JPH06175869A - 二重化計算機システム - Google Patents

二重化計算機システム

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JPH06175869A
JPH06175869A JP4326641A JP32664192A JPH06175869A JP H06175869 A JPH06175869 A JP H06175869A JP 4326641 A JP4326641 A JP 4326641A JP 32664192 A JP32664192 A JP 32664192A JP H06175869 A JPH06175869 A JP H06175869A
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JP
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signal
processing device
processing
abnormality
side interface
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JP4326641A
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Inventor
Naohiko Kaseda
直彦 悴田
Satoko Ozawa
聡子 小沢
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 システム監視制御装置52及び系間通信制御
装置53を不要にし、ハードウェアのコストを下げると
共に、より信頼性の高い二重化計算機システムを得る。 【構成】 処理装置1,2の異常を検出して異常信号と
して出力する異常信号出力手段と、異常信号出力手段が
出力した異常信号をブレーク信号に変換する信号変換手
段と、信号変換手段が変換したブレーク信号を処理装置
1,2の出力側インタフェースポート1b,2bを介し
て相手系の計算機の入力側インタフェース制御部2a,
1aに送信する信号送信手段と、信号送信手段によって
相手系から送信されたブレーク信号を受信し、ブレーク
信号を相手系に異常が発生したものとして認識する信号
認識手段とをそれぞれの処理装置に備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、運用系と待機系を備え
る二重化計算機システムの制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】計算機システムにおいて、ハードウェア
の故障や異常、あるいはソフトウェアによる制御異常等
があっても、計算機システムを停止させず運用を継続で
きるようにする方式として二重化計算機システムがあ
る。二重化計算機システムとは、同一の処理装置を2台
備え、一方の処理装置に故障等が発生しても他方の処理
装置が処理を継続できるようにして信頼性を高めたもの
である。すなわち、一方の系を運用系、他方の系を待機
系として運転し、運用系に異常が発生した場合には、運
用系と待機系を切り替えて、待機系を新運用系として運
転を継続する方式である。
【0003】図4は従来の二重化計算機システムの構成
例を示したブロック図である。図3において、50,5
1は所定の処理を実行する処理装置であり、一方が本来
の業務を処理する運用系の処理装置として運転している
ときは、他方は運用系に障害等が発生した時に運用系の
処理を受け継ぐ待機系の処理装置となる。52はシステ
ム監視・制御装置であり、処理装置50,51の運転状
態を監視し、一方の装置に異常があることを検出した場
合には、その旨を正常運転している他方の装置に通知す
ると共に異常が発生したのが運用系の処理装置の場合に
は、運用系と待機系を切り替える機能を備えている。す
なわち、システム監視・制御装置は各系に対して運用系
または待機系であることを通知する系通知信号を出力し
ており、運用系の異常を検出すると、該系通知信号を反
転させることによって運用系と待機系を切替える。
【0004】53は運用系と待機系の間に設置された系
間通信制御装置であり、系間通信制御装置53は運用系
と待機系間のデータ転送や系間の通信制御、あるいは運
用系から待機系の立ち上げ指示、旧運用系の異常状況を
ファイル装置にログするための指示等を行う。56は通
信回線の切り替えを制御する回線切替装置であり、回線
切替装置56はシステム監視制御装置52の指示に基づ
いてスイッチ56a,56bを操作することによって通
信回線65と処理装置50,51との接続切替を行う。
57,58は周辺I/O切替装置であり、周辺I/O切
替装置57,58は周辺装置であるディスク59,60
やプリンタ61,62と処理装置50,51との接続切
替を行う。
