JPH063791Y2 - 包装用ウェブの包装容器 - Google Patents
包装用ウェブの包装容器Info
- Publication number
- JPH063791Y2 JPH063791Y2 JP447390U JP447390U JPH063791Y2 JP H063791 Y2 JPH063791 Y2 JP H063791Y2 JP 447390 U JP447390 U JP 447390U JP 447390 U JP447390 U JP 447390U JP H063791 Y2 JPH063791 Y2 JP H063791Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- packaging
- container
- packaging container
- cutting blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Cartons (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、包装用ウェブの包装容器に関するものであ
り、より詳しくは、前蓋に一体成形刃を備えるととも
に、該一体成形刃の汚染又は損傷を防止することができ
る包装用ウェブの包装容器に関するものである。
り、より詳しくは、前蓋に一体成形刃を備えるととも
に、該一体成形刃の汚染又は損傷を防止することができ
る包装用ウェブの包装容器に関するものである。
食品などの包装に用いられるラップフィルム、アルミニ
ウム箔又は薄葉紙などの包装用ウェブのロールを収納す
るとともに、ロールから引き出された包装用ウェブの部
分を切り離すための切断刃を備えた包装容器が知られて
いる。
ウム箔又は薄葉紙などの包装用ウェブのロールを収納す
るとともに、ロールから引き出された包装用ウェブの部
分を切り離すための切断刃を備えた包装容器が知られて
いる。
このような包装容器において、切断刃として、包装容器
を形成するための厚紙に一体的に成形してなる一体成形
刃を備えたものが本出願人による実願昭６３−１００６
４号（実開平１−１１４５３７号公報）によって提案さ
れている。かかる一体成形刃は、包装容器を構成する壁
部分の上縁に鋸歯状に打ち抜き加工された後、例えば、
アルキル・αシアノアクリレートなどの速乾性硬化剤に
よって、包装用ウェブを切断するのに十分な硬さを有す
るように強化されていた。
を形成するための厚紙に一体的に成形してなる一体成形
刃を備えたものが本出願人による実願昭６３−１００６
４号（実開平１−１１４５３７号公報）によって提案さ
れている。かかる一体成形刃は、包装容器を構成する壁
部分の上縁に鋸歯状に打ち抜き加工された後、例えば、
アルキル・αシアノアクリレートなどの速乾性硬化剤に
よって、包装用ウェブを切断するのに十分な硬さを有す
るように強化されていた。
また、食品包装用ラップフィルムの包装容器において、
開閉蓋を構成する前蓋の下縁部に金属製切断刃を内側か
ら取付け、開閉蓋を閉じた状態でラップフィルムを包装
容器から引き出して切断できるように構成されたものが
知られている。このような、包装容器においては、第８
図に示すように、金属製切断刃１と前蓋２との取り合い
部分に生じる段部を利用して保護カバー３が取外し可能
に取付けられており、かかる保護カバー３は、包装容器
が一般家庭等で使用される前に、例えば、その流通過程
において、切断刃が汚染又は損傷するのを防止してい
る。
開閉蓋を構成する前蓋の下縁部に金属製切断刃を内側か
ら取付け、開閉蓋を閉じた状態でラップフィルムを包装
容器から引き出して切断できるように構成されたものが
知られている。このような、包装容器においては、第８
図に示すように、金属製切断刃１と前蓋２との取り合い
部分に生じる段部を利用して保護カバー３が取外し可能
に取付けられており、かかる保護カバー３は、包装容器
が一般家庭等で使用される前に、例えば、その流通過程
において、切断刃が汚染又は損傷するのを防止してい
る。
しかしながら、このような金属製切断刃を、前述の一体
