JPH0638247Y2 - ケーシングフレームの結合金具 - Google Patents

ケーシングフレームの結合金具

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JPH0638247Y2
JPH0638247Y2 JP12851889U JP12851889U JPH0638247Y2 JP H0638247 Y2 JPH0638247 Y2 JP H0638247Y2 JP 12851889 U JP12851889 U JP 12851889U JP 12851889 U JP12851889 U JP 12851889U JP H0638247 Y2 JPH0638247 Y2 JP H0638247Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、例えば空気調和機の室外機におけるケーシ
ング本体フレームと前面パネルフレーム等のようなケー
シングフレーム同士を結合する際に用いられるケーシン
グフレームの結合金具に関する。
<従来の技術> 従来、空気調和機の室外機の結合構造として、第7図に
示すようなものがある(実開昭63−83527号公報)。こ
の室外機の結合構造は、次に示すように結合およびネジ
止め等によって結合部の目地合わせを行うようにしてい
る。すなわち、基板上の圧縮機,熱交換機,送風機およ
び電送品等を覆う外箱1の前面側に外箱延出部1aを設
け、さらに、外箱延出部1aの数箇所に穴部1bを設けてい
る。また、上記外箱1の前面に取り付けられる外箱前板
2における上記穴部1bに対抗する位置に、前板延出部2a
を設けている。そして、上記前板延出部2aを外箱1に設
けられた穴部1bに係合させると共に、他の箇所をネジ3,
3,…で固定して、外箱1と外箱前板2との係合部の目地
合わせを行うのである。
<考案が解決しようとする課題> しかしながら、上記従来の空気調和機の室外機の結合構
造は、前板延出部2aを外箱1に設けられた穴部1bに係合
させると共に、他の箇所をネジ3,3,…で固定して、外箱
1と外箱前板2との結合部の目地合わせを行うので、上
記外箱1および外箱前板2を樹脂成型品で形成した場合
には、成型上のばらつきによって目的とする形状が正確
に得られず、また撓みが有るという樹脂の特性上結合部
の目地合わせにおいて狙った精度が得られないという問
題がある。さらに、結合/分離の繰り返しによって上記
穴部1bの縁が摩耗して、一旦結合された外箱1と外箱前
板2とが外れたり目地不良が発生したりするという問題
もある。
そこで、この考案の目的は、樹脂成型品で形成されたケ
ーシングフレーム部材を結合する際であっても、簡単な
結合操作によって強固な結合を得ることができ、かつ、
高い精度の目地合わせを可能にするケーシングフレーム
の結合金具を提供することにある。
<課題を解決するための手段> 上記目的を達成するため、第1の考案は、第1図,第2
図および第3図に例示するように、縁部17に穴部18を設
けた一方のケーシングフレーム部材11に、縁部21aの内
面21bに上記穴部18に係合する係合爪22を設けた他方の
ケーシングフレーム部材21を結合する際に用いられるケ
ーシングフレームの結合金具であって、上記結合金具
は、金属板の先部を折り曲げて形成されて基部30,湾曲
部33および折曲部32を有すると共に、上記基部30には先
端31aが上記湾曲部33側に向かうように内側に切り起こ
された切起し部31を有し、上記切起し部31は、上記湾曲
部33内に上記一方のケーシングフレーム部材11の縁部17
が挿入された際に一方のケーシングフレーム部材11の穴
部18に係合して、上記結合金具を一方のケーシングフレ
ーム部材11に確実に係止し、上記折曲部32は、上記切起
し部31が上記一方のケーシングフレーム部材11の穴部18
に係合した際に、上記穴部18の縁を覆うことを特徴とし
ている。
また、第2の考案は、第5図に例示するように、第1の
考案のケーシングフレームの結合金具において、上記折
曲部32の先端部32aを外側に折り曲げたことを特徴とし
ている。
<作用> 第1の考案においては、金属板を折り曲げて形成された
結合金具29の湾曲部33内に一方のケーシングフレーム部
材11の縁部17が挿入されると共に、上記結合金具29の基
部30に設けられた切起し部31が上記一方のケーシングフ