【0005】54,55は計算機システムの運用及び保
守上必要な指示の入力またはプログラマの操作等に使用
するプログラマコンソールである。50a,51aはプ
ログラマコンソール54,55を接続するためのRS2
32Cインタフェース制御部、50b,51bは各種の
デバイスや端末、あるいは他の計算機システムとデータ
転送や通信を行うためのRS232Cインタフェースポ
ートである。
【0006】従来このような二重化計算機システムの制
御は次のようにして行われていた。処理装置50が運用
系であり、処理装置51が待機系である場合について説
明する。まず、オペレータがプログラマコンソール54
を操作し、自系処理装置50の立ち上げ指示を行う。立
ち上げ指示を受けた処理装置50は系間通信制御装置5
3を介して待機系の処理装置51の立ち上げ指示を行
う。この立ち上げ指示を受けた待機系の処理装置51は
自己システムの立ち上げ処理を実行する。このような立
ち上げ処理は、待機系の処理装置51から運用系の処理
装置50に対しても全く同様に行われる。
【0007】計算機システムが立ち上がると処理装置5
0は運用系としての処理を開始し、システム監視・制御
装置52は処理装置50,51の運転状態を監視し、系
間通信制御装置53は運用系の処理を待機系が継続して
処理することができるように、運用系と待機系の間でデ
ータ転送や通信を行う。また、このような二重化計算機
システムにおいては、立ち上がった状態の待機系処理装
置51を有効に活用するために、運用系の処理とは全く
別の処理作業(プログラムの更新、変更等)を待機系の
処理装置51でオペレータがプログラマコンソール55
を操作することによって行っている。この場合、オペレ
ータがプログラマコンソール55への入力を誤り、この
誤ったコマンドに基づいて待機系の処理装置51が動作
して運用系の処理装置51へ誤った制御コマンド等を発
行すると、運用系の処理に支障をきたし、最悪の場合は
運用系処理装置50のシステムダウンや系切替等にいた
る場合もある。そこで、系間通信制御装置53には待機
系の処理装置51から発行される信号を監視し、誤った
信号が運用系の処理装置50へ送信されないようにする
機能を備えている。
【0008】運用系である処理装置50に異常が発生す
ると、処理装置50はシステム監視・制御装置52にア
ラーム信号を出力し、このアラーム信号を受信したシス
テム監視・制御装置52は系通知信号を反転させ、運用
系と待機系を切替える。この切替が行われると、処理装
置51は自己が運用系になったことを認識してシステム
監視制御装置52に対して回線切替指示信号を出力し、
システム監視制御装置52はこの回線切替指示信号を受
信すると回線切替装置56に回線を処理装置51側に接
続するよう指示する。また、処理装置51は周辺I/O
切替装置57,58に切替信号を出力し、周辺装置を自
己に接続する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の二
重化計算機システムは同じシステムを2式備え、さらに
システム監視制御装置52及び系間通信制御装置53を
必要とするため、ハードウェアのコストが通常の計算機
システムの2倍以上かかることになる。また、システム
監視制御装置52は、二重化計算機システムで唯一二重
化されない部分でありシステム監視装置52が故障また
は異常の場合には、システムダウンに至る危険があり信
頼性を低下させるという問題点があった。
【0010】本発明はかかる課題を解決するためになさ
れたものであり、システム監視制御装置52及び系間通
信制御装置53を不要にし、ハードウェアのコストを下
げると共に、より信頼性の高い二重化計算機システムを
得ることを目的としている。また、系間通信制御装置5
3を不要にし、簡易な方式で系間通信制御を行うことに
よって二重化計算機システムのハードウェアのコストを
下げることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る二重化
計算機システムは、処理装置の異常を検出して異常信号
として出力する異常信号出力手段と、該異常信号出力手
段が出力した前記異常信号をブレーク信号に変換する信
号変換手段と、該信号変換手段が変換した前記ブレーク
信号を処理装置の出力側インタフェースを介して相手系
の処理装置の入力側インタフェースに送信する信号送信
手段と、相手系の処理装置から送信されたブレーク信号
を入力側インタフェースを介して受信し、該ブレーク信
号を相手系に異常が発生したものとして認識する信号認
識手段とを備えたものである。
【0012】第2の発明に係る二重化計算機システム
は、一方の処理装置の出力側インタフェースと他方の処
理装置の入力側インタフェースとの間及び前記一方の処
理装置の入力側インタフェースと前記他方の処理装置の
出力側インタフェースとの間にそれぞれ設けられて、一
方の処理装置が運用系として、他方の処理装置が待機系
