JPH0636509U - コンパクト容器 - Google Patents

コンパクト容器

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JPH0636509U
JPH0636509U JP7273192U JP7273192U JPH0636509U JP H0636509 U JPH0636509 U JP H0636509U JP 7273192 U JP7273192 U JP 7273192U JP 7273192 U JP7273192 U JP 7273192U JP H0636509 U JPH0636509 U JP H0636509U
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JP
Japan
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dish frame
dish
frame
decorative
plate
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Pending
Application number
JP7273192U
Other languages
English (en)
Inventor
倫明 熊谷
幸知 柚原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
Original Assignee
YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
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Filing date
Publication date
Application filed by YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD. filed Critical YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
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Publication of JPH0636509U publication Critical patent/JPH0636509U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 形状の異なる化粧皿を着脱自在に収納固定可
能なコンパクト容器を提供すること。 【構成】容器本体10内に皿枠30を着脱自在に収納固
定し、皿枠30の上面及び下面に2種類の形状の異なる
開口部31,33を形成し、皿枠30の側壁35を切欠
して挿入口36を設け、形状の異なる化粧皿50,51
を適宜挿入口36から挿入して皿枠30内に嵌合収納可
能とし、かつ形状の異なる化粧皿50,51の周縁がそ
れぞれ皿枠30の2種類の形状の異なる開口部31,3
3の周縁よりも大きく形成する。 【効果】 収納した化粧皿が皿枠から抜脱するのを防止
でき、かつ形状の異なる化粧皿を皿枠内にスムーズに着
脱することができ、均質な製品の製造の問題や、接着剤
等により固着する場合の接着強度の問題等も解消する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コンパクト容器に関するもので、より具体的には容器本体内に丸形 状または角形状といった形状の異なる化粧皿を着脱自在に収納固定可能なコンパ クト容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、趣向の多様化にともなって、コンパクト容器の化粧皿の形状も多様化し 、丸形状あるいは角形状といったものがある。これら形状の異なる化粧皿を着脱 自在に収納固定可能なコンパクト容器に対応するために皿枠の改良が考慮されて きた。
【0003】 この種のコンパクト容器では、実公昭59−13923号公報に示されるよう なコンパクト容器が公知となっている。すなわち、このコンパクト容器では、容 器本体内に皿枠を着脱自在に収納固定し、この皿枠の上方面に円形状、下方面に 角形状の穴を形成している。そして、それぞれの形状の穴を上方に位置させた状 態で皿枠を容器本体内に収納し、それぞれの形状の化粧皿を皿枠内に上から収納 している。
【0004】 しかしながら、上記に示されたコンパクト容器では、それぞれの形状の化粧皿 を皿枠内に収納した状態では、化粧皿は単に上から収納されるだけなので皿枠か ら容易に抜脱してしまうといった欠点があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このような欠点を解消するためには、化粧皿の抜脱を防止するために化粧皿と 皿枠とを径嵌合により固着するものがあるが、この場合、両者の径嵌合には精度 の高い製品が要求され、均質な製品の製造が難しいといった問題点が生じてきた 。
