JPH0637308A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH0637308A JPH0637308A JP19070092A JP19070092A JPH0637308A JP H0637308 A JPH0637308 A JP H0637308A JP 19070092 A JP19070092 A JP 19070092A JP 19070092 A JP19070092 A JP 19070092A JP H0637308 A JPH0637308 A JP H0637308A
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- JP
- Japan
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- electrode
- drain
- transistor
- gate
- predetermined circle
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Abstract
(57)【要約】
【目的】電力付加効率の高い半導体装置の提供
【構成】複数のトランジスタ10を所定円Aの円周A2
上に配置するとともに、各トランジスタ10に電力を供
給する給電源であるゲート連結部2dと、各トランジス
タ10によって増幅された増幅信号を集める集電点であ
るドレイン連結部3dとを、前記所定円Aの中心A1付
近に配置した半導体装置。
上に配置するとともに、各トランジスタ10に電力を供
給する給電源であるゲート連結部2dと、各トランジス
タ10によって増幅された増幅信号を集める集電点であ
るドレイン連結部3dとを、前記所定円Aの中心A1付
近に配置した半導体装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばパワートランジ
スタのように、複数のトランジスタを供えた半導体装置
に関する。
スタのように、複数のトランジスタを供えた半導体装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、パワートランジスタ
に用いられる電界効果トランジスタ(以下、FETと略
す)として、図4に示したインターデジタル型と呼ばれ
るものがある。このFET50は、ゲート電極51と、
ゲート電極51と対向して配置されたドレイン電極52
と、両電極51,52の間に配設されたソース電極53
とを備えており、これら電極51,52,53は絶縁基
板54上に形成されている。
に用いられる電界効果トランジスタ(以下、FETと略
す)として、図4に示したインターデジタル型と呼ばれ
るものがある。このFET50は、ゲート電極51と、
ゲート電極51と対向して配置されたドレイン電極52
と、両電極51,52の間に配設されたソース電極53
とを備えており、これら電極51,52,53は絶縁基
板54上に形成されている。
【0003】ゲート電極51はゲート電極パッド51
a、ゲート引き出し電極51b、およびゲートフィンガ
51cを備えている。ゲート引き出し電極51bは、ゲ
ート電極パッド51aを、ドレイン電極対向方向とは直
交する方向(図中左右方向)に延出させて形成されてい
る。ゲートフィンガー51cは、ゲート引き出し電極5
1bからドレイン電極52に向かって複数形成されてお
り、それぞれ互いに平行にかつ等間隔に櫛歯状に配置さ
れている。
a、ゲート引き出し電極51b、およびゲートフィンガ
51cを備えている。ゲート引き出し電極51bは、ゲ
ート電極パッド51aを、ドレイン電極対向方向とは直
交する方向(図中左右方向)に延出させて形成されてい
る。ゲートフィンガー51cは、ゲート引き出し電極5
1bからドレイン電極52に向かって複数形成されてお
り、それぞれ互いに平行にかつ等間隔に櫛歯状に配置さ
れている。
【0004】ドレイン電極52はドレイン電極本体52
c、ドレイン引き出し電極52b、およびドレイン電極
パッド52aを備えている。ドレイン電極本体52cは
ゲートフィンガー51c間の隙間、一つおきに配設され
ている。ドレイン引き出し電極52bはゲート引き出し
電極51bと対向して平行に配設されており、各ドレイ
ン電極本体52cに接続されている。ドレイン電極パッ
ド52aはドレイン引き出し電極52bに連設されてい
る。
c、ドレイン引き出し電極52b、およびドレイン電極
パッド52aを備えている。ドレイン電極本体52cは
ゲートフィンガー51c間の隙間、一つおきに配設され
ている。ドレイン引き出し電極52bはゲート引き出し
電極51bと対向して平行に配設されており、各ドレイ
ン電極本体52cに接続されている。ドレイン電極パッ
ド52aはドレイン引き出し電極52bに連設されてい
る。
【0005】ソース電極53はソース電極本体53c、
ソース引き出し電極53b、およびソース電極パッド5
3aを備えている。ソース電極本体53cは、ドレイン
電極本体52cが設けられいないゲートフィンガ51c
間の隙間に配設されている。ソース引き出し電極53b
はゲート引き出し電極51bとドレイン引き出し電極5
2bとの間に、これら電極51b,52bと平行に延出
して設けられている。ソース引き出し電極53bは各ソ
ース電極本体53cに接続されている。ソース電極パッ
ド53aはソース引き出し電極53bの両端に設けられ
ている。
ソース引き出し電極53b、およびソース電極パッド5
3aを備えている。ソース電極本体53cは、ドレイン
電極本体52cが設けられいないゲートフィンガ51c
間の隙間に配設されている。ソース引き出し電極53b
はゲート引き出し電極51bとドレイン引き出し電極5
2bとの間に、これら電極51b,52bと平行に延出
して設けられている。ソース引き出し電極53bは各ソ
ース電極本体53cに接続されている。ソース電極パッ
ド53aはソース引き出し電極53bの両端に設けられ
ている。
【0006】このように、構成されたFET50は、ド
レイン電極本体52cとソース電極本体53cとこれら
の間に配置されたゲートフィンガ51cとから各トラン
ジスタ55が構成されており、周知のように、ゲート電
極パッド51aに入力された信号を各トランジスタ55
で増幅してドレイン電極パッド52cから出力するよう
になっている。
レイン電極本体52cとソース電極本体53cとこれら
の間に配置されたゲートフィンガ51cとから各トラン
ジスタ55が構成されており、周知のように、ゲート電
極パッド51aに入力された信号を各トランジスタ55
で増幅してドレイン電極パッド52cから出力するよう
になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来のFET50には、電力付加効率が悪いという問題が
あった。というのも、このFET50は、各トランジス
タ54が信号伝播方向と直交する方向、すなわち幅方向
に広がって配設されている。ところが、FET50で増
幅される高周波信号は、性質上、ゲート引き出し電極5
1bが幅方向に延びると、給電源となるゲード電極パッ
ド51a付近のゲートフィンガ51cとゲード電極パッ
ド51aから離間したゲートフィンガ51cとの間に行
路差か生じ、この行路差により各トランジスタ54に入
力される信号の間に位相差が発生してしまった。
来のFET50には、電力付加効率が悪いという問題が
あった。というのも、このFET50は、各トランジス
タ54が信号伝播方向と直交する方向、すなわち幅方向
に広がって配設されている。ところが、FET50で増
幅される高周波信号は、性質上、ゲート引き出し電極5
1bが幅方向に延びると、給電源となるゲード電極パッ
ド51a付近のゲートフィンガ51cとゲード電極パッ
ド51aから離間したゲートフィンガ51cとの間に行
路差か生じ、この行路差により各トランジスタ54に入
力される信号の間に位相差が発生してしまった。
【0008】このことは、増幅信号を出力するドレイン
引き出し電極52bでも同様に生じ、集電点となるドレ
イン電極パッド52c付近のドレイン電極本体52c
と、ドレイン電極パッド52cから離間したドレイン電
極本体52cとの間にも行路差が生じてしまい、ドレイ
ン引き出し電極52bを介して出力される増幅信号にさ
らに信号位相差が生じた。そのため、このような信号間
位相差により、トランジスタ55それぞれで増幅された
信号が互いに相殺し合って、電極付加効率を低下させて
いた。
引き出し電極52bでも同様に生じ、集電点となるドレ
イン電極パッド52c付近のドレイン電極本体52c
と、ドレイン電極パッド52cから離間したドレイン電
極本体52cとの間にも行路差が生じてしまい、ドレイ
ン引き出し電極52bを介して出力される増幅信号にさ
らに信号位相差が生じた。そのため、このような信号間
位相差により、トランジスタ55それぞれで増幅された
信号が互いに相殺し合って、電極付加効率を低下させて
いた。
【0009】さらに、各トランジスタ55で増幅される
信号に位相差が生じることにより、周波数特性の悪化
や、後段の回路との整合性の悪化といった問題も生じて
いた。
信号に位相差が生じることにより、周波数特性の悪化
や、後段の回路との整合性の悪化といった問題も生じて
いた。