としてそれぞれ機能している場合には前記運用系の処理
装置の出力側インタフェースから前記待機系の処理装置
の入力側インタフェースへの信号の送信のみを有効にす
る切替手段を備えたものである。
【0013】
【作用】異常信号出力手段はハードウェア異常またはソ
フトウェアによる制御異常等が発生すると異常信号を信
号変換手段に出力する。信号変換手段は異常信号出力手
段が出力した信号をブレーク信号に変換する。信号送信
手段は信号変換手段が変換したブレーク信号を処理装置
の出力側インタフェースを介して相手系の処理装置の入
力側インタフェースに送信する。信号認識手段は信号送
信手段によって相手系から送信されたブレーク信号を受
信し、ブレーク信号を相手系に異常が発生したものとし
て認識する。
【0014】スイッチ回路は運用系の処理装置の出力側
インタフェースから待機系の処理装置の入力側インタフ
ェースへの信号の送信のみを有効し、運用系と待機系が
切り替わった場合には新たに運用系となった処理装置の
出力側インタフェースから新たに待機系となった処理装
置の入力側インタフェースへの信号の送信のみを有効に
する。
【0015】
【実施例】
実施例1.図1は本発明の第1の実施例を示す二重化計
算機システムのブロック図であり、図において従来例を
示した図3と同一部分には同一符号を付し説明を省略す
る。1,2は所定の処理を実行する処理装置であり、一
方が本来の業務を処理する運用系の処理装置として運転
しているときは、他方は運用系障害時に処理を受け継ぐ
待機系の処理装置となる。1a,2aはプログラマコン
ソール54,55を接続するためのRS232Cインタ
フェース制御部、1b,2bは各種デバイスや端末機あ
るいは他の計算機システムとデータ転送や通信を行うた
めのRS232Cインタフェースポートである。RS2
32Cインタフェースポート1b,2bはそれぞれ相手
側のRS232Cインタフェース制御部1a,2aに通
信ケーブルを介して接続されている。
【0016】図2は計算機システムに異常が発生した場
合に、その異常を相手系に通知し、または相手系からの
異常通知を受信する異常信号送受信回路の回路図であ
る。この回路は処理装置1及び処理装置2に設けられて
いるが、処理装置1側について説明する。図において、
1aは図1に示したRS232Cインタフェース制御部
であり、RS232Cインタフェース制御部1aは処理
装置2とのデータ信号の送受信制御を行う。20はソフ
トウェアに起因する制御異常が発生したときに異常信号
を出力するソフトウェア異常信号出力手段、21はハー
ドウェアに異常が発生したときに異常信号を出力するハ
ードウェア異常信号出力手段である。
【0017】22はソフトウェア異常信号出力手段20
及びハードウェア異常信号出力手段21から信号が入力
される論理和回路、23は論理和回路22の出力側に接
続されたフリップフロップ回路である。フリップフロッ
プ回路23は論理和回路22から「1」が入力されると
リセット信号が入力されるまで「1」の信号を送出し続
ける。24はRS232Cインタフェース制御部1aの
出力側及びフリップフロップ回路23の出力側に接続さ
れた論理和回路、25は論理和回路24の出力側に接続
されRS232Cインタフェースポート1bを介して相
手側の処理装置に信号を送出するドライバ、26は相手
側の処理装置からの信号を受信し、受信信号をRS23
2Cインタフェース制御部1aに入力するレシーバであ
る。
【0018】次に、本実施例装置の動作について、処理
装置1が運用系、処理装置2が待機系である場合を例に
挙げて説明する。運用系の処理装置1でハードウェア異
常またはソフトウェアによる制御異常等が検出される
と、ソフトウェア異常信号出力手段20またはハードウ
ェア異常信号出力手段21から論理和回路22に「1」
の信号が入力される。論理和回路22は「1」の信号が
入力されると、フリップフロップ回路23に「1」の信
号を出力する。フリップフロップ回路23は論理和回路
22から「1」の信号が入力されるとリセット信号が入
力されるまでの一定時間「1」の信号を出力し続ける。
この出力信号はドライバ25、RS232Cインタフェ
ースポート1bを介して処理装置2のRS232Cイン
タフェース制御部2aへブレーク信号として送信され
る。
【0019】一方、待機系のRS232Cインタフェー
ス制御部2aは処理装置1から送られるブレーク信号を
受信すると、このブレーク信号を運用系に異常が発生し
た旨の信号であると認識して自己が運用系となるべき処
理を開始する。すなわち、処理装置2は回線切替装置5
6へ回線切替信号を送出し、回線切替装置56は回線切
替信号を受信するとスイッチ56a,56bを図中A側
からB側に切り替える。この回線切り替えによって通信
回線65と処理装置2が接続される。また、周辺I/O
切替装置57,58にも切替信号を送出し、周辺I/O
切替装置57,58は切替信号を受信すると回線の接続
