JPH0636519B2 - 二重化制御方式 - Google Patents

二重化制御方式

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JPH0636519B2
JPH0636519B2 JP61275713A JP27571386A JPH0636519B2 JP H0636519 B2 JPH0636519 B2 JP H0636519B2 JP 61275713 A JP61275713 A JP 61275713A JP 27571386 A JP27571386 A JP 27571386A JP H0636519 B2 JPH0636519 B2 JP H0636519B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [概 要] 二重化データ通信システムにおいて、現用系から予備系
に切り替えた場合、回線の接続処理をやり直さなければ
ならなかった点を解決するため、現用系は回線の接続終
了後、予備系に回線の擬似接続を指示し、予備系はこれ
に応じて回線の擬似接続を行うことにより、切替え後の
回線の接続処理を不要としたものである。
[産業上の利用分野] 本発明は、二重化データ通信システムの制御方式に関す
る。
システムの信頼性向上のため、装置を二重化し、一方を
現用系とし、他方を予備系とする方法がしばしば採用さ
れている。現用系に故障があった場合、直ちに予備系に
切り替え、システムの運用を続行するためである。
この場合、予備系への切替えにより回線の接続処理をや
り直さなければならないため通信が中断されることか
ら、システムの運用続行に支障が出る。
[従来の技術] 二重化データ通信システムにおいて、現用系から予備系
に切り替えた場合に、円滑に処理を継続する方式につい
ては種々のものがある。例えば、処理ステップを予め定
めたブレークポイント毎に区分し、現用系が各ブレーク
ポイント毎に処理状態を予備系に転送し、切替え時に予
備系がこれを参照して処理を継続する方式がある。
しかし、予備系への切替えにより回線の接続処理をやり
直す必要があり、切替え後の回線の接続処理を不要とす
る方式については従来その例がない。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の二重化データ通信システムでは、現用系から予備
系に切り替えた場合、予め定めたブレークポイント毎に
現用系から転送された処理状態を参照して処理を続行す
るが、回線に対しては通信制御装置が予備系に切り替わ
ったことから、回線の接続処理をやり直してからでない
とデータの送受信ができないため、通信が中断されると
いう問題点がある。
本発明は、このような従来の問題点を解消した新規な二
重化制御方式を提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 第1図は本発明の二重化制御方式の原理ブロック図を示
す。
図において、1,2は通信処理プロセッサである。
11,21は中央処理装置(以下、CPUと略記する)、1
2,22は通信制御装置(以下、CCUと略記する)であ
る。
111,211は、CPU11,21 に備えられた回線擬似接続指
示手段であり、現用系による回線接続終了後予備系に回
線の擬似接続を指示する。
111,211は、同じくCPU11,21に備えられた回線擬似
接続命令手段であり、現用系からの回線擬似接続指示に
応じて、自CCU12または22に回線の擬似接続を命令す
る。
121,221は、CCU22に備えられた回線擬似接続手段で
あり、自CPU11または21からの回線擬似接続命令に応
じて擬似的に回線の接続を行う。
[作用] 通信処理プロセッサ1および2は、全く同一の構成を有
しており、一つが現用系として、他が予備系として使用
される。
いま、通信処理プロセッサ1,CPU11,CCU12が現
用系として、通信処理プロセッサ2,CPU21,CCU
22が予備系として運用されているものとする。
現用系においてある一つの回線への接続が終了すると、
現用系CPU11から予備系CPU21へ回線擬似接続指示
を送出する。
予備系CPU21では、これに対応して自系のCCU22に
対して回線擬似接続命令を発行する。
予備系のCCU22はこれに対応して擬似的に回線の接続
を行う。
即ち、予備系のCCU22は実際には回線が接続されてお
らず、モデム等のデータ回線終端装置からの応答がない
にも拘わらず、擬似的に回線オープンのための初期設定
を行う。
現用系CPU11では、処理ステップの区切毎に処理状態
を予備系CPU21へ転送している。
現用系に障害が発生し、予備系への切替えが行われる
と、予備系CCUでは、回線接続の初期設定を完了して
おり、CPU21は保持している現用系による処理状態を
参照して、通信を継続することができる。
[実施例] 第2図は、本発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
図において、1は現用系の通信処理プロセッサ、2は予
備系の通信処理プロセッサである。
なお、現用系および予備系のプロセッサは同一の機能を
有し、現用、予備の関係は浮動的であって、一方のプロ
セッサが運用中であれば他方のプロセッサは予備であ
る。
通信処理プロセッサ1内には、CPU11およびメモリ