【0010】本発明は、このように問題に鑑みてなされ
たものであって、電力付加効率の高い半導体装置の提供
を目的としている。
たものであって、電力付加効率の高い半導体装置の提供
を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、複数のトランジスタを所定円の円周上に配
置するとともに、各トランジスタに電力を供給する給電
源と、各トランジスタによって増幅された増幅信号を集
める集電点とを、前記所定円の中心付近に配置して半導
体装置を構成した。
するために、複数のトランジスタを所定円の円周上に配
置するとともに、各トランジスタに電力を供給する給電
源と、各トランジスタによって増幅された増幅信号を集
める集電点とを、前記所定円の中心付近に配置して半導
体装置を構成した。
【0012】
【作用】上記構成によれば、各トランジスタと給電源と
の離間距離はすべて所定円の半径とほぼ同一になる。同
様に、各トランジスタと集電点との離間距離もすべて所
定円の半径とほぼ同一となる。
の離間距離はすべて所定円の半径とほぼ同一になる。同
様に、各トランジスタと集電点との離間距離もすべて所
定円の半径とほぼ同一となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明の一実施例のFETの横
断面図であり、図2は図1のA−A線拡大断面図、図3
は図1はB−B断面図である。このFET1はゲート電
極2、ドレイン電極3、およびソース電極4を備えてい
る。これら電極2,3,4は半導体基板5、および電極
支持基板6に設けられている。
詳細に説明する。図1は本発明の一実施例のFETの横
断面図であり、図2は図1のA−A線拡大断面図、図3
は図1はB−B断面図である。このFET1はゲート電
極2、ドレイン電極3、およびソース電極4を備えてい
る。これら電極2,3,4は半導体基板5、および電極
支持基板6に設けられている。
【0014】ゲート電極2はゲート電極パッド2a、ゲ
ート引き出し電極2b、およびゲートフィンガ2cを備
えており、これら電極2a,2b,2cは半導体基板5
の表面に形成されている。ゲート電極パッド2aは半導
体基板5上に想定された所定円Aの中心A1から図中上
方向に延出する長方形状に形成されている。ゲート引き
出し電極2bは複数設けられており、ゲート電極パッド
2aの前記所定円中心A1側端部に設けたゲート連結部
2dを図中左右方向にそれぞれ放射線状に延出させるこ
とによって形成されている。このようにして形成された
右側ゲート引き出し電極2b群、および左側ゲート引き
出し電極2b群はそれぞれ等角度毎に配置されている。
また、各ゲート引き出し電極2bの先端は前記所定円A
の円周A2付近まで達している。このゲート引き出し電
極2bの先端それぞれに一対づつゲートフィンガ2cが
接続されている。これらゲートフィンガ2cは櫛歯状と
なって所定円Aの円周A2上に配置されている。すなわ
ち、ゲートフィンガ2cはゲート引き出し電極2b先端
から所定円Aの外側に向かって延出しており、互いに平
行に円周A2上に配置されている。
ート引き出し電極2b、およびゲートフィンガ2cを備
えており、これら電極2a,2b,2cは半導体基板5
の表面に形成されている。ゲート電極パッド2aは半導
体基板5上に想定された所定円Aの中心A1から図中上
方向に延出する長方形状に形成されている。ゲート引き
出し電極2bは複数設けられており、ゲート電極パッド
2aの前記所定円中心A1側端部に設けたゲート連結部
2dを図中左右方向にそれぞれ放射線状に延出させるこ
とによって形成されている。このようにして形成された
右側ゲート引き出し電極2b群、および左側ゲート引き
出し電極2b群はそれぞれ等角度毎に配置されている。
また、各ゲート引き出し電極2bの先端は前記所定円A
の円周A2付近まで達している。このゲート引き出し電
極2bの先端それぞれに一対づつゲートフィンガ2cが
接続されている。これらゲートフィンガ2cは櫛歯状と
なって所定円Aの円周A2上に配置されている。すなわ
ち、ゲートフィンガ2cはゲート引き出し電極2b先端
から所定円Aの外側に向かって延出しており、互いに平
行に円周A2上に配置されている。
【0015】ドレイン電極3はドレイン電極パッド3
a、ドレイン引き出し電極3b、およびドレイン電極本
体3cを備えている。ドレイン電極本体3cは半導体基
板5上に設けられており、各ゲート引き出し電極2b先
端に設けられたゲートフィンガ2cの間に島状に配設さ
れている。このように配設されることにより、ドレイン
電極本体3cは所定円Aの円周A2上に位置している。
ドレイン引き出し電極3bは電極支持基板6に設けられ
ている。電極支持基板6は半導体基板5上を覆って配設
されており、ドレイン引き出し電極3bはこの電極支持
基板6の半導体基板5側表面に設けられている。ドレイ
ン引き出し電極3bは図中右側のドレイン電極本体3c
群を覆うドレイン引き出し電極部3b1と、図中左側の
ドレイン電極本体3c群を覆うドレイン引き出し電極部
3b2とからなっている。これらドレイン引き出し電極
部3b1,3b2はドレイン電極本体3cそれぞれと前
記所定円Aの中心A1とを結ぶ扇型をしており、所定円
Aの中心A1に設けられたドレイン連結部3dで互いに
接続されている。ドレイン引き出し電極3bとドレイン
電極本体3cとは図2に示すように、半導体基板5と電
極支持基板6との間に設けられた第1ドレイン接続部7
によって接続されている。ドレイン電極パッド3aは上
部ドレインパッド3a1と下部ドレインパッド3a2と
からなっている。上部ドレインパッド3a1は電極支持
基板6の半導体基板5側表面に設けられており、前記ド
レイン連結部3dの一部を図中下方向に延出させること
により長方形状に形成されている。下部ドレインパッド
3a2は半導体基板5上に形成されており、上部ドレイ
ンパッド3a1の先端と対向する位置に配設されてい
る。上部ドレインパッド3a1と下部ドレインパッド3
a2とは図3に示すように、その間に設けられた第2ド
レイン接続部8によって接続されている。この第2ドレ
イン接続部8および前記した第1ドレイン接続部7は導
電性樹脂ないし金属膜で構成されている。
a、ドレイン引き出し電極3b、およびドレイン電極本
体3cを備えている。ドレイン電極本体3cは半導体基
板5上に設けられており、各ゲート引き出し電極2b先
端に設けられたゲートフィンガ2cの間に島状に配設さ
れている。このように配設されることにより、ドレイン
電極本体3cは所定円Aの円周A2上に位置している。
ドレイン引き出し電極3bは電極支持基板6に設けられ
ている。電極支持基板6は半導体基板5上を覆って配設
されており、ドレイン引き出し電極3bはこの電極支持
基板6の半導体基板5側表面に設けられている。ドレイ
ン引き出し電極3bは図中右側のドレイン電極本体3c
群を覆うドレイン引き出し電極部3b1と、図中左側の
ドレイン電極本体3c群を覆うドレイン引き出し電極部
3b2とからなっている。これらドレイン引き出し電極
部3b1,3b2はドレイン電極本体3cそれぞれと前
記所定円Aの中心A1とを結ぶ扇型をしており、所定円
Aの中心A1に設けられたドレイン連結部3dで互いに
接続されている。ドレイン引き出し電極3bとドレイン
電極本体3cとは図2に示すように、半導体基板5と電
極支持基板6との間に設けられた第1ドレイン接続部7
によって接続されている。ドレイン電極パッド3aは上
部ドレインパッド3a1と下部ドレインパッド3a2と
からなっている。上部ドレインパッド3a1は電極支持
基板6の半導体基板5側表面に設けられており、前記ド
レイン連結部3dの一部を図中下方向に延出させること
により長方形状に形成されている。下部ドレインパッド
3a2は半導体基板5上に形成されており、上部ドレイ
ンパッド3a1の先端と対向する位置に配設されてい
る。上部ドレインパッド3a1と下部ドレインパッド3
a2とは図3に示すように、その間に設けられた第2ド
レイン接続部8によって接続されている。この第2ドレ
イン接続部8および前記した第1ドレイン接続部7は導
電性樹脂ないし金属膜で構成されている。
【0016】ソース電極4はソース電極パッド4a、ソ
ース引き出し電極4b、およびソース電極本体4cを備
えており、これら電極4a,4b,4cは半導体基板5
上に形成されている。ソース電極本体4cは各ゲート引
き出し電極2b先端に設けられたゲートフィンガ2cを
挟んでその外側に設けられており、ゲートフィンガ2c
と平行に配設されている。このように配置されることに
より、ソース電極本体4cは所定円Aの円周A2上に位
置している。ソース引き出し電極4bは前記所定円Aの
円周A2の外側に沿って配設されており、各ソース電極
本体4cに接続されている。ソース電極パッド4aはソ
ース引き出し電極4bの一部を所定円A外側に向かって
延出させることにより形成されている。
ース引き出し電極4b、およびソース電極本体4cを備
えており、これら電極4a,4b,4cは半導体基板5
上に形成されている。ソース電極本体4cは各ゲート引
き出し電極2b先端に設けられたゲートフィンガ2cを
挟んでその外側に設けられており、ゲートフィンガ2c
と平行に配設されている。このように配置されることに
より、ソース電極本体4cは所定円Aの円周A2上に位
