JPH0614654Y2 - 化粧用パレット - Google Patents
化粧用パレットInfo
- Publication number
- JPH0614654Y2 JPH0614654Y2 JP1988100896U JP10089688U JPH0614654Y2 JP H0614654 Y2 JPH0614654 Y2 JP H0614654Y2 JP 1988100896 U JP1988100896 U JP 1988100896U JP 10089688 U JP10089688 U JP 10089688U JP H0614654 Y2 JPH0614654 Y2 JP H0614654Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- accommodating portion
- hanging piece
- lid
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
- Adornments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、中皿が着脱交換できる化粧用パレットに係る
ものである。
ものである。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 従来、この種のものに、平面形状ロ字状の枠状部材で複
数の小さな中皿を一列に並べて束ね、これを身の中の所
定の箇所に着脱自在に内装したもの(実開昭62-7906号
公報)や、側壁のない身の中に、自体の側壁を身の側壁
に兼用した複数の中皿を前後に並べ、これらの中皿を、
身の前壁乃至後壁に前方から着脱自在に抱着させた平面
形状コ字状のピアノ線で抱持するようにしたもの(実開
昭61-194411号公報)がある。
数の小さな中皿を一列に並べて束ね、これを身の中の所
定の箇所に着脱自在に内装したもの(実開昭62-7906号
公報)や、側壁のない身の中に、自体の側壁を身の側壁
に兼用した複数の中皿を前後に並べ、これらの中皿を、
身の前壁乃至後壁に前方から着脱自在に抱着させた平面
形状コ字状のピアノ線で抱持するようにしたもの(実開
昭61-194411号公報)がある。
しかし、前者の場合、開蓋等の際に、それらの中皿が枠
状部材共々不意に飛び出ることがあり、また、後者の場
合、外周にピアノ線やこれに対応する溝が表出するた
め、見映えが悪い上に、外力でそのピア線が脱落して、
これまた中皿が身から不意に離脱することがある。
状部材共々不意に飛び出ることがあり、また、後者の場
合、外周にピアノ線やこれに対応する溝が表出するた
め、見映えが悪い上に、外力でそのピア線が脱落して、
これまた中皿が身から不意に離脱することがある。
本考案は、かかる問題点を解決しようとするものであ
る。
る。
「課題を解決するための手段」 上記目的達成のため、本考案は、扁平で方形の身1と蓋
2とを重ねて後部で枢着し、その身1内に方形の化粧料
収容部12を形成し、該化粧料収容部には、後壁13の中央
部に凹段部14を形成し、内周面の適所に横溝を有する複
数のリング受け15を設けるとともに、その内周面に沿わ
せて弾性を有する棒材から成るリング3を内装して上記
リング受け15に着脱自在に係合させ、かつ、該リング3
には、後部中央に嵌合子31を設けて上記凹段部14に着脱
自在に嵌合させ、また、上記化粧料収容部12内に中皿4
を装入し、該中皿には、外縁から係合垂片41を垂設し
て、該係合垂片を上記リング3の適所に抱き着き状態に
て着脱自在に係合させたことを特徴とする。
2とを重ねて後部で枢着し、その身1内に方形の化粧料
収容部12を形成し、該化粧料収容部には、後壁13の中央
部に凹段部14を形成し、内周面の適所に横溝を有する複
数のリング受け15を設けるとともに、その内周面に沿わ
せて弾性を有する棒材から成るリング3を内装して上記
リング受け15に着脱自在に係合させ、かつ、該リング3
には、後部中央に嵌合子31を設けて上記凹段部14に着脱
自在に嵌合させ、また、上記化粧料収容部12内に中皿4
を装入し、該中皿には、外縁から係合垂片41を垂設し
て、該係合垂片を上記リング3の適所に抱き着き状態に
て着脱自在に係合させたことを特徴とする。
「作用」 如上の構成であり、中皿4に化粧料を収容して使用する
が、その中皿4の着脱交換には、身1に対しリング3を
着脱し、かつ、該リング3に対し中皿4を着脱すればよ
い。
が、その中皿4の着脱交換には、身1に対しリング3を
着脱し、かつ、該リング3に対し中皿4を着脱すればよ
い。
而して、その中皿4の着脱交換の際には、まず、嵌合子
31を後ろ側から指でつまんで、凹段部14から上方へと離
脱させるとともに、リング3をリング受け15から上方へ
と離脱させて、中皿4共々に取り外した後、その中皿4
