JP3324731B2 - 記憶ディスク収納ケース - Google Patents

記憶ディスク収納ケース

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JP3324731B2 JP08891697A JP8891697A JP3324731B2 JP 3324731 B2 JP3324731 B2 JP 3324731B2 JP 08891697 A JP08891697 A JP 08891697A JP 8891697 A JP8891697 A JP 8891697A JP 3324731 B2 JP3324731 B2 JP 3324731B2
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/30Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for articles particularly sensitive to damage by shock or pressure

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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記憶ディスク収納ケ
ースに係り、とくに複数の記憶ディスクをそれらの軸線
が互いにほぼ一致するように所定の間隔で配列した状態
で収納するようにした記憶ディスク収納ケースに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えばハードディスク等の記憶ディスク
の製造過程において上記記憶ディスクの輸送および保管
を行なうために、例えば特公平5−55395号公報に
開示されているような記憶ディスク用パッケージが用い
られている。
【0003】円形の記憶ディスクはディスクボックス内
に所定の間隔で配列された状態で保持されるようになっ
ている。そしてこのディスクボックスの上部開口が上カ
バーによって閉塞され、下部開口が下カバーによって閉
塞されるようになっている。ディスクボックスから記憶
ディスクを取出すためにこのディスクボックスに設けら
れているU字状の切込みを覆うように、上カバーには一
体に舌片が形成されており、この舌片を上記切込みに係
合させることによって閉塞されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の記憶
ディスク用パッケージは、上カバーに一体に連設されて
いる舌片の係止部がディスクボックスの被係止部に直接
接触しており、上カバーを取外す際に上記係止部を離脱
させると、そのときの摩擦によって生ずる微粒子がディ
スクボックスの切欠きから侵入し、内部に収納されてい
る記憶用ディスクに付着して汚染の要因となる。
【0005】また上カバーをディスクボックスの上部開
口に装着するように結合させるときに、上カバーを強く
押えるようにしているために、このときにディスクを押
えるフランジ部がディスクに強く当り、フランジ部が削
られたり割れたりして微粒子が発生し、このような微粒
子が記憶ディスクに付着する。これによってもディスク
の汚損が発生する。また上カバーのフランジ部がディス
クと強く接触するために、上カバーの繰返しの使用回数
が少なくなり、上カバーを頻繁に新しいものと取換えな
ければならないという問題がある。
【0006】さらに上カバーの内側に形成されているガ
イド用の歯およびフランジとディスクとの接触面積が大
きく、しかも摺動部分が多いために記憶ディスクのチャ
ニファに接触し、これに伴って損傷によるパーティクル
がディスクを汚損させる要因になっている。また記憶デ
ィスクパッケージの輸送時の保護および汚損防止のため
に、外からフィルムを被覆して真空パックの包装を行な
うようにしている。このような包装形態によると、上記
フィルムの開封時に周辺のパーティクルがディスクボッ
クスに付着し、上カバーの取外し時にパーティクルがデ
ィスクボックスの切欠き部から内部に吸込まれ、ディス
ク被膜を汚損することになる。
【0007】さらにこのような従来の記憶ディスク用パ
ッケージの欠点は、上下のカバーがディスクボックスの
上下の開口をそれぞれ閉じるのみであって、ディスクボ
ックスはその外周側の部分が露出しているために、ディ
スクボックスそれ自身が傷つき易く、これによって繰返
し使用の回数が少なくなるとともに、ディスクボックス
を汚損することによって、内部の記憶ディスクが汚損さ
れるという問題があった。
【0008】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、内部に収納される記憶ディスクを汚損
することが少なく、しかも何回も繰返して使用すること
が可能な記憶ディスク収納ケースを提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願の主要な発明は、複