成形刃として成形した場合、切断刃の表面が前蓋の表面
と面一となる結果、切断刃と前蓋との取り合い部分に上
記段部が形成されないことから、上記構造の保護カバー
は、かかる一体成形刃に対して、具合良く適用し得なか
った。
成形刃として成形した場合、切断刃の表面が前蓋の表面
と面一となる結果、切断刃と前蓋との取り合い部分に上
記段部が形成されないことから、上記構造の保護カバー
は、かかる一体成形刃に対して、具合良く適用し得なか
った。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであり、開閉蓋
を形成する前蓋に一体成形刃を備えるとともに、該成形
刃を保護することができる保護カバーを備えた包装用ウ
ェブの包装容器を提供することを第１の目的としてい
る。
を形成する前蓋に一体成形刃を備えるとともに、該成形
刃を保護することができる保護カバーを備えた包装用ウ
ェブの包装容器を提供することを第１の目的としてい
る。
本考案は又、開閉蓋部分を形成する前蓋に一体成形刃を
備えるとともに、保護カバーを備えることなく、該成形
刃の汚染又は損傷を防止することができる包装用ウェブ
を提供することを第２の目的としている。
備えるとともに、保護カバーを備えることなく、該成形
刃の汚染又は損傷を防止することができる包装用ウェブ
を提供することを第２の目的としている。
本考案は、上記第１の目的を達成するために、開口形容
器部分と、該開口形容器部分の開口に設けられた開閉蓋
部分とを有する包装用ウェブの包装容器において、 前記開閉蓋部分を形成する前蓋の下縁部分に、切断刃が
一体的に成形され、 前記開口形容器を形成する前側壁の上端部分から下方に
延び、前記切断刃の下方において上方に折れ曲がり、前
記前蓋の前側表面に取外し可能に固定される保護カバー
が、該前側壁に分離可能に取付けられている、ことを特
徴とする包装用ウェブの包装容器を提供する。
器部分と、該開口形容器部分の開口に設けられた開閉蓋
部分とを有する包装用ウェブの包装容器において、 前記開閉蓋部分を形成する前蓋の下縁部分に、切断刃が
一体的に成形され、 前記開口形容器を形成する前側壁の上端部分から下方に
延び、前記切断刃の下方において上方に折れ曲がり、前
記前蓋の前側表面に取外し可能に固定される保護カバー
が、該前側壁に分離可能に取付けられている、ことを特
徴とする包装用ウェブの包装容器を提供する。
本考案の上記構成によれば、上記保護カバーは、切断刃
として形成された部分の下面及び前面を覆い、切断刃の
汚染又は損傷を防止することができる。また、保護カバ
ーは、使用に際し、前側壁から分離することができるの
で、包装用ウェブの引き出し及び切断を支障なく行うこ
とができる。
として形成された部分の下面及び前面を覆い、切断刃の
汚染又は損傷を防止することができる。また、保護カバ
ーは、使用に際し、前側壁から分離することができるの
で、包装用ウェブの引き出し及び切断を支障なく行うこ
とができる。
また、本考案は、上記第２の目的を達成するために、開
口形容器部分と、該開口形容器部分の開口に設けられた
開閉蓋部分とを有する包装用ウェブの包装容器におい
て、 前記開閉蓋部分を形成する前蓋の下縁部分に、切断刃が
一体的に成形され、該前蓋は、前記蓋部分を形成する上
蓋の前端に、後方に回動可能に支持されており、 前記開口形容器を形成する前側壁の上端部分から後方且
つ略水平に延びる支持カバーが、該前側壁に取外し可能
に設けられている、ことを特徴とする包装用ウェブの包
装容器を提供する。
口形容器部分と、該開口形容器部分の開口に設けられた
開閉蓋部分とを有する包装用ウェブの包装容器におい
て、 前記開閉蓋部分を形成する前蓋の下縁部分に、切断刃が
一体的に成形され、該前蓋は、前記蓋部分を形成する上
蓋の前端に、後方に回動可能に支持されており、 前記開口形容器を形成する前側壁の上端部分から後方且
つ略水平に延びる支持カバーが、該前側壁に取外し可能
に設けられている、ことを特徴とする包装用ウェブの包
装容器を提供する。
本考案の上記構成によれば、切断刃は、包装容器の組み
