JPH06373B2 - 化粧板の曲げ加工方法 - Google Patents

化粧板の曲げ加工方法

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JPH06373B2
JPH06373B2 JP62285955A JP28595587A JPH06373B2 JP H06373 B2 JPH06373 B2 JP H06373B2 JP 62285955 A JP62285955 A JP 62285955A JP 28595587 A JP28595587 A JP 28595587A JP H06373 B2 JPH06373 B2 JP H06373B2
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JP
Japan
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decorative
bending
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cloth
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JP62285955A
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JPH01127342A (ja
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重夫 高島
信之 落合
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Aica Kogyo Co Ltd
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Aica Kogyo Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C63/00Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor
    • B29C63/02Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor using sheet or web-like material
    • B29C63/04Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor using sheet or web-like material by folding, winding, bending or the like

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、耐熱性の塗膜とクロスとの複合材で化粧板表
面を被覆して加熱加圧する化粧板の曲げ加工方法に関す
る。
<従来技術と問題点> メラミン化粧板などの熱硬化性樹脂化粧板は、表面化粧
材として多分野に利用されているが、高度な加工品とし
て曲げ加工品があり、カウンター、手摺、流し台、洗面
化粧台などの表面化粧材として利用されている。従来の
化粧板の曲げ加工法としては、曲げ加工部表面を熱変形
温度(150〜200℃)まで加熱されるため、表面が
曲げ加工機によりすりきずが生じたり、長時間加熱の場
合には焦げて変色又は脹れが生じたりして化粧板の生命
ともいうべき表面外観を損ねた。そこで化粧板表面に保
護被膜又はウイルムを施こし熱圧曲面加工していた。他
方、表面保護被膜又はフイルムに要求される性能として
は、適切な付着力を有し、使用後に剥がす際には剥がし
易いという一見矛盾する性能が要求される。従来の表面
保護被膜塗料としては、酢ビ−塩ビ共重合体溶液、ポリ
ウレタン樹脂溶液など低重合度の樹脂を有機溶剤に溶解
したタイプ、ポリビニルアルコール(ポバール)水溶液
などを塗布乾燥して被膜を形成したり、これらの樹脂か
らなるフイルムを粘着剤で貼合せていた。しかし、酢酸
ビニル、塩化ビニルなどの熱可塑性樹脂を塗布して形成
した皮膜又はフイルムは耐熱性に乏しく、メラミン化粧
板を曲面加工するに要する熱変形温度まで加熱されると
溶融又は軟化して使用できなかった。また、耐熱性のよ
いナイロンなどのフイルムは密着性が悪いので、アクリ
ル系やゴム系などの粘着剤を介して貼合せねばならず、
粘着剤の耐熱性の悪さから実用化されていない。その
点、ポバールは融点が230℃と耐熱性は良く水溶液と
して塗布可能のため常温で接着加工するメラミン化粧板
の表面保護被覆として使用されている。しかし、ポバー
ル水溶液は低樹脂分高粘度の状態で塗布されるため気泡
を含んだ状態で薄い皮膜を形成し易く、曲げ加工時に破
れたりする他の加熱曲げ加工の際、化粧板の曲げ加工の
歪による割れを防止する効果はなく、また冷却後の皮膜
は柔軟性に欠け剥離する時に破れたりして剥離作業が困
難であった。
<発明の目的> 本発明の目的は、耐熱性皮膜を形成するポバール水溶液
を化粧板の表面保護皮膜塗料として用いて、前記問題点
を解決する化粧板の曲げ加工方法を提供することにあ
る。
<発明の開示> 本発明は、化粧板表面にポバール水溶液と繊維クロスと
の複合材を被覆して、該被覆面より加熱加圧して、化粧
板を芯材に曲げ接着加工する化粧板の曲げ加工方法であ
る。
本発明で使用に供される化粧板(1)としては、メラミン
化粧板、ジアリルフタレート化粧板、ポリエステル化粧
板などの厚さ0.2〜2.0mmの熱硬化性樹脂化粧板が適用さ
れ、このうちでも、銘木を薄くスライスした突板にメラ
ミン系樹脂を含浸した表面層とクラフト紙などにフェノ
ール系樹脂を含浸した裏面層とを積層して熱圧−体化し
た厚さ0.2〜2.0mmの突板メラミン化粧板では、その効果
が顕著に表われる。パボール水溶液(2)とは、市販の完
全ケン化ないしは部分ケン化物からなる比較的低重合度
品を2〜30%水溶液として、必要に応じて、柔軟剤、
消泡剤、離型剤等の界面活性剤や改質用樹脂を添加し
て、ロールコーターやフローコーターなどで塗布可能な
粘度に調整される。被覆材となる繊維クロス(3)として
は、天然又は合成繊維からなる耐熱性の繊維で、不織布
又は織布からなる厚さ0.05〜1.0mmのクロスが使用で
き、このうちでもガラス繊維からなる厚さ0.2〜0.5mmの
メッシュ状のクロスが塗布面へのなじみ性、曲げ加工時
の熱伝導性、耐熱性、引剥性などの点で最適である。芯
材(4)としては、木材、合板、パーチクルボードなどの
基材を組付けて凸面加工部又は凹面加工部を有するカウ
ンターや流し台甲板となる芯材をいう。また、化粧板裏
面及び芯材の接着面にはゴム系又は合成樹脂系などの接
着剤(5)が塗布されている。次に工程順に説明すると、
化粧板(1)表面にポバール(2)水溶液を塗布し、繊維クロ
ス(3)を付着し乾燥して複合材として被覆するか、また
は、化粧板(1)表面に繊維クロス(3)を被って、ポボール
(2)水溶液を滴下塗布し乾燥して複合材として被覆す
る。次にシーズヒーターの如き加熱装置(6)で該被覆面
を100〜200℃に加熱して、圧締機(7)で該被覆ク
ロス(3)を介して化粧板(1)を芯材(4)に曲げ接着加工す
る。その後、クロス(3)を剥がして取除き、ポバール(2)
も抜き取り除くことにより、本来の化粧板表面からなる
曲げ加工製品が得られる。
<発明の作用効果> 本発明では、熱圧縮される化粧板表面に、耐熱性の優れ
たポバールが水分を含んだ状態で、かつ繊維クロスと複
合化された状態で曲げ加工されるので、曲げ加工機によ
るすりきずを生ぜず、長時間加熱の場合でも焦げや変色
又は脹れが生じ難い。したがって加熱温度をより高くす
ることができて、化粧板の熱による可塑化、及び化粧板
自体の曲げ加工時の歪の均一化が進み、曲げ加工性が向
上して、曲率を小さくすることができる。殊に、突板メ
ラミン化粧板の如く、木目による繊維方向により強度差
があり、かつ曲げ加工がし難いメラミン樹脂を表面層と
する化粧板においては、本発明法が従来法に比べて著し
い効果が認められる。
次に本発明を実施例により説明する。
実施例1 厚さ0.6mmの突板メラミン化粧板の曲げ加工部分に、固
形分12%のポバール水溶液をフローコーターで約10
0g/m3の割合で塗布し、厚さ0.3mmのメッシュ状のガ
ラスクロスをのせて、熱風で乾燥して複合材で化粧板表
面を被覆した。次に該化粧板裏面と端部を半径9mmに凸
状加工した厚さ18mm合板からなる芯材の接着面にそれ
ぞれゴム系接着剤を塗布乾燥して接触させて、シーズヒ
ーターで被覆面を約175℃に加熱し、ハンドローラー
で加圧して曲面状の芯材に化粧板を曲げ接着加工した。
室温に冷却後、被覆複合材を剥がし、表面に付着してい
た残存ポバールを温水で拭き取り除くことにより、曲げ
加工部の化粧板表面が良好な仕上りであることを確認し
た。
実施例2 実施例1と同様の材料を用いて、突板メラミン化粧板の
曲げ加工部分にガラスクロスをのせて、ポバール水溶液
をクロス表面に滴下塗布乾燥して複合材を化粧板表面に
被覆した以外は同様に曲げ接着加工して、良好な仕上り
品であることを確認した。
比較例1 実施例1と同様の材料を用いて、突板メラミン化粧板曲
げ加工部分にポバール水溶液のみを塗布して被膜を形成
させた以外は同様に曲げ接着加工したが、曲げ加工部の
突板導管部に割れが多数生じて、良好な外観が得られな
かった。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の1実施例を示す側断面図を示す。 1…化粧板 2…ポバール 3…繊維クロス 4…芯材 5…接着剤 6…加熱装置 7…圧締機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】化粧板表面にポリビニルアルコール水溶液
    と繊維クロスとの複合材を被覆して、該被覆面より加熱
    加圧して、化粧板を芯材に曲げ接着加工することを特徴
    とする化粧板の曲げ加工方法。
  2. 【請求項2】繊維クロスがガラスクロスである特許請求
    の範囲第1項記載の化粧板の曲げ加工方法。
  3. 【請求項3】化粧板が、突板メラミン化粧板である特許
    請求の範囲第1項または第2項記載の化粧板の曲げ加工
    方法。
JP62285955A 1987-11-12 1987-11-12 化粧板の曲げ加工方法 Expired - Lifetime JPH06373B2 (ja)

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JPH01127342A JPH01127342A (ja) 1989-05-19
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JPH01127342A (ja) 1989-05-19

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