数の記憶ディスクをそれらの軸線が互いにほぼ一致する
ように所定の間隔で配列した状態で保持するとともに、
前記記憶ディスクの軸線の延長位置と対応する位置に上
縁から下方に向けて切込みが形成されているディスクホ
ルダと、前記ディスクホルダをその内部に収納する外ケ
ースとから成り、前記外ケースは上ケースと下ケースと
から構成され、前記ディスクホルダ内の記憶ディスクの
直径とほぼ対応する位置を分割面として互いに開閉自在
に係合され、前記上ケースと前記下ケースには前記記憶
ディスクの軸線の延長位置と対応する位置においてそれ
ぞれ前記分割面から上方および下方に向けて切込みが形
成され、しかも前記上ケースと前記下ケースの切込みに
よって形成される開口を覆うようにキャップが装着され
ることを特徴とする記憶ディスク収納ケースに関するも
のである。
【0010】ここで前記外ケースを構成する前記上ケー
スと前記下ケースとの接合部において、前記上ケースと
前記下ケースの内の一方の接合部に条溝が形成されると
ともに、前記上ケースと前記下ケースの内の他方の接合
部に突条が形成され、前記条溝に前記突条が係合し、前
記上ケースと前記下ケースとが互いにいんろう嵌合され
て密閉構造をなすようにすることが好適である。また前
記外ケースを構成する前記上ケースと前記下ケースの切
込みの周縁部であって外表面側にそれぞれリブが形成さ
れ、しかも前記キャップの周縁部であって内表面側にリ
ブが形成され、前記上ケースと前記下ケースとにそれぞ
れ形成されている切込みを整合して成る開口を前記キャ
ップが閉塞するときに前記上ケースおよび前記下ケース
のリブと前記キャップのリブとが互いに係合されること
が好ましい。また前記キャップが、前記上ケースと前記
下ケースの内の一方の外表面であって前記切込みに対し
て外周側に設けられている軸受けによって開閉自在に支
持される構造であってよい。また前記外ケースを構成す
る前記上ケースと前記下ケースの切込みがほぼ半円形で
あり、前記キャップがほぼ円形であってよい。また前記
キャップの前記軸受けによって支持される部位とは反対
側の先端部に係合爪が設けられ、該係合爪が前記上ケー
スと前記下ケース内の他方の外表面であって前記切込み
に対して外周側に設けられている係合段部と係合された
状態で前記上ケースと前記下ケースとにそれぞれ形成さ
れている切込みを整合して成る開口を閉塞するととも
に、前記上ケースと前記下ケースとを互いに係合した状
態でロックすることにより、前記外ケースがほぼ密閉状
態で前記ディスクホルダを収納することが好ましい。ま
た密閉状態にする際に、前記ディスクホルダとは無関係
に前記上ケースと前記下ケースとを係合してロックする
ことにより、摩擦によるパーティクルが外ケースの外側
で発生する構造とすることができる。また前記上ケース
の内側に弾性変形可能な押え板が着脱自在に装着され、
前記押え板によって前記記憶ディスクの外周部を弾性的
に押圧するようにしてよい。
【0011】本願の別の主要な発明は、複数の記憶ディ
スクをそれらの軸線が互いにほぼ一致するように所定の
間隔で配列した状態で保持するディスクホルダと、前記
ディスクホルダをその内部に収納する外ケースと、を具
備し、しかも前記外ケースが上ケースと下ケースとから
成り、前記ディスクホルダ内の記憶ディスクの直径とほ
ぼ対応する位置を分割面として互いに開閉自在に係合さ
れ、前記ディスクホルダには前記記憶ディスクの軸線の
延長位置と対応する位置に上縁から下方に向けて切込み
が形成され、前記上ケースと前記下ケースには前記記憶
ディスクの軸線の延長位置と対応する位置においてそれ
ぞれほぼ半円形の切込みが形成され、しかも前記上ケー
スと前記下ケースの半円形の切込みを整合して成る円形
の開口が前記ディスクホルダの切込みと対応するように
位置し、該円形の開口を覆うようにほぼ円形のキャップ
が装着され、該円形のキャップは前記上ケースと前記下
ケースの内の一方の外表面であって前記半円形の切込み
に対して外周側に設けられている軸受けによって開閉自
在に支持され、しかも前記円形のキャップの前記軸受け
によって支持される部位とは反対側の先端部に係合爪が
設けられ、該係合爪が前記上ケースと前記下ケースの内
の他方の外表面であって前記半円形の切込みに対して外
周側に設けられている係合段部と係合された状態で前記
上ケースと前記下ケースとにそれぞれ形成されている半
円形の切込みを整合して成る円形の開口を閉塞するとと
もに前記上ケースと前記下ケースとを互いに係合した状
態でロックし、前記外ケースがほぼ密閉状態で前記ディ
スクホルダを収納することを特徴とする記憶ディスク収
納ケースに関するものである。ここで外ケースを構成す
る上ケースと下ケースの接合部において前記上ケースと
前記下ケースの内の一方の接合部に条溝が形成されると
ともに、前記上ケースと前記下ケースの内の他方の接合
部に突条が形成され、前記条溝に前記突条が係合し、前