立て時に、上記上蓋の前端を長尺に後方に回動されるこ
とにより、容器の内側に配置され、これによって、切断
刃の汚染又は損傷は防止される。また、支持カバーが、
前蓋を下方から支持して、切断刃の下りを防止し、これ
によって、切断刃と、包装容器内に収容される包装用ウ
ェブとの接触を防止する。更に、上記前蓋は、使用に際
して、上記上蓋の前端を中心に前方に回動されることに
より、上記前側壁の前方に配置することができ、包装容
器は、蓋を閉じた状態で、前蓋と前側壁との間から包装
用ウェブを引き出し、切断刃により包装用ウェブを切断
するのを可能にする。また、支持カバーは、前側壁から
分離することができるので、包装用ウェブの引き出し及
び切断の支障とはならない。
立て時に、上記上蓋の前端を長尺に後方に回動されるこ
とにより、容器の内側に配置され、これによって、切断
刃の汚染又は損傷は防止される。また、支持カバーが、
前蓋を下方から支持して、切断刃の下りを防止し、これ
によって、切断刃と、包装容器内に収容される包装用ウ
ェブとの接触を防止する。更に、上記前蓋は、使用に際
して、上記上蓋の前端を中心に前方に回動されることに
より、上記前側壁の前方に配置することができ、包装容
器は、蓋を閉じた状態で、前蓋と前側壁との間から包装
用ウェブを引き出し、切断刃により包装用ウェブを切断
するのを可能にする。また、支持カバーは、前側壁から
分離することができるので、包装用ウェブの引き出し及
び切断の支障とはならない。
以下、添付図面を参照して、本考案に係る包装用ウェブ
の包装容器の実施例について、詳細に説明する。
の包装容器の実施例について、詳細に説明する。
第１図及び第２図は、本発明に係る包装容器の第１の実
施例を示す縦断面図及び斜視図であり、第３図は、第１
図に示す包装容器を組立て前の状態で示す展開図であ
る。なお、説明のため、第２図において、包装容器は、
開閉蓋が半開き位置に保持された状態で示されている。
施例を示す縦断面図及び斜視図であり、第３図は、第１
図に示す包装容器を組立て前の状態で示す展開図であ
る。なお、説明のため、第２図において、包装容器は、
開閉蓋が半開き位置に保持された状態で示されている。
また、第４図は、第１図に示す包装容器を使用状態で示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
第１図及び第２図に示すように、包装用ウェブのロール
Ｒを収納している容器１は、底壁２と、底壁２の外周縁
から直立している前側壁３Ｆ、後側壁３Ｒ及び端壁３
Ｅ，３Ｅと、後側壁３Ｒの上端から前方に延びる上蓋４
と、上蓋４の前端及び側端から夫々下方に延びる前蓋５
及び側壁６，６と、前側壁３Ｆの上端から下方に延び、
前蓋５の下端に設蹴られた切断刃１０を覆っているカバ
ー７とから略構成されている。
Ｒを収納している容器１は、底壁２と、底壁２の外周縁
から直立している前側壁３Ｆ、後側壁３Ｒ及び端壁３
Ｅ，３Ｅと、後側壁３Ｒの上端から前方に延びる上蓋４
と、上蓋４の前端及び側端から夫々下方に延びる前蓋５
及び側壁６，６と、前側壁３Ｆの上端から下方に延び、
前蓋５の下端に設蹴られた切断刃１０を覆っているカバ
ー７とから略構成されている。
底壁２、前側壁３Ｆ、後側壁３Ｒ及び端壁３Ｅ，３Ｅ
は、ロールＲを収容し、ロールＲを回転自在に支持する
頂部開口形容器を形成している。
は、ロールＲを収容し、ロールＲを回転自在に支持する
頂部開口形容器を形成している。
また、上蓋４は、後側壁３Ｒの上端に形成された折り目
８によって、該上端を中心に回動可能に支持されてお
り、上蓋４、前蓋５及び側蓋６，６は、上記頂部開口形
容器の開閉蓋を形成している。
８によって、該上端を中心に回動可能に支持されてお
り、上蓋４、前蓋５及び側蓋６，６は、上記頂部開口形
容器の開閉蓋を形成している。
更に、前蓋５の下端に設けられた切断刃１０は、打ち抜
き加工によって、前蓋５に直接成形された一体成形刃で
ある。
き加工によって、前蓋５に直接成形された一体成形刃で
ある。
また、カバー７は、使用において、前側壁３Ｆから切り
離し可能なように、前側壁３Ｆの上端にミシン目９を介