置している。ソース引き出し電極4bは前記所定円Aの
円周A2の外側に沿って配設されており、各ソース電極
本体4cに接続されている。ソース電極パッド4aはソ
ース引き出し電極4bの一部を所定円A外側に向かって
延出させることにより形成されている。
【0017】このFET1においては、ゲートフィンガ
2cと、ゲートフィンガ2cを挟んで配置されたドレイ
ン電極本体3cおよびソース電極本体4cとから各トラ
ンジスタ10が構成されており、これらトランジスタ1
0は所定円Aの円周A2上に配置されることになる。さ
らに、本実施例においては、ゲート連結部2dが給電源
となっており、また、ドレイン連結部3dが集電点とな
っており、これらは所定円Aの中心A1上に位置してい
る。
2cと、ゲートフィンガ2cを挟んで配置されたドレイ
ン電極本体3cおよびソース電極本体4cとから各トラ
ンジスタ10が構成されており、これらトランジスタ1
0は所定円Aの円周A2上に配置されることになる。さ
らに、本実施例においては、ゲート連結部2dが給電源
となっており、また、ドレイン連結部3dが集電点とな
っており、これらは所定円Aの中心A1上に位置してい
る。
【0018】したがって、給電源2dと各トランジスタ
10との間の離間距離はすべて所定円Aの半径距離とな
り、各距離ほぼ均一化する。また、各トランジスタ10
と集電点3dとの離間距離も所定円Aの半径距離とな
り、各距離はほぼ均一化する。そのため、各トランジス
タ10で増幅される信号の間に位相差は生じなくなる。
10との間の離間距離はすべて所定円Aの半径距離とな
り、各距離ほぼ均一化する。また、各トランジスタ10
と集電点3dとの離間距離も所定円Aの半径距離とな
り、各距離はほぼ均一化する。そのため、各トランジス
タ10で増幅される信号の間に位相差は生じなくなる。
【0019】ところで、上記実施例においては、各ゲー
ト引き出し電極2bをそれぞれ別体としてそれらを放射
線状に配設して構成していたが、本発明はこのような構
成に限定されるものではなく、ゲート引き出し電極2b
をドレイン引き出し電極3bと同様、扇形電極から構成
してもよいのはいうもでもない。
ト引き出し電極2bをそれぞれ別体としてそれらを放射
線状に配設して構成していたが、本発明はこのような構
成に限定されるものではなく、ゲート引き出し電極2b
をドレイン引き出し電極3bと同様、扇形電極から構成
してもよいのはいうもでもない。
【0020】また、上記実施例においては、ドレイン引
き出し電極3bと上部ドレインパッド3a1とを電極支
持基板6に設けて構成していたが、本発明はこのような
構成に限定されるものではなく、ドレイン引き出し電極
3bと上部ドレインパッド3a1とを金属板で構成して
半導体基板5上に配設してもよいのもいうまでもない。
き出し電極3bと上部ドレインパッド3a1とを電極支
持基板6に設けて構成していたが、本発明はこのような
構成に限定されるものではなく、ドレイン引き出し電極
3bと上部ドレインパッド3a1とを金属板で構成して
半導体基板5上に配設してもよいのもいうまでもない。
【0021】さらに、ドレイン引き出し電極3bと上部
ドレインパッド3a1とを周知であるエアブリッジ構造
によって半導体基板5上に形成してもよく、さらにくわ
えて、これらを周知である層間絶縁膜を用いた多層電極
構造でもって半導体基板5上に構成してもよいもいうま
でもない。
ドレインパッド3a1とを周知であるエアブリッジ構造
によって半導体基板5上に形成してもよく、さらにくわ
えて、これらを周知である層間絶縁膜を用いた多層電極
構造でもって半導体基板5上に構成してもよいもいうま
でもない。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、各トラ
ンジスタと給電源との離間距離、および各トランジスタ
と集電点との離間距離がすべて所定円の半径とほぼ同一
となり均一化するので、各トランジスタで増幅された増
幅信号の間に位相差が生じることがなくなった。そのた
め、信号間位相差の発生によって電力付加効率が低下す
ることがなくなり、半導体装置の電力付加効率が向上し
た。
ンジスタと給電源との離間距離、および各トランジスタ
と集電点との離間距離がすべて所定円の半径とほぼ同一
となり均一化するので、各トランジスタで増幅された増
幅信号の間に位相差が生じることがなくなった。そのた
め、信号間位相差の発生によって電力付加効率が低下す
ることがなくなり、半導体装置の電力付加効率が向上し
た。
【0023】また、電力付加効率が向上するので、所要
の電力を得るために必要なトランジスタの数が減少し
た。くわえて、発熱量が小さくなるので特別な放熱構造
