JP3292014B2 - 弾性表面波フィルタ - Google Patents
弾性表面波フィルタInfo
- Publication number
- JP3292014B2 JP3292014B2 JP31875995A JP31875995A JP3292014B2 JP 3292014 B2 JP3292014 B2 JP 3292014B2 JP 31875995 A JP31875995 A JP 31875995A JP 31875995 A JP31875995 A JP 31875995A JP 3292014 B2 JP3292014 B2 JP 3292014B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acoustic wave
- surface acoustic
- wave filter
- pad portion
- wire bonding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は弾性表面波フィルタ
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】弾性表面波フィルタは一般に、図6に示
すように圧電基板1の表面に電気信号を弾性表面波に変
換するための入力櫛形電極2、弾性表面波の伝搬路5、
弾性表面波をさらに、電気信号に変換するための出力櫛
形電極3、それらの各電極から、圧電基板1の外周に達
する引出し電極4、その引出し電極4の端に幅を広くし
たパッド部6を備え、パッド部6と、パッケージの端子
電極7とをワイヤボンディング7aで接続して構成され
る。
すように圧電基板1の表面に電気信号を弾性表面波に変
換するための入力櫛形電極2、弾性表面波の伝搬路5、
弾性表面波をさらに、電気信号に変換するための出力櫛
形電極3、それらの各電極から、圧電基板1の外周に達
する引出し電極4、その引出し電極4の端に幅を広くし
たパッド部6を備え、パッド部6と、パッケージの端子
電極7とをワイヤボンディング7aで接続して構成され
る。
【0003】又、ワイヤボンディングの工程歩留を向上
させるために圧電基板1の位置検出用の認識マーカ8を
用いる。認識マーカ8としては、各電極パターンでは存
在しない円形が最も誤認識を防ぐために使われ、引出し
電極4の外側に形成される。
させるために圧電基板1の位置検出用の認識マーカ8を
用いる。認識マーカ8としては、各電極パターンでは存
在しない円形が最も誤認識を防ぐために使われ、引出し
電極4の外側に形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の様な弾性表面波
フィルタを設計する場合には、コスト上、圧電基板1が
小さい事が望ましいが、ワイヤボンディング7aの歩留
向上のための認識マーカ8を設ける分だけ、圧電基板1
を大きくする必要があった。
フィルタを設計する場合には、コスト上、圧電基板1が
小さい事が望ましいが、ワイヤボンディング7aの歩留
向上のための認識マーカ8を設ける分だけ、圧電基板1
を大きくする必要があった。
【0005】本発明の目的は、圧電基板を必要以上に大
きくすることなく、ワイヤボンディングの工程歩留を講
上させた弾性表面波フィルタを実現することにある。
きくすることなく、ワイヤボンディングの工程歩留を講
上させた弾性表面波フィルタを実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、従来長方形であったパッド部のうち対角の
一対を円形にしたものである。
に本発明は、従来長方形であったパッド部のうち対角の
一対を円形にしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1の発明では、パ
ッド部が円形となっているので、このパッド部を認識マ
ーカとしてワイヤボンディングを行うことによりボンデ
ィングの工程歩留を向上させつつ、圧電基板の大型化を
防ぐことになる。
ッド部が円形となっているので、このパッド部を認識マ
ーカとしてワイヤボンディングを行うことによりボンデ
ィングの工程歩留を向上させつつ、圧電基板の大型化を
防ぐことになる。
【0008】以下、本発明の実施形態を図面を用いて説
明する。
明する。
【0009】(実施形態1) 図1に本発明の実施形態1を示しており、図1において
11は弾性表面波フィルタチップであり、圧電基板12
の表面の複数の入、出力櫛形電極13と、この入、出力
櫛形電極13から基板外周に達する複数の引出し電極1
4と、長方形のパッド部15と、円形のパッド部16と
を備え、パッド部15,16と、パッケージの端子電極
17がワイヤボンディング16aにより接続されてい
る。ワイヤボンディング16aの精度は図2の様な分布
をしているので、円形のパッド部16の大きさは200
μm〜250μmの直径が最もワイヤボンディング16
aの歩留が良くなる。また円形のパッド部16の大きさ
と引出し電極14の幅との関係は、マーカとして認識す
るためには円弧の4分の3以上必要なために、円形のパ
ッド部16付近の引出し電極14の線幅は直径の4分の
1以下とする。
11は弾性表面波フィルタチップであり、圧電基板12
の表面の複数の入、出力櫛形電極13と、この入、出力
櫛形電極13から基板外周に達する複数の引出し電極1
4と、長方形のパッド部15と、円形のパッド部16と
を備え、パッド部15,16と、パッケージの端子電極
17がワイヤボンディング16aにより接続されてい
る。ワイヤボンディング16aの精度は図2の様な分布
をしているので、円形のパッド部16の大きさは200
μm〜250μmの直径が最もワイヤボンディング16
aの歩留が良くなる。また円形のパッド部16の大きさ
と引出し電極14の幅との関係は、マーカとして認識す
るためには円弧の4分の3以上必要なために、円形のパ
ッド部16付近の引出し電極14の線幅は直径の4分の
1以下とする。
【0010】このことにより、認識マーカを設ける必要
がないので、圧電基板12の大きさを小型化することが
できる。
がないので、圧電基板12の大きさを小型化することが
できる。
【0011】(実施形態2) 図3に本発明の実施形態2を示しており、図3におい
て、図1に示す部分と同一部分については、同一番号を
付して説明を省略する。すなわち図1の構成と異なるの
は、円形のパッド部26を対角に配置した点である。
て、図1に示す部分と同一部分については、同一番号を
付して説明を省略する。すなわち図1の構成と異なるの
は、円形のパッド部26を対角に配置した点である。
【0012】上記の様に構成された弾性表面波フィルタ
は、パッド部16という最良の部分に、認識マーカを形
成することができるために、ワイヤボンディング16a
の位置ズレ精度を最も良くすることができる。図4、図
5はパッド部16と引出し電極14の関係を示し、図4
は引出し電極14がパッド部の接線方向に、また図5の
ものは中心線外方に延長引出されたものである。
は、パッド部16という最良の部分に、認識マーカを形
成することができるために、ワイヤボンディング16a
の位置ズレ精度を最も良くすることができる。図4、図
5はパッド部16と引出し電極14の関係を示し、図4
は引出し電極14がパッド部の接線方向に、また図5の
ものは中心線外方に延長引出されたものである。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかな様に、弾性表面
波フィルタのワイヤボンディングのパッド部のうち対角
の一対を円形にすることにより、認識マーカを別に形成
したことと同等の効果としてワイヤボンディング位置の
ズレを減少でき、しかも小型化も可能となり、その効果
は大きい。
波フィルタのワイヤボンディングのパッド部のうち対角
の一対を円形にすることにより、認識マーカを別に形成
したことと同等の効果としてワイヤボンディング位置の
ズレを減少でき、しかも小型化も可能となり、その効果
は大きい。
【図1】本発明の一実施形態の弾性表面波フィルタを示
す平面図
す平面図
【図2】弾性表面波フィルタの横方向をX座標、縦方向
をY座標とし、目標点を原点にした時のワイヤボンディ
ング位置の分布図
をY座標とし、目標点を原点にした時のワイヤボンディ
ング位置の分布図
【図3】本発明の他の実施形態を示す平面図
【図4】パッド部の一例を示す平面図
【図5】パッド部の他の例を示す平面図
【図6】従来例を示す平面図
12 圧電基板 13 入、出力櫛形電極 16 円形のパッド部
Claims (1)
- 【請求項1】 圧電基板と、この圧電基板に設けた入、
出力櫛形電極より引き出されたワイヤボンディングパッ
ド部(以下パッド部と略す)とを備え、 このパッド部のうち対角の一対を円形の形状により構成
されたこと を特徴とする弾性表面波フィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31875995A JP3292014B2 (ja) | 1995-12-07 | 1995-12-07 | 弾性表面波フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31875995A JP3292014B2 (ja) | 1995-12-07 | 1995-12-07 | 弾性表面波フィルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09162677A JPH09162677A (ja) | 1997-06-20 |
JP3292014B2 true JP3292014B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=18102628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31875995A Expired - Fee Related JP3292014B2 (ja) | 1995-12-07 | 1995-12-07 | 弾性表面波フィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3292014B2 (ja) |
-
1995
- 1995-12-07 JP JP31875995A patent/JP3292014B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09162677A (ja) | 1997-06-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |