JPH0636915U - 自動車等のフロント硝子用モールデイング - Google Patents

自動車等のフロント硝子用モールデイング

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JPH0636915U
JPH0636915U JP3364591U JP3364591U JPH0636915U JP H0636915 U JPH0636915 U JP H0636915U JP 3364591 U JP3364591 U JP 3364591U JP 3364591 U JP3364591 U JP 3364591U JP H0636915 U JPH0636915 U JP H0636915U
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JP3364591U
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勝久 加藤
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トキワケミカル工業株式会社
株式会社システムテクニカル
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 フロントの硝子パネルと車体パネルの間に介
在する左右のモール部と上方の上部モール部とが異なる
モールディングを確実強固に体裁よく装着する自動車等
のモールディングである。 【構成】 フロント硝子の外周に装設するモールディン
グ本体1を主モールディング2と第1副モールディング
3と第1密着条片4及び第2副モールディング5と第2
密着条片6を以て、左右の雨水排水溝を有する側部モー
ル部34と上方の上部モール部28とを適宜自由に組立
できるフロント硝子用のモールディングを特徴とするも
のである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車等の車体のフロント硝子部分の車体パネルと硝子パネルとの 間に介在するモールディングであつて、その主たる目的とする所は、モールディ ングと車体パネルとの接合部分が振動等による移動で擦れて錆が生ずるのを防止 するためと、車体パネルの開口縁の高低に対するモールディングの強固な支持力 を保持させるための自動車等のフロント硝子用モールディシグに関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
一般にこの様なモールディングは、車輌が走行中に生ずる振動や風圧抵抗によ つてモールディングが移動し、モールディング自体は安定して固着されていない ものである。また、車体パネルがモールディングによつて擦れて塗装が剥がれて 錆びることが知られている
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は従来のこの様な問題点を解決するものであり、モールディングと車体 パネルとの接合面に対して、両者が風圧や振動によつても移動し擦れないため、 密着条片を介在接着し、且つ車体パネルの開口縁の高さ寸法に対して車体パネル の開口縁に安定的に載置できる該密着条片を第1及び第2密着条片の大小二種類 を構成して安定固定したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案のモールディングは、上記目的を達成するために、フロントの硝子パネ ル(31)と車体パネル(32)との間に介装するモールディング本体(1)を 主モールディング(2)と第1副モールディング(3)と、第1密着条片(4) 及び第2副モールディング(5)と第2密着条片(6)との各部材の組合せによ つて構成され、車体パネル(32)の左右の側部モール部(34)(34)では 、車体パネル(32)側に該第1密着条片(4)を取付け該第1密着条片(4) に主モールディング(2)と第1副モールディング(3)とを簡単確実に固定し 、車体パネル(32)の上方の上部モール部(33)では、第2密着条片(6) にたいして第2副モールディング(5)と主モールディング(2)とを係合固定 することによつて安定確実にモールディングを強固に装着するようにしたもので ある。
【0005】
【作用】
本考案は上記の如く構成され、このモールディングを図1に示す車体(36) のフロントの硝子パネル(31)と車体パネル(32)の開口縁との間にモール ディング本体(1)を接着剤(37)を以て接着固定するものであるが、装着に 際しては、車体パネル(32)の開口縁に対して図7に示す如く、硝子パネル( 31)の開口縁の高さの大きい左右の側部モール部(34)(34)では、車体 パネル(32)に載置状態に取着される第1密着条片(4)に対して、主モール ディング(2)の凹嵌部(9)に第1副モールディング(3)の嵌合頭部(11 )を嵌合した状態で、該第1副モールディング(3)の下端の嵌合突部(16) を第1密着条片(4)の下端の起立突起(19)に嵌着することによつて該主モ ールディング(2)の下部に雨水排水突部(14)を形成し、その下部に硝子パ ネル(31)を張着するものである。次に、該側部モール部(34)(34)よ りコーナーモール部(35)には、必要に応じてコーナー用脚部を使用すること もある。そして、このコーナーモール部(35)から上方の開口縁の高さの低い 上部モール部(33)に第2密着条片(6)を取着し、第2副モールディング( 5)の係止頭部(22)を該主モールディング(2)凹嵌部(9)に嵌着した状 態で該第2副モールディング(5)の下端の嵌合突起(24)を、例えば第1密 着条片(4)より高さ寸法の低い第2密着条片(6)の下端の起立片(28)に 嵌着固定することによつて、雨水排水部のないモールディング部分を構成する。 そして、該主モールディング(2)の下面に硝子パネル(31)の上端縁を当接 して接着剤(37)で強固に安定よく固着するものである。