レーム部材11の穴部18に係合されて、一方のケーシング
フレーム部材11の縁部17に結合金具20が装着される。そ
の際に、結合金具29の折曲部32によって上記穴部18の縁
部が覆われる。したがって、結合金具29が装着された一
方のケーシングフレーム部材11に他方のケーシングフレ
ーム部材21を結合する際に、一方のケーシングフレーム
部材11の穴部18の縁が上記他方のケーシングフレーム部
材21の係合爪22との摩擦によって摩耗することが防止さ
れる。さらに、金属板によって形成された結合金具29に
よって、一方のケーシングフレーム部材11の縁部17が内
側から補強されるので、一方のケーシングフレーム部材
11の縁部17が外力によって撓むことが防止される。
また、第2の考案においては、上記他方のケーシングフ
レーム部材21の縁部21aに設けられた係合爪22が、上記
結合金具29が装着された一方のケーシングフレーム部材
11の穴部18に係合されると、結合金具29の折曲部32にお
ける外側に折り曲げられた先端部32aによって上記係合
爪22が穴部22内に確実に係止される。
<実施例> 以下、この考案を図示の実施例により詳細に説明する。
第1図はこの考案に係る空気調和機の室外機の斜視図で
ある。樹脂成型品によって形成されたケーシング本体10
の底フレーム12上に圧縮機14およびアキュムレータ15等
を設置する。そして、ケーシング本体10の前方には樹脂
成型品によって形成された前面パネル13を取り付けて、
上記圧縮機14およびアキュムレータ15等を覆うようにす
る。上記底フレーム12の前面には、前面パネル13の下部
に設けられた係止部20を係止するための帯状の係止部19
を設ける。この係止部19の上縁は底フレーム12の上面よ
りも突出している。一方、上記係止部20は板状を成し、
前面パネル13の前面パネルフレーム21に連なると共に係
止部19の内面に沿った形状をしている。すなわち、前面
パネル13の係止部20を底フレーム12の係止部19の内側に
差し込むことによって、前面パネル13の下部をケーシン
グ本体10の下部に係止するのである。
上記底フレーム12の箇所を除いたケーシング本体フレー
ム11の3方の前縁部16には、前方に向かって延出するケ
ーシング延出部17を設ける。そして、このケーシング延
出部17には後に詳述するようにして前面パネル13を係止
するための複数の穴部18を所定の間隔で設ける。
第2図は第1図の前面パネル13のA−A矢視断面図であ
る。前面パネル13における前面パネルフレーム21の先端
部21aは、先端に向かうほど細くなるようにその内面21b
が傾斜している。そして、上記内面21bの先端には、内
側に向かって突出すると共にケーシング延出部17に設け
られた穴部18に係合する複数の係合爪22を設ける。ま
た、前面パネルフレーム21の内側には、この前面パネル
フレーム21の先端部21aと所定の間隔を有して前面パネ
ルフレーム21の先端部21aに平行な支持部23を設ける。
そして、前面パネルフレーム21の先端部21aと支持部23
との間を外側に切欠部24aを有すると共に、前面パネル
フレーム21の先端部21aに垂直な前面パネル側リブ24で
所定間隔毎に連結し、前面パネルフレーム21が必要以上
に撓まないようにする。また、前面パネルフレーム21に
おける係合爪22の位置と前面パネル側リブ24の位置とを
多少ずらして配置して、係合爪22が穴部18に係合する際
に前面パネルフレーム21は外側に多少撓むことができる
ようにする。
第3図はケーシング本体フレーム11の前縁部16のB−B
矢視断面図である。ケーシング延出部17はその厚みをケ
ーシング本体フレーム11の厚みよりも薄く構成し、その
内面がケーシング本体フレーム11の内面と同一面を形成
するようにする。したがって、ケーシング本体フレーム
11の外面とケーシング延出部17の外面17aとは段部27を
形成することになる。また、ケーシング延出部17は先端
に向かうほど細くなるように、その外面17aは傾斜して
いる。すなわち、前面パネル13をケーシング本体10に取
り付ける場合には、前面パネルフレーム21の先端部21a
が段部27に収まるようにする。それと同時に、前面パネ
ルフレーム21の先端部21aに設けられた係合爪22がケー
シング延出部17に設けられた穴部18に係合するのであ
る。
上記ケーシング延出部17の先端部に装着された結合金具
