JPS6335703Y2 - - Google Patents

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JPS6335703Y2
JPS6335703Y2 JP3606484U JP3606484U JPS6335703Y2 JP S6335703 Y2 JPS6335703 Y2 JP S6335703Y2 JP 3606484 U JP3606484 U JP 3606484U JP 3606484 U JP3606484 U JP 3606484U JP S6335703 Y2 JPS6335703 Y2 JP S6335703Y2
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JP
Japan
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hinge
container body
lid
container
inner plate
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JP3606484U
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JPS60149313U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はコンパクト容器に関し、特に蓋体と
容器本体との間に中皿を設けた3段構造のコンパ
クト容器に関するものである。
従来、この種のコンパクト容器としては容器本
体に対して蓋体と中皿とを同一ピンにて蝶着する
のが一般的であるが、このようなコンパクト容器
においては中皿を容器本体に対して開放した状態
では、蓋体の内面に添着した鏡の全面が中皿によ
つて隠されてしまい、中皿を再び閉じなければ鏡
を使用することができず、使用上不便であつた。
また、この種の公知のコンパクト容器では、一つ
の中皿しか設けられていないため、最近のように
出来るだけ多色の化粧料を収納したいと言つた要
望を充分に満足することができなかつた。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、そ
の目的は容器本体と蓋体との間に2個の中皿を体
裁良く収納し、かつ中皿を容器本体に対して開放
した状態でも蓋体に添着した鏡を少なくとも一部
使用することができ、しかも中皿の開放時に全体
の横幅あるいは縦幅が著しく拡大することのな
い、使用上極めて便利なコンパクト容器を提供す
るにある。
上記目的を達成するためにこの考案は、化粧料
を収納する凹所を備えた容器本体の後端縁に第1
の蝶番を介して蓋体を開閉自在に連結してなるコ
ンパクト容器において、該容器本体の後端両側部
に、それぞれ該第1の蝶番に対して傾斜させた第
2の蝶番及び第3の蝶番を設け、該第2の蝶番に
は第1の中皿、第3の蝶番には第2の中皿を各々
開閉自在に連結し、これによつて該第1、第2の
中皿はそれぞれ斜外側後方へ開放可能とされ、ま
た、該第1、第2の中皿を閉じた状態で更に該蓋
体を閉じると該第1、第2の中皿は該容器本体上
において該蓋体によつて被われてなることを特徴
とする。
以下、この考案の好適な実施例を添附図面に基
づいて詳細に説明する。尚、各図において同一あ
るいは相当する部分については同符号を用いる。
これらの図に示すように、この考案に係るコン
パクト容器は、大略、容器本体10、蓋体20、
2個の中皿30,30′から構成されている。
容器本体10は、略矩形となつていて、その中
央部には化粧料或いは化粧用具を収納する凹所1
1が形成され、その前端上方部にはL字状切欠部
12形成されている。このL字状切欠部12の奥
面中央には第1の係合突起13が一体的に形成さ
れている。また、容器本体10の後端中央部には
第1の凹状切欠部14が形成されており、この部
分に蓋体20が蝶着されるのである。
蓋体20は、内面に底の浅い凹所21を形成
し、その凹所21内に鏡22を接着してなる。こ
の蓋体20は、容器本体10と略同一な平面形状
を有し、その後端中央部には突片23が一体的に
垂下形成され、この突片23が容器本体10の第
1の凹状切欠部14内に入り、ここにおいて第1
の蝶番ピン15によつて蓋体20は容器本体10
に開閉自在に蝶着されている。蓋体20の前端中
央部には爪片24が垂下形成され、この爪片24
の下方内側には第2の係合突起25が一体形成さ
れ、蓋体20を閉じた時に、第2の係合突起25
が第1の係合突起13と係止し得るようになつて
いる。
本考案では、容器本体10の後方両角部は切除
され両角部中央には夫々第2の凹状切欠部16、
第3の凹状切欠部16′が形成されており、この
部分に夫々第1の中皿30、第2の中皿30′が
蝶着されるのである。
即ち、平面略矩形の凹所31,31′を有し、
後端部を略三角形状とした第1、第2の中皿3
0,30′の後端外側角部に突片32,32′を一
体的に垂下形成し、この突片32,32′を容器
本体10の第2、第3の凹状切欠部16,16′
内にそれぞれ挿入させ、ここにおいて第2の蝶番
ピン17、第3の蝶番ピン17′によつて第1、
第2の中皿30,30′は容器本体10に開閉自
在に蝶着される。そして、第1の蝶番ピン15に
対して第2、第3の蝶番ピン17,17′は傾斜
した鈍角となる位置関係にあるため、第1、第2
の中皿30,30′は夫々第2、第3の蝶番ピン
17,17′を中心として第2図の状態から斜外
側後方へ広角度回転可能となる。そして第1、第
2の中皿30,30′を閉じた場合には、容器本
体10の上面に覆合して、その側周面が容器本体
10のそれと合致し外方へ突出しないとともに、
両中皿30,30′はその内側面同志が近接し、
かつ、一平面状に位置されるように構成されてい
る。尚、第1、第2の中皿30,30′の第1図
で示す凹所31,31′内には好ましくはそれぞ
れ異種または異色の化粧料が収納されるのであ
る。また、好ましくは蓋体20の後端両角部を容
器本体10及び第1、第2の中皿30,30′の
両角部と合致するように切除することである。
