JP3491597B2 - 放送受信機 - Google Patents

放送受信機

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JP3491597B2
JP3491597B2 JP2000059744A JP2000059744A JP3491597B2 JP 3491597 B2 JP3491597 B2 JP 3491597B2 JP 2000059744 A JP2000059744 A JP 2000059744A JP 2000059744 A JP2000059744 A JP 2000059744A JP 3491597 B2 JP3491597 B2 JP 3491597B2
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reception
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正典 宇都宮
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Kenwood KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はAM放送、FM放送
等の放送受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばAM放送受信機、FM放送
受信機において、受信状態の良い受信周波数へ受信周波
数を移行させる機能として次のような機能を備えてい
る。
【0003】すなわち、例えばFM放送受信機におい
て、表示/操作部の移行指示手段に対応する選局キーを
押すことによって制御装置はオーディオ信号にミュート
をかけると共に、FMチューナに制御信号を送出し、予
め定めた周波数間隔で受信周波数を移行させる移行動作
を開始し、受信周波数を1ステップ、日本でのFM放送
受信では100kHz可変させる。
【0004】可変させられた周波数における受信電界強
度信号を制御装置に取り込み、受信電界強度が予め定め
た基準値(例えば20dBμV)以上であるときは、ミ
ュートを解除して、その移行された受信周波数の放送を
受信し続ける。ここで、予め定めた基準値の受信電界強
度は、予め定めた条件に対応している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の放送受信機が車載されているとき等において、ある放
送を受信している状態で放送受信機の位置が受信状態が
比較的良くない地域、例えば、都市郊外、山間部等へ移
動すると、現在受信している放送局の受信状態が悪化
し、別の放送周波数を見つけ出すために予め定めた周波
数間隔で受信周波数を移行させる移行動作を行う。この
場合に、受信電界強度が規定値に満たないとき、その放
送周波数のところで止まらず受信周波数の移行動作が継
続される。しかしながら、その後どの放送局にも止まら
ないときオーディオ信号にミュートがかかっているた
め、どの放送局の放送も聞くことができないという問題
点が生ずる。
【0006】また、移行動作前の元の放送局の周波数を
プリセットメモリに記憶させておけば、上記のような場
合でも、その周波数に強制的に設定することにより受信
状態が悪いが呼び出して受信することができるが、そう
でない場合には使用者が手動で周波数の設定を行わなけ
ればならず、手数がかかるという問題点があった。
【0007】本発明は場所を移動したときにおいても放
送受信を容易にした放送受信機を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる放送受信
機は、受信状態の良い受信周波数への移行指示に基づい
て予め定めた条件の受信状態になるまで予め定めた周波
数間隔で受信周波数を移行させる放送受信機において、
所定の受信周波数を記憶する記憶手段と、前記記憶手段
に記憶されている予め定めた受信周波数に対してだけ受
信状態の条件を緩和する受信状態緩和手段とを有し、前
記移行指示にて受信した受信周波数が前記記憶手段に記
憶した受信周波数であり、かつ緩和した受信状態の条件
を満たすときに前記記憶手段に記憶した受信周波数を受
し、条件を満たさないときには予め定めた条件の受信
状態になるまで予め定めた周波数間隔で受信周波数を移
行することを特徴とする。
【0009】本発明にかかる放送受信機によれば、受信
状態の良い受信周波数への移行指示に基づいて予め定め
た条件の受信状態になるまで予め定めた周波数間隔で受
信周波数を移行させる放送受信機において、移行指示に
よって受信した受信周波数が記憶手段に記憶されている
受信周波数であり、かつ緩和された受信状態の条件を満
たすときに記憶手段に記憶された受信周波数の受信がな
される。
【0010】したがって、放送受信機の位置を都市郊外
や山間部へ移動させた場合において、受信周波数の移行
動作によって受信周波数が受信できない場合でも、所定
の放送局の受信周波数に対して条件を緩めることによっ
て受信が停止される可能性が減少し、手数のかかる操作
の削減ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる放送受信機
を実施の一形態によって説明する。
【0012】図1は、本発明の実施の一形態にかかる放
送受信機の構成を示すブロック図である。
【0013】本発明の実施の一形態にかかる放送受信機
10は、FM放送受信機の場合を示し、FMチューナ
1、FMチューナ1の選局動作等を制御するチューナ制
御信号をFMチューナ1に供給する共に、FMチューナ
1による受信周波数の電界強度を検出した電界強度信号
を受けるコンピュータからなる制御装置2、制御装置2
に操作信号を送出し、かつ制御装置2からの表示/操作
信号を受けて受信周波数表示などをする表示/操作部3
およびFMチューナ1から出力されるオーディオ信号を
増幅するオーディオ増幅器4を備えている。
【0014】ここで、予め定めた基準値の受信電界強度
は、予め定めた条件に対応していることは前記のとおり
である。
【0015】上記のように構成された放送受信機10の
作用を図2のフローチャートに基づいて説明する。
【0016】現在受信中の放送局の周波数が制御装置2
中に設けられているメモリに記憶される(ステップS
1)。ステップS1に続いて表示/操作部3の移行指示
手段に対応する選局キーが押されたか否かがチェックさ
れる(ステップS2)。ステップS2において選局キー
が押されたと判別されないときは終了する。
【0017】ステップS2において選局キーが押された
と判別されたときは、FMチューナ1に次のステップの
周波数データが制御装置2から送出されて、次のステッ
プの周波数の受信がなされ(ステップS3)、該受信周
波数の受信における受信電界強度信号がFMチューナ1
から制御装置2に送出され、制御装置2に読み込まれる
(ステップS4)。
【0018】ステップS4において読み込まれた受信電
界強度信号に基づく受信電界強度が第1の基準値、例え
ば20dBμV以上であるか否かがチェックされる(ス
テップS5)。ステップS5において、受信電界強度が
第1の基準値以上であると判別されたときは終了する。
この終了によってステップS3において移行させた受信
周波数の放送の受信がなされる。
【0019】ステップS5において受信電界強度が第1
の基準値以上でないと判別されたときは、選局開始前の
受信周波数(ステップS1においてメモリに記憶されて
いる受信周波数)であるか否かがチェックされる(ステ
ップS6)。ステップS6において選局開始前の受信周
波数でないと判別されるとステップS3が繰り返して実
行されて、受信周波数が次のステップの受信周波数の受
信に移る。
【0020】ステップS6において選局開始前の受信周
波数であると判別されると、受信電界強度が第2の基準
値(第1の基準値>第2の基準値)、例えば10dBμ
V以上であるか否かがチェックされる(ステップS
7)。
【0021】ステップS7において受信電界強度が第2
の基準値以上であると判別されると、選局開始前の受信
周波数(ステップS1において記憶してある受信周波
数)の放送の受信がなされる。ステップS7において、
受信電界強度が第2の基準値以上でないと判別される
と、ステップS3から繰り返して実行されて、受信周波
数が次のステップの受信周波数の受信に移る。
【0022】ここで、予め定めた第1の基準値(例えば
20dBμV)の受信電界強度は、予め定めた条件に対
応していることは前記のとおりである。また、緩和した
予め定めた第2の基準値(例えば10dBμV)の受信
電界強度は、緩和した予め定めた条件に対応している。
また、受信電界強度に代わって、受信信号中のノイズレ
ベルでも同様である。
【0023】したがって、短期間だけ、例えば時間的に
5分程度、都市郊外や山間部へ移動した場合で、予め定
めた条件によって受信周波数を移行しても受信周波数が
受信できない場合でも、元の放送局の受信周波数に対し
てだけ、予め定めた条件を緩めることによって受信が停
止される可能性が減少し、手数のかかる操作の削減がで
きる。
【0024】以上においてはFM放送受信機の場合を例
示したが、AM放送受信機やその他の放送受信機にも適
用することができる。また、移行指示については自動で
もよい。
【0025】使用者が予め定めた受信周波数またはプリ
セットメモリにメモりしている受信周波数に対してのみ
予め定めた受信条件を緩和してもよいし、移行指示以前
に一定時間の間、例えば10分間聞いていた受信周波数
または移行指示以前の予め定められた時間内に一定時間
の間、例えば10分間聞いていた受信周波数に対しての
み、予め定めた受信条件を緩和してもよい。また、予め
定めた受信周波数は複数であってもよい。さらに、所定
の受信周波数に対しての受信条件緩和を受信周波数帯域
のサーチが所定回数、例えば1回終了した後に行うよう
にしてもよい。
【0026】1回の受信周波数移行による周波数間隔
は、FMバンドにおいて100kHzと50kHzとの
如く2通りあるときには、それぞれに対して予め定めた
受信条件を変更してもよく、またAMバンドに対しても
同様である。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明の放送受信機によれ
ば、都市郊外や山間部へ移動した場合において、予め定
めた条件で受信周波数が受信できない場合でも、所定の
放送局の周波数に対してだけ予め定めた条件を緩めるこ
とによって受信が停止される可能性が減少し、手数のか
かる操作の削減ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかる放送受信機の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態にかかる放送受信機の作
用の説明に供するフローチャートである。
【符号の説明】
1 FMチューナ 2 制御装置 3 表示/操作部 4 オーディオ増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03J 5/02 - 7/28

