JPH0635793A - デジタル信号処理回路 - Google Patents
デジタル信号処理回路Info
- Publication number
- JPH0635793A JPH0635793A JP19375292A JP19375292A JPH0635793A JP H0635793 A JPH0635793 A JP H0635793A JP 19375292 A JP19375292 A JP 19375292A JP 19375292 A JP19375292 A JP 19375292A JP H0635793 A JPH0635793 A JP H0635793A
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- JP
- Japan
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- order
- word
- ram
- signal
- address
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 フルワードのリード・ライトのみならず、ハ
ーフワードのライトを容易に実現するためのものであ
る。 【構成】 アドレスデコーダ10により、アドレスデコ
ード信号12を上位RAMセルアレイ11、下位RAM
セルアレイ13に与えると共に、制御部16より上位ラ
イト信号17、下位ライト信号18の各一方または両方
を与え、書き込み制御することにより、ハーフワードま
たはフルワードのリード・ライトを行なう。これによ
り、ハーフワードのライトが高速化できる。
ーフワードのライトを容易に実現するためのものであ
る。 【構成】 アドレスデコーダ10により、アドレスデコ
ード信号12を上位RAMセルアレイ11、下位RAM
セルアレイ13に与えると共に、制御部16より上位ラ
イト信号17、下位ライト信号18の各一方または両方
を与え、書き込み制御することにより、ハーフワードま
たはフルワードのリード・ライトを行なう。これによ
り、ハーフワードのライトが高速化できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にプロセッサタイプ
のものにおいて、ハーフワードライトを実現するRAM
を内蔵するデジタル信号処理回路に関するものである。
のものにおいて、ハーフワードライトを実現するRAM
を内蔵するデジタル信号処理回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のデジタル信号処理回路に
おけるハーフワード・ライト回路の一例を示したもので
ある。1はRAM、2はバス、3はALU、4はALU
3の出力であるALU出力信号、5はレジスタ、6はレ
ジスタ5の出力のレジスタ出力信号である。
おけるハーフワード・ライト回路の一例を示したもので
ある。1はRAM、2はバス、3はALU、4はALU
3の出力であるALU出力信号、5はレジスタ、6はレ
ジスタ5の出力のレジスタ出力信号である。
【0003】以上のように構成されたハーフワード・ラ
イト回路の動作について説明する。まず、ライトすべき
データをレジスタ5に入力する。次に、上位ワードをラ
イトするのであれば、上位のみ“1”が立つデータとレ
ジスタ出力信号6との論理積をALU3で実行する。論
理積を実行した結果を一度レジスタ5に格納する。次に
RAM1よりライトすべきアドレスのデータと下位のみ
“1”が立つデータとの論理積をとり、その出力データ
と上位データとの論理和をALU3により実行し、その
出力データであるALU出力信号4をレジスタ5を経由
して、バス2を通り、RAM1にライトする。以上のよ
うに、ALU3を使用しながら論理積そして論理和演算
を実行しつつ全体を数ステップのソフトウェアで実現し
ている。
イト回路の動作について説明する。まず、ライトすべき
データをレジスタ5に入力する。次に、上位ワードをラ
イトするのであれば、上位のみ“1”が立つデータとレ
ジスタ出力信号6との論理積をALU3で実行する。論
理積を実行した結果を一度レジスタ5に格納する。次に
RAM1よりライトすべきアドレスのデータと下位のみ
“1”が立つデータとの論理積をとり、その出力データ
と上位データとの論理和をALU3により実行し、その
出力データであるALU出力信号4をレジスタ5を経由
して、バス2を通り、RAM1にライトする。以上のよ
うに、ALU3を使用しながら論理積そして論理和演算
を実行しつつ全体を数ステップのソフトウェアで実現し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ソフト
ウェアで実現するのは、はなはだサイクル数を必要と
し、実時間処理が重要視されるデジタル信号処理におい
ては問題となる。またハーフワードをライトするために
ALU3をサイクル使用し、さらにレジスタ5は2つ以
上必要となるなど、限られたハード資源を有効に利用す