29は、係合爪22が穴部18に係合する際に確実に係合でき
るようにすると共に、一旦結合した前面パネルフレーム
21とケーシング本体フレーム11との結合部に外力が掛か
っても、結合部付近が撓んで係合爪22が穴部18から外れ
ないように係合箇所を補強するものである。
第4図は上記結合金具29の平面図であり、第5図は第4
図のC−C矢視断面図である。結合金具29は一枚の金属
板の先部を、ケーシング本体フレーム11のケーシング延
出部17の断面に沿うようにJ字形に折り曲げて形成す
る。また、基部30の略中央部には先端31aが湾曲部33側
に向かうように内側に切り起こされた切起し部31設ける
一方、折曲部32の先端部32aを外側に向かって折り曲げ
る。その際に、切起し部31および折曲部32の先端の位置
は次のようになるようにする。すなわち、第3図に示す
ように、結合金具29の湾曲部33内にケーシング延出部17
を挿入して結合金具29をケーシング延出部17に装着した
場合に、切起し部31の先端31aは穴部18の前壁の位置に
なると同時に折曲部32の先端部32aは穴部18の前縁より
僅かに突出するようにする。こうすることによって、結
合金具29をケーシング延出部17に装着した場合に穴部18
の前縁が確実に折曲部32によって覆われて、穴部18の前
縁は露出しないのである。
また、結合金具29の長さは、前面パネルフレーム21に設
けられた前面パネル側リブ24間の距離より長く設定す
る。
上記構成の結合金具29を用いて、前面パネルフレーム21
と上記ケーシング本体フレーム11とは次のよう結合され
る。すなわち、まず、第3図に示すように、ケーシング
本体フレーム11のケーシング延出部17を結合金具29の湾
曲部33内に挿入すると共に、結合金具29の切起し部31を
ケーシング延出部17の穴部18に係合させて結合金具29を
ケーシング延出部17に装着する。以下同様にして、総て
の穴部18に結合金具29を装着する。
次に、上述のようにして結合金具29が装着されたケーシ
ング本体フレーム11に以下のようにして前面パネルフレ
ーム21を取り付ける。すなわち、第1図において前面パ
ネル13の下部に設けた係止部20を底フレーム12の前面に
設けられた係止部19の内側に差し込んで、前面パネル13
の下部とケーシング本体10の下部とを係止する。その
後、第2図における前面パネルフレーム21の先端部21a
の内面21bをケーシング延出部17に装着された結合金具2
9の折曲部32の外面32bに摺接させて、前面パネル13をケ
ーシング本体10に対して押し付ける。そうすると、前面
パネルフレーム21の係合爪22の位置する箇所の先端部21
aが、結合金具29の折曲部32の外面32bに摺接する係合爪
22に押されて外側に撓み、やがて、第6図に示すように
係合爪22は前面パネルフレーム21の弾性によって穴部18
内に入り込んで係合する。
そうすると、前面パネルフレーム21の先端部21aの内面2
1bと結合金具29の折曲部32の外面32bとが接合して、前
面パネルフレーム21の先端部21aが段部27に収まる。そ
して、ケーシング本体フレーム11と前面パネルフレーム
21とは一体に結合されて、ケーシング本体フレーム11の
外面と前面パネルフレーム21の外面とは同一面を形成す
る。
その際に、前面パネルフレーム21の先端部21aは前面パ
ネル側リブ24によって必要に撓まないように補強してあ
る。さらに、結合金具29が装着されたケーシング延出部
17は前面パネル側リブ24の外側に設けられた切欠部24a
の箇所に入り込み、結合金具29およびケーシング延出部
17は前面パネルケーシング21の先端部21aと支持部23に
略垂直に連結された前面パネル側リブ24とによって挟ま
れて支持される。このようにして、前面パネル13とケー
シング本体10とが結合した状態において、前面パネルフ
レーム21の先端部21aとケーシング延出部17は、支持部2
3,前面パネル側リブ24および結合金具29によって内側か
ら支持されるので、前面パネルフレーム21の先端部21a
の内面21bと結合金具29の外面32bとは密に接合して、目
地合わせを精度よく行うことができる。
また、上述のように前面パネルフレーム21の先端部21a
とケーシング延出部17は、支持部23,前面パネル側リブ2
4および結合金具29によって内側から支持されているの
