JPH0637369Y2 - 海底光ケーブル - Google Patents

海底光ケーブル

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JPH0637369Y2
JPH0637369Y2 JP1988082886U JP8288688U JPH0637369Y2 JP H0637369 Y2 JPH0637369 Y2 JP H0637369Y2 JP 1988082886 U JP1988082886 U JP 1988082886U JP 8288688 U JP8288688 U JP 8288688U JP H0637369 Y2 JPH0637369 Y2 JP H0637369Y2
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JP
Japan
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tensile strength
wire
cable
twisted
optical fiber
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JP1988082886U
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二郎 池田
Original Assignee
日本大洋海底電線株式会社
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4415Cables for special applications
    • G02B6/4427Pressure resistant cables, e.g. undersea cables

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、比較的深度の浅い海中に布設して使用する光
ケーブルとして好適な海底光ケーブルに関するものであ
る。
[従来の技術] 通常、海底光ケーブルは5000m以深の深海においても布
設することができ、また回収、修理等の作業が可能とな
るように、機械的特性としてケーブル抗張力10ton・f
以上、及びケーブルモジュラス(ケーブル破断張力/ケ
ーブル水中重力)が20km以上となるように設計されてい
る。
このような海底光ケーブルの従来例を第2図及び第3図
に示す。
第2図において、1は複数の光ファイバ心線を実装した
光ファイバユニットであり、その周囲に3分割鉄個片2
が設けられ、そしてさらに3分割鉄個片2の周囲に複数
のハガネ線3が密状に撚巻されている。また、4はハガ
ネ線3の周囲を包囲するように形成された銅チューブで
あり、5は外被を示す。
この従来例においては、3分割鉄個片2及びハガネ線3
による2層構造によって耐圧性と抗張力を付加するよう
になっている。
また、第3図においては、光ファイバユニット11の周囲
に3種類の径のハガネ線12a,12b,12cが2層に密状に撚
巻され、さらに周囲には銅チューブ13、外被14が形成さ
れている。
この場合もハガネ線12a,12b,12cによって同じく2層構
造の抗張力体が構成されている。
なお、これらの従来例においては、当然前述した機械的
特性が得られるように各種寸法、材質等が設計されてい
るものである。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、海底光ケーブルの従来の使用例では、海底の
布設地点の深度にかかわらず、通常、同一構造のケーブ
ルが適用されていた。しかしこの場合、ケーブルは前述
したように一般に深度5000m以上の深海における布設に
も耐えうるように設計されているため、深度の浅い海底
においては、そのケーブルは、要求された性能をはるか
に上回り不経済である。また、このようなケーブルはケ
ーブル径が太いため、外装を施す場合に外装資材が多量
に必要となり、さらに、太径で重量が重いため布設、輪
送作業コストを大きくするという問題点がある。
したがって、これらの理由から、浅深用ケーブルとして
経済的効率の酔い海底光ケーブルが求められている。
例えば、従来例である、第2図のケーブル構造から3分
割鉄個片2を取り除いた構成のものや、第3図のケーブ
ル構造から第2層目のハガネ線12b,12cを取り除いた構
成のものなどが考えられる。
しかしながら、光ファイバユニット上に直接ハガネ線を
一層だけ撚巻するこのようなケーブルでは、その撚り構
造は極めて不安定であって、特に製造中などに光ファイ
バユニットに直接側圧を与えてしまい、光ファイバー心
線の強度が低下し、信頼性のある海底光ケーブルと成り
得ないという問題点がある。
また、従来のケーブル構造から原寸法を縮小することに
よって、ケーブル径を小さくする方法も考えられるが、
この場合は光ファイバユニットの径も小さくしなければ
ならず、これは光ファイバ心線の実装本数に制限を加え
たり、光ファイバユニットの機械的特性が維持できなく
なってしまう等の問題点がある。
[問題点を解決するための手段] 本考案はこのような実状にかんがみてなされたもので、
浅深用の海底光ケーブルとして実用に適する構造をもっ
た光ケーブルを提案するものである。
すなわち本考案では、抗張力体として複数の太径の第1
の抗張力線を光ファイバユニットの周囲に一層に密状に
撚巻し、さらに、この撚巻によって生じた各第1の抗張
力線間の谷間分に細径の第2の抗張力線を埋没状態にな
るように撚巻するようにしたものである。
[作用] 細径の第2の抗張力線は、第1の抗張力線間の、撚巻に
よる谷間部分を埋めるような直径とすることによって、
第1の抗張力線の撚り構造(抗張力体となる撚り体)を
安定にし、光ファイバユニットを保護するようなシエル