【0006】 また、皿枠と化粧皿との間に接着剤や両面接着テープを介して、その接着力を 利用して皿枠内に化粧皿を固着するようにしているものがあるが、皿枠と化粧皿 との接着の強度の調節が難しいといった問題点があった。すなわち、接着剤や両 面接着テープの接着強度が強すぎた場合、化粧皿を交換する際、化粧皿を剥がし にくくなり、弱すぎた場合、携帯時にわずかな振動で皿枠から離脱する虞れがあ る。さらに、剥がした面がべとつくといった問題点があった。さらにまた、化粧 皿の交換を数回繰り返すと、皿枠の接着面に化粧料が飛散付着して接着強度が著 しく低下するといった問題点があった。
【0007】 さらに化粧皿と皿枠のそれぞれ接触する面にアンダーカットを設けて、互いの 凹凸嵌合によって化粧皿の着脱を行うようにしているものがあるが、この場合も 化粧皿を外す際にスムーズに外すことが難しかった。
【0008】 本考案はかかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、形状の異 なる化粧皿を着脱自在に収納固定可能なコンパクト容器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本考案によれば、容器本体内に化粧料を充填した 化粧皿を着脱自在に収納固定してなるコンパクト容器において、容器本体内に皿 枠を着脱自在に収納固定し、皿枠の上面及び下面に2種類の形状の異なる開口部 を形成し、皿枠の側壁を切欠して挿入口を設け、挿入口から形状の異なる化粧皿 を適宜挿入して皿枠内に収納固定可能とし、かつ形状の異なる化粧皿の周縁がそ れぞれ皿枠の2種類の形状の異なる開口部の周縁よりも大きく形成されているこ と特徴とする。
【0010】
【作用】
以上の構成により本考案のコンパクト容器にあっては、化粧皿の形状にあった 皿枠の開口部を上面に向けた状態で、皿枠の側壁から化粧皿を挿入し、皿枠内に 嵌合固定収納することができる。また、各化粧皿の周縁は皿枠の各開口部の周縁 より大きく形成されているため、化粧皿が皿枠から抜脱してしまうことを防止す ることができる。
【0011】 さらに化粧皿の交換の際にも、皿枠の裏面側の開口部にできた化粧皿との隙間 から化粧皿を挿入口側に押すだけで簡単に化粧皿を皿枠から取出すことができる 。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の好適な実施例を図に基づいて詳細に説明する。
【0013】 図1ないし図4は、本考案の第1実施例に係るコンパクト容器を示す。
【0014】 本実施例のコンパクト容器は、図1に示されるように容器本体10と、蓋体2 0、皿枠30および角形状または丸形状の化粧皿50,51からなっている。
【0015】 容器本体10は、平面略矩形をなし、その後端中央部には、凹所11が形成さ れ、後方部両側面には蝶番ピン挿通孔12,12が穿設されている。また、容器 本体10の前端中央部には、切欠凹所13が形成され、その奥面上方部には第1 の係合突起14が形成されている。さらに、容器本体10の上面には、皿枠30 を収納する略正方形の凹部15が形成されている。この凹部15の両側壁には横 長の係合突条16,16が突出形成されている。さらにまた、この凹部15の角 部に近接する底面には、貫通孔17が形成されている。
【0016】 蓋体20は、内面に鏡21が接着され、その後方中央部にはブロック体22が 垂下形成され、蝶番ピンによって容器本体10と開閉自在に蝶着されている。ま た、蓋体20の前端中央部には爪片23が垂設され、この爪片23の内面側には 容器本体10の第1の係合突起14と係合可能な第2の係合突起24が設けられ ている。
【0017】 皿枠30は、容器本体10の凹部15に収納可能な箱状で、図2及び図4に示 されるように上面中央に角形状の開口部31が形成された無底の上蓋32と、中 央に丸形状の開口部33が形成された底板34とからなっている。
【0018】 上蓋32の側壁35は横長に切欠された化粧皿の挿入口36が設けられている 。さらに、この挿入口36を挟む両側壁の外面には容器本体10の係合突条16 と係合可能な係合溝37,37が形成されている。
【0019】 底板34には、化粧皿ホルダー38が形成されている。この化粧皿ホルダー3 8は、図2及び図3に示されるように一端が開口した略コ字状の立壁で、その内 周にはそれぞれ、角形状の化粧皿50の外周とほぼ等しい内周を有する4か所の 角部分39と、丸形状の化粧皿51の外周とほぼ等しい内周を有する3か所の円 弧部分40とを有し、開口側から奥面に向かって下方に切欠部42,42が形成 され、この切欠部42により化粧皿ホルダー38の両開口部は弾性変形自在な可 撓片41,41となっている。また、この可撓片41の端部内面は、外方に向か って傾斜する傾斜面43,43となっている。
【0020】 上記のように形成された上蓋32と底板34とを嵌合させると箱状の皿枠30 となり、化粧皿ホルダー38の可撓片41の上方には図4に示されるように隙間 が形成され、また図3に示されるように化粧皿ホルダー38の外周には空間が形 成されている。
【0021】 なお、この化粧皿ホルダー38の内周は皿枠30の上蓋32に形成された角形 状の開口部31および底板34に形成された丸形状の開口部33の内周よりも外 方に形成されている。すなわち、2種類の形状の異なる化粧皿50,51の周縁 は、化粧皿ホルダー38の内周とほぼ等しく、皿枠30の2種類の形状の異なる 開口部31,33の周縁よりもそれぞれ大きく形成されている。