記上ケースと前記下ケースとが互いにいんろう嵌合され
て密閉構造をなすものであってよい。また外ケースを構
成する上ケースと下ケースの半円形の切込みの周縁部で
あって外表面側にそれぞれリブが形成され、しかも前記
キャップの周縁部であって内表面側にリブが形成され、
前記上ケースと前記下ケースとにそれぞれ形成されてい
る半円形の切込みを整合して成る円形の開口を前記キャ
ップが閉塞するときに前記上ケースおよび前記下ケース
のリブと前記キャップのリブとが互いに係合されるよう
にしてよい。また前記上ケースの内側に弾性変形可能な
押え板が着脱可能に装着され、前記押え板によって前記
記憶ディスクの外周部を弾性的に押圧することが好まし
い。
【0012】なお本発明において記憶ディスクとは、コ
ンピュータ等の記録媒体として用いられる円板状の媒体
であって、その完成品のみならず、製造工程の途中の段
階にある半製品をも含むものとする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1および図2に示すように、本
実施の形態に係る記憶ディスク収納ケースはディスクホ
ルダ10とこのディスクホルダ10を密閉状態で収納す
る外ケースとから構成される。そして外ケースが上ケー
ス11と下ケース12とから組立てられるようになって
いる。ディスクホルダ10内にはとくに図2に示すよう
に、所定の数のハードディスク15がそれらの軸線が互
いにほぼ一致するように所定の間隔で配列された状態で
収納されるようになっている。なおハードディスク15
は中心部に中心孔16を備えている。
【0014】ここでディスクホルダ10はカーボンの粉
末を混入したポリカーボネート樹脂によって射出成形さ
れており、これに対して上下のケース11、12はとも
にポリプロピレンの樹脂成形体から構成されている。
【0015】次にディスクホルダ10について説明する
と、ディスクホルダ10は収納されるハードディスク1
5の軸線方向に寸法の長いほぼ矩形のケースから成って
おり、互いに対向する長辺側の側壁の内側にはそれぞれ
ガイドリブ20が一体に連設されている。これらのガイ
ドリブ20によってハードディスク15をそれらの軸線
方向に所定の間隔で配列するようにしている。そしてデ
ィスクホルダ10はその上部が開口21になっており、
下部が開口22になっている(図9参照)。
【0016】ディスクホルダ10の短辺側の側壁の外表
面上にはほぼ平行に上下方向に延びる左右一対の突条2
3が形成されている。そしてこの突条23間において短
辺側の側壁には上部から下方に向けてU字状の切込み2
4が形成されている。このような切込み24は、ディス
クホルダ10内のハードディスク15を取出すためのロ
ボットハンド等を挿入するためのものである。そして突
条23にはその下側の所定の領域に切欠き25が形成さ
れるとともに、短辺側の側壁の下端のほぼ中央部には切
欠き26が形成されている。
【0017】次にこのようなディスクホルダ10を密閉
状態で収納する外ケースについて説明する。外ケースの
上部は上ケース11から構成される。上ケース11は図
3および図5に示すように、その上面板の周縁部に沿っ
て段部30が形成されている。このような段部によって
上面板はその中央部分が下方に突出されるようになって
おり、下方に突出された部分が図9に示すように、ディ
スクホルダ10の上部開口21内に突出するようになっ
ている。さらに上ケース11の上面板の段部30よりも
中心側の領域には中央部に凹部31が形成されている。
このような凹部31のほぼ中央部には図3および図5に
示すように、ハードディスク15の軸線方向に所定の間
隔でリブ32が配列されている。リブ32は突条33に
よって互いに連結されている。
【0018】このようなリブ32と突条33とによっ
て、上ケース11の下側であって凹部31内に図2およ
び図9に示す押え板34を収納保持するようにしてい
る。押え板34はポリカーボネート樹脂によって成形さ
れ、その上面に図8および図9に示すように突条35を
備えるとともに、突条35に間欠的に形成されている切
欠き36が上記リブ32と係合されるようになってお
り、これによって押え板34が上ケース11の内側であ
って凹部31内に収納保持された状態で上ケース11の
内側に着脱可能に装着されるようになっている(図9参
照)。
【0019】またこのような上ケース11の下端側の部
分であってその周縁部の厚肉部には図3および図5に示
すように条溝40が形成されている。また上記ディスク
ホルダ10のU字状の切込み24のほぼ外側に位置する
とともに、ハードディスク15の中心線とほぼ対応する
位置において上ケース11には半円形の切込み41がそ
の両端の側壁にそれぞれ形成されている。半円形の切込
み41の周縁部にはリブ42が形成されるようになって
いる。
【0020】これに対して外ケースの下側の部分を構成
する下ケース12には図4および図8に示すように、そ
の底部の周縁部に沿って段差46が形成されている。こ
の段差46が上記ディスクホルダ10の下部開口22内
に突出するようになっている(図9参照)。
【0021】また下ケース12の上端の周縁部の厚肉部
の上面にはそれぞれ突条47が形成されている。この突
条47が上ケース11の条溝40と係合され、いんろう
嵌合されて密閉構造をなすようになっている。さらに下
ケース12にはハードディスク15の中心線とほぼ対応
する位置に半円形の切込み48が形成されている。この
切込み48の周縁部にはリブ49が形成されるようにな
っている。
【0022】上下のケース11、12を図1、図8、お
よび図9に示すように互いに結合すると、上ケース11
の半円形の切込み41と下ケース12の半円形の切込み
48とによって円形の開口が両端に形成される。このよ
うな開口を閉じるために、ほぼ円形のキャップ53が上
ケース11の両側端にそれぞれ取付けられるようになっ
ている。なおキャップ53はポリプロピレンの樹脂成形
体から構成されている。
【0023】キャップ53の取付けについて説明する
と、図6に示すように半円形の切込み41が形成されて
いる上ケース11の側端側の壁部の段部には軸受け54
が形成されている。この軸受け54にはキャップ53の
ピン60を受入れる挿入溝55が横方向に形成されると
ともに、軸受け54にはさらに縦穴56が形成されるよ
うになっている。挿入溝55を通してピン60を軸受け
54内に挿入すると、図7に示すように縦穴56のエッ
ジの部分でピン60が押えられるようになり、これによ
ってキャップ53が上ケース11に回転可能に取付けら
れることになる。
【0024】キャップ53には下端側に突出するように
突片57が連設されており、この突片57の内側には爪
58が形成されている。この爪58が下ケース12の半
円形の切込み48の下側の段差59のエッジの部分に係
合されるようになっており、これによって図8に示すよ
うに、半円形の切込み41、48から成る円形の開口が
キャップ53によって閉じた状態で閉塞されるようにな
っている。なおキャップ53の内周側の部分にはリブ6
1が形成されており、このリブ61が上ケース11のリ
ブ42と下ケース12のリブ49とにそれぞれ係合さ
れ、両側端における半円形の切込み41、48の部分を
も密閉構造で閉じるようにしている。
【0025】このように本実施の形態の記憶ディスク収
納ケースは、例えばハードディスク15等の記憶ディス
クをディスクホルダ10内にガイドリブ20によって所
定の間隔で整然と配列した状態で保持するようにしてい
る。そしてハードディスク15を保持したディスクホル
ダ10を上下のケース11、12から成る外ケース内に
収納するようにしている。
【0026】ハードディスク15を収納したディスクホ
ルダ10をまず下ケース12内に収納する。そしてその
後に上ケース11を静かに下ケース12上に被せ、この
上ケース11の条溝40と下ケース12の突条47とを
互いにいんろう嵌合することによって、両者を密閉状態
で結合する。さらに上下のケース11、12の両側端の
半円形の切込み41、48から成る円形の開口の部分を
キャップ53によって閉塞する。この動作はキャップ5
3をピン60によって軸受け54を中心として回動さ
せ、このキャップ53の突片57の爪58を下ケース1
2の段差59に係合させることによって達成される。図
1がディスクホルダ10を密閉状態で上下のケース1
1、12から成る外ケース内に収納した状態を示してい
る。
【0027】このように本実施の形態に係る記憶ディス
ク収納ケースの上ケース11は、その4辺の側壁の下端
側に条溝40を形成し、この条溝40を下ケース12の
4辺の側壁の上端の突条47といんろう嵌合するように
している。そして上ケース11の内部には押え板34を
組込むようにしている。押え板34は図9に示すように
ほぼ弓形をなし、中央部の方が両端よりも薄くしてスプ
リング効果を出すようにしており、押え板34がハード
ディスク15に接触しない場合においては図9において
鎖線で示すようにその曲率半径が小さくなっており、ハ
ードディスク15に接触すると変形して曲率半径が大き
くなるとともに、その弾性復元力によってハードディス
ク15を保持するようにしている。なおこの押え板34
は着脱可能になっている。
【0028】上下のケース11、12の両端であって短
辺側の側壁の部分にはそれぞれ半円形の切込み41、4
8が形成されるとともに、それらの外周部にはそれぞれ
リブ42、49が形成されるようになっている。そして
これらの切込み41、48を塞ぐようにキャップ53が
用いられる。キャップ53は円形をなし、その外周側の
部分にリブ61が形成され、上下のケース11、12を
互いにいんろう嵌合させた後に、上下のケース11、1
2の切込み41、48のリブ42、49をそれぞれキャ
ップ53のリブ61で囲み込むようにして閉塞して固定
するようにしている。
【0029】パッケージ状態でハードディスク15の輸
送あるいは保管を行なう際には、ハードディスク15を
収納して配列したディスクホルダ10を下ケース12内
に入れ、軸受け54によってキャップ53を回動自在に
組込んだ上ケース11を下ケース12の上から被せてデ
ィスクホルダ10を収納する。上下のケース11、12
を条溝40と突条47とによっていんろう嵌合すること
によって、ハードディスク15を収納したディスクホル
ダ10全体が保護されて密閉構造になる。
【0030】このような記憶ディスク収納ケースによれ
ば、ハードディスク15を収納したディスクホルダ10
をさらに上下のケース11、12から成る外ケース内に
収納するようにしているために、密閉性が保持されるよ
うになり、より高い防塵機能を有することになる。
【0031】上下のケース11、12のロックは、上側
のケース11に軸受け54を介して取付けられているキ
ャップ53の突片57に設けられている爪58によるロ
ックによって行なわれる。すなわちキャップ53の爪5
8が外ケース12の半円形の切込み48の下側に設けら
れている段差59に係合することによってロックが達成
されるようになっているために、ディスクホルダ10は
上下のケース11、12のロックとは無関係の構造とな
り、爪58と段差59との摩擦によるパーティクルが外
ケースの外側で発生することになり、このためにディス
クホルダ10内のハードディスク15を汚損することが
なくなる。
【0032】ディスクホルダ10内のハードディスク1
5を上から押えるために上ケース11内に着脱可能に押
え板34を備え、この押え板34を弾性変形させ、その
スプリング性能によってハードディスク15を押えるよ
うにしている。ここでハードディスク15を最小限の点
で押えることによって、ハードディスク15と押え板3
4との接触面積を少なくすることができ、これによって
押え板34が削れたり割れたりすることが防止され、押
え板34によるパーティクルの発生が大幅に減少するこ
とになる。
【0033】押え板34は上述の如く上ケース11に着
脱可能になっている。従って押え板34が損傷した場合
には、押え板34のみを新しいものと交換することがで
き、上ケース11はそのままの状態で繰返して使用でき
るようになる。
【0034】ハードディスク15を保持したディスクホ
ルダ10を上下のケース11、12によって密閉状態で
収納した後、さらに真空パック包装を行なうようにして
いる。このような真空パックのフィルムを開封する際
に、上下のケース11、12から成る外ケースがほぼ密
閉状態になっているために、外ケースの内部が負圧であ
っても周辺のパーティクルの付着および吸込みが防止さ
れる。
【0035】ハードディスク15を収納保持するディス
クホルダ10は上下のケース11、12から成る外ケー
スによって完全に密閉状態で収納されるようになってい
るために、ディスクホルダ10それ自身の汚損が防止さ
れるとともに、ディスクホルダ10の使用回数を多くす
ることが可能になり、繰返して何回も使用できるように
なる。
【0036】次に別の実施の形態を図10〜図12によ
って説明する。この実施の形態は、押え板34の取付け
構造を変更したものであって、上ケース11の下面であ
って凹部31内には図10に示すように、3本のボス6
5が立設されている。ボス65は筒状に形成されてお
り、その中心部に係止孔66を備えるようになってい
る。このような形状に対応して、押え板34の上面には
図11に示すように、3本のピン67が立設されてい
る。これらのピン67が上記上ケース11の凹部31内
のボス65の係止孔66に圧入されるようになってい
る。
【0037】図12は押え板34のピン67を上ケース
11の凹部31のボス65の係止孔66に圧入し、これ
によって押え板34を上ケース11の下面に取付けた状
態を示している。このような押え板34が弾性的にハー
ドディスク15の外周面を押えることになり、ディスク
ホルダ10内に保持されているハードディスク15の安
定な保持が可能になる。
【0038】
【発明の効果】本願の主要な発明は、複数の記憶ディス
クをそれらの軸線が互いにほぼ一致するように所定の間
隔で配列した状態で保持するとともに、記憶ディスクの
軸線の延長位置と対応する位置に上縁から下方に向けて
切込みが形成されているディスクホルダと、ディスクホ
ルダをその内部に収納する外ケースとから成り、外ケー
スは上ケースと下ケースとから構成され、ディスクホル
ダ内の記憶ディスクの直径とほぼ対応する位置を分割面
として互いに開閉自在に係合され、上ケースと下ケース
には記憶ディスクの軸線の延長位置と対応する位置にお
いてそれぞれ分割面から上方および下方に向けて切込み
が形成され、しかも上ケースと下ケースの切込みによっ
て形成される開口を覆うようにキャップが装着されるよ
うにしたものである。従ってこのような記憶ディスク収
納ケースによれば、複数の記憶ディスクはそれらの軸線
が互いにほぼ一致するように所定の間隔で配列された状
