JPH0635962Y2 - ラジアルリードテーピング部品 - Google Patents

ラジアルリードテーピング部品

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JPH0635962Y2
JPH0635962Y2 JP13094490U JP13094490U JPH0635962Y2 JP H0635962 Y2 JPH0635962 Y2 JP H0635962Y2 JP 13094490 U JP13094490 U JP 13094490U JP 13094490 U JP13094490 U JP 13094490U JP H0635962 Y2 JPH0635962 Y2 JP H0635962Y2
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博之 小池
昇 神谷
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は、いわゆるラジアルリード形電子部品を製造す
る工程において、前記リード線を一定間隔でテーピング
して、前記部品を搬送するテーピング部品に関する。
【0002】
【従来の技術】
ラジアルリード形電子部品、例えば磁器コンデンサなど
の製造工程において、前記部品を搬送する場合、紙テー
プが用いられている。例えば図2に示すように、紙テー
プに前記部品のリード線を固定して搬送する。図2にお
いて2は電子部品、例えば磁器コンデンサなどである。
10は電子部品2のリード線で、第一のテープ4と第二の
テープ6で電子部品2のリード線10が挾まれて固定され
ている。 このように、磁器コンデンサのような電子部品2のリー
ド線10をテープ4、6で挾持し、半田付工程、あるいは
絶縁塗装などの工程に搬送する。このテープ4、6には
搬送のための送り孔8が設けられていて、この孔8を用
いて図3に示すようにして搬送が行なわれる。すなわ
ち、同図において、12はテープの送りホイルで、これが
回転することにより、テープ4、6が矢印Aの方向に搬
送される。送りホイル12の周面に一定の間隔でピン14が
突設され、これが前記テープ4、6の前記送り孔8に嵌
合され、送りホイル12の回転がテープ4、5に推進力と
して伝達される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記図2に示したような従来のラジアルリード形テーピ
ング電子部品には、その搬送するため、送りホイル12の
ピン14に合わせてテープ4、6に送り孔8を穿孔しなけ
ればならないことから、次のような問題がある。 すなわち、前記送り孔8は、突設送りピン14の大きさ
と、そのピッチに合うように開ける必要があるため、特
別な孔開け機械を別に用い、穿孔工程を経なければなら
ない。この場合に、テーピング後にそのテープ4、6に
送り孔8を穿孔する場合は、穿孔位置がずれると、リー
ド線10の位置に穿孔し、リード線10を切断してしまうこ
とがある。他方、予め送り孔8が穿孔されたテープ4、
6を用いてテーピングした場合は、送り孔8と電子部品
2のテーピング位置にずれがあると、リード線の上に送
り孔8が位置してしまうこともある。また第一のテープ
と第二のテープの貼り合わせ位置がずれたり、それらの
伸び等により穿孔ピッチに違いが生じ、孔の位置が相互
にずれると、送り孔の実質的な大きさが小さくなってし
まう。このため、テープへの穿孔やそれらの貼り合わせ
は多大な注意を払い、正確に行なわなければならない。
【0004】本考案はこのような課題を解決し、孔あけ
機械を用い、正確な穿孔やテープの貼り合わせを行なう
ことなく製造することができ、しかも搬送可能なテーピ
ング部品を提供することを目的とするものである。
【0005】
【問題点を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案では、電子部品からラ
ジアル状に導出されたリード線を所定の間隔でテーピン
グしてなるテーピング部品において、前記電子部品のリ
ード線の、部品に近い部分と遠い部分を平行な少なくと
も2組のテープで挾持し、前記テープと前記部品のリー
ド線とで囲まれたスペースを部品搬送のための送り孔と
したことを特徴とするラジアルリードテーピング部品を
提供する。
【0006】
【作用】前記のようにテーピングすることによって、テ
ープ間にできるスペースとリード線とから梯子状の構造
が形成され、そのスペースの部分が送り孔として利用で
きる。すなわちこのスペースが送りホイルのピンと係合
し、搬送可能となるため、テープに別途に送り孔を穿孔
する必要がなくなり、その工程を省くことができる。
【0007】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。 図1は本考案の第一の実施例を示し、図2と同じ部分は
同じ符号で示している。2は電子部品でそのリード線10
をテープ16a、16b及び18a、18bで挾んでいる。ここで前
記従来例と異なるのは、リード線10を2ケ所、2組のテ
ープ16a、16b及び18a、18aで挾んで固定していることで
ある。すなわち図1から明らかなようにリード線10の電
子部品2に近い側を挟む第一のテープは、2枚のテープ
18aと18bとを貼り合わせて構成され、電子部品2から離
れたリード線の先端に近いほうを挟むテープは、やはり
2枚のテープ16aと16bとを貼り合わせて構成されてい
る。
【0008】このようにリード線10は、テープ18a、18b
と16a、16bにより2カ所で挾持されるから、リード線10
と前記両テープ18a、18b及び16a、16bとで梯子状の部分
20が形成される。その中で例えば電子部品2aと2b間によ
るスペース22が搬送のための送り孔を兼ねることができ
る。送り孔には、前記のように搬送のための送りローラ
の外周に突設されたピン14が嵌合されるが、この場合の
ピン14の大きさと送り孔の大きさは、必ずしも同じ形状
である必要はない。ピン14を介してテーピング部品に送
りホイル12の回転が伝達されればよいわけで、テーピン
グさえしっかりしていれば、スペース22が前記送り孔を
兼ねることが可能である。また、スペース22についてだ
けでなく、スペース24が送り孔を兼ねることについても
同様である。
【0009】但し、スペース22あるいは24を送り孔とし
利用する場合、これらの間隔が搬送ホイルのピン14のピ
ッチと合わなければならない。図1の場合はピン14のピ
ッチLに合わせて電子部品2をテーピングした場合であ
る。この場合、後述するように、電子部品2の固定ピッ
チがピン14のピッチLの2倍でも適合できる。これは、
図2に示すように特定の位置に送り孔8が設けられてい
るのと違い、融通性があるためである。電子部品2が大
きいときは、そのテープ16a、16a、18a、18bへの取り付
けピッチを大きくし、電子部品2が小さいときは、その
テープ16a、16a、18a、18bへの取り付けピッチを小さく
しなければならない場合もあるが、本考案ではこうした
場合にも融通性を発揮する。
【0010】図4は本考案の他の実施例を示す。図4の
(A)は図1と同様にテーピング部品の取り付け状態を
示している。(B)は搬送駆動ローラの平面展開図であ
って、ここでのテーピング部品の送りのためのピン14の
ピッチはLである。そして、図4(A)に示したよう
に、電子部品2のリード線10の間隔がこのピン14のピッ
チLと等しく、また隣接する電子部品2のリード線10の
間隔もこれと等しく設定されている。電子部品2の大き
さが多少違っても、一般に一対のリード線10の間隔は印
刷回路基板への搭載の関係上一定であることが多い。こ
の場合多くは、隣接する電子部品2のリード線10の間隔
もこれに合わせて、全てのリード線10の間隔を、送りロ
ーラのピン14のピッチをLと等しくすることが可能であ
る。こうすることによって、リード線10を送りホイル12
のピン14に一対一で対応させることができる。
【0011】また送り駆動ローラのピン14のピッチがL
である場合に、電子部品の大きさ、あるいは工程サイク
ル等を勘案して電子部品2の取り付けピッチを変えても
よい。例えば、図4のような間隔で電子部品2が順次搬
送されて来る場合、搬送先での工程サイクルが電子部品
2の搬送サイクルに対応できない場合がある。このよう
なときは、例えば図5の実施例のようにして、電子部品
2の取り付けピッチを広くする。ここでは、送りローラ
のピン14のピッチLに対して、部品の取り付けピッチを
その2倍にしている。この場合は送りローラ12のピン14
のピッチを変更する必要がなく、そのまま搬送運転が可
能であり、送りローラ12の回転速度が同じである場合、
電子部品の供給サイクルは、図4のものに比べて2倍と
なる。 なお、以上の実施例では、リード線10をテーピングする
テープが2組用いられていたが、リード線10の長さが長
い場合は、テープを3組以上用いてもよいことはもちろ
んである。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によると電子部品のリード
線のテープを二個所で挟持し、前記テープとリード線で
構成されるスペースを搬送のための送り孔として利用す
るので、あらためてテープに送り孔を穿孔する必要がな
く、簡便に製造することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す平面図である。
【図2】従来のテーピング部品を示す平面図である。
【図3】テーピング部品の搬送を説明する斜視図であ
る。
【図4】本考案の他の実施例を示す平面図である。
【図5】本考案の他の実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
2……電子部品 4……第一のテープ 6……第二のテープ 8……搬送のための送り孔 10……電子部品のリード線 14……送りホイルのピン 16a……リード線挾持用テープ 16b……リード線挾持用テープ 18a……リード線挾持用テープ 18b……リード線挾持用テープ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品からラジアル状に導出されたリー
    ド線を所定の間隔でテーピングしてなるテーピング部品
    において、前記電子部品のリード線の、部品に近い部分
    と遠い部分を平行な少なくとも2組のテープで挾持し、
    前記テープと前記部品のリード線とで囲まれたスペース
    を部品搬送のための送り孔としたことを特徴とするラジ
    アルリードテーピング部品。
  2. 【請求項2】前記実用新案登録請求の範囲第1項記載に
    おいて、前記電子部品のテーピング間隔を、前記電子部
    品のリード線の間隔の整数倍としたことを特徴とするラ
    ジアルリードテーピング部品。
JP13094490U 1990-11-30 1990-11-30 ラジアルリードテーピング部品 Expired - Fee Related JPH0635962Y2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8874427B2 (en) 2004-03-05 2014-10-28 Sdl Enterprise Technologies, Inc. In-context exact (ICE) matching
US9262403B2 (en) 2009-03-02 2016-02-16 Sdl Plc Dynamic generation of auto-suggest dictionary for natural language translation
US9400786B2 (en) 2006-09-21 2016-07-26 Sdl Plc Computer-implemented method, computer software and apparatus for use in a translation system
US9600472B2 (en) 1999-09-17 2017-03-21 Sdl Inc. E-services translation utilizing machine translation and translation memory

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