JPH0636612Y2 - 車載用音響機器のハンドル装置 - Google Patents
車載用音響機器のハンドル装置Info
- Publication number
- JPH0636612Y2 JPH0636612Y2 JP1987058471U JP5847187U JPH0636612Y2 JP H0636612 Y2 JPH0636612 Y2 JP H0636612Y2 JP 1987058471 U JP1987058471 U JP 1987058471U JP 5847187 U JP5847187 U JP 5847187U JP H0636612 Y2 JPH0636612 Y2 JP H0636612Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- locking
- arm
- device body
- locking plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、ダッシュボードに設けたインナーケースに対
して車載用音響機器を挿脱自在としたハンドル装置に関
する。
して車載用音響機器を挿脱自在としたハンドル装置に関
する。
〈従来の技術〉 車載用音響機器を盗難から守る為に、音響機器にハンド
ル装置を設けて、自動車から離れる場合等には音響機器
本体をダッシュボードに設けたインナーケースから容易
に取外しできる様にしている。
ル装置を設けて、自動車から離れる場合等には音響機器
本体をダッシュボードに設けたインナーケースから容易
に取外しできる様にしている。
このハンドル装置は、音響機器の前面操作部に一対のア
ームと把手とから成る略状のハンドルを設け、機器本
体の側部に上記アームを軸承し、上記ハンドルの上げ下
げ操作により音響機器をインナーケースに対して挿脱自
在としたものである。そして挿着時にはハンドルは操作
部の周囲に収納される。
ームと把手とから成る略状のハンドルを設け、機器本
体の側部に上記アームを軸承し、上記ハンドルの上げ下
げ操作により音響機器をインナーケースに対して挿脱自
在としたものである。そして挿着時にはハンドルは操作
部の周囲に収納される。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし上記従来のハンドル装置では、自動車走行中の振
動等によりハンドルが収納位置から操作部の前方へ突出
して来て音響機器操作の邪魔となり、又音響機器の美観
を損ねるといった問題があった。
動等によりハンドルが収納位置から操作部の前方へ突出
して来て音響機器操作の邪魔となり、又音響機器の美観
を損ねるといった問題があった。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は上記の課題を解決すべすく考案された車載用音
響機器のハンドル装置に係り、機器本体の側部に軸承さ
れる一対のアーム及び該アームと連続する把手とから形
成され、機器本体の操作部の周囲に収納される収納位置
と操作部から立ち上げられる起立位置との間で回動自在
なハンドルと、外縁に段部を有し前記一対のアームのう
ち少なくとも一方に取着される係止板と、前記収納位置
に有るハンドルを起立方向へ付勢する押上バネとを備
え、前記ハンドルの回動操作によって前記係止板の先端
部を車両のインナーケースに係脱させ、前記機器本体を
インナーケースに対して挿脱可能としたものであって、
前記機器本体の側部には、前記操作部の前面側に突出す
るロック解除レバーと前記係止板の段部に係合可能な係
止部とが一体に形成され、前記係合板に対して接離方向
に移動可能な係止部材が取着されているとともに、該係
止部材を前記係止板側に付勢する付勢部材が設けられて
おり、前記ハンドルを収納位置に収納したときに前記段
部と前記係止部とが係合して前記ハンドルがロックされ
るようにしたことを特徴とするものである。
響機器のハンドル装置に係り、機器本体の側部に軸承さ
れる一対のアーム及び該アームと連続する把手とから形
成され、機器本体の操作部の周囲に収納される収納位置
と操作部から立ち上げられる起立位置との間で回動自在
なハンドルと、外縁に段部を有し前記一対のアームのう
ち少なくとも一方に取着される係止板と、前記収納位置
に有るハンドルを起立方向へ付勢する押上バネとを備
え、前記ハンドルの回動操作によって前記係止板の先端
部を車両のインナーケースに係脱させ、前記機器本体を
インナーケースに対して挿脱可能としたものであって、
前記機器本体の側部には、前記操作部の前面側に突出す
るロック解除レバーと前記係止板の段部に係合可能な係
止部とが一体に形成され、前記係合板に対して接離方向
に移動可能な係止部材が取着されているとともに、該係
止部材を前記係止板側に付勢する付勢部材が設けられて
おり、前記ハンドルを収納位置に収納したときに前記段
部と前記係止部とが係合して前記ハンドルがロックされ
るようにしたことを特徴とするものである。
〈作用〉 従って、ハンドルはアーム係止部材によって収納状態で
ロックされ、又ロック解除レバーを操作することによ
り、収納されたハンドルはアーム押上バネによって操作
部の前方へ押し出される。
ロックされ、又ロック解除レバーを操作することによ
り、収納されたハンドルはアーム押上バネによって操作
部の前方へ押し出される。
〈実施例〉 以下、図面に基づいて本考案の一実施例を説明する。
第１図は、車載用のカセットテーププレーヤ、CDプレー
ヤ等の音響機器に設けられたハンドル装置１を示す斜視
概略図、又第２図は同一部切欠側面概略図である。
ヤ等の音響機器に設けられたハンドル装置１を示す斜視
概略図、又第２図は同一部切欠側面概略図である。
図に示す様に、機器本体２の前面に設けられた操作部21
には、一対のアーム31,31とこれに接続する把手32とか
ら成る略状のハンドル３が設けられている。このハン
ドル３は、機器本体の操作部の周囲に収納される収納位
置と操作部21から立ち上げられる起立位置との間で回動
自在となる。すなわち、アーム31,31の先端は、機器本
体２の側部22,22に取着されたアーム取付板4,4に支軸P,
Pによって軸承されている。又アーム31,31には、先鋭状
の先端33a,33aを有する半弧状の係止板33,33が取着され
ている。そして後述のアーム係止部材５と同じ側の係止
板33の外縁33bには、前向当接面34aを有する段部34が形
成されている。
には、一対のアーム31,31とこれに接続する把手32とか
ら成る略状のハンドル３が設けられている。このハン
ドル３は、機器本体の操作部の周囲に収納される収納位
置と操作部21から立ち上げられる起立位置との間で回動
自在となる。すなわち、アーム31,31の先端は、機器本
体２の側部22,22に取着されたアーム取付板4,4に支軸P,
Pによって軸承されている。又アーム31,31には、先鋭状
の先端33a,33aを有する半弧状の係止板33,33が取着され
ている。そして後述のアーム係止部材５と同じ側の係止
板33の外縁33bには、前向当接面34aを有する段部34が形
成されている。
更に、何れか一方のアーム取付板４の下部には、略状
の板材から成るアーム係止部材５が設けられている。こ
のアーム係止部材５は、その上縁5a及び下縁5bに形成さ
れた縦長の切欠部51,51を、アーム取付板４に立設した
ピンL,Lに係着させることにより、上下動自在にアーム
取付板４に取着されている。しかもコイルバネ６の一端
をアーム係止部材５に取着し、その他端をアーム取付板
４に取着することによりアーム係止部材５は上方へ付勢
されている。更にアーム係止部材５の上縁5aには、その
中央部を上方へ突出させて、後向当接面52aを有する係
止部52が形成されている。そしてアーム係止部材５の先
端には、操作部21の前方に突出したロック解除レバー53
が形成されている。
の板材から成るアーム係止部材５が設けられている。こ
のアーム係止部材５は、その上縁5a及び下縁5bに形成さ
れた縦長の切欠部51,51を、アーム取付板４に立設した
ピンL,Lに係着させることにより、上下動自在にアーム
取付板４に取着されている。しかもコイルバネ６の一端
をアーム係止部材５に取着し、その他端をアーム取付板
４に取着することによりアーム係止部材５は上方へ付勢
されている。更にアーム係止部材５の上縁5aには、その
中央部を上方へ突出させて、後向当接面52aを有する係
止部52が形成されている。そしてアーム係止部材５の先
端には、操作部21の前方に突出したロック解除レバー53
が形成されている。
又、何れか一方のアーム取付板４には、アーム31の後側
端面31aに添設させた状態で板状のアーム押上バネ７が
設けられている。このアーム押上バネ７は、その上端部
71がアーム31の先端付近で固定され、下端部72がアーム
31の後側端面31aを押圧するものである。即ちこのアー
ム押上バネ７により、後述の如く収納されたハンドル３
は前方へ付勢される。
端面31aに添設させた状態で板状のアーム押上バネ７が
設けられている。このアーム押上バネ７は、その上端部
71がアーム31の先端付近で固定され、下端部72がアーム
31の後側端面31aを押圧するものである。即ちこのアー
ム押上バネ７により、後述の如く収納されたハンドル３
は前方へ付勢される。
上記構成により、第１図に示す如くダッシュボードに設
けたインナーケース８に機器本体２を挿入して所定位置
に挿着し、第２図に示す如くハンドル３を下げて操作部
21の周囲に設けたフェイスプレートＦと一体化させた状
態に収納すると、係止板33,33の先端33a,33aがインナー
ケース８の上面81の係止孔82,82に嵌入して、機器本体
２はインナーケース８から抜けなくなる。斯かる状態に
おいて、アーム係止部材５は上方へ付勢されている為、
係止板33の段部34はアーム係止部材５の係止部52に自動
的に係合して、前向当接面34aと後向当接面52aとが当接
した状態となる。これにより、ハンドル３は上述の如き
収納状態、即ち操作部21の周囲に収納された状態でロッ
クされる。
けたインナーケース８に機器本体２を挿入して所定位置
に挿着し、第２図に示す如くハンドル３を下げて操作部
21の周囲に設けたフェイスプレートＦと一体化させた状
態に収納すると、係止板33,33の先端33a,33aがインナー
ケース８の上面81の係止孔82,82に嵌入して、機器本体
２はインナーケース８から抜けなくなる。斯かる状態に
おいて、アーム係止部材５は上方へ付勢されている為、
係止板33の段部34はアーム係止部材５の係止部52に自動
的に係合して、前向当接面34aと後向当接面52aとが当接
した状態となる。これにより、ハンドル３は上述の如き
収納状態、即ち操作部21の周囲に収納された状態でロッ
クされる。
又、操作部21の前方に突出したロック解除レバー53を押
下げると、アーム係止部材５の係止部52と係止板33の段
部34との係合が解かれてロックが解除される。同時に、
アーム31がアーム押上バネ７により前方へ付勢されてい
る為、ハンドル３は第２図中に二点鎖線で示した如く操
作部21の前方へ押し出される。そしてハンドル３を手前
に引上げると係合板33,33の先端33a,33aはインナーケー
ス８の係止孔82,82から抜け、そのままハンドル３を引
けば機器本体２をインナーケース８から脱抜して取出す
ことができる。
下げると、アーム係止部材５の係止部52と係止板33の段
部34との係合が解かれてロックが解除される。同時に、
アーム31がアーム押上バネ７により前方へ付勢されてい
る為、ハンドル３は第２図中に二点鎖線で示した如く操
作部21の前方へ押し出される。そしてハンドル３を手前
に引上げると係合板33,33の先端33a,33aはインナーケー
ス８の係止孔82,82から抜け、そのままハンドル３を引
けば機器本体２をインナーケース８から脱抜して取出す
ことができる。
〈考案の効果〉 以上述べた様に本考案のハンドル装置によれば、ハンド
ルを前記操作部の周囲に収納した状態でロックし得る為
に、音響機器をインナーケースに挿着した際、自動車走
行中の振動等によりハンドルが収納位置から操作部の前
方へ突出して来て音響機器操作の邪魔となり、又音響機
器の美観を損ねるといった問題が解決される。
ルを前記操作部の周囲に収納した状態でロックし得る為
に、音響機器をインナーケースに挿着した際、自動車走
行中の振動等によりハンドルが収納位置から操作部の前
方へ突出して来て音響機器操作の邪魔となり、又音響機
器の美観を損ねるといった問題が解決される。
更に音響機器をインナーケースから取外す際には、ワン
タッチで容易にロックを解除してハンドルを操作部の前
方へ押し出させることができる。
タッチで容易にロックを解除してハンドルを操作部の前
方へ押し出させることができる。
第１図は、音響機器に設けられたハンドル装置を示す斜
視概略図、 第２図は、同一部切欠側面概略図である。 １……ハンドル装置,2……機器本体， 21……操作部,22……側部,3……ハンドル， 31……アーム,32……把手， ５……アーム係止部材， 53……ロック解除レバー， ７……アーム押上バネ,8……インナーケース。
視概略図、 第２図は、同一部切欠側面概略図である。 １……ハンドル装置,2……機器本体， 21……操作部,22……側部,3……ハンドル， 31……アーム,32……把手， ５……アーム係止部材， 53……ロック解除レバー， ７……アーム押上バネ,8……インナーケース。
Claims (1)
- 【請求項１】機器本体の側部に軸承される一対のアーム
及び該アームと連続する把手とから形成され、機器本体
の操作部の周囲に収納される収納位置と操作部から立ち
上げられる起立位置との間で回動自在なハンドルと、外
縁に段部を有し前記一対のアームのうち少なくとも一方
に取着される係止板と、前記収納位置に有るハンドルを
起立方向へ付勢する押上バネとを備え、前記ハンドルの
回動操作によって前記係止板の先端部を車両のインナー
ケースに係脱させ、前記機器本体をインナーケースに対
して挿脱可能とした車載用音響機器のハンドル装置であ
って、 前記機器本体の側部には、前記操作部の前面側に突出す
るロック解除レバーと前記係止板の段部に係合可能な係
止部とが一体に形成され、前記係止板に対して接離方向
に移動可能な係止部材が取着されているとともに、該係
止部材を前記係止板側に付勢する付勢部材が設けられて
おり、前記ハンドルを収納位置に収納したときに前記段
部と前記係止部とが係合して前記ハンドルがロックされ
るようにしたことを特徴とする音響機器のハンドル装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987058471U JPH0636612Y2 (ja) | 1987-04-17 | 1987-04-17 | 車載用音響機器のハンドル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987058471U JPH0636612Y2 (ja) | 1987-04-17 | 1987-04-17 | 車載用音響機器のハンドル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63165880U JPS63165880U (ja) | 1988-10-28 |
| JPH0636612Y2 true JPH0636612Y2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=30889077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987058471U Expired - Lifetime JPH0636612Y2 (ja) | 1987-04-17 | 1987-04-17 | 車載用音響機器のハンドル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0636612Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0636614Y2 (ja) * | 1987-08-08 | 1994-09-21 | アルパイン株式会社 | 車載用音響機器のハンドル装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0521493Y2 (ja) * | 1987-01-23 | 1993-06-02 |
-
1987
- 1987-04-17 JP JP1987058471U patent/JPH0636612Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63165880U (ja) | 1988-10-28 |
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