ることができず、チップサイズの増大、ひいては価格の
上昇を招くというデメリットがある。本発明はこのよう
な問題に対して、ハーフワードをライトすることができ
るRAMを内蔵することにより、ステップ数を減らし、
少ないハードウェアで実現できるデジタル信号処理回路
を提供することを目的とする。
ウェアで実現するのは、はなはだサイクル数を必要と
し、実時間処理が重要視されるデジタル信号処理におい
ては問題となる。またハーフワードをライトするために
ALU3をサイクル使用し、さらにレジスタ5は2つ以
上必要となるなど、限られたハード資源を有効に利用す
ることができず、チップサイズの増大、ひいては価格の
上昇を招くというデメリットがある。本発明はこのよう
な問題に対して、ハーフワードをライトすることができ
るRAMを内蔵することにより、ステップ数を減らし、
少ないハードウェアで実現できるデジタル信号処理回路
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のデジタル信号処理回路は、ワードを上位ワ
ードと下位ワードに分け、前記上位ワードを記憶する上
位RAMと、前記下位ワードを記憶する下位RAMとア
ドレスをデコードして、前記上位RAMと前記下位RA
Mにアドレスデコード信号を与えるアドレスデコーダ
と、前記上位ワード、前記下位ワードの書き込みを制御
する制御部とを備えた構成である。
に、本発明のデジタル信号処理回路は、ワードを上位ワ
ードと下位ワードに分け、前記上位ワードを記憶する上
位RAMと、前記下位ワードを記憶する下位RAMとア
ドレスをデコードして、前記上位RAMと前記下位RA
Mにアドレスデコード信号を与えるアドレスデコーダ
と、前記上位ワード、前記下位ワードの書き込みを制御
する制御部とを備えた構成である。
【0006】
【作用】本発明によれば、制御部により上位ワード、下
位ワードの書き込みを個別に制御できるため、ハーフワ
ード書き込み処理の高速化が図れる。
位ワードの書き込みを個別に制御できるため、ハーフワ
ード書き込み処理の高速化が図れる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例におけるデジタル信
号処理回路の構成図を示すものである。図1において、
10はアドレスデコーダ、11は上位RAMセルアレ
イ、12はアドレスデコード信号、13は下位RAMセ
ルアレイ、14は上位RAMセルデータ信号、15は下
位RAMセルデータ信号、16は制御部、17は上位ラ
イト信号、18は下位ライト信号、19は上位マルチプ
レクサ、20は下位マルチプレクサ、21は上位データ
信号、22は下位データ信号、23は上位バスデータ、
24は下位バスデータである。
号処理回路の構成図を示すものである。図1において、
10はアドレスデコーダ、11は上位RAMセルアレ
イ、12はアドレスデコード信号、13は下位RAMセ
ルアレイ、14は上位RAMセルデータ信号、15は下
位RAMセルデータ信号、16は制御部、17は上位ラ
イト信号、18は下位ライト信号、19は上位マルチプ
レクサ、20は下位マルチプレクサ、21は上位データ
信号、22は下位データ信号、23は上位バスデータ、
24は下位バスデータである。
【0008】以上のように構成されたデジタル信号処理
回路について、以下、その動作を説明する。
回路について、以下、その動作を説明する。
【0009】通常使用時においては、アドレスデコーダ
10により、アドレスをデコードして上位RAMセルア
レイ11および下位RAMセルアレイ13にアドレスデ
コード信号12を与えると共に、制御部16より、上位
ライト信号17および下位ライト信号18を同時に出力
する。上位ライト信号17、下位ライト信号18を受け
取った上位マルチプレクサ19、下位マルチプレクサ2
0はそれぞれ上位バスデータ23、下位バスデータ24
の値を上位RAMセルデータ信号14、下位RAMセル
データ信号15として、上位RAMセルアレイ11、下
位RAMセルアレイ13の指定されたアドレスのセルに
フルワードのリード・ライトを実行する。
10により、アドレスをデコードして上位RAMセルア
レイ11および下位RAMセルアレイ13にアドレスデ
コード信号12を与えると共に、制御部16より、上位
ライト信号17および下位ライト信号18を同時に出力
する。上位ライト信号17、下位ライト信号18を受け
取った上位マルチプレクサ19、下位マルチプレクサ2
0はそれぞれ上位バスデータ23、下位バスデータ24
の値を上位RAMセルデータ信号14、下位RAMセル
データ信号15として、上位RAMセルアレイ11、下
位RAMセルアレイ13の指定されたアドレスのセルに
フルワードのリード・ライトを実行する。
【0010】また、上位ワードへのライトをする時の動
作は、以下のようになる。まず、アドレスデコーダ10
により、アドレスをデコードして、上位RAMセルアレ
イ11および下位RAMセルアレイ13にアドレスデコ
ード信号12を与える。次に制御部16より、上位ライ
ト信号17のみを出力し、下位ライト信号18は出力し
ない。上位ライト信号17を受け取った上位マルチプレ
クサ19は上位バイデータ23の値を上位RAMセルデ
ータ信号14として上位RAMセルアレイ11の指定さ
れたアドレスのセルにライトする。
作は、以下のようになる。まず、アドレスデコーダ10
により、アドレスをデコードして、上位RAMセルアレ
イ11および下位RAMセルアレイ13にアドレスデコ
ード信号12を与える。次に制御部16より、上位ライ
ト信号17のみを出力し、下位ライト信号18は出力し
ない。上位ライト信号17を受け取った上位マルチプレ
クサ19は上位バイデータ23の値を上位RAMセルデ
ータ信号14として上位RAMセルアレイ11の指定さ
れたアドレスのセルにライトする。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、わずか1ステップでハ
ーフワードのライトが実行できるため、処理の高速化が
図れる。また、わずかなハードウェアの増加にとどまる
ため、チップサイズの削減になり、ひいてはコストの低
下を実現できる。さらに、長語長のRAMを内蔵するこ
との多いデジタル信号処理回路においては、メモリの有
効利用を図ることも可能となり、その実用的効果は非常
に大である。
ーフワードのライトが実行できるため、処理の高速化が
図れる。また、わずかなハードウェアの増加にとどまる
ため、チップサイズの削減になり、ひいてはコストの低
下を実現できる。さらに、長語長のRAMを内蔵するこ
との多いデジタル信号処理回路においては、メモリの有
効利用を図ることも可能となり、その実用的効果は非常
に大である。
【図1】本発明の一実施例におけるデジタル信号処理回
路の構成図
路の構成図
【図2】従来のデジタル信号処理回路の構成図
1 RAM 2 バス 3 ALU 4 ALU出力信号 5 レジスタ 6 レジスタ出力信号 10 アドレスデコーダ 11 上位RAMセルアレイ 12 アドレスデコード信号 13 下位RAMセルアレイ 14 上位RAMセルデータ信号 15 下位RAMセルデータ信号 16 制御部 17 上位ライト信号 18 下位ライト信号 19 上位マルチプレクサ 20 下位マルチプレクサ 21 上位データ信号 22 下位データ信号 23 上位バスデータ 24 下位バスデータ
Claims (1)
- 【請求項1】ワードを上位ワードと下位ワードに分け、
前記上位ワードを記憶する上位RAMと、前記下位ワー
ドを記憶する下位RAMと、アドレスをデコードして、
前記上位RAMと前記下位RAMにアドレスデコード信
号を与えるアドレスデコーダと、前記上位ワード、前記
下位ワードの書き込みを制御する制御部とを備えたデジ
タル信号処理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19375292A JPH0635793A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | デジタル信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19375292A JPH0635793A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | デジタル信号処理回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0635793A true JPH0635793A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16313227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19375292A Pending JPH0635793A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | デジタル信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0635793A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62197984A (ja) * | 1986-02-26 | 1987-09-01 | Hitachi Vlsi Eng Corp | 半導体記憶装置 |
-
1992
- 1992-07-21 JP JP19375292A patent/JPH0635793A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62197984A (ja) * | 1986-02-26 | 1987-09-01 | Hitachi Vlsi Eng Corp | 半導体記憶装置 |
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