して支持されており、切断刃１０よりもわずかに下方ま
で延びて上方に折り返され、前蓋５の前面に、容易に剥
離可能に接着されている。
離し可能なように、前側壁３Ｆの上端にミシン目９を介
して支持されており、切断刃１０よりもわずかに下方ま
で延びて上方に折り返され、前蓋５の前面に、容易に剥
離可能に接着されている。
第３図に示すように、包装容器１は、上記底壁２、前側
壁３Ｆ、後側壁３Ｒ、端壁３Ｅ，３Ｅ、上蓋４、前蓋
５、側蓋６，６及びカバー７が、ブランクとしての所定
の厚紙に対して打ち抜き加工を施すことによって一体的
に成形されている。また、切断刃１０は、前蓋５の縁部
分に上記打ち抜き加工によって形成された鋸刃状部分が
アルキル・αシアノアクリレートに浸漬され、更に、自
然乾燥されることによって形成されており、包装用ウェ
ブを切断するのに十分な硬さに強化されている。更に、
折り目８を含む複数の折り目（仮想線で示す）及びミシ
ン目９（破線で示す）が上記打ち抜き加工によって成形
されている。
壁３Ｆ、後側壁３Ｒ、端壁３Ｅ，３Ｅ、上蓋４、前蓋
５、側蓋６，６及びカバー７が、ブランクとしての所定
の厚紙に対して打ち抜き加工を施すことによって一体的
に成形されている。また、切断刃１０は、前蓋５の縁部
分に上記打ち抜き加工によって形成された鋸刃状部分が
アルキル・αシアノアクリレートに浸漬され、更に、自
然乾燥されることによって形成されており、包装用ウェ
ブを切断するのに十分な硬さに強化されている。更に、
折り目８を含む複数の折り目（仮想線で示す）及びミシ
ン目９（破線で示す）が上記打ち抜き加工によって成形
されている。
このように構成された包装容器１は、使用において、カ
バー７が取り外され、第４図に示すように、開閉蓋を閉
じた状態で、前蓋５と前側壁３Ｆの間から包装用ウェブ
Ｆが引き出され、所定量引き出された包装用Ｆは、切断
刃１０によって切断される。
バー７が取り外され、第４図に示すように、開閉蓋を閉
じた状態で、前蓋５と前側壁３Ｆの間から包装用ウェブ
Ｆが引き出され、所定量引き出された包装用Ｆは、切断
刃１０によって切断される。
以上の如く、本例の包装容器１は、前側壁３Ｆに、前側
壁３Ｆの上端部分から下方に延び、切断刃１０の下方に
おいて上方に折れ曲がり、前蓋５の前側表面に貼着され
るカバー７が設けられており、使用前において、カバー
７が切断刃１０を覆っているので、流通過程等における
切断刃１０の汚染又は損傷が確実に防止される。また、
カバー７は、前蓋５の前側表面に容易に剥離可能に剥離
着されるとともに、ミシン目９を介して前側壁３Ｆに接
続されているので、使用の直前に包装容器１から容易に
取り外すことができる。
壁３Ｆの上端部分から下方に延び、切断刃１０の下方に
おいて上方に折れ曲がり、前蓋５の前側表面に貼着され
るカバー７が設けられており、使用前において、カバー
７が切断刃１０を覆っているので、流通過程等における
切断刃１０の汚染又は損傷が確実に防止される。また、
カバー７は、前蓋５の前側表面に容易に剥離可能に剥離
着されるとともに、ミシン目９を介して前側壁３Ｆに接
続されているので、使用の直前に包装容器１から容易に
取り外すことができる。
更に、切断刃１０は、前蓋５の下端に設けられているの
で、上蓋４を略閉じた状態で包装用ウェブを包装容器１
から引き出し、引き出されたウェブを切断することがで
きる。また、切断刃１０は、前蓋５の一部として一体的
に形成された鋸歯状部分に、速乾性を有するアルキル・
αシアノアクリレートを含浸させることにより形成され
ているので、包装容器１０は、別体で製造された金属製
切断刃を取付けてなる従来の包装容器に比べ、その製造
工程が短縮されるとともに、切断刃の発錆などを回避で
きる。
で、上蓋４を略閉じた状態で包装用ウェブを包装容器１
から引き出し、引き出されたウェブを切断することがで
きる。また、切断刃１０は、前蓋５の一部として一体的
に形成された鋸歯状部分に、速乾性を有するアルキル・
αシアノアクリレートを含浸させることにより形成され
ているので、包装容器１０は、別体で製造された金属製