【0022】 上記のように構成されたコンパクト容器の皿枠30内に丸形状の化粧皿51を 収納するには、図3に示すように、皿枠30の底板34に形成された丸形状の開 口部33側を上面にして挿入口36から化粧皿51を挿入する。すると、傾斜面 43に案内されて挿入された化粧皿51に押されて化粧皿ホルダー38の可撓片 41はいったん外方に向かって撓み、化粧皿51を内方に収納すると再び弾性復 帰して、化粧皿51はその外周が化粧皿ホルダー39の円弧部分40により挟持 された状態で固定収納される。そして、化粧皿51が皿枠30内に収納された状 態では、図4に示されるように、化粧皿51の周縁は皿枠30の開口部33の周 縁より大きいため、化粧皿51を皿枠30が係止し、化粧皿51が皿枠30から 抜脱するのを防止することができる。
【0023】 また、皿枠30内に角形状の化粧皿50を収納する場合は、皿枠30の上蓋3 2に形成された角形状の開口部31側を上面にして、同様に挿入口36から化粧 皿50を挿入すると、傾斜面43に案内されて挿入された化粧皿50に押されて 化粧皿ホルダー38の可撓片41はいったん外方に向かって撓み、化粧皿50を 内方に収納すると、再び弾性復帰して化粧皿50はその外周が化粧皿ホルダー3 8の角部分39により挟持された状態で固定収納される。この場合も、皿枠30 内に収納された化粧皿50の周縁は皿枠30の開口部31の周縁より大きくなっ ているため、化粧皿51を皿枠30が係止し、化粧皿50が皿枠30から抜脱す るの防止することができる。
【0024】 さらに化粧皿の交換の際には、容器本体10の底面の貫通穴17から皿枠30 の底面をピン等により押し上げて、皿枠30を容器本体10から取り出した後、 化粧皿ホルダー38の裏面側の円弧部分40または角部分39にできた化粧皿と のそれぞれの隙間から化粧皿を挿入口36側に押すだけで簡単に化粧皿を皿枠か ら取り出すことができる。
【0025】 図5および図6は、本考案の第2実施例を示す。この実施例では、皿枠30a は、箱状に一体的に形成され、その上下面中央部には丸形状及び角形状の開口部 33,31が形成されている。また、この皿枠30aの内周壁には、それぞれ、 角形状の化粧皿50の外周とほぼ等しい内周を有する2か所の角部分41aと、 丸形状の化粧皿51の外周とほぼ等しい内周を有する円弧部分40aとを有して いる。さらに、皿枠30aの側壁35aは切欠されてここに挿入口36aが形成 され、この挿入口36aの両端側壁内面は、肉薄に形成されて円弧部分40aと つながっている。
【0026】 また、この挿入口36aには側面蓋44が形成されている。この側面蓋44は その一端を肉薄のヒンジ部45で皿枠30aと一体に連結し、他端には係合部4 6が形成されている。一方、挿入口36aの開口部側にはこの係合部46と係合 可能な係合部47が形成され、側面蓋44は両者の係合により皿枠30aに固定 される。さらに、側面蓋44の内面には、円弧部分40aが形成されている。
【0027】 上記のように構成されたコンパクト容器の皿枠30a内に丸形状の化粧皿51 を収納するには、図5に示すように、挿入口36aから化粧皿51を挿入し、側 面蓋44を係合させると、化粧皿51の外周は円弧部分40aの内周により若干 径嵌合された状態で皿枠30a内に収納固定される。同様に、角形状の化粧皿5 0を収納する場合も挿入口36aから化粧皿50を挿入し、側面蓋44を係合さ せると化粧皿50はの外周は皿枠30a内に収納固定される。その他の構成及び 作用は、第1実施例の場合と同様である。
【0028】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、容器本体内に化粧料を充填した化粧皿を着脱 自在に収納固定してなるコンパクト容器において、容器本体内に皿枠を着脱自在 に収納固定し、皿枠の上面及び下面に2種類の形状の異なる開口部を形成し、皿 枠の側壁を切欠して挿入口を設け、挿入口から形状の異なる化粧皿を適宜挿入し て皿枠内に嵌合収納可能としているので、形状の異なる化粧皿を皿枠内に容易に 固定収納することができる。
【0029】 また、形状の異なる化粧皿の周縁がそれぞれ皿枠の2種類の形状の異なる開口 部の周縁よりも大きく形成されているので、収納した化粧皿が皿枠から抜脱して しまうことを防止することができる。
【0030】 さらに化粧皿の交換の際にも、それぞれ皿枠の裏面側の弧部分または角部分に できた化粧皿との隙間から化粧皿を挿入口側に押すだけでスムーズに化粧皿を皿 枠から取出すことができ、高い精度が要求される径嵌合の必要もなく、また接着 剤や両面接着テープ、凹凸嵌合を用いた場合のる必要もなく、皿枠と化粧皿との 接着の強度の調節が難しいといった問題点や、繰り返し使用する場合の接着強度 の低下といった問題も解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係るコンパクト容器の斜
視図である。
【図2】本考案の第1実施例に係るコンパクト容器の皿
枠の斜視図である。
【図3】本考案の第1実施例に係るコンパクト容器の皿
枠の上面図である。
【図4】本考案の第1実施例に係るコンパクト容器の皿
枠の側面図である。
【図5】本考案の第2実施例に係るコンパクト容器の皿
枠の斜視図である。
【図6】本考案の第2実施例に係るコンパクト容器の皿
枠の上面図である。
【符号の説明】
10 容器本体 30,30a 皿枠 31,33 開口部 35,35a 側壁 36,36a 挿入口 50,51 化粧皿