を切り替え、周辺装置であるディスク59,60及びプ
リンタ61,62を処理装置2側に接続する。接続等が
終了すると処理装置2は運用系として処理装置1の業務
を引継ぎ処理を続行する。
【0020】また、処理装置1が運用系、処理装置2が
待機系である場合において、待機系である処理装置2側
に異常が発生した場合は、処理装置2はRS232Cイ
ンタフェースポート2bから処理装置1のRS232C
インタフェース制御部1aへブレーク信号を発信する。
このブレーク信号を受信した運用系の処理装置1は自己
の処理を続行すると共に、処理装置2に対してリカバリ
に必要な情報(ログデータ)を収集して記録しておく等
の障害処理の指示をする。尚、本方式では二重化システ
ム監視・制御装置を持たないため、運用系・待機系の状
態管理は系間通信等により各々ソフトウェアによって行
う。
【0021】実施例2.図3は本発明の第2の実施例を
示す二重化計算機システムのブロック図であり、図にお
いて従来例を示した図4と同一部分には同一符号を付し
説明を省略する。3はホストと接続される通信回線65
と処理装置1または処理装置2との切替、及び処理装置
1と処理装置2のインタフェース相互間を接続する回線
の切替制御を行う回線切替装置である。
【0022】3a,3bはスイッチであり、スイッチ3
a,3bは同時に動作し、スイッチ3aが図中A側に接
続されるときはスイッチ3bもA側に接続され、スイッ
チ3aがB側に接続されるときはスイッチ3bもB側に
接続される。RS232Cインタフェースポート50
b,51bはスイッチ3a,3bを介してそれぞれ相手
側のRS232Cインタフェース制御部51a,50a
に接続されている。そして、スイッチ3a,3bがA側
に接続されるときは処理装置50のRS232Cインタ
フェースポート50bから処理装置51のRS232C
インタフェース制御部51aへつながる回線が閉回路に
なり、スイッチ3a,3bがB側に接続されているとき
は処理装置51のRS232Cインタフェースポート5
1bから処理装置50のRS232Cインタフェース制
御部50aへつながる回線が閉回路になる。
【0023】3c,3dは通信回線65と処理装置5
0,51の接続切替を行うスイッチであり、スイッチ3
c,3dがA側に接続されているときは処理装置50が
通信回線65と接続され、スイッチ3c,3dがB側に
接続されているときは処理装置51が通信回線65と接
続される。なお、回線切替装置3はシステム監視制御装
置52の指示に基づいて動作する。
【0024】次に、本実施例装置の動作について、処理
装置50が運用系、処理装置51が待機系として機能す
る場合を例に挙げて説明する。オペレータがプログラマ
コンソール54を操作し、処理装置50の立ち上げ指示
を行うと、処理装置50のCPUが自系システムの立ち
上げ処理を開始する。処理装置50のCPUはシステム
監視制御装置52へ回線接続指示信号を出力し、この信
号を受信したシステム監視制御装置52は回線切替装置
3に処理装置50が運用系として機能できるようにスイ
ッチ3a,3b,3c,3dを切り替える回線切替指示
信号を出力する。回線切替指示信号を受信した回線切替
装置3はスイッチ3a,3b,3c,3dをA側に接続
する。
【0025】回線の接続が完了すると、処理装置50の
CPUはRS232Cインタフェースポートbから待機
系側のRS232Cインタフェース制御部51aへ立ち
上げ指示信号を出力する。この立ち上げ指示信号を受信
した処理装置51のCPUは自己の計算機システムの立
ち上げ処理を実行する。これら一連の立ち上げ処理が終
了すると処理装置50は運用系として、処理装置51は
待機系としてそれぞれ処理を実行する。このとき運用系
側のRS232Cインタフェースポート50bから待機
系側のRS232Cインタフェース制御部51aへつな
がる回線が閉回路になり、運用系の処理装置50から待
機系の処理装置51への信号のみが有効となる。従っ
て、オペレータが待機系のプログラマコンソール55へ
の入力を誤り、待機系のソフトウェアを介して運用系へ
制御コマンド等の信号を発行しても、この信号はスイッ
チ3bで遮断され運用系に伝わらないので、運用系の動
作に影響を及ぼすことはない。
【0026】運用系の処理装置50が何らかの障害等に
より運用系としての処理が不可能になると、処理装置5
0のCPUからシステム監視制御装置52へ障害通知信
号が出力される。この障害通知信号を受信したシステム
監視制御装置52は待機系の処理装置51に待機系から
運用系への切替信号を出力する。処理装置51はこの切
替信号を受信すると自己を待機系から運用系へ切り替え
る処理を開始する。すなわち、処理装置51のCPUは
システム監視制御装置52へ回線接続指示信号を出力
し、この信号を受信したシステム監視制御装置52は回
線切替装置3に処理装置51が運用系として機能できる
ようにスイッチ3a,3b,3c,3dを切り替える回