で、外力等によって前面パネルフレーム21の先端部21a
が押されても、係合部が大きく撓んで係合爪22が穴部18
から外れることがないのである。
この場合、前面パネル側リブ24とケーシング延出部17と
の間に、金属板で形成された結合金具29を挟み込むこと
が非常に有効なのである。
すなわち、結合金具29がない場合は、樹脂成型品によっ
て形成されたケーシング延出部17は、支持部23および前
面パネル側リブ24のみによって内側から支持されること
になる。ところが、前面パネル側リブ24は係合爪22を中
心として所定間隔で配置されている。すなわち、ケーシ
ング延出部17は、前面パネル側リブ24によって穴部18の
両側の離れた2点で支持されることになり、樹脂成型品
で形成されたケーシング延出部17の穴部18近傍は外力に
よって内側に撓んでしまうのである。ところが、ケーシ
ング延出部17の結合金具29を装着した場合には、ケーシ
ング延出部17の穴部18近傍は2つの前面パネル側リブ2
4,24間が金属板によって内側から補強された状態で2点
で支持されるので、樹脂成型品によって形成されたケー
シング延出部17であっても外力による内側への撓みは強
固に防止されるのである。
また、上述のように、上記ケーシング延出部17に装着さ
れた結合金具29は、その屈曲部32の先端部32aが穴部18
の前縁より僅かに突出すると共に外側に折り曲がってい
るので、前面パネルフレーム21の係合爪22を穴部18に係
合する際に、係合爪22の根元が結合金具29の屈曲部32の
先端に食い込んで前面パネルフレーム21はケーシング本
体フレーム11に確実に結合されるのである。さらに、穴
部18の前縁は結合金具29の屈曲部32によって覆われてい
るので、ケーシング本体フレーム11に対して前面パネル
フレーム21の着脱を繰り返しても穴部18の前縁は摩耗す
ることはないのである。
以上のように、ケーシング延出部17に結合金具29を装着
することによって、ケーシング延出部17は支持部23,前
面パネル側リブ24および結合金具29によって所定の位置
に保持されると同時に外力によって内側へ撓むことがな
く、かつ、穴部18の前縁が摩耗して係合の強度が低下す
ることがない。すなわち、ケーシング本体フレーム11に
対して前面パネルフレーム21の着脱を繰り返しても、、
前面パネルフレーム21が外れたり目地不良を起こしたり
することがなく、結合金具29の効果は絶大である。
上述のように、本実施例のケーシングフレームの結合金
具は、ケーシング本体フレーム11のケーシング延出部17
に設けられた穴部18に前面パネルフレーム21の先端部21
aに設けられた係合爪22を係合する際に用いられて、ケ
ーシング本体フレーム11と前面パネルフレーム21とを強
固に結合するものである。
すなわち、上記結合金具29は、金属板を折り曲げて形成
されると共に、切起し部31を設けた基部30,湾曲部33お
よび折曲部32から成る略J字形断面を有する。そして、
この結合金具29の湾曲部33内にケーシング延出部17を挿
入して切起し部31をケーシング延出部17の穴部18に係合
した場合に、結合金具29の折曲部32によって穴部18の前
縁が覆われ、かつ、折曲部32の先端部32aが外側に折り
曲がって穴部18の前縁から僅かに突出するようになって
いる。
したがって、ケーシング本体フレーム11に対して前面パ
ネルフレーム21の着脱を繰り返しても、ケーシング延出
部17の穴部18の前縁が摩耗することがない。また、撓み
にくい金属板で形成された結合金具29によってケーシン
グ延出部17が内側から補強されて、外力によってケーシ
ング延出部17が撓んで結合部が外れたり目地不良になる
ことがない。さらに、結合金具29の折曲部32の先端部32
aによって前面パネルフレーム21の係合爪22の根元が確
実に係止されて係合爪22が穴部18から抜けることがな
い。
上記実施例においては、前面パネルフレーム21側に係合
爪22を設ける一方、ケーシング延出部17側に穴部18を設
けている。しかしながら、この考案はこれに限定される
ものではなく、ケーシング延出部17側に係合爪22を設
け、前面パネルフレーム21側に穴部18を設けても何等差
し支えない。
上記実施例においては、結合金具29の折曲部32の先端部
32aを穴部18の前縁から僅かに突出するようにしている
が、必ずしも突出させる必要はない。要は、穴部18の前
