JPH0636603A - 自動車に用いられる前照灯 - Google Patents
自動車に用いられる前照灯Info
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- JPH0636603A JPH0636603A JP5066391A JP6639193A JPH0636603A JP H0636603 A JPH0636603 A JP H0636603A JP 5066391 A JP5066391 A JP 5066391A JP 6639193 A JP6639193 A JP 6639193A JP H0636603 A JPH0636603 A JP H0636603A
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- Japan
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- headlamp
- headlight
- unlocking
- locking device
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/02—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
- B60Q1/04—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
- B60Q1/06—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle
- B60Q1/076—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle by electrical means including means to transmit the movements, e.g. shafts or joints
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リフレクタの傾きを調節するための調節装置
の着脱時に調節装置を回動させる必要がなく、ひいては
前照灯の所要スペースが小さくなるようにする。 【構成】 調節装置のケーシング26が少なくとも1つ
のロック装置40を有していて、前照灯ケーシングに設
けられた開口36に軸方向32で差し込み可能であり、
前記ロック装置40が、差し込み方向32に対して半径
方向で前照灯ケーシングにロック可能であって、前照灯
ケーシングの外側からアクセス可能な少なくとも1つの
ロック解除装置48;56を用いて、前照灯ケーシング
におけるロック状態からロック解除方向で取外し可能で
ある。
の着脱時に調節装置を回動させる必要がなく、ひいては
前照灯の所要スペースが小さくなるようにする。 【構成】 調節装置のケーシング26が少なくとも1つ
のロック装置40を有していて、前照灯ケーシングに設
けられた開口36に軸方向32で差し込み可能であり、
前記ロック装置40が、差し込み方向32に対して半径
方向で前照灯ケーシングにロック可能であって、前照灯
ケーシングの外側からアクセス可能な少なくとも1つの
ロック解除装置48;56を用いて、前照灯ケーシング
におけるロック状態からロック解除方向で取外し可能で
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車に用いられる前
照灯であって、前照灯ケーシング内に調節可能に支承さ
れたリフレクタが設けられていて、該リフレクタの傾き
が、調節装置によって調節可能であり、該調節装置が、
ケーシング内に配置された駆動装置を有しており、該駆
動装置によって、前記リフレクタに枢着された調節部材
が運動可能であり、前記調節装置のケーシングが、前照
灯ケーシングに開口で着脱可能に取付け可能である形式
のものに関する。
照灯であって、前照灯ケーシング内に調節可能に支承さ
れたリフレクタが設けられていて、該リフレクタの傾き
が、調節装置によって調節可能であり、該調節装置が、
ケーシング内に配置された駆動装置を有しており、該駆
動装置によって、前記リフレクタに枢着された調節部材
が運動可能であり、前記調節装置のケーシングが、前照
灯ケーシングに開口で着脱可能に取付け可能である形式
のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式の前照灯は、ドイツ連邦
共和国特許出願公開第4034256号明細書に基づき
公知である。この公知の前照灯は前照灯ケーシング内に
調節可能に支承されたリフレクタを有しており、このリ
フレクタの傾きは調節装置によって調節可能である。こ
の調節装置のケーシングには、駆動装置である電気モー
タが配置されている。この電気モータはリフレクタに枢
着された調節部材に作用して、この調節部材を軸方向で
運動させる。これによって、リフレクタの傾き変化が行
なわれる。調節装置のケーシングは前照灯ケーシングに
バヨネット結合によって着脱可能に取り付けられてい
る。このためには、前照灯ケーシングが開口を有してお
り、この開口の縁部は複数の切欠きを備えている。これ
らの切欠きを、調節装置のケーシングに配置されたバヨ
ネットフックが規定の回転位置で貫通する。調節装置の
ケーシングを回動させることによって、バヨネットフッ
クは前記切欠きの脇にずれるので、ケーシングは固定さ
れる。したがって、前照灯ケーシングの前記調節装置が
固定される範囲には、調節装置の回動を可能にするため
の自由スペースが存在していなければならない。しか
し、自動車における前照灯のための組込みスペースは、
補助ユニットの装備がますます大規模化しているので、
基づき著しく制限されている。したがって、調節装置を
回動させるために必要となる自由スペースが必ずしも提
供され得るとは限らない。
共和国特許出願公開第4034256号明細書に基づき
公知である。この公知の前照灯は前照灯ケーシング内に
調節可能に支承されたリフレクタを有しており、このリ
フレクタの傾きは調節装置によって調節可能である。こ
の調節装置のケーシングには、駆動装置である電気モー
タが配置されている。この電気モータはリフレクタに枢
着された調節部材に作用して、この調節部材を軸方向で
運動させる。これによって、リフレクタの傾き変化が行
なわれる。調節装置のケーシングは前照灯ケーシングに
バヨネット結合によって着脱可能に取り付けられてい
る。このためには、前照灯ケーシングが開口を有してお
り、この開口の縁部は複数の切欠きを備えている。これ
らの切欠きを、調節装置のケーシングに配置されたバヨ
ネットフックが規定の回転位置で貫通する。調節装置の
ケーシングを回動させることによって、バヨネットフッ
クは前記切欠きの脇にずれるので、ケーシングは固定さ
れる。したがって、前照灯ケーシングの前記調節装置が
固定される範囲には、調節装置の回動を可能にするため
の自由スペースが存在していなければならない。しか
し、自動車における前照灯のための組込みスペースは、
補助ユニットの装備がますます大規模化しているので、
基づき著しく制限されている。したがって、調節装置を
回動させるために必要となる自由スペースが必ずしも提
供され得るとは限らない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の前照灯を改良して、調節装置の組付け時
および取外し時に調節装置を回動させる必要がなく、ひ
いては前照灯の所要スペースが小さくなるような前照灯
を提供することである。
で述べた形式の前照灯を改良して、調節装置の組付け時
および取外し時に調節装置を回動させる必要がなく、ひ
いては前照灯の所要スペースが小さくなるような前照灯
を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、前記ケーシングが少なくとも1つ
のロック装置を有していて、軸方向で前記開口に差し込
み可能であり、前記ロック装置が、差し込み方向に対し
て半径方向で前照灯ケーシングにロック可能であって、
前照灯ケーシングの外側からアクセス可能な少なくとも
1つのロック解除装置を用いて、前照灯ケーシングにお
けるロック状態からロック解除方向で取外し可能である
ようにした。
に本発明の構成では、前記ケーシングが少なくとも1つ
のロック装置を有していて、軸方向で前記開口に差し込
み可能であり、前記ロック装置が、差し込み方向に対し
て半径方向で前照灯ケーシングにロック可能であって、
前照灯ケーシングの外側からアクセス可能な少なくとも
1つのロック解除装置を用いて、前照灯ケーシングにお
けるロック状態からロック解除方向で取外し可能である
ようにした。
【0005】
【発明の効果】本発明による前照灯は、従来のものに比
