JP3344516B2 - プレート継枠および配線装置 - Google Patents
プレート継枠および配線装置Info
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Description
トを造営面から浮かして取り付けるためのプレ−ト継枠
および配線装置に関する。
場合、間仕切り壁に配線器具を配線したいが間仕切り壁
が薄い場合および露出配線により埋込形配線器具を使用
したい場合には腰高プレ−トか、一般用のプレ−トをプ
レ−ト継枠と組み合わせて使用する。プレ−ト継枠を用
いる場合は一般用のプレ−トを使用できる利便がある。
プレ−ト継枠は、配線器具保持枠に重ね合わせて配線器
具保持枠と同時に配線ボックスまたは造営材に取り付け
られる。したがって、プレ−ト継枠を正確に取り付ける
ためには、プレ−ト継枠と配線器具とが所定の位置関係
に維持しやすいことが必要である。
図8に示すものが知られている。このものは、平板上の
継ぎ枠本体61と、継ぎ枠本体71の周囲から一体に形成さ
れて先端が造営面に当接する起立縁72と、継ぎ枠本体71
の中央部位に形成された配線器具挿通孔73とを有する。
そして、継ぎ枠本体71の配線器具挿通孔73の四隅部近傍
に配線器具保持枠(図示しない。)位置決め用の突起74
を形成している。すなわち、前記突起74に配線器具保持
枠の四隅部を係合させることにより、両者間の位置決め
を行おうとするものである。75は配線器具保持枠を配線
ボックス等にねじ止めするためのねじ逃げ用の切り欠き
である。
来のものは、各種の配線器具保持枠の位置決めには対応
できないものであった。すなわち、配線器具保持枠は各
メ−カによって外形寸法が異なるため、この各種の配線
器具保持枠にプレ−ト継枠に適合する突起をプレ−ト継
枠に形成することができなかった。このため、前記位置
決めが良好に行われないまま配線器具保持枠およびプレ
−ト継枠が取付けられ、プレ−ト継枠とプレ−トとの関
係が傾いて取付けられて外観を悪くしたりする問題があ
る。
ためになされたもので、プレ−ト継枠、配線器具保持枠
およびプレ−トを所定の位置関係を維持して取り付ける
ことができ、しかも、各種の配線器具保持枠に適応でき
るプレ−ト継枠および配線装置を提供することを目的と
するものである。
は、平板上の継ぎ枠本体と、継ぎ枠本体の周囲から一体
に形成されて先端が造営面に当接する起立縁と、継ぎ枠
本体の中央部位に形成された配線器具挿通孔と、継ぎ枠
本体の配線器具挿通孔を挟んで形成され、変位可能な一
対の舌片と、舌片に配設されて前方に突出し、継ぎ枠本
体の前面に当接される配線器具保持枠のプレ−ト取付ね
じ孔に係合し得る突起とを具備したプレ−ト継ぎ枠であ
る。
ものでも、樹脂製のものでよい。また、組合わされて使
用される配線器具保持枠、プレ−トも金属製のもので
も、樹脂製のものでよい(以下の発明も同じ。)。
の発明において、舌片は、継枠本体の中央部位に形成さ
れた配線器具挿通孔に連通する切り溝によって画成さ
れ、造営材または配線ボックスへの取付孔に係合するね
じが切り溝の部分を通過するように構成されていること
を特徴とするプレ−ト継枠である。
と、配線器具本体を保持する保持枠本体、保持枠本体の
上下両端部位に形成された一対のプレ−ト取付ねじ孔お
よび造営材または配線ボックスへの取付孔を含んでな
り、プレ−ト継ぎ枠の前面に配設された状態でプレ−ト
取付ねじ孔がプレ−ト継ぎ枠の突起に係合し得る配線器
具保持枠と、配線器具の前面を露出する配線器具挿通孔
を含んでなるプレ−トと、プレ−トの少なくとも一部を
介して配線器具保持枠のプレ−ト取付ねじ孔に係合する
ことにより、プレ−トを配線器具保持枠に固定するプレ
−ト取付ねじとを具備した配線器具である。
に配線器具保持枠のプレ−ト取付ねじ孔を係合させるこ
とによって、配線器具保持枠の位置決め、さらには必要
に応じて仮止めして、配線器具保持枠を壁面等に埋込ま
れた配線ボックスにねじ止めする。これにより、プレ−
ト継枠は壁面および配線器具保持枠に狭持される。つい
で、プレ−トを配線器具保持枠の前面側からねじ止めす
る。このとき、ねじは配線器具保持枠のプレ−ト取付ね
じ穴にねじ込まれてプレ−ト継枠の突起に当接するが、
突起を設けた舌片が前後方向に変位可能であるため、舌
片はねじに押されて後方に逃げる。これにより、プレ−
トのねじ止めが支障なく行われる。
法は規格化されているため、各種形状の配線器具保持枠
にも適応できる。
求項1記載の発明と同様である。さらに、本発明は、舌
片の長さを配線器具保持枠取付用のねじに当接しない寸
法とすることにより、舌片の形成と同時にねじ逃げ用の
切り欠き部を形成できる。
ものに加えて、予め配線器具保持枠にスイッチ、コンセ
ント等の配線器具を装着しておくものである。
参照して説明する。1はプレ−ト継枠であり、本体2と、
この本体2の周囲の脚部3を有している。また、本体2の
中央部には縦長の器具挿通穴4を有している。そして、
縦長の器具挿通穴4の長手方向の両端側の前面には、舌
片5、5が前後方向に変位可能に設けられている。本実施
例では縦長の器具挿通穴4の端部から継枠本体2の端部に
向けて溝6、…を設けることによって、変位可能にして
いる。前記舌片5の前面側には突起7、7を設けている。
また、前記起立縁3には薄肉に形成され、任意に切取り
可能な電線導出口8、…が設けられている。さらに、本
実施例において、器具挿通穴4の長手方向の脚部内面お
よび前面の裏面間に連続するリブ9、…を形成してい
る。すなわち、このリブ9、…によりプレ−ト継枠の起
立縁3が外側に膨らむように変形するのを防止するよう
にしている。
配線器具保持枠10は、たとえば金属製であり、中央部に
縦長の器具取付穴11を有している。また、器具取付穴11
の短手方向の両側には、器具支持用の係止部12…を本実
施例では3組有している。すなわち、本実施例のもの
は、いわゆる連用配線器具用のものである。さらに、器
具取付穴11の長手方向の両端側には、プレ−ト取付ねじ
穴13、13を有している。このねじ穴13、13は、前記プレ
−ト継枠1の突起7が係合する寸法に形成されている。こ
の配線器具保持枠10にはまた、配線ボックス14等への取
付用の穴15、15が設けられている。この穴15、15は取付
位置調整可能とするために、三日月状に形成されてい
る。16はこの配線器具保持枠10を前記のようにねじ止め
するためのねじである。
支持されている。配線器具20としては、たとえばスイッ
チ、コンセント、テレビ接続器等どのようなものでもよ
いものであるが、図示例はコンセントである。また、本
実施例は、連用配線器具の1個モジュ−ル寸法のものを
1個取付けた場合を示しているが、2個または3個取付
けてもよいし、2個モジュ−ル寸法のものを組合わせて
もよい。さらには、3個モジュ−ル寸法のものを取付け
てもよい。また、このような配線器具の配線器具保持枠
10への取付け手段としては、既知のものを適宜使用でき
る。たとえば、本実施例においては、金属製の配線器具
保持枠10を用いているため、器具支持用の係止部12…を
ドライバ等で変形させて配線器具20の基体およびカバ−
を結合する金具に係止することにより行うようになって
いる。
タ31と化粧プレ−ト32とからなるものである。前記アダ
プタ31は前記配線器具保持枠10の前面側にねじ33、33に
よりねじ止めされるようになっている。すなわち、配線
器具保持枠10のねじ穴13、13に対向したねじ穴34、34を
有し、これらねじ穴13、13、34、34にねじ33、33をねじ
込まれる。このアダプタ31に化粧プレ−ト32がたとえば
係合爪(図示しない。)により係合するようになってい
る。このような係合爪の形状、位置等は、当業者におい
て適宜設計可能である。もちろん、アダプタと化粧プレ
−トとを一体成形してもよい。
器具保持枠10に配線器具20を予め取付け、電線41を接続
する。このような配線器具保持枠10をそのねじ穴13、13
にプレ−ト継枠1の突起7、7に係合させた状態で、プレ
−ト継枠1を壁面側にして壁面40に押し当てる。そし
て、配線器具保持枠10をその三日月状の穴15、15を介し
て配線ボックス14にねじ止めする。これにより、プレ−
ト継枠1は壁面および配線器具保持枠10にて挟持され
る。この際、プレ−ト継枠1および配線器具保持枠10は
相互に位置決めされており、配線器具保持枠10のねじ止
めの際にはプレ−ト継枠1および壁面間の摩擦力により
配線器具保持枠10が回転することがなく、作業が簡単で
ある。また、プレ−ト継枠1の位置ずれもない。
前面側から配線器具保持枠10を覆うように配設する。本
実施例においては、まず、ねじ33、33をねじ穴13、13、
34、34にねじ込むことによって、アダプタ31を取付け
る。このとき、ねじ33、33の先端部はプレ−ト継枠1の
突起6に当接するが、舌片5、5が変形可能に形成されて
いるため、ねじ33、33をさらにねじ込めば舌片5、5は配
線ボックス14側に逃げるから、ねじ締めに支障を与えな
い。つぎに、化粧プレ−ト32を上述したように、係合爪
等を利用してアダプタ31に取付ける。これによって、配
線器具20のボス部を残して、ねじ33等が化粧プレ−ト32
に覆われる。
明は、施工時に配線器具保持枠とプレ−ト継枠との位置
決めができ、したがって、外観よく仕上げることがで
き、しかも、各種の配線器具保持枠に適応できる。
形成できるプレ−ト継枠を提供できる。
の発明に加えて配線器具を取付できる配線装置を提供で
きる。
…配線器具保持枠、 13、13…ねじ穴、 30…プレ−
ト、 40…配線ボックス。
Claims (3)
- 【請求項1】平板上の継ぎ枠本体と;継ぎ枠本体の周囲
から一体に形成されて先端が造営面に当接する起立縁
と;継ぎ枠本体の中央部位に形成された配線器具挿通孔
と;継ぎ枠本体の配線器具挿通孔を挟んで形成され、変
位可能な一対の舌片と;舌片に配設されて前方に突出
し、継ぎ枠本体の前面に当接される配線器具保持枠のプ
レ−ト取付ねじ孔に係合し得る突起と;を具備したこと
を特徴とするプレ−ト継ぎ枠。 - 【請求項2】舌片は、継ぎ枠本体の中央部位に形成され
た配線器具挿通孔に連通する切り溝によって画成され、
造営材または配線ボックスへの取付孔に係合するねじが
切り溝の部分を通過するように構成されていることを特
徴とする請求項1記載のプレ−ト継枠。 - 【請求項3】平板上の継ぎ枠本体と、継ぎ枠本体の周囲
から一体に形成されて先端が造営面に当接する起立縁、
継ぎ枠本体の中央部位に形成された配線器具挿通孔、継
ぎ枠本体の配線器具挿通孔を挟んで形成され変位可能な
一対の舌片と、および舌片に配設されて前方に突出した
突起を含んでなるプレ−ト継ぎ枠と;配線器具本体と;
配線器具本体を保持する保持枠本体、保持枠本体の上下
両端部位に形成された一対のプレ−ト取付ねじ孔および
造営材または配線ボックスへの取付孔を含んでなり、プ
レ−ト継ぎ枠の前面に配設された状態でプレ−ト取付ね
じ孔がプレ−ト継ぎ枠の突起に係合し得る配線器具保持
枠と;配線器具の前面を露出する配線器具挿通孔を含ん
でなるプレ−トと;プレ−トの少なくとも一部を介して
配線器具保持枠のプレ−ト取付ねじ孔に係合することに
より、プレ−トを配線器具保持枠に固定するプレ−ト取
付ねじと;を具備したことを特徴とする配線器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06471694A JP3344516B2 (ja) | 1994-04-01 | 1994-04-01 | プレート継枠および配線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06471694A JP3344516B2 (ja) | 1994-04-01 | 1994-04-01 | プレート継枠および配線装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07274349A JPH07274349A (ja) | 1995-10-20 |
JP3344516B2 true JP3344516B2 (ja) | 2002-11-11 |
Family
ID=13266160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06471694A Expired - Fee Related JP3344516B2 (ja) | 1994-04-01 | 1994-04-01 | プレート継枠および配線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3344516B2 (ja) |
-
1994
- 1994-04-01 JP JP06471694A patent/JP3344516B2/ja not_active Expired - Fee Related
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