JPH0637754Y2 - ユニットバスルーム - Google Patents

ユニットバスルーム

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JPH0637754Y2
JPH0637754Y2 JP1988155148U JP15514888U JPH0637754Y2 JP H0637754 Y2 JPH0637754 Y2 JP H0637754Y2 JP 1988155148 U JP1988155148 U JP 1988155148U JP 15514888 U JP15514888 U JP 15514888U JP H0637754 Y2 JPH0637754 Y2 JP H0637754Y2
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JP
Japan
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bathroom
floor pan
opening
water
bathtub
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JP1988155148U
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JPH0274988U (ja
Inventor
典雄 廣木
公吉 山本
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はユニットバスルームに関する。
(従来の技術) ユニットバスルームは、一般に、防水処理がされた床パ
ン上に浴槽および洗い場を設け、これら浴槽および洗い
場を壁パネルで囲周して浴室を画成する。
ところで、上述のユニットバスルーム等の浴室は閉鎖的
な空間であるため、浴室内には観葉植物の植木鉢あるい
は熱帯魚を飼育した水槽等を配置し、美観を演出するこ
とが行なわれている。
(考案が解決しようとする課題) 上述のようなユニットバスルームにあっても、植木鉢あ
るいは水槽(以下、水廻り観賞品と称す)を配置して美
観を演出することができるが、これら水廻り観賞品から
は汚水が漏出しやすく、この汚水によって浴槽内の湯等
が汚染されることがあった。
この考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、浴槽内
の湯等を汚染すること無く水廻り観賞品を浴室内に配置
できるユニットバスルームを提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) この考案は、床パンを壁パネルで囲み浴槽と洗い場とを
備えたユニットバスルームにおいて、洗い場に臨む壁パ
ネルの下側に開口を設け、この開口から浴室の外側に膨
出する収容室を設け、この収容室に床パンとほぼ同じ高
さの延長部を設け、この延長部と床パンとの間に、互い
に水が流れ込まないように仕切部を設け、この収容室に
水廻り観賞品を収容したことを特徴とする。
そして、前記開口の上縁を浴槽のリムとほぼ同じ高さに
してある。
(作用) 浴室利用者は、浴室外側の収容室にある水廻り観賞品を
入浴しながら観賞できる。そして、浴室利用者は低い位
置にある水廻り観賞品をやや見降ろすようにして観賞す
ることになる。
水廻り観賞品から漏れた汚水が延長部から床パンに流れ
ないので、汚水で洗い場や浴槽等を汚すことがない。ま
た、床パンから延長部に排水が流れないので、排水で延
長部を汚すことがない。
収容室は高さが低いので、隣室の洗面カウンターの下部
や押入れの下部等の、利用頻度の少ない所に配置でき
る。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図および第2図はこの考案の一実施例にかかるユニ
ットバスルームを表し、第1図が浴室内部を示す斜視
図、第2図が主要部品の断面図である。
第1図において、11はユニットバスルームを示し、ユニ
ットバスルーム11は、防水処理がされた略矩形状の床パ
ン12の四方の周縁に壁パネル13,14,15(1つは図示せ
ず)隣室との仕切壁又は建物躯体外壁等の壁17に隣接し
て建付け、これら壁パネル13,14,15の上部に天井パネル
16を載設して浴室Bを画成している。浴室B内には、一
側に浴槽18が壁パネル13と隣接して設けられ、他側に洗
い場19が床パン12と一体成形されている。床パン12には
図示しない排水口が形成され、この排水口が排水トラッ
プ等を介して排水管に接続されている。
壁パネル13,14はそれぞれが床パン12の縁部に形成され
た載置部12aに立設され、また、壁パネル15は下方が開
口したコの字状の三方枠20を介して床パン12の縁部に立
設されている。この三方枠20は床パン12との間に開口20
aを形成し、この開口20aの上縁は第1図に示すように浴
槽18のリムとほぼ同じ高さである。後述する収容室S
は、開口20aを介して浴室Bに開放されている(開口20a
から浴室Bの外側に膨出している。)。壁パネル14に
は、上部に鏡21が貼設され、下部にカウンタ14aが突設
されて該カウンタ14aに水栓22が支持されている。壁パ
ネル15には収納凹部15aが形成される。又図示しない
が、この部分に開口を設けこの開口にガラス窓を取着さ
れた窓枠が嵌着されて窓となる場合もある。なお、図示
しない壁パネルにはドアが設けられる。
また、床パン12は、第2図に詳示するように、壁パネル
15側の縁部に上方に階段状に折曲された仕切部23aが形
成され、この仕切部23aに略矩形状の防水パン(延長部
に相当)24が接合されている。防水パン24は、第2図に
示すように床パン12とほぼ同じ高さであり、浴室B側の
縁部に階段状の仕切部23bが形成され、この仕切部23bが
床パン12の仕切部23aと水密的に接合されている。この
防水パン24は、上面が床パン12の上面と各仕切部23a,23
b(以下添え字の無い番号で代表する)によって区画さ
れて互いに水が流れ込まないようにされ、更に、床パン
12の縁部から浴室B外に延出している。この防水パン24
には浴室Bの外部に臨む三方の縁部にそれぞれ載置部24
aが形成されて該載置部24aに側部パネル25が建付けら
れ、これら側部パネル25の上部に上部パネル26が載設さ
れている。上部パネル26は浴室B側の縁部が壁パネル15
の外面に密着し、これら上部パネル26および側部パネル
25によって防水パン24上に収容室Sが画成されている。
収容室Sは、三方枠20と床パン12との間で画成される開
口(窓)20aから浴室Bに開口し、下部が防水パン24に
形成された図示しない排水口から排水管に接続されてい