以上のような構成からなるコンパクト容器を使
用するには、先ず蓋体20の前端縁部に指を当て
て、これを上方へこじ開けるような力を加え、蓋
体20の第2の係合突起25と容器本体10の第
1の係合突起13との係合を解いて蓋体20を第
1の蝶番ピン15を中心として回動して充分に開
ける。次いで任意の中皿を第2又は第3の蝶番ピ
ン17,17′を中心に広角度に回転して開放す
る。この時、容器本体10に対して蓋体20は真
後に、第1、第2の中皿30,30′は斜外後方
に開放することとなり、第1、第2の中皿30,
30′とは回転するにつれて一方が他方に対して
徐々に横方向に開くように分離した開放位置を占
めることとなる。
また、第1、第2の中皿は各々独立しているた
め使用者は任意の開放状態、すなわち第1、第2
の中皿30,30′とも閉じている状態(第1
図)、第1の中皿30のみ開放している状態(第
2図)、あるいはその逆、または第1、第2の中
皿30,30′とも開放している状態(第3図)
を採ることができ、その各状態において中皿は鏡
の正面から横方向にずれた状態で位置するため少
なくとも鏡の中央部を直視することが可能とな
る。
尚、本考案の上記実施例においては、蓋体と容
器本体との蝶着、また中皿と容器本体との蝶着を
それぞれ第1、第2、第3の蝶番ピンによつて行
つたが、本考案はこれに限られるものでなく蝶着
部における一方を突起とし他方を凹部としても良
いし或いは蝶着部と被蝶着部材とを一体的に成形
するようにしても良いのである。
以上のように、本考案のコンパクト容器では、
容器本体と蓋体との間に2個の中皿がそれぞれ開
放自在に設けられているため、これら中皿に異な
る化粧料を収納して、従来よりも多種の化粧料を
収納するコンパクト容器とすることができる。ま
た、容器本体に対して蓋体は後方に開放するが、
各中皿は斜め外側後方に開放するため、両中皿を
開放した状態においても蓋体の内面に添着した鏡
の中央部分を使用して化粧することが可能であ
る。更にまた、中皿はその開放状態において容器
本体の斜め外側後方に位置するため、コンパクト
容器が横方向または前後方向に著しく広がると言
つたことがなく、また容器本体をその両側から把
持する際に中皿が何等邪魔することがなく使用上
極めて便利であると言つた種々の作用効果を奏す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るコンパクト容器
において蓋体を開放した状態を示す斜視図、第2
図は第1図の状態から第1の中皿を開放した状態
を示す斜視図、第3図は第2図の状態からさらに
第2の中皿を開放した状態を示す斜視図である。 10……容器本体、11……凹所、15……第
1の蝶番ピン、17……第2の蝶番ピン、17′
……第3の蝶番ピン、20……蓋体、30……第
1の中皿、30′……第2の中皿。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 化粧料等を収納する凹所を備えた容器本体の
    後端縁に第1の蝶番を介して蓋体を開閉自在に
    連結してなるコンパクト容器において、該容器
    本体の後端両側縁部に、それぞれ該第1の蝶番
    に対して傾斜させた第2の蝶番及び第3の蝶番
    を設け、該第2の蝶番には第1の中皿を、該第
    3の蝶番には第2の中皿を、各々開閉自在に連
    結し、これによつて該第1、第2の中皿はそれ
    ぞれ斜外側後方へ開放可能とされ、また、該第
    1、第2の中皿を閉じた状態で更に該蓋体を閉
    じると該第1、第2の中皿は該容器本体上にお
    いて該蓋体によつて被われてなることを特徴と
    するコンパクト容器。 (2) 上記第1の蝶番またはその延長線と、上記第
    2、第3の蝶番またはその延長線とのなす角が
    鈍角であることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のコンパクト容器。
JP3606484U 1984-03-15 1984-03-15 コンパクト容器 Granted JPS60149313U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3606484U JPS60149313U (ja) 1984-03-15 1984-03-15 コンパクト容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3606484U JPS60149313U (ja) 1984-03-15 1984-03-15 コンパクト容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60149313U JPS60149313U (ja) 1985-10-03
JPS6335703Y2 true JPS6335703Y2 (ja) 1988-09-21

Family

ID=30540912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3606484U Granted JPS60149313U (ja) 1984-03-15 1984-03-15 コンパクト容器

Country Status (1)

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JP (1) JPS60149313U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0433776Y2 (ja) * 1986-09-12 1992-08-12
JPH0433060Y2 (ja) * 1986-09-12 1992-08-07
JP5436126B2 (ja) * 2009-09-30 2014-03-05 株式会社吉野工業所 コンパクト容器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60149313U (ja) 1985-10-03

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