効果が十分に発揮できるようになる。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例を示したものである。
図中、21は光ファイバ心線21Aを複数本撚って紫外線硬
化樹脂によってパッケージングした光ファイバユニッ
ト、22は光ファイバユニット21の周囲に撚巻されている
太径のハガネ線からなる第1の抗張力線であって、この
実施例では8本のハガネ線(22)が抗張力体として一層
に撚巻されている。
23は細径のハガネ線からなる第2の抗張力線であって、
第1の抗張力線22の撚巻によって生じた谷間部分V内に
埋没状態になるように撚巻されている。
また、第1の抗張力線22による撚り体、すなわち抗張力
体の周囲には銅チューブ24が設けられ、さらに最外部に
はポリエチレンによる外被25が形成されている。
なお、第2の抗張力線23の直径は、実装後において抗張
力線23の外径部分が第1の抗張力線22の撚り体の外接円
の円周線(銅チューブ24の内周に相当)とほぼ等しくな
るようにすることが好ましい。
本考案はこのように、第1の抗張力線22の一層の撚巻に
よる撚り体の外径が抗張力体の外径となるように構成さ
れているため、従来の2層構造の抗張力体を採用したケ
ーブル(第2図及び第3図)に比べてかなり細径のケー
ブルを製造できることになる。
しかも、第1の抗張力線22による撚り体の外周部の谷間
部分Vには第2の抗張力線23が撚巻付設されており、こ
の第2の抗張力線23が、衝撃や過度の折り曲げ応力が印
加されたときでも第1の抗張力線22による撚り崩れを防
止するように作用しているため、抗張力体としての撚り
構造は十分に安定し(光ファイバユニットに側圧による
悪影響を与えないことが達成できる)、抗張力体を単な
る一層構造とした場合と同径の大きさで十分な抗張力を
得ることができるようになる。
なお、従来の2層構造にくらべてかなり細径の撚り体が
達成できるため、第1の抗張力線22は多少径を大きくし
てもよく、径を大きくすることによって、各第1の抗張
力線22によるシエル効果(ハガネ線(22)のせり合い効
果)も、より有効的に引き出すことができ、光ファイバ
ユニット21を水圧から保護する作用を高めることもでき
る。
ここで、本考案の実施例の具体的な設計寸法の一例をあ
げると次のようになる。
・光ファイバユニット(21)・Φ3.3mm ・ ・第1の抗張力線(22)・・・Φ2.1mm×8本 ・第2の抗張力線(23)・・・Φ0.7mm×8本 ・銅チューブ(24)・・・・・Φ8.4mm ・外被(25)・・・・・・・・Φ 17mm (Φは外径を示す) 例えばこのように設計すると、ケーブル抗張力6ton・f
以上、ケーブルモジュラス20km以上とすることができ
た。つまり、この本考案の海底光ケーブルは、比較的浅
い海底部分における適用には十分な性能をもつものであ
るといえる。
したがって、この実施例の構造をもつ光海底ケーブルが
浅深用ケーブルとして使用されることになれば、通常の
ケーブル(深度5000m以上でも付設可能なケーブル)使
用する場合にくらべて、性能的には全く問題がないばか
りか、外装作業、輪送及び布設時のコストや作業性、必
要資材等のほぼあらゆる面において、経済性は著しく向
上することとなる。
なお、ハガネ線(22)(22)、及び銅チューブ24は中継
器への給電路として利用できるほか、ケーブル障害時に
用いる低周波信号の伝送路としても使用できる。
第2の抗張力線23の材質は、銅又はアルミ材としてよ
く、この場合は信号の電送路としての導電抵抗をさらに
低くすることができ、かつ、銅チューブ24のシンキング
によって谷間部分Vになじみ易いという特徴がある。
[考案の効果] 以上、詳細に説明してきたように、本考案の海底光ケー
ブルは、第2の抗張力線によって、第1の抗張力線によ
る抗張力体としての撚り体の崩れを防止し安定させ、か
つ耐圧性と抗張力を付加することができるという効果が
ある。また、海底光ケーブルの構造が単純であり、従来
の一般的なケーブル製造装置によって容易に製造し使用
することができるようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は海底
光ケーブルの従来例を示す断面図、第3図は海底光ケー
ブル他の従来例を示す断面図である。 21は光ファイバユニット、21Aは光ファイバ心線、22は
第1の抗張力線、23は第2の抗張力線、24は銅チュー
ブ、25は外被、Vは谷間部分を示す。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバユニットの外周に、抗張力体と
    して複数の太径の第1の抗張力線を互いに突き合わせて
    密状に一層に撚巻し、さらにこの撚巻によって生ずる前
    記各第1の突き合わされた抗張力線の谷間部分に、前記
    第1の抗張力線と密接して細径の第2の抗張力線を撚巻
    し、前記第1、及び第2の抗張力線を撚合わせた集合体
    の外周円上に前記第1及び第2の抗張力線の外表面が位
    置するように設定されていることを特徴とする海底光ケ
    ーブル。
  2. 【請求項2】第2の抗張力線が銅線またはアルミ線とさ
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    (1)項に記載した海底光ケーブル。
JP1988082886U 1988-06-24 1988-06-24 海底光ケーブル Expired - Lifetime JPH0637369Y2 (ja)

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JPH025711U JPH025711U (ja) 1990-01-16
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