べて次のような利点を持っている。すなわち、調節装置
の着脱時にこの調節装置を回動させる必要がなくなり、
したがって前照灯の所要スペースが減じられ、しかも調
節装置の取外しが、ロック解除装置の操作によって簡単
に可能となる。
べて次のような利点を持っている。すなわち、調節装置
の着脱時にこの調節装置を回動させる必要がなくなり、
したがって前照灯の所要スペースが減じられ、しかも調
節装置の取外しが、ロック解除装置の操作によって簡単
に可能となる。
【0006】請求項2以下に記載の構成により、本発明
による前照灯の有利な改良が可能になる。請求項4に記
載のロック解除装置の構成では、このロック解除装置を
用いて複数のロック装置を同時にロック状態から簡単に
解除することができる。
による前照灯の有利な改良が可能になる。請求項4に記
載のロック解除装置の構成では、このロック解除装置を
用いて複数のロック装置を同時にロック状態から簡単に
解除することができる。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく
説明する。
説明する。
【0008】図1〜図4に示した、自動車に用いられる
前照灯は、たとえばプラスチックから成る前照灯ケーシ
ング10を有している。この前照灯ケーシングには、リ
フレクタ12が配置されている。前記前照灯ケーシング
は光線射出方向でレンズ14によって閉鎖されている。
リフレクタ12には、後側から光源16が挿入されてお
り、この場合、前照灯ケーシング10は後壁18に開口
20を有している。この開口はキャップ22によって閉
鎖可能であり、この開口を通じて光源16の交換が可能
となる。リフレクタ12は前照灯ケーシング10内で、
少なくとも1つの水平な軸線を中心にして旋回可能に支
承されている。リフレクタ12の傾きを調節するために
は、調節装置24が設けられており、この調節装置はプ
ラスチックから成るケーシング26を有している。この
ケーシングには、駆動装置として電気モータ28が配置
されている。この電気モータは伝動装置(図示しない)
を介して、リフレクタ12の上側範囲または下側範囲に
枢着された調節部材30に作用する。この調節部材は電
気モータ28の回転運動時に軸方向の移動調節運動を実
施して、このときに水平方向の軸線を中心にしてリフレ
クタ12を旋回させる。
前照灯は、たとえばプラスチックから成る前照灯ケーシ
ング10を有している。この前照灯ケーシングには、リ
フレクタ12が配置されている。前記前照灯ケーシング
は光線射出方向でレンズ14によって閉鎖されている。
リフレクタ12には、後側から光源16が挿入されてお
り、この場合、前照灯ケーシング10は後壁18に開口
20を有している。この開口はキャップ22によって閉
鎖可能であり、この開口を通じて光源16の交換が可能
となる。リフレクタ12は前照灯ケーシング10内で、
少なくとも1つの水平な軸線を中心にして旋回可能に支
承されている。リフレクタ12の傾きを調節するために
は、調節装置24が設けられており、この調節装置はプ
ラスチックから成るケーシング26を有している。この
ケーシングには、駆動装置として電気モータ28が配置
されている。この電気モータは伝動装置(図示しない)
を介して、リフレクタ12の上側範囲または下側範囲に
枢着された調節部材30に作用する。この調節部材は電
気モータ28の回転運動時に軸方向の移動調節運動を実
施して、このときに水平方向の軸線を中心にしてリフレ
クタ12を旋回させる。
【0009】調節装置24は前照灯ケーシング10の外
側から前照灯ケーシング10の後面に取付け可能であ
る。調節装置24の組付け時に、この調節装置は軸方向
で(図1の矢印32)前照灯ケーシング10に差し込ま
れ、この場合、ケーシング26の円筒状の区分34は、
ケーシング26が後壁18の外面に接触するまで、前照
灯ケーシング10の後壁18に設けられた開口36を部
分的に貫通する。前照灯ケーシング10に突入した前記
区分34からは、ロック装置として働く複数の、たとえ
ば3つのばね腕40が、開口36に対して半径方向で突
出している。各ばね腕40は差し込み方向32を向いた
端範囲に、半径方向外側を向いた突起42を有してお
り、この突起によって、差し込み方向32とは逆の方向
を向いた肩部44が形成されている。ばね腕40はケー
シング26と一体に形成されていると有利である。開口