【0006】
【実施例】
この考案の実施例を図面について説明すると、自動車等の車体(36)におけ るフロントの車体パネル(32)の開口縁と硝子パネル(31)との間に対応し て介在固定されるモールディング本体(1)は、各種の合成樹脂より長手帯状に 成形された主モールディング(2)と第1副モールディング(3)と第1密着条 片(4)及び第2副モールディング(5)と第2密着条片(6)との五種類の部 材より組合せて構成されている。そして前記主モールディング(2)は、図2に 示す如く長手方向にモール頭部(7)を設け、該モール頭部(7)の下面に長手 方向の開口長孔(8)と相対向する係止突部(10)を設けて、内部に凹嵌部( 9)を形成してある。次に、該第1副モールディング(3)には、長手方向の上 部に前記凹嵌部(9)に嵌合する嵌合頭部(11)を形成すると共に、該嵌合頭 部(11)の下部に相対する係合凹条(13)(13)を設けて挿着脚部(12 )を垂直方向に形成してある。前記挿着脚部(12)にはその一方側面に雨水を 流下する下面に硝子圧接面(15)を有する雨水排水突部(14)を突設してあ る。また、該挿着脚部(12)の下端には一方に屈曲した嵌合突部(16)を形 成してある。
【0007】 次に、車体パネル(32)の開口縁に接着する該第1密着条片(4)には、長 手方向に垂直の垂直取付片(17)を形成すると共に、該垂直取付片(17)の 下端に水平方向に底部支持片(18)を形成してある。該垂直取付片(17)に は、垂直に並設した上端に掛止突部(20)を設けた起立突起(19)を所定間 隔に設けて形成してある。更に該垂直取付片(17)には、車体パネル(32) に接合する位置に接着テープ(21)等の接着手段を施している。 そして、前記第2副モールディング(5)は上部モール部(33)のみに使用 され、該第1副モールディング(3)より高さ寸法を低く形成され、その長手方 向の上部に前記凹嵌部(9)に嵌挿される係止頭部(22)を形成すると共に、 該係止頭部(22)の下方に嵌吊凹条(25)を形成して垂直方向に垂直脚部( 23)を形成してある。該垂直脚部(23)の下端には、該第2密着条片(6) に嵌着する嵌合突起(24)を形成してある。
【0008】 次に、前記第2密着条片(6)は長手方向の垂直方向に該第1密着条片(4) の該垂直取付片(17)より高さの低い垂直片(26)を形成し、該垂直片(2 6)の下端に水平方向の底部支持片(27)を一体に形成してある,更に、該垂 直片(26)に並設して上端に掛止突起(29)を設けた起立片(28)を形成 してある。また、該垂直片(26)の車体パネル(32)に接合する位置に接着 テープ(30)等の各種接着手段を施している。
【0009】 更に、図7に示す如く、フロントの硝子パネル(31)の左右の側部モール部 (34)(34)では、該主モールディング(2)の側方から挿嵌した第1副モ ールディング(3)の下端の嵌合突部(16)を該第1密着条片(4)の垂直取 付片(17)と起立突起(19)との間に嵌着した状態で接着剤(37)を以て 該雨水排水突部(14)の下面に硝子パネル(31)を圧接固定する。また、該 主モールディング(2)が図8に示す如く、コーナーモール部(35)から上方 の上部モール部(33)では、車体パネル(32)の高さHが該側部モール部( 34)(34)より低いので、車体パネル(32)の開口縁の高さHが低い該第 2密着条片(6)の底部支持片(27)を当接して接着する。この第2密着条片 (6)に対して該主モールディング(2)に第2副モールディング(5)の係止 頭部(22)を掛吊状態に係合し、該第2副モールディング(5)の下端を該第 2密着条片(6)の該起立片(28)に係合して該主モールディング(2)の下 面に硝子パネル(31)の端部を圧着して接着剤(37)で固定し、雨水排水部 のないモールディングを構成するものである。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように本発明のモールディング本体は、主モールディングとフロ ントの左右の側部モール部のみに使用する第1副モールディングと第1密着条片 と、フロントの上方の上部モール部のみに使用する第2副モールディングと第2 密着条片との組合せによつて、車体パネルとモールディング本体の接合面が強固 に固定されると共に、風圧等の抵抗による移動や振動による擦れでの塗装の剥が れが確実に防止でき、且つ硝子パネルの左右の雨水排水部付きの側部モール部と 上方の雨水排水部のない上部モール部とを簡単に組合せることによつて、硝子パ ネルを強固に張着できる効果と、車体パネルの開口縁の高さがことなる側部モー ル部と上部モール部とに対しても、第1副及び第2副モールディングと、第1及 び第2密着条片との高さ寸法を適宜調整したものを使用することによつて正規の 位置に簡単確実にモールディングを装着することができる優れた効果がある。ま た、従来のモールディングの様にコーナー継手を使用しないで表面が連続した一 種類のモール頭部であるため大変に綺麗に仕上がる効果がある。そして、車体パ ネル側に接着する第1密着条片と第2密着条片とによつては、車体パネルの開口 縁の高さの異なる側部モールと上部モール部に安定支持して接着される効果と、 モールディングと車体パネルが直接に接触しないので、擦れや振動等による移動 がなく塗装の剥がれない効果がある。更に、主モールディングはモール頭部に設 けた凹嵌部によつて、左右の側部モール部では第1副モールディングを上方の上 部モール部では第2副モールディングの各々の上端を各々側方から容易に挿入す るだけで確実強固に固定できる効果がある。また、第1副モールディングによつ ては、該主モールディングのモール頭部と、第1密着条片の下部とに各々挿嵌す るだけで雨水排水用の凹部が容易に形成される効果と、該第1副モールディング と一体に形成さけている雨水排水突部によつては、雨水排水凹部の深さ及び巾寸 法を自由に選定できる便利な効果がある。更に、第2副モールディングに設けた 係止頭部と下部の垂直脚部とによつて、上方の上部モール部において主モールデ ィングと第2密着条片とを各々挿嵌するだけで、雨水排水部のない上部モールを 極めて確実強固に構成できる優れた効果がある。 そして、該第1密着条片と第2密着条片とに各々水平方向に底部支持片を形成 してあるので、車体パネルの開口縁の屈曲底部に安定して載置固定でき、モール ディング本体の全体を強固に保持できると云う優れた効果もある。また、本考案 のモールディングによると、各々の部材を押出し形成によつて容易に生産できる と共に、左右の側部モール部の風圧等の抵抗が強く加わる部分に剛性の強い材料 を選定することによつて強靭化された最良のモールディングを得ることができる 優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を車体のフロントに用いた斜面図であ
る。
【図2】本考案の主モールディングの斜面図である。
【図3】同じく第1副モールディングの斜面図である。
【図4】同じく第1密着条片の斜面図である。
【図5】同じく第2副モールディングの斜面図である。
【図6】同じく第2密着条片の斜面図である。
【図7】本考案の図1A−A線の縦断側面図である。
【図8】本考案の図1B−B線の縦断側面図である。
【符号の説明】
H 高さ 1 モールディング 2 主モールディング 3 第1副モールディング 4 第1密着条片 5 第2副モールディング 6 第2密着条片 7 モール頭部 8 開口長孔 9 凹嵌部 10 係止突部 11 嵌合頭部 12 挿着脚部 14 雨水排水突部 16 嵌合突部 17 垂直取付片 18 底部支持片 19 起立突起 22 係止頭部 23 垂直脚部 26 垂直片 27 底部支持片 28 起立片 30 接着テープ 31 硝子パネル 32 車体パネル 33 上部モール部 34 側部モール部 37 接着剤

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂よりなるモールディング本体
    (1)を、主モールディング(2)と第1副モールディ
    ング(3)と第1密着条片(4)及び第2副モールディ
    ング(5)と第2密着条片(6)とから構成され、前記
    主モールディング(2)には、長手方向のモール頭部
    (7)と下面に開口長孔(8)を設けて凹嵌部(9)を
    形成し、該第1副モールディング(3)には、長手方向
    の上部に該凹嵌部(9)に嵌合する嵌合頭部(11)を
    形成すると共に、該嵌合頭部(11)の下部に垂直な挿
    着脚部(12)を形成し、該挿着脚部(12)の一方側
    面に雨水排水突部(14)を設けると共に、下端に嵌合
    突部(16)を形成し、車体パネル(32)に接着する
    該第1密着条片(4)には、長手方向に垂直取付部(1
    7)を有し、該垂直取付部(17)の下端に水平方向に
    底部支持片(18)を設けると共に、該垂直取付部(1
    7)と平行して起立片(19)を形成し、前記第2副モ
    ールディング(5)には、該主モールディング(2)に
    嵌合する係止頭部(22)を上部に形成すると共に、該
    係止頭部(22)の下部に嵌合凹条(25)を設けた垂
    直脚部(23)を形成し、前記第2密着条片(6)に
    は、長手方向の垂直に該第1密着条片(4)の垂直取付
    部(17)より高さの低い垂直片(26)と水平方向に
    起立片(28)を設けた底部支持片(27)を一体的に
    形成し、且つ該硝子パネル(31)の左右の側部モール
    部(34)(34)では、該主モールディング(2)の
    該凹嵌部(9)に該第1副モールディング(3)の該嵌
    合頭部(11)を嵌合すると共に、該挿着脚部(12)
    の下端を該第1密着条片(4)に嵌着固定し、フロント
    の硝子パネル(31)の上部モール部(33)では、主
    モールディング(2)の該凹嵌部(9)に第2副モール
    ディング(5)の該係止頭部(22)を挿嵌すると共
    に、該垂直脚部(23)の下端を該第2密着条片(6)
    の下部に嵌合したことを特徴とする自動車等のフロント
    硝子用モールディング。
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