切断刃を取付けてなる従来の包装容器に比べ、その製造
工程が短縮されるとともに、切断刃の発錆などを回避で
きる。
第５図及び第６図は、本考案に係る包装容器の第２の実
施例を示す縦断面図及び斜視図であり、第７図は、第５
図に示す包装容器を組立て前の状態で示す展開図であ
る。なお、説明のため、第６図に示す包装容器は、開閉
蓋を半開き状態に保持して示されている。また、第５図
乃至第７図において、上記第１の実施例と実質的に同一
の部分については、同一の参照符号が符されている。
施例を示す縦断面図及び斜視図であり、第７図は、第５
図に示す包装容器を組立て前の状態で示す展開図であ
る。なお、説明のため、第６図に示す包装容器は、開閉
蓋を半開き状態に保持して示されている。また、第５図
乃至第７図において、上記第１の実施例と実質的に同一
の部分については、同一の参照符号が符されている。
本例においては、前蓋５が、上蓋４の前端から後方に折
り返されて略水平に延びており、カバー７′が、前蓋５
とロールＲの間において、前側壁３Ｆの上端から後方に
略水平に延びている。
り返されて略水平に延びており、カバー７′が、前蓋５
とロールＲの間において、前側壁３Ｆの上端から後方に
略水平に延びている。
カバー７′は、前蓋５の縁部に形成された切断刃１０に
より、ロールＲを形成しているフィルムＦが損傷するの
を防止するためのものであり、前蓋５を下方から支持し
て、切断刃１０を所定の領域に保持している。カバー
７′は、使用において、包装容器１から容易に切り離す
ことができるように、ミシン目９を介して前側壁３Ｆに
接続されている。
より、ロールＲを形成しているフィルムＦが損傷するの
を防止するためのものであり、前蓋５を下方から支持し
て、切断刃１０を所定の領域に保持している。カバー
７′は、使用において、包装容器１から容易に切り離す
ことができるように、ミシン目９を介して前側壁３Ｆに
接続されている。
包装容器１は、使用時に、ミシン目９を切り離すことに
より、カバー７′が取り外され、前蓋５が、前側壁３Ｆ
の前方に、前側壁３Ｆに沿って位置決めされ、上記第１
の実施例における使用形態（第４図）と同様にして、用
いられる。
より、カバー７′が取り外され、前蓋５が、前側壁３Ｆ
の前方に、前側壁３Ｆに沿って位置決めされ、上記第１
の実施例における使用形態（第４図）と同様にして、用
いられる。
また、第７図に示すように、包装容器１は、上記第１の
実施例と同様に、所定の厚紙に打ち抜き加工を施すこと
によって一体的に成形されており、切断刃１０は、前蓋
５の縁部分に上記打ち抜き加工によって成形された鋸刃
状部分がアルキル・αシアノアクリレートによって強化
されることにより形成されている。
実施例と同様に、所定の厚紙に打ち抜き加工を施すこと
によって一体的に成形されており、切断刃１０は、前蓋
５の縁部分に上記打ち抜き加工によって成形された鋸刃
状部分がアルキル・αシアノアクリレートによって強化
されることにより形成されている。
包装容器１は又、前蓋５を前側壁３Ｆの前方に位置決め
するための舌片５ａ，５ａが、前蓋５の両側端に設けら
れており、各舌片５ａは、前蓋５を第５図に示すように
折り返すために、折り目５ｂ，５ｃを夫々備えており、
折り目５ｃより側方に延びる各舌片５ａの部分は、第６
図に示すように、側蓋６に接着される。
するための舌片５ａ，５ａが、前蓋５の両側端に設けら
れており、各舌片５ａは、前蓋５を第５図に示すように
折り返すために、折り目５ｂ，５ｃを夫々備えており、
折り目５ｃより側方に延びる各舌片５ａの部分は、第６
図に示すように、側蓋６に接着される。
このように、本例においては、前蓋５が上蓋４の前端９
から内側且つ後方に折れて延在し、切断刃１０は包装容
器１の内部に配置されるので、使用前の切断刃１０の汚
染又は損傷は防止される。また、カバー７′が、前側壁
３Ｆの上端部分から後方且つ略水平に延び、前蓋５を下
方から支持していることから、切断刃１０の下りが防止
されるので、ロールＦと切断刃１０との接触が確実に防
止される。
から内側且つ後方に折れて延在し、切断刃１０は包装容