36の縁部は、ばね腕40に対応して、たとえば3つの
切欠き46を有しており、調節装置24の組付け時にば
ね腕40はこの切欠きを貫通する。調節装置24のケー
シング26は、切欠き46にばね腕40が係合すること
により、規定の回転位置でしか組付け可能でなく、した
がって回動不能となる。ばね腕40は開口36を貫通す
る際に、半径方向内側に弾性的に変形させられる。差し
込み方向32を向いた前記突起42の前側は、差し込み
方向32に向かって先細りになるように形成されてお
り、これによって、切欠き46へのばね腕40の容易な
進入が可能となる。ケーシング26が後壁18の外面に
接触すると、ばね腕40は弾性的に再び半径方向外側に
弾発するので、ばね腕の肩部44は前照灯ケーシング1
0の後壁18の内面に背後から係合し、ひいてはケーシ
ング26を前照灯ケーシング26に固定する。
側から前照灯ケーシング10の後面に取付け可能であ
る。調節装置24の組付け時に、この調節装置は軸方向
で(図1の矢印32)前照灯ケーシング10に差し込ま
れ、この場合、ケーシング26の円筒状の区分34は、
ケーシング26が後壁18の外面に接触するまで、前照
灯ケーシング10の後壁18に設けられた開口36を部
分的に貫通する。前照灯ケーシング10に突入した前記
区分34からは、ロック装置として働く複数の、たとえ
ば3つのばね腕40が、開口36に対して半径方向で突
出している。各ばね腕40は差し込み方向32を向いた
端範囲に、半径方向外側を向いた突起42を有してお
り、この突起によって、差し込み方向32とは逆の方向
を向いた肩部44が形成されている。ばね腕40はケー
シング26と一体に形成されていると有利である。開口
36の縁部は、ばね腕40に対応して、たとえば3つの
切欠き46を有しており、調節装置24の組付け時にば
ね腕40はこの切欠きを貫通する。調節装置24のケー
シング26は、切欠き46にばね腕40が係合すること
により、規定の回転位置でしか組付け可能でなく、した
がって回動不能となる。ばね腕40は開口36を貫通す
る際に、半径方向内側に弾性的に変形させられる。差し
込み方向32を向いた前記突起42の前側は、差し込み
方向32に向かって先細りになるように形成されてお
り、これによって、切欠き46へのばね腕40の容易な
進入が可能となる。ケーシング26が後壁18の外面に
接触すると、ばね腕40は弾性的に再び半径方向外側に
弾発するので、ばね腕の肩部44は前照灯ケーシング1
0の後壁18の内面に背後から係合し、ひいてはケーシ
ング26を前照灯ケーシング26に固定する。
【0010】切欠き46を備えた開口36は、バヨネッ
ト結合の場合と同様に構成されていてよいので、この場
合、バヨネット結合を用いて調節装置の固定を行なうよ
うな汎用の前照灯に対して、前照灯ケーシング10に変
更を加える必要はない。
ト結合の場合と同様に構成されていてよいので、この場
合、バヨネット結合を用いて調節装置の固定を行なうよ
うな汎用の前照灯に対して、前照灯ケーシング10に変
更を加える必要はない。
【0011】図2および図3に示した前照灯では、リン
グ48の形のロック解除装置が設けられている。調節装
置24の取外し時では、このリングによって、前照灯ケ
ーシング10におけるばね腕40のロックを解除するこ
とができる。リング48は、前照灯ケーシング10に部
分的に突入した区分34の、前照灯ケーシング10の外
側に位置する範囲をほぼ同軸的に取り囲んでいる。前記
リングはこの範囲に回転可能に支承されており、前記リ
ングの半径方向内側を向いた縁部は、ばね腕40の数に
対応して3つのランプ50を有している。これらのラン
プは周方向においてリング48の中心軸線52に向かっ
て上昇するように形成されている。リング48の内縁部
には、複数のピン49が一体成形されており、これらの
ピンは半径方向内側を向いている。これらのピンを介し
て、リング48は前記区分34に支承されている。ラン
プ50はばね腕40の半径方向外側を向いた面に作用す
る。図3に示した組付け位置においてリング48がとる
回転位置では、ばね腕40の範囲にランプ50の最も低
い地点が配置されて、ばね腕40は外方に弾発すること
ができ、この場合、前照灯ケーシング10におけるロッ
クが行なわれる。ロックを解除するためには、リング4
8が回動させられ、この場合、ランプ50は上昇方向で
ばね腕40に乗り上がり、このばね腕40は、突起42