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体内に化粧料を充填した化粧皿を
    着脱自在に収納固定してなるコンパクト容器において、
    該容器本体内に皿枠を着脱自在に収納固定し、該皿枠の
    上面及び下面に2種類の形状の異なる開口部を形成し、
    該皿枠の側壁を切欠して挿入口を設け、該挿入口から形
    状の異なる化粧皿を適宜挿入して該皿枠内に収納固定可
    能とし、かつ該形状の異なる化粧皿の周縁がそれぞれ該
    皿枠の該2種類の形状の異なる開口部の周縁よりも大き
    く形成されていること特徴とするコンパクト容器。
JP7273192U 1992-10-19 1992-10-19 コンパクト容器 Pending JPH0636509U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7273192U JPH0636509U (ja) 1992-10-19 1992-10-19 コンパクト容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7273192U JPH0636509U (ja) 1992-10-19 1992-10-19 コンパクト容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0636509U true JPH0636509U (ja) 1994-05-17

Family

ID=13497799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7273192U Pending JPH0636509U (ja) 1992-10-19 1992-10-19 コンパクト容器

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JP (1) JPH0636509U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022272063A1 (en) * 2021-06-24 2022-12-29 L'oreal Refillable makeup palette with sliding drawer mechanism
US11751662B2 (en) 2021-06-24 2023-09-12 L'oreal Refillable makeup palette with sliding drawer mechanism

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WO2022272063A1 (en) * 2021-06-24 2022-12-29 L'oreal Refillable makeup palette with sliding drawer mechanism
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