を設ける必要もなくなった。そのため、半導体装置の小
型化、および製造コストの低減が図れるようになった。
の電力を得るために必要なトランジスタの数が減少し
た。くわえて、発熱量が小さくなるので特別な放熱構造
を設ける必要もなくなった。そのため、半導体装置の小
型化、および製造コストの低減が図れるようになった。
【0024】さらに、各トランジスタで増幅された増幅
信号に位相差が生じなくなったので、増幅信号の周波数
特性が向上するという効果や、後段の回路との整合性が
向上するという効果も得られた。
信号に位相差が生じなくなったので、増幅信号の周波数
特性が向上するという効果や、後段の回路との整合性が
向上するという効果も得られた。
【図1】本発明の一実施例のFETの構造を示す横断面
図である。
図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】従来例のFETの構造を示す平面図である。
2d ゲート連結部(給電源) 3d ドレイン連結部(集電点) 10 トランジスタ A 所定円 A1 所定円の中心 A2 所定円の円周
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のトランジスタ(10)を所定円
(A)の円周(A2)上に配置するとともに、各トラン
ジスタ(10)に電力を供給する給電源(2d)と、各
トランジスタ(10)によって増幅された増幅信号を集
める集電点(3d)とを、前記所定円(A)の中心(A
1)付近に配置したことを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19070092A JPH0637308A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19070092A JPH0637308A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0637308A true JPH0637308A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16262401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19070092A Pending JPH0637308A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 半導体装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JPH0637308A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005012086A (ja) * | 2003-06-20 | 2005-01-13 | Toshiba Corp | 高周波増幅装置 |
US8482354B2 (en) | 2010-11-26 | 2013-07-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Power amplifying device and coupled power amplifying device |
WO2024084652A1 (ja) * | 2022-10-20 | 2024-04-25 | 日本電信電話株式会社 | 電界効果型トランジスタ |
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1992
- 1992-07-17 JP JP19070092A patent/JPH0637308A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005012086A (ja) * | 2003-06-20 | 2005-01-13 | Toshiba Corp | 高周波増幅装置 |
US8482354B2 (en) | 2010-11-26 | 2013-07-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Power amplifying device and coupled power amplifying device |
WO2024084652A1 (ja) * | 2022-10-20 | 2024-04-25 | 日本電信電話株式会社 | 電界効果型トランジスタ |
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