をそのリング3から抜き取る。次いで、他の中皿4をリ
ング3に嵌めて係合垂片41をリング3に抱き付かせ、該
リング3をその中皿4共々に化粧料収容部12内へ挿入し
て中皿4を押し下げし、この押し下げに伴いリング3を
再びリング受け15に係合させると同時に、係合子31を凹
段部14に嵌合させて、中皿4を化粧料収容部12内に装着
する。
31を後ろ側から指でつまんで、凹段部14から上方へと離
脱させるとともに、リング3をリング受け15から上方へ
と離脱させて、中皿4共々に取り外した後、その中皿4
をそのリング3から抜き取る。次いで、他の中皿4をリ
ング3に嵌めて係合垂片41をリング3に抱き付かせ、該
リング3をその中皿4共々に化粧料収容部12内へ挿入し
て中皿4を押し下げし、この押し下げに伴いリング3を
再びリング受け15に係合させると同時に、係合子31を凹
段部14に嵌合させて、中皿4を化粧料収容部12内に装着
する。
「実施例」 図面は、本考案の実施例を示している。
図において、1は、扁平で長方形の身、2は、該身に適
合する扁平で方形の蓋であり、後部で相互に枢着21する
とともに、前部で閉蓋係止手段を講じている。3は、身
1内に着脱自在に嵌着したリング、4は、身1内に収納
して前記リング3に着脱自在に係合させた中皿である。
身1、蓋2、中皿4は、合成樹脂により成形するとよ
い。
合する扁平で方形の蓋であり、後部で相互に枢着21する
とともに、前部で閉蓋係止手段を講じている。3は、身
1内に着脱自在に嵌着したリング、4は、身1内に収納
して前記リング3に着脱自在に係合させた中皿である。
身1、蓋2、中皿4は、合成樹脂により成形するとよ
い。
身1は、前部(約1/3)に化粧用具収容部11を、後部
(約2/3)に化粧料収容部12を形成し、該化粧料収容
部における後壁13の中央部に凹段部14を、また、内周面
のコーナー等適所に横溝を有する複数のリング受け15を
設けている。
(約2/3)に化粧料収容部12を形成し、該化粧料収容
部における後壁13の中央部に凹段部14を、また、内周面
のコーナー等適所に横溝を有する複数のリング受け15を
設けている。
更に、身1には、前壁16の中央に、前面及び上面に開口
する切欠17を設け、該切欠内に閉蓋係止手段たる係止突
条18を横設している。
する切欠17を設け、該切欠内に閉蓋係止手段たる係止突
条18を横設している。
蓋2は、内面に鏡5を貼着し、前部中央から上記係止突
条18と着脱自在に係合する閉蓋係止手段たる係合舌片22
を垂設している。
条18と着脱自在に係合する閉蓋係止手段たる係合舌片22
を垂設している。
リング3は、弾性を有する棒材から成り、上記化粧料収
容部12の内周に沿わせ、かつ、内周よりやや小さく形成
して、上記リング受け15に着脱自在に係合させるように
し、後部中央に上記凹段部14に嵌まる嵌合子31を備えて
いる。
容部12の内周に沿わせ、かつ、内周よりやや小さく形成
して、上記リング受け15に着脱自在に係合させるように
し、後部中央に上記凹段部14に嵌まる嵌合子31を備えて
いる。
中皿4は、上記化粧料収容部12の一部に嵌まる小型の長
方形に形成し、外周縁の4辺において、上記リング3の
適所に抱き着き状態にて着脱自在に係合する係合垂片41
を垂設している。なお、中皿は、複数個設けてよい。
方形に形成し、外周縁の4辺において、上記リング3の
適所に抱き着き状態にて着脱自在に係合する係合垂片41
を垂設している。なお、中皿は、複数個設けてよい。
「考案の効果」 本考案によれば、方形の化粧料収容部12にて、後壁13の
中央部に凹段部14を形成し、内周面の適所に横溝を有す
る複数のリング受け15を設けるとともに、その内周面に
沿わせて弾性を有する棒材から成るリング3を内装して
上記リング受け15に着脱自在に係合させ、かつ、該リン
グ3には、後部中央に嵌合子31を設けて上記凹段部14に
着脱自在に嵌合させているので、リング3は、自体の弾
性によるリング受け15への弾性係合と嵌合子31の凹段部
14への嵌合とで安定に定着させることができ、また、化
粧料収容部12内に装入した中皿4に外縁から係合垂片41
を垂設して、該係合垂片を上記リング3の適所に抱き着
き状態にて着脱自在に係合させているので、中皿4はリ
ング3に安定に保持させることができ、したがって、開
蓋に伴い中皿4がリング3共々不意に飛び出ることも、
中皿4が身から不意に離脱することもなく、勿論、リン
グ3が表出して見映えが悪くなることもなく、しかも、
リング3の着脱は後部中央の嵌合子31を指でつまんで容
易に行うことができる。
中央部に凹段部14を形成し、内周面の適所に横溝を有す
る複数のリング受け15を設けるとともに、その内周面に
沿わせて弾性を有する棒材から成るリング3を内装して
上記リング受け15に着脱自在に係合させ、かつ、該リン
グ3には、後部中央に嵌合子31を設けて上記凹段部14に
