JPH0712267Y2 - 包装用容器 - Google Patents
包装用容器Info
- Publication number
- JPH0712267Y2 JPH0712267Y2 JP40178590U JP40178590U JPH0712267Y2 JP H0712267 Y2 JPH0712267 Y2 JP H0712267Y2 JP 40178590 U JP40178590 U JP 40178590U JP 40178590 U JP40178590 U JP 40178590U JP H0712267 Y2 JPH0712267 Y2 JP H0712267Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- container
- container body
- packaging container
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cartons (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は例えば被包装物がラツ
プフイルムである場合において、ラツプフイルムを所望
量づつ引き出し、カツトして使用に供する包装用容器に
おいて、この包装用容器を構成する容器本体に対する蓋
体の冠装時の閉り状態を確実にする構成に関する。
プフイルムである場合において、ラツプフイルムを所望
量づつ引き出し、カツトして使用に供する包装用容器に
おいて、この包装用容器を構成する容器本体に対する蓋
体の冠装時の閉り状態を確実にする構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開昭63−55043号
公報又は特開昭64−9151号公報に記載されている
ように、容器本体とこの容器本体と一体構成される蓋体
とからなり、前記容器本体内に収納した被包装物すなわ
ちロ−ル状のラツプフイルムを所望の長さに引き出し、
前記蓋体の前面の垂下壁の辺縁部でカツトするようにし
た包装用容器が提案されている。
公報又は特開昭64−9151号公報に記載されている
ように、容器本体とこの容器本体と一体構成される蓋体
とからなり、前記容器本体内に収納した被包装物すなわ
ちロ−ル状のラツプフイルムを所望の長さに引き出し、
前記蓋体の前面の垂下壁の辺縁部でカツトするようにし
た包装用容器が提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで従来のこの種
包装用容器では、容器本体に対して蓋体を唯単に被装す
るに止まり、確実な係合状態は確保されていないため、
不時に蓋体が開いて内部の被包装物が脱落することがあ
り、取扱上、衛生上の見地から改善が求められている現
状である。
包装用容器では、容器本体に対して蓋体を唯単に被装す
るに止まり、確実な係合状態は確保されていないため、
不時に蓋体が開いて内部の被包装物が脱落することがあ
り、取扱上、衛生上の見地から改善が求められている現
状である。
【0004】
【課題を解決するための手段】ここにおいてこの考案
は、前記容器本体の本体側壁の頂縁部に外側下方へ垂下
する舌片を形成し、この容器本体に対して冠装される前
記蓋体の蓋体側壁の内面に、この蓋体を前記容器本体に
冠装した際に、前記舌片が係止される段部を形成してな
る、包装用容器を提案するものである。
は、前記容器本体の本体側壁の頂縁部に外側下方へ垂下
する舌片を形成し、この容器本体に対して冠装される前
記蓋体の蓋体側壁の内面に、この蓋体を前記容器本体に
冠装した際に、前記舌片が係止される段部を形成してな
る、包装用容器を提案するものである。
【0005】
【作用】上記構成からなるこの考案の包装用容器におい
て、厚紙等の可撓性資材からなる前記容器本体と蓋体と
をそれぞれに形成された折線にしたがつて組み付けかつ
必要個所に糊付けなどして、包装用容器を構成した場
合、容器本体に蓋体を冠装した状態では、前記容器本体
の側壁の頂縁部に形成した舌片が、この容器本体に冠装
される蓋体の側壁の内面に形成した段部に係合すること
によつて、蓋体の閉まり具合が極めて確実に保たれるも
のである。
て、厚紙等の可撓性資材からなる前記容器本体と蓋体と
をそれぞれに形成された折線にしたがつて組み付けかつ
必要個所に糊付けなどして、包装用容器を構成した場
合、容器本体に蓋体を冠装した状態では、前記容器本体
の側壁の頂縁部に形成した舌片が、この容器本体に冠装
される蓋体の側壁の内面に形成した段部に係合すること
によつて、蓋体の閉まり具合が極めて確実に保たれるも
のである。
【0006】
【実施例】次にこの考案を図示の実施例にしたがつて詳
細に説明する。図1はこの考案をラツプフイルムの収納
箱に適用した状態の組立図であつて、図2はこの収納箱
を構成する厚紙からなる可撓性資材の展開図である。先
ず順序として図2に示す展開図にしたがつて説明する
と、この図においてA−A線の上側が容器本体1の構成
部分で、下側は蓋体2の構成部分である。容器本体1は
本体後壁3、本体底壁4、本体前壁5、前壁補強壁6を
順次折線を介して連続させ、前記本体後壁3の両側には
側壁補強壁7,7が、前記本体底壁4の両側には本体側
壁8,8が、また前記本体前壁5の両側には接着縁9,
9が、それぞれ折線を介して連なり、この際前記本体側
壁8,8の外方へ向かう縁部には折線10,10を介して舌
片11,11が形成される。
細に説明する。図1はこの考案をラツプフイルムの収納
箱に適用した状態の組立図であつて、図2はこの収納箱
を構成する厚紙からなる可撓性資材の展開図である。先
ず順序として図2に示す展開図にしたがつて説明する
と、この図においてA−A線の上側が容器本体1の構成
部分で、下側は蓋体2の構成部分である。容器本体1は
本体後壁3、本体底壁4、本体前壁5、前壁補強壁6を
順次折線を介して連続させ、前記本体後壁3の両側には
側壁補強壁7,7が、前記本体底壁4の両側には本体側
壁8,8が、また前記本体前壁5の両側には接着縁9,
9が、それぞれ折線を介して連なり、この際前記本体側
壁8,8の外方へ向かう縁部には折線10,10を介して舌
片11,11が形成される。
【0007】一方、前記蓋体2に関しては蓋体頂壁12か
ら、蓋体前壁13に連なり、前記蓋体頂壁12の両側には蓋