縁が折曲部32によって完全に覆われていれば良いのであ
る。
<考案の効果> 以上より明らかなように、第1の考案のケーシングフレ
ームの結合金具は、金属板を折り曲げてJ字断面に形成
されると共にその基部には先端が湾曲部に向かう切起し
部を有している。そして、上記結合金具の湾曲部内に一
方のケーシングフレーム部材の縁部を挿入して上記切起
し部を一方のケーシングフレーム部材の穴部に係合する
と、結合金具の折曲部によって上記穴部の縁が覆われる
ようにしている。したがって、上記一方のケーシングフ
レーム部材と係合爪が設けられた他方のケーシングフレ
ーム部材とを結合する際に、上記穴部の縁が係合爪との
摩擦によって摩耗することがない。
また、上記一方のケーシングフレーム部材の縁部に上記
結合金具を装着することによって、一方のケーシングフ
レーム部材の縁部が金属板によって補強され、外力によ
って撓むことがない。したがって、結合された一方のケ
ーシングフレーム部材と他方のケーシングフレーム部材
との係合部が外れたり目地不良が発生したりすることが
ない。
すなわち、この考案のケーシングフレームの結合金具を
用いれば、樹脂成型品によって形成されたケーシングフ
レーム部材を結合する際であっても、簡単な結合操作に
よって、強固な結合を得ることができ、かつ、高い精度
の目地合わせを行うことができる。
また、第2の考案のケーシングフレームの結合金具は、
上記折曲部の先端部を外側に折り曲げているので、上記
一方のケーシングフレーム部材の穴部に上記他方のケー
シングフレーム部材の係合爪を係合する際に、上記結合
金具における折曲部の先端部によって上記係合爪が確実
に係止される。したがって、一方のケーシングフレーム
部材と他方のケーシングフレーム部材との係合がより強
固になって係合部が外れることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る空気調和機の室外機の斜視図、
第2図は第1図のA−A矢視断面図、第3図は第1図の
B−B矢視断面図、第4図は結合金具の平面図、第5図
は第4図のC−C矢視断面図、第6図はケーシング本体
フレームと前面パネルフレームとの結合状態を示す断面
図、第7図は従来の室外機の結合構造の説明図である。 10……ケーシング本体、 11……ケーシング本体フレーム、 12……底フレーム、13……前面パネル、 17……ケーシング延出部、18……穴部、 21……前面パネルフレーム、22……係合爪、 23……支持部、24……前面パネル側リブ、 29……結合金具、30……基部、 31……切起し部、32……折曲部、 33……湾曲部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】縁部(17)に穴部(18)を設けた一方のケ
    ーシングフレーム部材(11)に、縁部(21a)の内面(2
    1b)に上記穴部(18)に係合する係合爪(22)を設けた
    他方のケーシングフレーム部材(21)を結合する際に用
    いられるケーシングフレームの結合金具であって、 上記結合金具は、金属板の先部を折り曲げて形成されて
    基部(30),湾曲部(33)および折曲部(32)を有する
    と共に、上記基部(30)には先端(31a)が上記湾曲部
    (33)側に向かうように内側に切り起こされた切起し部
    (31)を有し、 上記切起し部(31)は、上記湾曲部(33)内に上記一方
    のケーシングフレーム部材(11)の縁部(17)が挿入さ
    れた際に一方のケーシングフレーム部材(11)の穴部
    (18)に係合して、上記結合金具を一方のケーシングフ
    レーム部材(11)に確実に係止し、 上記折曲部(32)は、上記切起し部(31)が上記一方の
    ケーシングフレーム部材(11)の穴部(18)に係合した
    際に、上記穴部(18)の縁を覆うことを特徴とするケー
    シングフレームの結合金具。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のケーシングフレームの結
    合金具において、 上記折曲部(32)の先端部(32a)を外側に折り曲げた
    ことを特徴とするケーシングフレームの結合金具。
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