線切替指示信号を出力する。回線切替指示信号を受信し
た回線切替装置3はスイッチ3a,3b,3c,3dを
B側に接続する。
【0027】この回線切り替えによって通信回線65と
処理装置51とが接続され処理装置51の運用系として
の処理が可能になる。また、処理装置51のRS232
Cインタフェースポート51bから処理装置50のRS
232Cインタフェース制御部50aへつながる回線が
閉回路になり、処理装置51から処理装置50への信号
のみが有効となる。さらに、従来例と同様に周辺I/O
切替装置57,58が処理装置51からの切替信号に基
づいて回線の接続を切り替え、周辺装置であるディスク
59,60及びプリンタ61,62を処理装置51側に
接続する。接続等が終了すると処理装置51は運用系と
して処理装置1の業務を引継ぎ処理を続行する。逆方向
の制御も運用系11から待機系12への制御方法と全く
同様にして行われる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、処理装置の異常を異常が発生した処理装置の出力側
インタフエースを介して相手系の入力側インタフエース
に直接通知するようにしたので、システム監視制御装置
及び系間通信制御装置が必要なくなりコストの低減化が
図れると供に、システム監視制御装置または系間通信制
御装置の故障が無くなり信頼性を高めることができる。
【0029】第2の発明によれば、運用系の処理装置の
出力側インタフェースから待機系の処理装置の入力側イ
ンタフェースへの信号の送信のみを有効にするスイッチ
回路を設けたので、系間通信制御装置を用いることな
く、簡易に系間通信制御を行うことができハードウェア
のコストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す二重化計算機シス
テムのブロック図である。
【図2】第1の実施例の異常信号送受信回路の回路図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施例を示す二重化計算機シス
テムのブロック図である。
【図4】従来の二重化計算機システムの構成例を示した
ブロック図である。
【符号の説明】
1,20 処理装置 1a,2a RS232Cインタフェース制御部 1b,2b RS232Cインタフェースポート 3 回線切替装置 3a,3b スイッチ 20 ソフトウェア異常信号出力手段 21 ハードウェア異常信号出力手段 22,24 論理和回路 23 フリップフロップ回路 25 ドライバ 26 レシーバ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運用系と待機系の2台の処理装置を備
    え、一方の処理装置に異常が発生するとその異常を他方
    の処理装置に通知して異常発生時の処理を実行する二重
    化計算機システムにおいて、 処理装置の異常を検出して異常信号として出力する異常
    信号出力手段と、 該異常信号出力手段が出力した前記異常信号をブレーク
    信号に変換する信号変換手段と、 該信号変換手段が変換した前記ブレーク信号を処理装置
    の出力側インタフェースを介して相手系の処理装置の入
    力側インタフェースに送信する信号送信手段と、 相手系の処理装置から送信されたブレーク信号を入力側
    インタフェースを介して受信し、該ブレーク信号を相手
    系に異常が発生したものとして認識する信号認識手段と
    をそれぞれの処理装置に備えた二重化計算機システム。
  2. 【請求項2】 一方の処理装置が運用系として機能する
    ときは他方の処理装置が待機系として機能し、運用系の
    処理装置に異常が生じると待機系の処理装置が運用系に
    切り替わり運用系の処理を続行する二重化計算機システ
    ムにおいて、 一方の処理装置の出力側インタフェースと他方の処理装
    置の入力側インタフェースとの間及び前記一方の処理装
    置の入力側インタフェースと前記他方の処理装置の出力
    側インタフェースとの間にそれぞれ設けられ、一方の処
    理装置が運用系として、他方の処理装置が待機系として
    それぞれ機能している場合には前記運用系の処理装置の
    出力側インタフェースから前記待機系の処理装置の入力
    側インタフェースへの信号の送信のみを有効にする切替
    手段を備えた二重化計算機システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009037499A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Furuno Electric Co Ltd 自動料金収受車載装置およびそれを用いた車載システム

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