた場合にもメモリ
1を呼出して受信感度をDXに切換える。
このようなオートメモリ方式の処理によるメモリ状態を
次に説明する。
次に説明する。
まず第3A図において、オートメモリモードにおいて、
UPスタートキーまたはDOWNスタートキーを操作す
ると、受信カウンタ(STPCNT)はクリアーされ、
まだ電界強度〔EES(1〜6)〕もクリアーされる。
しかし、メモリNO1〜6にメモリされている周波数
A、B、C、D、E、Fはクリアーされない。そして、
周波数Gを受信すると、この周波数Gの電界強度を測定
し、この電界強度が“2”である場合、他のメモリNO
における電界強度中で最も大きい値であるので、周波数
Gは第3B図に示すようにメモリNO1に格納され、ま
た受信カウンタは1となる。次に、周波数Hを受信する
と、前記と同様に電界強度を測定し、この電界強度が
“1”である場合、2番目の強さなので周波数Hは第3
C図に示すようにメモリNO2に格納され、また、受信
カウンタは2となる。次に、周波数Iを受信すると、電
界強度を測定し、この電界強度が“3”の場合、他のメ
モリNOの電界強度中で最も大きい値であるので、周波
数Iは第3D図に示すようにメモリNO1に格納され、
周波数G、Hはそれぞれメモリ2、3内にシフトされ
る。このシフトは受信カウンタの範囲内で行なわれるた
め、以前受信していた周波数D、E、Fはシフトされな
い。また、受信カウンタは“3”となる。このような処
理が受信カウンタが“6”となるまで繰り返される。
UPスタートキーまたはDOWNスタートキーを操作す
ると、受信カウンタ(STPCNT)はクリアーされ、
まだ電界強度〔EES(1〜6)〕もクリアーされる。
しかし、メモリNO1〜6にメモリされている周波数
A、B、C、D、E、Fはクリアーされない。そして、
周波数Gを受信すると、この周波数Gの電界強度を測定
し、この電界強度が“2”である場合、他のメモリNO
における電界強度中で最も大きい値であるので、周波数
Gは第3B図に示すようにメモリNO1に格納され、ま
た受信カウンタは1となる。次に、周波数Hを受信する
と、前記と同様に電界強度を測定し、この電界強度が
“1”である場合、2番目の強さなので周波数Hは第3
C図に示すようにメモリNO2に格納され、また、受信
カウンタは2となる。次に、周波数Iを受信すると、電
界強度を測定し、この電界強度が“3”の場合、他のメ
モリNOの電界強度中で最も大きい値であるので、周波
数Iは第3D図に示すようにメモリNO1に格納され、
周波数G、Hはそれぞれメモリ2、3内にシフトされ
る。このシフトは受信カウンタの範囲内で行なわれるた
め、以前受信していた周波数D、E、Fはシフトされな
い。また、受信カウンタは“3”となる。このような処
理が受信カウンタが“6”となるまで繰り返される。
また、オートメモリ動作中にタイマー割り込みで他のキ
ーが押されたか否かを常にチェックし、プリセットキ
ー、UPスタートキー、DOWNスタートキー、オート
メモリキー等のどれかが押された場合には、オートメモ
リ動作がストップし、その時押されたキーがプリセット
キーであれば、そのプリセットキーに対応したメモリに
記憶されている局が呼び出され受信状態になる。プリセ
ットキー以外のキーの場合にはストップした時点の周波
数で受信状態となる。
ーが押されたか否かを常にチェックし、プリセットキ
ー、UPスタートキー、DOWNスタートキー、オート
メモリキー等のどれかが押された場合には、オートメモ
リ動作がストップし、その時押されたキーがプリセット
キーであれば、そのプリセットキーに対応したメモリに
記憶されている局が呼び出され受信状態になる。プリセ
ットキー以外のキーの場合にはストップした時点の周波
数で受信状態となる。
尚、オートメモリ動作によりメモリされたプリセットキ
ーがどこまでかわかるように、各プリセットキーに対応
した表示素子を設け、メモリされたプリセットキーに対
応する表示素子だけを点灯させるようにしても良い。
ーがどこまでかわかるように、各プリセットキーに対応
した表示素子を設け、メモリされたプリセットキーに対
応する表示素子だけを点灯させるようにしても良い。
上述したように本発明に係るラジオ受信機によれば、受
信周波数がプリセットキーに対応した各メモリに電界強
度の大きい順に記憶されるので、大小の電界強度の放送
局が多数存在した地域においては、プリセットキーによ
り常に受信状態の良好な放送局を呼び出すことが可能で
ある。また、オートメモリ動作中にいずれかのプリセッ
トキーを操作すると、オートメモリ動作を即座に停止で
き、その操作されたプリセットキーに対応してメモリさ
れている周波数を直ちに呼び出して聞くことができる。
信周波数がプリセットキーに対応した各メモリに電界強
度の大きい順に記憶されるので、大小の電界強度の放送
局が多数存在した地域においては、プリセットキーによ
り常に受信状態の良好な放送局を呼び出すことが可能で
ある。また、オートメモリ動作中にいずれかのプリセッ
トキーを操作すると、オートメモリ動作を即座に停止で
き、その操作されたプリセットキーに対応してメモリさ
れている周波数を直ちに呼び出して聞くことができる。
またオートメモリ動作途中は、キー操作をするとオート
メモリ動作が停止できるので、プリセットキー操作でオ
ートメモリ動作開始前にメモリされていてまだ書きかえ
られていないこのプリセットキーに対応するメモリ部の
周波数を呼び出すこともでき、使用者の多用なニーズに
対応できて便利なものである。
メモリ動作が停止できるので、プリセットキー操作でオ
ートメモリ動作開始前にメモリされていてまだ書きかえ
られていないこのプリセットキーに対応するメモリ部の
周波数を呼び出すこともでき、使用者の多用なニーズに
対応できて便利なものである。
第1図は本発明に係る受信機の、オートメモリ方式を実
施した電子同調ラジオ受信機のブロック図、第2A図及
び第2B図は同じく受信機のオートメモリ方式の処理を
示すフローチャート、第3A図乃至第3D図は受信機の
オートメモリ方式におけるメモリ状態を示す図である。 10……CPU
施した電子同調ラジオ受信機のブロック図、第2A図及
び第2B図は同じく受信機のオートメモリ方式の処理を
示すフローチャート、第3A図乃至第3D図は受信機の
オートメモリ方式におけるメモリ状態を示す図である。 10……CPU
Claims (1)
- 【請求項1】複数のプリセットキーと、該プリセットキ
ーに対応したメモリと、受信放送局の電界強度を検出す
る電界強度検出手段と、該電界強度検出手段により検出
された電界強度に基づき電界強度の大きい順番に受信放
送局を前記メモリに自動的に記憶させると共に、該自動
記憶動作中に前記プリセットキーからのキー入力があっ
たとき自動記憶動作を停止させ、該プリセットキーに対
応した前記メモリに記憶されている受信周波数を呼び出
し受信状態とする制御手段とを備えたことを特徴とする
ラジオ受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62307298A JPH0612866B2 (ja) | 1987-12-04 | 1987-12-04 | ラジオ受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62307298A JPH0612866B2 (ja) | 1987-12-04 | 1987-12-04 | ラジオ受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01149513A JPH01149513A (ja) | 1989-06-12 |
JPH0612866B2 true JPH0612866B2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=17967456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62307298A Expired - Lifetime JPH0612866B2 (ja) | 1987-12-04 | 1987-12-04 | ラジオ受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0612866B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0783241B2 (ja) * | 1988-11-21 | 1995-09-06 | アイワ株式会社 | シンセサイザチューナ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63312711A (ja) * | 1987-06-15 | 1988-12-21 | Clarion Co Ltd | オ−トメモリ−式ラジオ |
-
1987
- 1987-12-04 JP JP62307298A patent/JPH0612866B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01149513A (ja) | 1989-06-12 |
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