体側壁14,14が、また蓋体前壁13の両側には後述する段
部を形成すべき縁部15,15を有する接着縁16,16がそれぞ
れ連なる。なお前記蓋体前壁13には使用時に切離してラ
ツプフイルムのカツト縁を形成すべき切除部18の切除前
に前記本体前壁5に形成した複数の接着ポイント19に接
着する接着ポイント20が形成される。
ら、蓋体前壁13に連なり、前記蓋体頂壁12の両側には蓋
体側壁14,14が、また蓋体前壁13の両側には後述する段
部を形成すべき縁部15,15を有する接着縁16,16がそれぞ
れ連なる。なお前記蓋体前壁13には使用時に切離してラ
ツプフイルムのカツト縁を形成すべき切除部18の切除前
に前記本体前壁5に形成した複数の接着ポイント19に接
着する接着ポイント20が形成される。
【0008】上記構成からなる可撓性資材を、それぞれ
の折線にしたがつて組み立てかつ必要個所を接着すると
共に切除部18を切除したのが図1であつて、この図にお
いて明らかなように、前記接着縁16,16を蓋体側壁14,14
に接着した状態において、前記接着縁16,16の縁部15,,1
5は、蓋体側壁14,14の内面において段部21,21を形成
し、この段部21,21には図3に示すように、蓋体2を箱
本体1に冠装した際に、前記舌片11,11がそれぞれ係止
されるのである。
の折線にしたがつて組み立てかつ必要個所を接着すると
共に切除部18を切除したのが図1であつて、この図にお
いて明らかなように、前記接着縁16,16を蓋体側壁14,14
に接着した状態において、前記接着縁16,16の縁部15,,1
5は、蓋体側壁14,14の内面において段部21,21を形成
し、この段部21,21には図3に示すように、蓋体2を箱
本体1に冠装した際に、前記舌片11,11がそれぞれ係止
されるのである。
【0009】上記実施例では、この考案をラツプフイル
ム収納箱に適用した例について説明したが、この考案は
容器本体と蓋体とが一体構成される包装用容器一般につ
いて適用可能である
ム収納箱に適用した例について説明したが、この考案は
容器本体と蓋体とが一体構成される包装用容器一般につ
いて適用可能である
【0010】
【考案の効果】上述のように構成される結果、この考案
の包装用容器においては、容器本体と蓋体とは前記舌片
と段部との係合によつてその閉塞状態を確実に保たれる
ので、この種、包装用容器の使用に際して、内部の被包
装物が不時に脱落することを可及的に防止でき、取扱い
上また衛生保持上、有効な考案である。
の包装用容器においては、容器本体と蓋体とは前記舌片
と段部との係合によつてその閉塞状態を確実に保たれる
ので、この種、包装用容器の使用に際して、内部の被包
装物が不時に脱落することを可及的に防止でき、取扱い
上また衛生保持上、有効な考案である。
【図1】一部切り欠いて示す全体の組立斜視図である。
【図2】組立前の展開図である。
【図3】細部の拡大断面図である。
1 容器本体 2 蓋体 8 本体側壁 11 舌片 14 蓋体側壁 21 段部
Claims (1)
- 【請求項1】容器本体とこの容器本体と一体構成される
蓋体とからなり、前記容器本体内に被包装物を収納する
ようにした包装用容器において、前記容器本体の本体側
壁の頂縁部に外側下方へ垂下する舌片を形成し、この容
器本体に対して冠装される前記蓋体の蓋体側壁の内面
に、この蓋体を前記容器本体に冠装した際に、前記舌片
が係止される段部を形成してなる、包装用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40178590U JPH0712267Y2 (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | 包装用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40178590U JPH0712267Y2 (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | 包装用容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0489732U JPH0489732U (ja) | 1992-08-05 |
JPH0712267Y2 true JPH0712267Y2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=31879817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40178590U Expired - Lifetime JPH0712267Y2 (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | 包装用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0712267Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2831286B2 (ja) * | 1993-12-15 | 1998-12-02 | 呉羽化学工業株式会社 | 包装用容器 |
US5511663A (en) * | 1993-12-15 | 1996-04-30 | Kureha Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Packaging case having improved sidewall structure |
JP4562276B2 (ja) * | 2000-11-14 | 2010-10-13 | 旭化成ホームプロダクツ株式会社 | 巻筒体収納箱 |
-
1990
- 1990-12-07 JP JP40178590U patent/JPH0712267Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0489732U (ja) | 1992-08-05 |
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JPS636017Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |