JPH0530512Y2 - - Google Patents

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JPH0530512Y2
JPH0530512Y2 JP1987127630U JP12763087U JPH0530512Y2 JP H0530512 Y2 JPH0530512 Y2 JP H0530512Y2 JP 1987127630 U JP1987127630 U JP 1987127630U JP 12763087 U JP12763087 U JP 12763087U JP H0530512 Y2 JPH0530512 Y2 JP H0530512Y2
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support frame
rod
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frame
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JP1987127630U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動車内のテーブル装置に関する
ものである。
〔従来の技術およびその問題点〕
信号待ち等の停車時に、地図で行先を確認する
ことは普通に行なわれているが、従来の自動車に
おいては、地図を支持するための台がないため、
地図を手にとつて確認を行なう必要があり、きわ
めて不便であつた。
〔考案の目的〕
そこで、この考案は、上記の不都合を解消し、
自動車の便利性を高めることを目的としている。
〔考案の構成〕
上記の目的を達成するために、この考案におい
ては、インストルメント本体の上面に支持枠を後
部に向けて下り勾配をもつて傾斜状に取付け、そ
の支持枠の取付位置を運転手席と助手席間の前方
とし、上記支持枠上に設けたテーブルをその支持
枠の傾斜方向にスライド自在に支持し、そのテー
ブルを支持枠から引き出した位置においてテーブ
ルを略水平に保持し得る保持手段を設け、上記テ
ーブル上には、そのテーブル上に置かれる地図を
押える押え杆を設けた構成を採用したのである。
〔作用〕
上記の構成から成るテーブル装置は、テーブル
を引き出してハンドルの側方に配置し、そのテー
ブル上に地図を載置し、その地図で目的地を確認
しつつ自動車を運転する。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図乃至第3図に示すように、この考案に係
るテーブル装置は、インストルメント本体1の上
部に取付けられる支持枠10と、その支持枠10
に支持されたテーブル30の組合わせから成る。
支持枠10は、前部および後部に一対のフツク
11,12を備え、前部フツク11は、インスト
ルメント本体1の上面前部に設けた通気孔(図示
省略)に対して係合可能になつている。また、後
フツク12は、支持枠10の後部に設けた脚枠1
3に摺動可能に支持され、インストルメント本体
1の前側コーナ部2に対して係合可能になつてい
る。
このため、前部フツク11を通気孔に係合して
インストルメント本体1の上部に支持枠10を載
置し、脚枠13を本体1の上面に当接して、後部
フツク12を前側コーナ部2に係合させることに
より、インストルメント本体1上に支持枠10を
後部に向けて下り勾配をもつて傾斜状に取付ける
ことができる。
なお、支持枠10の取付けは上記の構成に限定
されず、例えば、支持枠10をねじ止めし、ある
いは任意の取付具を介して取付けるようにしても
よい。
上記支持枠10の上面両側には、一対の案内枠
14を設け、その案内枠14の後端部間に、ロツ
ド15を取付ける。また、支持枠10の前側部に
窓16を形成し、その窓16の両側部に、先端に
向けて上り勾配をもつて傾斜する案内面17を設
け、その案内面17の先端に段部18を形成す
る。
さらに、支持枠10の下面先端部に、弾性を有
する線材の折曲げによつて形成したフツク枠19
の後端部を取付け、そのフツク枠19の先端のフ
ツク杆20を上記窓16から支持枠10の上側に
位置させる。この場合、フツク杆20の先端部
を、第3図に示すように、前記案内面17に対し
て交差させると供に、その先端部に続く屈曲部2
1を、前記段部18より前側に配置し、かつ、屈
曲部21を、支持枠10の上面より下方に配置す
る。
実施例の場合、支持枠10および案内枠14を
板体で形成したが線材の折曲げによつて形成して
もよい。
前記テーブル30の下面両側部には、一対の側
枠31が設けられ、その側枠31は、前記一対の
案内枠14の内側に嵌り込んでいる。このため、
テーブル30を一対の案内枠14に沿つてスライ
ドさせることができる。
ここで、上記側枠31は、線材の折曲げにより
形成されて、テーブル30の先端部から下方に延
びる前側杆32の下端に傾斜杆33を設けた三角
形になり、その前側杆32の下端部間に係合杆3
4を設けてある。
また、側枠31の内側には、前記ロツド15が
貫通され、そのロツド15に前側杆32が当るま
でテーブル30を後方に引き出せるようになつて
いる。
前記テーブル30の両側前後には、支持枠10
の案内枠14上に張り出す突出部35,36が設
けられ、その各突出部35,36の両側およびテ
ーブル30の後端には、テーブル30上に載置す
る地図のずれ落ち防止枠37が設けられている。
前後突出部35,36のうち、後部突出部36
の外側には、コイルばね38の一端が支持され、
そのコイルばね38の他端に設けたばね杆39
は、テーブル30の側縁に沿つて前方に延びてい
る。
一対のばね杆39のうち、一方のばね杆39の
先端には、そのばね杆39上に延びるクリツプ杆
40が折曲げ形成されている。また、他方のばね
杆39の先端には、押え杆41の一端が連結さ
れ、その押え杆41の他端部には、一方ばね杆3
9とクリツプ杆40との間に対して抜き差し可能
になり、差し込むことにより、一対のばね杆39
の弾力により、押え杆41がテーブル30の上面
に密着する。
なお、テーブル30は、図示の場合、板体で形
成したが、線材で形成してもよい。
実施例で示すテーブル装置は上記の構造から成
り、そのテーブル装置は、インストルメント本体
1上に支持枠10を取付け、その支持枠10上に
スライド可能に設けられたテーブル30を後方に
引き出して、そのテーブル30で地図を支持す
る。
この場合、テーブル30は、ハンドルの側方に
引出せるように、支持枠10をインストルメント
本体1上に取付けて、テーブル30で支持された
地図が運転手の姿勢を崩すことなく確認し得るよ
うにする。
上記テーブル30は、必要に応じて支持枠10
から引き出し、不要の際には、支持枠10上に重
ねておく。
第5図は、支持枠10上にテーブル30を重ね
た状態を示し、係合杆34は段部18に係合し、
フツク枠19のフツク杆20により引き下げられ
て段部18と係合する状態に保持されている。
上記の状態からテーブル30を引き出す場合
は、そのテーブル30の先端部を上方に引き上
げ、あるいはテーブル30の後端を押し下げてロ
ツド15を中心に回動させて係合杆34と段部1
8との係合を解除してテーブル30を引き、支持
枠10の上面に沿つてテーブル30をスライドさ
せる。
そのテーブル30の側枠31の前側枠32がロ
ツド15に当接する位置までテーブル30をスラ
イドさせると、そのテーブル30の後端を少し引
き上げてロツド15を中心にテーブル30を回動
させる。その回動によつて、係合杆34は支持枠
10の後方に向けて回動し、上記係合杆34が支
持枠10の上面後端から離れるとテーブル30の
先端部は、ロツド15で支持される位置まで落下
する。そのため、前側杆32の下部は、第3図に
示すように、支持枠10の後端縁に係合すると共
に、上部はロツド15に係合し、その係合によつ
て、テーブル30は略水平の状態に保持される。
上記のように引き出したテーブル30で、例え
ば、ブツク形の地図Aを支持するには、テーブル
30上に地図Aを載置し、その地図Aを押え杆4
1で弾力的に押えるようにする。また、支持枠1
0から引き出されたテーブル30は、略水平な状
態に保持されるため、上記テーブル30をメモを
とるときの筆記台として、あるいは、コツプ等の
食器を支持する食卓として使用することができ
る。
また、テーブル30が不要の際には、テーブル
30の後端部を引き上げて案内枠14の上縁に対
する当接部を中心にテーブル30を回動して係合
杆34を支持枠10の後端から離反せしめ、係合
杆34が支持枠10の上面より上位に位置する状
態でテーブル30を前方にスライドさせるように
する。そのテーブル30のスライドによつて係合
杆34は案内面17に沿つて移動し、その移動時
にフツク杆20を引き上げる。係合杆34が案内
面17を通過すると、フツク杆20は変形による
復元力によつて係合杆34を引き下げるため、係
合杆34は第5図に示すように、段部18に係合
し、その係合によつて、テーブル30は支持枠1
0に重なる状態に保持される。
実施例の場合は、この考案に係るテーブル装置
を地図の支持台として使用する場合を示したが、
伝票の記入台として用いることもできる。
〔考案の効果〕 以上のように、この考案に係るテーブル装置に
おいては、テーブルを支持枠の傾斜の沿つてハン
ドルの側方に向けて引き出すことができるため、
テーブルとドライバの目との間にテーブル上を視
認することができる適正な間隔を形成することが
できる。
このため、テーブル上に地図を載置することに
より、運転姿勢をあまり変えずに地図を見ること
ができ、その地図で目的地を確認しながら運転す
ることができると共に、支持枠から引き出したテ
ーブルを略水平状態に保持することができるた
め、上記テーブルをメモをとる筆記台として、あ
るいは食器を支持する食卓として幅広く使用する
ことができる。また、上記テーブルはインストル
メント本体の上面より低い位置に引き出されるた
め、視界をさえぎるという不都合の発生はなく、
しかもハンドルの側方にテーブルが引き出され、
その引き出されたテーブルは引出し側の後部のみ
が支持枠で支持されてテーブル下方は空間状態と
されるため、ハンドル操作やコンソールボツクス
上のシフトレバー操作、ラジオ等の機器類の操作
および車の乗り降りにテーブルが邪魔することが
ない。したがつて、車の操作性および居住性を確
保した状態で自動車の便利性を高めることができ
る。
さらに、ブツク型の地図の場合、その地図をテ
ーブルと支持枠に跨がる状態で支持することがで
きると共に、地図を押え枠で開けた状態にら保持
することができるため、地図を安定よく支持する
ことができる。しかも地図を支持する状態でテー
ブルを収納し、地図を見る必要があるときに、簡
単に使用状態とすることができると共に、テーブ
ルの不要時、そのテーブルを支持枠上に収納する
ことができるため、テーブルの保管場所を別に確
保する必要がなく、その収納状態においてもハン
ドル操作や車の乗り降りに何の支障も与えないこ
とはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係るテーブル装置の一実
施例を示す斜視図、第2図は同上の平面図、第3
図は同上の縦断正面図、第4図および第5図は同
上のテーブルの収納順序を示す縦断正面図であ
る。 1……インストルメント本体、10……支持
枠、30……テーブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インストルメント本体の上面に支持枠を後部に
    向けて下り勾配をもつて傾斜状に取付け、その支
    持枠の取付位置を運転手席と助手席間の前方と
    し、上記支持枠上に設けたテーブルをその支持枠
    の傾斜方向にスライド自在に支持し、そのテーブ
    ルを支持枠から引き出した位置においてテーブル
    を略水平に保持し得る保持手段を設け、上記テー
    ブル上には、そのテーブル上に置かれる地図を押
    える押え杆を設けた自動車内のテーブル装置。
JP1987127630U 1987-08-22 1987-08-22 Expired - Lifetime JPH0530512Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987127630U JPH0530512Y2 (ja) 1987-08-22 1987-08-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987127630U JPH0530512Y2 (ja) 1987-08-22 1987-08-22

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Publication Number Publication Date
JPS6432235U JPS6432235U (ja) 1989-02-28
JPH0530512Y2 true JPH0530512Y2 (ja) 1993-08-04

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ID=31380234

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987127630U Expired - Lifetime JPH0530512Y2 (ja) 1987-08-22 1987-08-22

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US7154147B1 (en) 1990-11-26 2006-12-26 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Electro-optical device and driving method for the same

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JPS6432235U (ja) 1989-02-28

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