(MEM)13と、自プロセッサ1および相手プロセッサ
2を監視する故障監視装置(SUP)14と、複数回線を
接続するCCU12を備えている。
予備系の通信処理プロセッサ2も、現用プロセッサ1と
全く同じ構成であり、CPU21、CCU22、メモリ(M
EM)23および故障監視装置(SUP)24を備えてい
る。
3は回線切替装置(LSW)であり、一方のCCUから
他方のCCUに回線を切り替える。
4は系間制御線であり、予備系に現用系の処理状態を通
知し、また本発明による回線の擬似接続指示を行う。
以下に、本実施例システムの動作を説明する。
(1)現用系通信処理プロセッサ1においては、データ通
信を行う場合、始めに回線の接続を行う。即ち、CPU
11がCCU12に対して回線接続命令を発行し、CCU12
で接続処理を行う。
(2)接続処理が終了すると、CPU11は系間制御線3を
通じて予備系CPU21に対して当該回線の擬似接続を指
示する。CPU21はこの擬似接続指示を受けて、CCU
22に対して当該回線の回線情報を与えてその回線擬似接
続命令を発行する。
(3)CCU22ではこの命令を受けて回線擬似接続処理を
行う。回線擬似接続処理は、回線に対するCCU22の初
期設定(接続インタフェース、通信速度、単位数等)お
よび回線を擬似的に通信可状態にすることであり、実際
にはCCU22に回線は接続されていないので、例えば特
定回線(専用回線)の場合、モデムインタフェースのデ
ータ端末レディ信号(一般にERと略記される)をオン
にして、回線からのデータセットレディ信号(一般にD
Rと略記される)オンの確認により通信可状態となる筈
のところ、DRはオンとならないので、擬似的に通信可
とするために、ERオン指示後、DRオンになったとみ
なして、CPU21に接続処理終了を通知する。
(4)現用系CPU11は、系間制御線4を通じて、ジョブ
の処理ステップを予め定めたブレークポイント毎にその
処理状態を、予備系CPU21に転送する。
(5)故障監視装置(SUP)14および24は、それぞれ自
系および相手系のプロセッサの動作を監視している。
(6)故障監視装置(SUP)14がプロセッサ1の故障を
検出した場合、系間制御線4を通じてCPU21に通知
し、現用系から予備系への切替えを行う。故障監視装置
(SUP)24がプロセッサ1の故障を検出した場合も同
様である。予備系CCU22では回線の擬似接続状態にあ
るので、予備系CPU21では直ちに、現用系CPU11の
処理状態を参照して処理を継続する。
以上のようにして、従来、予備系への切替え時に、まず
予備系CPUがCCUに対して回線接続命令を発行し、
CCUにおいて回線の初期設定および回線を通信可状態
にする処理を行い、CPUではその処理終了報告を受け
た後始めて、受け取っていた現用系の処理状態を参照し
て通信処理を継続できたのに比べ、本発明の方式によれ
ば、通信を中断させることなく、直ちに処理を継続でき
るものである。
[発明の効果] 以上説明のように本発明によれば、現用系の故障により
予備系に切り替わった場合、予備系では回線の接続処理
済であることから、通信が中断されることなくデータ通
信処理を継続することができ、その実用上の効果は極め
て大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。 図面において、 1,2は予備系通信処理プロセッサ、 3は回線切替装置(LSW)、4は系間制御線、 11,21はCPU、12,22はCCU、 13,23はメモリ(MEM)、 14,24は故障監視装置(SUP)、 111,211は回線擬似接続指示手段、112,212は回線擬似
接続命令手段、 121,221は回線擬似接続手段、 をそれぞれ示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つまたは複数のデータ通信回線を介して
    データの授受に関する制御を行う通信制御装置(12,22)
    と、該通信制御装置を介して入出力データの処理を行う
    中央処理装置(11,21)を主体として構成され、 処理の区切毎に現用系の処理状態を予備系に転送し、予
    備系への切替え時に該処理状態を参照して処理を継続す
    る手段を備えた二重化データ通信システム(1,2)に
    おいて、 中央処理装置(11,21)に、予備系として動作する側の中
    央処理装置に対して回線の擬似接続を指示する手段(11
    1,211)と、 該回線擬似接続指示に対応して、通信制御装置に対して
    回線擬似接続命令を発行する手段(112,212)とを備える
    と共に、 通信制御装置(12,22)に、該回線擬似接続命令に応じ
    て、擬似的に回線の接続を行う回線擬似接続手段(121,
    221)を備えて、 現用系による回線接続終了後、直ちに予備系の擬似回線
    接続を行い、現用系から予備系への切替えが行われたと
    き、回線の接続をやり直すことなく、通信処理を継続す
    るよう構成したことを特徴とする二重化制御方式。
JP61275713A 1986-11-19 1986-11-19 二重化制御方式 Expired - Fee Related JPH0636519B2 (ja)

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