る。この収容室S内には、上部に照明器具27が配列さ
れ、また、砂利、岩および竹等を配置した人工庭(水廻
り観賞品に相当)28が配置されている。
収容室Sは隣室の洗面カウンターの下部、あるいは押入
れの下部等、利用頻度が少なく、隣室に突出しない部分
に位置するように設けた方が良い。また、収納室Sが屋
外へ突出するように設けても良い。
なお、上述の収容室S内には、第4図に示すように、熱
帯魚等を飼育した水槽29を配置することも可能である。
このようなユニットバスルーム11にあっては、開口20a
によって浴室Bと隔別される収容室S内に人工庭28が配
置され、入浴者は窓20aから人工庭28を観賞して快適に
入浴することができる。そして、収容室Sは床パン12の
縁部から浴室Bに延出した防水パン24上に画成され、防
水パン24は上面が上方に突出した仕切部23で床パン12の
上面と隔別されるため、人工庭28から汚水が漏出しても
洗い場19あるいは浴槽18が汚染されることも無く、防水
パン24に形成された汚水用の排水部より直接排水され
る。
第3図には、この考案の他の実施例を示す。なお、前述
した実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明お
よび図示を省略する。
この実施例は、床パン12に上方へ突出する仕切部30およ
び浴室B外に延出する延長部31(第3図に示すように床
パン12とほぼ同じ高さ)を一体成形し、延長部31上に収
容室Sを画成して該収容室S内に水廻り観賞品を収容す
る。
この実施例にあっても、水廻り観賞品から漏出する汚水
による汚染を防止でき、さらに、別体の防水パン24を必
要としないため、製造コストの低減が図れる。
なお、言うまでも無いが、上述の各実施例では、開口
(窓)20aにガラスあるいは引き戸等を取着することも
可能である。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案にかかるユニットバスル
ームによれば、洗い場に臨む壁パネルの下側に開口を設
け、この開口から浴室の外側に膨出する収容室を設け、
この収容室に水廻り観賞品を収容したので、開口を通し
て水廻り観賞品を観賞でき、快適に入浴できる。
また、収容室に床パンとほぼ同じ高さの延長部を設け、
この収容室に水廻り観賞品を収容したことにより、浴室
利用者は低い位置にある水廻り観賞品をやや見降ろすよ
うにして観賞するようになるので、あたかも壁パネルに
埋め込まれた観賞品を見るような感じを受け、違和感が
なく見栄えが良い。
更に、延長部と床パンとの間に仕切部を設けて、互いに
水が流れ込まないようにしたことにより、水廻り観賞品
から漏れた汚水が延長部から床パンに流れないので、汚
水で洗い場や浴槽等を汚すことがなく、また、床パンか
ら延長部に排水が流れないので、排水で延長部を汚すこ
とがない。
更にまた、開口の上縁を浴槽のリムとほぼ同じ高さにし
たことにより、収容室の高さが低くなり、隣室の洗面カ
ウンターの下部や押入れの下部等の、利用頻度の少ない
所に配置できるので、スペースの有効利用を図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の一実施例にかかるユニ
ットバスルームを示し、第1図が浴室内部の斜視図、第
2図が主要部断面図である。第3図はこの考案の他の実
施例にかかるユニットバスルームの要部断面図である。
第4図はこの考案の他の態様にかかるユニットバスルー
ムの要部の斜視図である。 11……ユニットバスルーム 12……床パン 13,14,15……壁パネル 18……浴槽 19……洗い場 20a……開口(窓) 23a,23b……仕切部 24……防水パン(延長部) 28……人工庭(水廻り観賞品) 30……仕切部 31……延長部 B……浴室 S……収容室(収納空間)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】床パンを壁パネルで囲み浴槽と洗い場とを
    備えたユニットバスルームにおいて、 前記洗い場に臨む壁パネルの下側に開口を設け、 この開口から前記浴室の外側に膨出する収容室を設け、 この収容室に前記床パンとほぼ同じ高さの延長部を設
    け、 この延長部と前記床パンとの間に、互いに水が流れ込ま
    ないように仕切部を設け、 この収容室に水廻り観賞品を収容した ことを特徴とするユニットバスルーム。
  2. 【請求項2】前記開口は、その上縁が前記浴槽のリムと
    ほぼ同じ高さであることを特徴とする請求項1記載のユ
    ニットバスルーム。
JP1988155148U 1988-11-29 1988-11-29 ユニットバスルーム Expired - Lifetime JPH0637754Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988155148U JPH0637754Y2 (ja) 1988-11-29 1988-11-29 ユニットバスルーム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988155148U JPH0637754Y2 (ja) 1988-11-29 1988-11-29 ユニットバスルーム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0274988U JPH0274988U (ja) 1990-06-07
JPH0637754Y2 true JPH0637754Y2 (ja) 1994-10-05

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ID=31432514

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988155148U Expired - Lifetime JPH0637754Y2 (ja) 1988-11-29 1988-11-29 ユニットバスルーム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59111727A (ja) * 1982-12-15 1984-06-28 松下電器産業株式会社 バスユニツト

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Publication number Publication date
JPH0274988U (ja) 1990-06-07

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