態でディスクホルダに収納保持されるようになり、しか
もこのようなディスクホルダが上ケースと下ケースとか
ら成る外ケース内に収納され、記憶ディスクの軸線の延
長位置に形成されている切込みから成る開口がキャップ
によって閉塞されるようになる。従って複数の記憶ディ
スクをより完全な状態で収納して保管することが可能に
なり、記憶ディスクの汚損が防止される。しかもディス
クホルダの切込みと外ケースを構成する上ケースと下ケ
ースの切込みによって形成される開口が記憶ディスクの
軸線の延長位置にあるために、キャップを開くことによ
って外部から軸線方向に記憶ディスクの中心部にアクセ
スすることが可能になり、ロボットハンド等による記憶
ディスクの自動的な取扱いを可能にする。
【0039】本願の別の主要な発明は、複数の記憶ディ
スクをそれらの軸線が互いにほぼ一致するように所定の
間隔で配列した状態で保持するディスクホルダと、ディ
スクホルダをその内部に収納する外ケースとを具備し、
しかも外ケースが上ケースと下ケースとから成り、ディ
スクホルダ内の記憶ディスクの直径とほぼ対応する位置
を分割面として互いに開閉自在に係合され、ディスクホ
ルダには記憶ディスクの軸線の延長位置と対応する位置
に上縁から下方に向けて切込みが形成され、上ケースと
下ケースには記憶ディスクの軸線の延長位置と対応する
位置においてそれぞれほぼ半円形の切込みが形成され、
しかも上ケースと下ケースの半円形の切込みを整合して
成る円形の開口がディスクホルダの切込みと対応するよ
うに位置し、該円形の開口を覆うようにほぼ円形のキャ
ップが装着され、該円形のキャップは上ケースと下ケー
スの内の一方の外表面であって半円形の切込みに対して
外周側に設けられている軸受けによって開閉自在に支持
され、しかも円形のキャップの軸受けによって支持され
る部位とは反対側の先端部に係合爪が設けられ、該係合
爪が上ケースと下ケースの内の他方の外表面であって半
円形の切込みに対して外周側に設けられている係合段部
と係合された状態で上ケースと下ケースとにそれぞれ形
成されている半円形の切込みを整合して成る円形の開口
を閉塞するとともに上ケースと下ケースとを互いに係合
した状態でロックし、外ケースがほぼ密閉状態でディス
クホルダを収納するものである。従ってこのような記憶
ディスク収納ケースによれば、記憶ディスクを収納保持
するディスクホルダが外ケースによって密閉状態で収納
されるようになり、防塵性がより改善されることにな
る。また円形のキャップを開くと、上ケースと下ケース
とにそれぞれ形成されている半円形の切込みを整合して
成る円形の開口およびディスクホルダの切込みを通して
ディスクホルダ内に配列されている記憶ディスクの中心
部に対してロボットハンド等によってアクセスすること
が可能になる。しかも円形のキャップの係合爪が上ケー
スと下ケースの内の他方の外表面であって半円形の切込
みに対して外周側に設けられている係合段部と係合され
た状態で上ケースと下ケースとを互いに接合してロック
しているために、ディスクホルダは上下のケースのロッ
クとは無関係の構造になり、係合爪と段部との摩擦によ
るパーティクルが外ケースの外側で発生することにな
り、このためにディスクホルダ内の記憶ディスクを汚損
することがなくなる。
【0040】外ケースを構成する上ケースと下ケースの
接合部において上ケースと下ケースの内の一方の接合部
に条溝が形成されるとともに、上ケースと下ケースの内
の他方の接合部に突条が形成され、条溝に突条が係合
し、上ケースと下ケースとが互いにいんろう嵌合されて
密閉構造をなすようにした構成によれば、上ケースと下
ケースとの接合部において両者は条溝と突条との係合に
よって密閉されるようになる。このためにより完全な密
閉構造とすることが可能になるとともに、接合部を構成
する外ケースの分割面が記憶ディスクの直径とほぼ対応
する位置に形成されているために、記憶ディスクに対す
る外からのアクセスが容易になる。
【0041】外ケースを構成する上ケースと下ケースの
半円形の切込みの周縁部であって外表面側にそれぞれリ
ブが形成され、しかもキャップの周縁部であって内表面
側にリブが形成され、上ケースと下ケースとにそれぞれ
形成されている半円形の切込みを整合して成る円形の開
口をキャップが閉塞するときに上ケースおよび下ケース
のリブとキャップのリブとが互いに係合されるようにし
た構成によれば、上下のケースの半円形の切込みを整合
させて成る円形の開口が円形のキャップによって閉塞さ
れるために、記憶ディスクに対するアクセス性を損うこ
となくしかも防塵性を高めることが可能になる。とくに
上ケースと下ケースの半円形の切込みの周縁部にそれぞ
れ形成されているリブと円形のキャップのリブとが互い
に係合されるために、より完全な防塵性が確保されるこ
とになる。
【0042】上ケースの内側に弾性変形可能な押え板が
着脱可能に装着され、押え板によって記憶ディスクの外
周部を弾性的に押圧するようにした構成によれば、ディ
スクホルダ内の記憶ディスクを最小限の点で押えること
によって記憶ディスクを汚損することなくしかも安定に
保持することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】記憶ディスク収納ケースの外観斜視図である。
【図2】記憶ディスク収納ケースの分解斜視図である。
【図3】上ケースの縦断面図である。
【図4】下ケースの縦断面図である。
【図5】上ケースの底面図である。
【図6】キャップの取付けを示す要部斜視図である。
【図7】キャップの取付けを示す軸受け部分の横断面図
である。
【図8】ハードディスクを収納した状態における一部を
破断した側面図である。
【図9】ハードディスクを収納した状態の縦断面図であ
る。
【図10】別の実施の形態の上ケースの底面図である。
【図11】押え板の平面図である。
【図12】押え板の取付けを示す要部縦断面図である。
【符号の説明】
10 ディスクホルダ 11 上ケース 12 下ケース 15 ハードディスク 16 中心孔 20 ガイドリブ 21 開口(上部) 22 開口(下部) 23 突条 24 U字状切込み 25、26 切欠き 30 段部 31 凹部 32 リブ 33 突条 34 押え板 35 突条 36 切欠き 40 条溝 41 半円形の切込み 42 リブ 46 段差 47 突条 48 半円形の切込み 49 リブ 53 キャップ 54 軸受け 55 挿入溝 56 縦穴 57 突片 58 爪 59 段差 60 ピン 61 リブ 65 ボス 66 係止孔 67 ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成澤 基行 千葉県市原市八幡海岸通5番の1 昭和 電工株式会社千葉工場内 (56)参考文献 特開 平7−14913(JP,A) 特開 平6−72482(JP,A) 特開 昭61−287584(JP,A) 実開 平4−23693(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 85/57 B65D 85/00 B65D 85/86

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の記憶ディスクをそれらの軸線が互い
    にほぼ一致するように所定の間隔で配列した状態で保持
    するとともに、前記記憶ディスクの軸線の延長位置と対
    応する位置に上縁から下方に向けて切込みが形成されて
    いるディスクホルダと、 前記ディスクホルダをその内部に収納する外ケースとか
    ら成り、 前記外ケースは上ケースと下ケースとから構成され、前
    記ディスクホルダ内の記憶ディスクの直径とほぼ対応す
    る位置を分割面として互いに開閉自在に係合され、前記
    上ケースと前記下ケースには前記記憶ディスクの軸線の
    延長位置と対応する位置においてそれぞれ前記分割面か
    ら上方および下方に向けて切込みが形成され、 しかも前記上ケースと前記下ケースの切込みによって形
    成される開口を覆うようにキャップが装着されることを
    特徴とする記憶ディスク収納ケース。
  2. 【請求項2】前記外ケースを構成する前記上ケースと前
    記下ケースとの接合部において、前記上ケースと前記下
    ケースの内の一方の接合部に条溝が形成されるととも
    に、前記上ケースと前記下ケースの内の他方の接合部に
    突条が形成され、前記条溝に前記突条が係合し、前記上
    ケースと前記下ケースとが互いにいんろう嵌合されて密
    閉構造をなすことを特徴とする、請求項1に記載の記憶
    ディスク収納ケース。
  3. 【請求項3】前記外ケースを構成する前記上ケースと前
    記下ケースの切込みの周縁部であって外表面側にそれぞ
    れリブが形成され、しかも前記キャップの周縁部であっ
    て内表面側にリブが形成され、前記上ケースと前記下ケ
    ースとにそれぞれ形成されている切込みを整合して成る
    開口を前記キャップが閉塞するときに前記上ケースおよ
    び前記下ケースのリブと前記キャップのリブとが互いに
    係合されることを特徴とする、請求項1または請求項2
    に記載の記憶ディスク収納ケース。
  4. 【請求項4】前記キャップが、前記上ケースと前記下ケ
    ースの内の一方の外表面であって前記切込みに対して外
    周側に設けられている軸受けによって開閉自在に支持さ
    れる構造であることを特徴とする、請求項1〜請求項3
    の何れかに記載の記憶ディスク収納ケース。
  5. 【請求項5】前記外ケースを構成する前記上ケースと前
    記下ケースの切込みがほぼ半円形であり、前記キャップ
    がほぼ円形であることを特徴とする、請求項1〜請求項
    4の何れかに記載の記憶ディスク収納ケース。
  6. 【請求項6】前記キャップの前記軸受けによって支持さ
    れる部位とは反対側の先端部に係合爪が設けられ、該係
    合爪が前記上ケースと前記下ケース内の他方の外表面で
    あって前記切込みに対して外周側に設けられている係合
    段部と係合された状態で前記上ケースと前記下ケースと
    にそれぞれ形成されている切込みを整合して成る開口を
    閉塞するとともに、前記上ケースと前記下ケースとを互
    いに係合した状態でロックすることにより、前記外ケー
    スがほぼ密閉状態で前記ディスクホルダを収納すること
    を特徴とする、請求項4または請求項5に記載の記憶デ
    ィスク収納ケース。
  7. 【請求項7】密閉状態にする際に、前記ディスクホルダ
    とは無関係に前記上ケースと前記下ケースとを係合して
    ロックすることにより、摩擦によるパーティクルが外ケ
    ースの外側で発生する構造であることを特徴とする、請
    求項1〜請求項6の何れかに記載の記憶ディスク収納ケ
    ース。
  8. 【請求項8】前記上ケースの内側に弾性変形可能な押え
    板が着脱自在に装着され、前記押え板によって前記記憶
    ディスクの外周部を弾性的に押圧するようにしたことを
    特徴とする、請求項1〜請求項7の何れかに記載の記憶
    ディスク収納ケース。
  9. 【請求項9】前記押え板が、スプリング性能によって記
    憶ディスクを最小限の点で押える構造であることを特徴
    とする、請求項8に記載の記憶ディスク収納ケース。
  10. 【請求項10】複数の記憶ディスクをそれらの軸線が互
    いにほぼ一致するように所定の間隔で配列した状態で保
    持するディスクホルダと、 前記ディスクホルダをその内部に収納する外ケースと、 を具備し、しかも前記外ケースが上ケースと下ケースと
    から成り、前記ディスクホルダ内の記憶ディスクの直径
    とほぼ対応する位置を分割面として互いに開閉自在に係
    合され、 前記ディスクホルダには前記記憶ディスクの軸線の延長
    位置と対応する位置に上縁から下方に向けて切込みが形
    成され、 前記上ケースと前記下ケースには前記記憶ディスクの軸
    線の延長位置と対応する位置においてそれぞれほぼ半円
    形の切込みが形成され、 しかも前記上ケースと前記下ケースの半円形の切込みを
    整合して成る円形の開口が前記ディスクホルダの切込み
    と対応するように位置し、該円形の開口を覆うようにほ
    ぼ円形のキャップが装着され、 該円形のキャップは前記上ケースと前記下ケースの内の
    一方の外表面であって前記半円形の切込みに対して外周
    側に設けられている軸受けによって開閉自在に支持さ
    れ、 しかも前記円形のキャップの前記軸受けによって支持さ
    れる部位とは反対側の先端部に係合爪が設けられ、該係
    合爪が前記上ケースと前記下ケースの内の他方の外表面
    であって前記半円形の切込みに対して外周側に設けられ
    ている係合段部と係合された状態で前記上ケースと前記
    下ケースとにそれぞれ形成されている半円形の切込みを
    整合して成る円形の開口を閉塞するとともに前記上ケー
    スと前記下ケースとを互いに係合した状態でロックし、 前記外ケースがほぼ密閉状態で前記ディスクホルダを収
    納することを特徴とする記憶ディスク収納ケース。
  11. 【請求項11】外ケースを構成する上ケースと下ケース
    の接合部において前記上ケースと前記下ケースの内の一
    方の接合部に条溝が形成されるとともに、前記上ケース
    と前記下ケースの内の他方の接合部に突条が形成され、
    前記条溝に前記突条が係合し、前記上ケースと前記下ケ
    ースとが互いにいんろう嵌合されて密閉構造をなすこと
    を特徴とする請求項10に記載の記憶ディスク収納ケー
    ス。
  12. 【請求項12】外ケースを構成する上ケースと下ケース
    の半円形の切込みの周縁部であって外表面側にそれぞれ
    リブが形成され、しかも前記キャップの周縁部であって
    内表面側にリブが形成され、前記上ケースと前記下ケー
    スとにそれぞれ形成されている半円形の切込みを整合し
    て成る円形の開口を前記キャップが閉塞するときに前記
    上ケースおよび前記下ケースのリブと前記キャップのリ
    ブとが互いに係合されることを特徴とする請求項10ま
    たは請求項11に記載の記憶ディスク収納ケース。
  13. 【請求項13】前記上ケースの内側に弾性変形可能な押
    え板が着脱可能に装着され、前記押え板によって前記記
    憶ディスクの外周部を弾性的に押圧するようにしたこと
    を特徴とする請求項10〜請求項12の何れかに記載の
    記憶ディスク収納ケース。
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