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信状態の良い受信周波数への移行指示に
    基づいて予め定めた条件の受信状態になるまで予め定め
    た周波数間隔で受信周波数を移行させる放送受信機にお
    いて、所定の受信周波数を記憶する記憶手段と、前記記
    憶手段に記憶されている予め定めた受信周波数に対して
    だけ受信状態の条件を緩和する受信状態緩和手段とを有
    し、前記移行指示にて受信した受信周波数が前記記憶手
    段に記憶した受信周波数であり、かつ緩和した受信状態
    の条件を満たすときに前記記憶手段に記憶した受信周波
    数を受信し、条件を満たさないときには予め定めた条件
    の受信状態になるまで予め定めた周波数間隔で受信周波
    数を移行することを特徴とする放送受信機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の放送受信機において、所定
    の受信周波数は移行指示直前に受信していた受信周波数
    であることを特徴とする放送受信機。
  3. 【請求項3】請求項1記載の放送受信機において、所定
    の受信周波数は予め使用者が指定した受信周波数である
    ことを特徴とする放送受信機。
  4. 【請求項4】請求項1記載の放送受信機において、所定
    の受信周波数は移行指示前に一定時間以上受信していた
    受信周波数であることを特徴とする放送受信機。
  5. 【請求項5】請求項4記載の放送受信機において、一定
    時間以上受信していた受信周波数は移行指示前の予め定
    めた時間内に一定時間以上受信していた受信周波数であ
    ることを特徴とする放送受信機。
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