器１の内部に配置されるので、使用前の切断刃１０の汚
染又は損傷は防止される。また、カバー７′が、前側壁
３Ｆの上端部分から後方且つ略水平に延び、前蓋５を下
方から支持していることから、切断刃１０の下りが防止
されるので、ロールＦと切断刃１０との接触が確実に防
止される。
本考案は以上の実施例に限定されることなく実用新案登
録請求の範囲に記載された本考案の範囲内で種々の変更
が可能であり、それらも本考案の範囲内に包含されるも
のであることはいうまでもない。
録請求の範囲に記載された本考案の範囲内で種々の変更
が可能であり、それらも本考案の範囲内に包含されるも
のであることはいうまでもない。
例えば、切断刃１０は強化するためのアルキル・αシア
ノアクリレートは、エチル・αシアノアクリレート、１
−メチルヘプチル・αシアノアクリレート、ｉ−プロピ
ル・αシアノアクリレート、ｉ−ブチル・αシアノアク
リレート、ｓ−ブチル・αシアノアクリレート、ブチル
・αシアノアクリレート、２−エチルヘキシル・αシア
ノアクリレート、１−エチルプロピル・αシアノアクリ
レート、ネオペンチル・αシアノアクリレート、２・２
−ジメチルブチル・αシアノアクリレート、シクロヘキ
シル・αシアノアクリレート、アリル・αシアノアクリ
レート等の各種アルキル・αシアノアクリレートを好ま
しく採用することができ、また、アルキル・αシアノア
クリレートに代えて、メラミン樹脂、尿素樹脂、フェノ
ール樹脂、等の硬化性樹脂を採用することも可能であ
る。
ノアクリレートは、エチル・αシアノアクリレート、１
−メチルヘプチル・αシアノアクリレート、ｉ−プロピ
ル・αシアノアクリレート、ｉ−ブチル・αシアノアク
リレート、ｓ−ブチル・αシアノアクリレート、ブチル
・αシアノアクリレート、２−エチルヘキシル・αシア
ノアクリレート、１−エチルプロピル・αシアノアクリ
レート、ネオペンチル・αシアノアクリレート、２・２
−ジメチルブチル・αシアノアクリレート、シクロヘキ
シル・αシアノアクリレート、アリル・αシアノアクリ
レート等の各種アルキル・αシアノアクリレートを好ま
しく採用することができ、また、アルキル・αシアノア
クリレートに代えて、メラミン樹脂、尿素樹脂、フェノ
ール樹脂、等の硬化性樹脂を採用することも可能であ
る。
また、歯の部分をアルキル・αシアノアクリレートの槽
に浸漬させる方法の他、アルキル・αシアノアクリレー
トを歯の部分に塗布する等の種々の方法を採用するこ
と、或いは硬化性樹脂の種類に応じて、種々の乾燥方法
を採用することはいうまでもなく可能である。
に浸漬させる方法の他、アルキル・αシアノアクリレー
トを歯の部分に塗布する等の種々の方法を採用するこ
と、或いは硬化性樹脂の種類に応じて、種々の乾燥方法
を採用することはいうまでもなく可能である。
本考案は、上述の通り構成されているので、以下の如き
効果を奏する。
効果を奏する。
請求項(1)に記載の包装容器によれば、開閉蓋を形成す
る前蓋に一体成形刃を備えるとともに、該成形刃を保護
することができる保護カバーを備えた包装用ウェブの包
装容器を提供することが可能となる。
る前蓋に一体成形刃を備えるとともに、該成形刃を保護
することができる保護カバーを備えた包装用ウェブの包
装容器を提供することが可能となる。
請求項(2)に記載の包装容器によれば、開閉蓋を形成す
る前蓋に一体成形刃を備えるとともに、保護カバーを備
えることなく、該成形刃の汚染又は損傷を防止すること
ができる包装用ウェブの包装容器を提供することが可能
となる。
る前蓋に一体成形刃を備えるとともに、保護カバーを備
えることなく、該成形刃の汚染又は損傷を防止すること
ができる包装用ウェブの包装容器を提供することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】 第１図は、本考案に係の包装用ウェブの包装容器の第１
の実施例を示す縦断面図である。 第２図は、第１図に示す包装容器の斜視図であり、包装
容器の開閉蓋は、説明のため、半開き状態に保持されて
いる。 第３図は、第１図に示す包装容器を組立て前の状態で示