が前照灯ケーシング10の後壁18の内面にもはや背後
から係合しなくなるまで半径方向内側に旋回させられ
る。リング48の回転運動は両回転方向において、それ
ぞれストッパによって制限されている。ストッパとして
は、たとえばリング48の中心軸線52に対して半径方
向内側に突出したピン49を使用することができる。こ
の場合、このピンは前記区分34に設けられたばね腕4
0に当接する。リング48からは、半径方向外側にレバ
ー56が突出している。このレバーは、調節装置24が
前照灯ケーシング10に取り付けられた状態において、
レバー操作時に手が届き易くなるように配置されてい
る。
グ48の形のロック解除装置が設けられている。調節装
置24の取外し時では、このリングによって、前照灯ケ
ーシング10におけるばね腕40のロックを解除するこ
とができる。リング48は、前照灯ケーシング10に部
分的に突入した区分34の、前照灯ケーシング10の外
側に位置する範囲をほぼ同軸的に取り囲んでいる。前記
リングはこの範囲に回転可能に支承されており、前記リ
ングの半径方向内側を向いた縁部は、ばね腕40の数に
対応して3つのランプ50を有している。これらのラン
プは周方向においてリング48の中心軸線52に向かっ
て上昇するように形成されている。リング48の内縁部
には、複数のピン49が一体成形されており、これらの
ピンは半径方向内側を向いている。これらのピンを介し
て、リング48は前記区分34に支承されている。ラン
プ50はばね腕40の半径方向外側を向いた面に作用す
る。図3に示した組付け位置においてリング48がとる
回転位置では、ばね腕40の範囲にランプ50の最も低
い地点が配置されて、ばね腕40は外方に弾発すること
ができ、この場合、前照灯ケーシング10におけるロッ
クが行なわれる。ロックを解除するためには、リング4
8が回動させられ、この場合、ランプ50は上昇方向で
ばね腕40に乗り上がり、このばね腕40は、突起42
が前照灯ケーシング10の後壁18の内面にもはや背後
から係合しなくなるまで半径方向内側に旋回させられ
る。リング48の回転運動は両回転方向において、それ
ぞれストッパによって制限されている。ストッパとして
は、たとえばリング48の中心軸線52に対して半径方
向内側に突出したピン49を使用することができる。こ
の場合、このピンは前記区分34に設けられたばね腕4
0に当接する。リング48からは、半径方向外側にレバ
ー56が突出している。このレバーは、調節装置24が
前照灯ケーシング10に取り付けられた状態において、
レバー操作時に手が届き易くなるように配置されてい
る。
【0012】リング48と前照灯ケーシング10の後壁
18との間、ならびにリング48と調節装置24のケー
シング26との間には、各1つのシールリング(図示し
ない)が配置されており、これによって、前照灯ケーシ
ング内部へのダストや湿分の侵入が阻止される。
18との間、ならびにリング48と調節装置24のケー
シング26との間には、各1つのシールリング(図示し
ない)が配置されており、これによって、前照灯ケーシ
ング内部へのダストや湿分の侵入が阻止される。
【0013】図4に示した前照灯の変化実施例では、ロ
ック解除装置として、各ばね腕40の、前照灯ケーシン
グ10の外側に位置する範囲に、ほぼ半径方向外側に突
出したレバー60が一体成形されている。このレバーは
差し込み方向32とは逆の方向で少しだけ傾斜して延び
ているか、または曲げられて延びている。レバー60が
差し込み方向で前照灯ケーシング10に向かって運動さ
せられることによって、ばね腕40は半径方向内側に旋
回させられるので、前照灯ケーシング10におけるばね
腕のロックを解除して、調節装置24を取り外すことが
できる。
ック解除装置として、各ばね腕40の、前照灯ケーシン
グ10の外側に位置する範囲に、ほぼ半径方向外側に突
出したレバー60が一体成形されている。このレバーは
差し込み方向32とは逆の方向で少しだけ傾斜して延び
ているか、または曲げられて延びている。レバー60が
差し込み方向で前照灯ケーシング10に向かって運動さ
せられることによって、ばね腕40は半径方向内側に旋
回させられるので、前照灯ケーシング10におけるばね
腕のロックを解除して、調節装置24を取り外すことが
できる。
【図1】本発明による前照灯の縦断面図である。
【図2】図1のIIで示した部分の拡大図である。
【図3】図2のIII−III線に沿った横断面図であ
る。
る。
【図4】図2に示した部分の別の実施例を示す断面図で
ある。
ある。
10 前照灯ケーシング、 12 リフレクタ、 14
レンズ、 16 光源、 18 後壁、 20 開
口、 22 キャップ、 24 調節装置、 26 ケ
ーシング、 28 電気モータ、 30 調節部材、
32 矢印、 34 区分、 36 開口、 40 ば
ね腕、 42 突起、 44 肩部、 46 切欠き、
48 リング、 49 ピン、 50 ランプ、 5
2 中心軸線、 56,60 レバー
レンズ、 16 光源、 18 後壁、 20 開
口、 22 キャップ、 24 調節装置、 26 ケ
ーシング、 28 電気モータ、 30 調節部材、
32 矢印、 34 区分、 36 開口、 40 ば
ね腕、 42 突起、 44 肩部、 46 切欠き、
48 リング、 49 ピン、 50 ランプ、 5
2 中心軸線、 56,60 レバー
フロントページの続き (72)発明者 ウルリッヒ ノイバウアー ドイツ連邦共和国 ヴァイルハイム カン トヴェーク 7 (72)発明者 ウルリッヒ ツィルギット ドイツ連邦共和国 レムスハルデン 1 ブルーメンシュトラーセ 22−1 (72)発明者 ミヒャエル ヴェスターマン ドイツ連邦共和国 ホーホドルフ アン デア エンツ リーター シュトラーセ 11
Claims (7)
- 【請求項1】 自動車に用いられる前照灯であって、前
照灯ケーシング(10)内に調節可能に支承されたリフ
レクタ(12)が設けられていて、該リフレクタの傾き
が、調節装置(24)によって調節可能であり、該調節
装置が、ケーシング(26)内に配置された駆動装置
(28)を有しており、該駆動装置によって、前記リフ
レクタ(12)に枢着された調節部材(30)が運動可
能であり、前記調節装置(24)のケーシング(26)
が、前照灯ケーシング(10)に開口(36)で着脱可
能に取付け可能である形式のものにおいて、前記ケーシ
ング(26)が少なくとも1つのロック装置(40)を
有していて、軸方向(32)で前記開口(36)に差し
込み可能であり、前記ロック装置(40)が、差し込み
方向(32)に対して半径方向で前照灯ケーシング(1
0)にロック可能であって、前照灯ケーシング(10)
の外側からアクセス可能な少なくとも1つのロック解除
装置(48;56)を用いて、前照灯ケーシング(1
0)におけるロック状態からロック解除方向で取外し可
能であることを特徴とする、自動車に用いられる前照
灯。 - 【請求項2】 前照灯ケーシング(10)に設けられた
前記開口(36)の縁部が、前記ロック装置(40)を
通過させるための少なくとも1つの半径方向の切欠き
(46)を有している、請求項1記載の前照灯。 - 【請求項3】 前記ロック解除装置(48)が、差し込
み方向(32)に対してほぼ平行な軸線(52)を中心
にして回動可能であり、さらに前記ロック解除装置(4
8)が、前記少なくとも1つのロック装置(40)に対
応して、該ロック装置(40)のロック解除方向で前記
ロック解除装置(48)の周面に沿って上昇する少なく
とも1つのランプ(50)を有しており、該ランプが前記
ロック装置(40)に作用するようになっている、請求項
1または2記載の前照灯。 - 【請求項4】 前記ロック解除装置(48)が、前記調
節装置(24)のケーシング(26)に回転可能に支承
されている、請求項3記載の前照灯。 - 【請求項5】 ケーシング区分(34)の全周にわたっ
て分配されて3つのロック装置(40)が配置されてお
り、前記ロック解除装置(48)が3つのランプ(5
0)を有している、請求項3または4記載の前照灯。 - 【請求項6】 前記ロック装置(40)が、差し込み方
向(32)を向いたばね腕として構成されている、請求
項1から5までのいずれか1項記載の前照灯。 - 【請求項7】 前記ばね腕(40)が、半径方向外側に
向かって前照灯ケーシング(10)にロック可能であ
り、前記ばね腕のロック解除方向が、半径方向内側に向
かって延びている、請求項6記載の前照灯。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4209958.7 | 1992-03-27 | ||
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