着脱自在に嵌合させているので、リング3は、自体の弾
性によるリング受け15への弾性係合と嵌合子31の凹段部
14への嵌合とで安定に定着させることができ、また、化
粧料収容部12内に装入した中皿4に外縁から係合垂片41
を垂設して、該係合垂片を上記リング3の適所に抱き着
き状態にて着脱自在に係合させているので、中皿4はリ
ング3に安定に保持させることができ、したがって、開
蓋に伴い中皿4がリング3共々不意に飛び出ることも、
中皿4が身から不意に離脱することもなく、勿論、リン
グ3が表出して見映えが悪くなることもなく、しかも、
リング3の着脱は後部中央の嵌合子31を指でつまんで容
易に行うことができる。
図面は、本考案の実施例で、第1図は、開蓋状態の斜視
図、第2図は、分離状態の斜視図、第3図は、身の截断
側面図、第4図は、中皿の要部の拡大断面図、第5図
は、身の平面図、第6図は、リングの平面図である。 1…身、2…蓋 3…リング、11…化粧用具収容部 5…鏡、11…側壁 12…化粧料収容部、14…凹段部 15…リング受け、31…嵌合子 41…係合垂片
図、第2図は、分離状態の斜視図、第3図は、身の截断
側面図、第4図は、中皿の要部の拡大断面図、第5図
は、身の平面図、第6図は、リングの平面図である。 1…身、2…蓋 3…リング、11…化粧用具収容部 5…鏡、11…側壁 12…化粧料収容部、14…凹段部 15…リング受け、31…嵌合子 41…係合垂片
Claims (1)
- 【請求項1】扁平で方形の身1と蓋2とを重ねて後部で
枢着し、その身1内に方形の化粧料収容部12を形成し、
該化粧料収容部には、後壁13の中央部に凹段部14を形成
し、内周面の適所に横溝を有する複数のリング受け15を
設けるとともに、その内周面に沿わせて弾性を有する棒
材から成るリング3を内装して上記リング受け15に着脱
自在に係合させ、かつ、該リング3には、後部中央に嵌
合子31を設けて上記凹段部14に着脱自在に嵌合させ、ま
た、上記化粧料収容部12内に中皿4を装入し、該中皿に
は、外縁から係合垂片41を垂設して、該係合垂片を上記
リング3の適所に抱き着き状態にて着脱自在に係合させ
たことを特徴とする化粧用パレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988100896U JPH0614654Y2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 化粧用パレット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988100896U JPH0614654Y2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 化粧用パレット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0222718U JPH0222718U (ja) | 1990-02-15 |
JPH0614654Y2 true JPH0614654Y2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=31329391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988100896U Expired - Lifetime JPH0614654Y2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 化粧用パレット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0614654Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4531412B2 (ja) * | 2004-01-30 | 2010-08-25 | 株式会社吉野工業所 | コンパクト |
JP6564228B2 (ja) * | 2015-04-14 | 2019-08-21 | 紀伊産業株式会社 | 化粧料容器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03890Y2 (ja) * | 1985-05-28 | 1991-01-14 | ||
JPH03894Y2 (ja) * | 1985-06-28 | 1991-01-14 |
-
1988
- 1988-07-29 JP JP1988100896U patent/JPH0614654Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0222718U (ja) | 1990-02-15 |
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