す展開図である。 第４図は、第１図に示す包装容器を使用状態で示す縦断
面図である。 第５図は、本考案に係る包装用ウェブの包装容器の第２
の実施例を示す縦断面図である。 第６図は、第５図に示す包装容器の斜視図であり、包装
容器の開閉蓋は、説明のため、半開き状態に保持されて
いる。 第７図は、第５図に示す包装容器を組立て前の状態で示
す展開図である。 第８図は、従来の切断刃用保護カバーの取付方法を示す
包装容器の部分断面図である。 １……包装容器、 ２……底壁、 ３Ｆ……前側壁、 ３Ｒ……後側壁、 ３Ｅ……端壁、 ４……上蓋、 ５……前蓋、 ６……側蓋、 ７，７′……カバー、 ８……折り目、 ９……ミシン目、 １０……切断刃。
の実施例を示す縦断面図である。 第２図は、第１図に示す包装容器の斜視図であり、包装
容器の開閉蓋は、説明のため、半開き状態に保持されて
いる。 第３図は、第１図に示す包装容器を組立て前の状態で示
す展開図である。 第４図は、第１図に示す包装容器を使用状態で示す縦断
面図である。 第５図は、本考案に係る包装用ウェブの包装容器の第２
の実施例を示す縦断面図である。 第６図は、第５図に示す包装容器の斜視図であり、包装
容器の開閉蓋は、説明のため、半開き状態に保持されて
いる。 第７図は、第５図に示す包装容器を組立て前の状態で示
す展開図である。 第８図は、従来の切断刃用保護カバーの取付方法を示す
包装容器の部分断面図である。 １……包装容器、 ２……底壁、 ３Ｆ……前側壁、 ３Ｒ……後側壁、 ３Ｅ……端壁、 ４……上蓋、 ５……前蓋、 ６……側蓋、 ７，７′……カバー、 ８……折り目、 ９……ミシン目、 １０……切断刃。
Claims (2)
- 【請求項１】開口形容器部分と、該開口形容器部分の開
口に設けられた開閉蓋部分とを有する包装用ウェブの包
装容器において、 前記開閉蓋部分を形成する前蓋の下縁部分に、切断刃が
一体的に成形され、 前記開口形容器を形成する前側壁の上端部分から下方に
延び、前記切断刃の下方において上方に折れ曲がり、前
記前蓋の前側表面に取外し可能に固定される保護カバー
が、該前側壁に分離可能に取付けられている、ことを特
徴とする包装用ウェブの包装容器。 - 【請求項２】開口形容器部分と、該開口形容器部分の開
口に設けられた開閉蓋部分とを有する包装用ウェブの包
装容器において、 前記開閉蓋部分を形成する前蓋の下縁部分に、切断刃が
一体的に成形され、該前蓋は、前記蓋部分を形成する上
蓋の前端に、後方に回動可能に支持されており、 前記開口形容器を形成する前側壁の上端部分から後方且
つ略水平に延びる支持カバーが、該前側壁に取外し可能
に設けられている、ことを特徴とする包装用ウェブの包
装容器。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP447390U JPH063791Y2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 包装用ウェブの包装容器 |
| KR1019910001056A KR970001737B1 (ko) | 1990-01-22 | 1991-01-22 | 카튼 반제품 상에 컷터를 일체적으로 형성시키는 방법 및 장치 |
| DE19914101762 DE4101762C2 (de) | 1990-01-22 | 1991-01-22 | Verfahren und Vorrichtung zum Ausbilden einer Schneideinrichtung an einem Karton |
| US07/643,286 US5204142A (en) | 1990-01-22 | 1991-01-22 | Method for integrally forming a cutter on a carton blank |
| US08/021,066 US5306224A (en) | 1990-01-22 | 1993-02-23 | Method and apparatus for integrally forming a cutter on a carton blank |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP447390U JPH063791Y2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 包装用ウェブの包装容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0397028U JPH0397028U (ja) | 1991-10-04 |
| JPH063791Y2 true JPH063791Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=31508216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP447390U Expired - Lifetime JPH063791Y2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 包装用ウェブの包装容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063791Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7132738B2 (ja) * | 2018-04-05 | 2022-09-07 | 株式会社キッチニスタ | ラップフィルム用箱、及びラップフィルム収容体 |
-
1990
- 1990-01-22 JP JP447390U patent/JPH063791Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0397028U (ja) | 1991-10-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2528249B2 (ja) | 包装体、特に紙巻タバコ用のソフトカップ状パック | |
| JPH0839176A (ja) | シガレット包装箱の製造方法および該方法により製造されたシガレット包装箱 | |
| JP2898825B2 (ja) | シガレットなどのパック | |
| JPH063791Y2 (ja) | 包装用ウェブの包装容器 | |
| US5439168A (en) | Paper box having strip-shaped inlet | |
| JP3657332B2 (ja) | ロール状包装材料用カートン | |
| JPH0728105Y2 (ja) | 包装用ウェブの包装容器 | |
| JPH0327947Y2 (ja) | ||
| JPH0712267Y2 (ja) | 包装用容器 | |
| JP4334836B2 (ja) | ロール状包装材料収納カートン | |
| JP3926460B2 (ja) | 紙製容器 | |
| JP2547868Y2 (ja) | 切歯付容器 | |
| JPH0637127U (ja) | シート分配ケース | |
| JP3047057U (ja) | 箱 | |
| JPH0320303Y2 (ja) | ||
| JP3998072B2 (ja) | 収納ケース | |
| JPS5829018Y2 (ja) | 包装箱 | |
| JPS6119666Y2 (ja) | ||
| JPH0472139A (ja) | ロール物収納箱 | |
| JPS5812726Y2 (ja) | 容器 | |
| JPS6121370Y2 (ja) | ||
| FI93936C (fi) | Katkaisureunalla varustettu pakkaus | |
| JP3030532U (ja) | 塗装用テープの収納箱 | |
| JPS6318581Y2 (ja) | ||
| JPS5826938Y2 (ja) | 開口用みぞつき包装容器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |