JPH11259417A - バスアクセス方式およびバスアクセス制御装置 - Google Patents

バスアクセス方式およびバスアクセス制御装置

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JPH11259417A
JPH11259417A JP10063062A JP6306298A JPH11259417A JP H11259417 A JPH11259417 A JP H11259417A JP 10063062 A JP10063062 A JP 10063062A JP 6306298 A JP6306298 A JP 6306298A JP H11259417 A JPH11259417 A JP H11259417A
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JP10063062A
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Yohei Sakashita
陽平 坂下
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はデータバスとアドレスバスで構成され
るバスシステムにおいて、リード/ライトの同時アクセ
スを行うバスアクセス方式に関し、バス幅を複数のサブ
バスに分割することにより、バスの使用効率を高めるこ
とのできるバスアクセス方式を実現することを目的とす
る。 【解決手段】所定のビット幅のデータバスを、任意のバ
ス幅を有する複数のサブバスに分割するバス分割部と、
バス分割部により、分割されたサブバスに独立して、ア
クセス制御を行うサブバス制御部を設け、サブバス制御
部120は、バス分割部110で分割した複数のサブバ
スの制御を独立して行い、アクセス対象のデバイスに、
サブバス単位で同時リード/ライトと行うように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データバスとアド
レスバスで構成されるバスシステムにおいて、リード/
ライトの同時アクセスを行うバスアクセス方式に関す
る。
【0002】近年の情報処理装置、通信装置の進展にと
もない、データの大量処理、高速処理に対する要求か
ら、例えば、制御装置とメモリを接続するバス幅は、3
2ビット幅、64ビット幅等大きくなってきている。こ
のようなバスの有効利用が要求されている。
【0003】図12はメモリのアドレス構成を説明する
図である。ここでは、メモリの8ビットごとに16進
(図中hと示す)のアドレスを付与してある。16ビッ
トを1ワードとして、制御装置とメモリの間で32ビッ
トでリード/ライトを行う場合は、図に示す1行(2ワ
ード)単位で処理を行う。このような制御装置からメモ
リに対するリード/ライトはアドレスバスでアドレスを
指定し、、データバスを介して指定のアドレスとのデー
タの入出力が行われる。このようなバスの有効利用が要
求されている。
【0004】
【従来の技術】図13は従来例を説明する図を示す。図
は従来のバスアクセスを行うマイクロプロセッサ(以下
MPUと称する)100からランダムアクセスメモリ
(以下RAMと称する)301〜304にデータをリー
ド/ライトする構成を示す。
【0005】図中のB1は32ビット幅(以下各ビット
をD0−D31と示す)のデータバス、B2は24ビッ
ト幅(以下各ビットをA0−A23と示す)アドレスバ
スを示し、200はMPU100から出力するアドレス
信号をデコードして、それぞれデータを書き込むRAM
201〜204にチップセレクト信号*CSi(i=1
〜4)を送出するアドレスデコーダである。
【0006】また、MPU100から出力される制御信
号はリード/ライト信号R/*W、アドレスストローブ
信号*AS、データストローブ信号*DS、転送サイズ
信号S0、S1、であり、アドレスデコーダ200から
は、データ転送およびサイズアクノリッジ信号*DSA
K0、1がMPU100に対して出力される。(各信号
の先頭の*印はロウアクティブを示す。)図において、
アドレスデコーダ200は、アドレスバスB2の上位、
下位、アドレスおよびデータストローブ信号*DS、転
送サイズ信号S0、S1から、データ転送およびサイズ
アクノリッジ信号*DSAK0、1、RAM301〜3
04のチップセレクト信号*CSを生成する。また、M
PU100のリード/ライト信号R/*Wおよびその反
転をRAM301〜304のライトイネーブル*WE、
アウトプットイネーブル*OE端子に接続する。
【0007】RAM301〜304にはデータバスB1
のD0−7、D8−15、D16−23、D24−31
の8ビットずつのデータのリード/ライトを行う。図1
4は従来例のリードデータのタイムチャートを示す。図
はMPU100がRAM301〜304をロングワード
(32ビット幅)としてリードする場合のタイムチャー
トである。
【0008】MPU100はの時点でアドレスA0−
A23、転送サイズ信号S0、S1を出力し、リード/
ライト信号R/*Wを「H」に設定し、の時点でアド
レスバスB2の内容が確定したことを示すアドレススト
ローブ*ASをアサートする。アドレスデコーダ200
はアドレスA0−23、転送サイズ信号S0、S1、ア
ドレスストローブ信号*ASよりデータ転送およびサイ
ズアクノッジ信号*DSAK0、1、RAM301〜3
04のチップセレクト信号*CS1−4を生成出力す
る。
【0009】また、リード/ライト信号R/*Wは
「H」であるから、その反転であるアウトプットイネー
ブル信号*OEがアサートされる。チップセレクト信号
*CS1−4、アウトプットイネーブル信号*OEのア
サートにより、RAM301〜304はアドレスバスB
2で指定されたデータをデータバスB1に出力する。
【0010】MPU100はの時点でデータバスB1
上のデータを取り込み、アドレスストローブ信号*A
S、データストローブ信号*DSを停止する。の時点
でアドレスバスB2、リード/ライト信号R/*Wの状
態が変化し、リードサイクルが終了する。
【0011】図15は従来例のライトデータのタイムチ
ャート(その1)を示す。図はMPU100がRAM3
01〜304をロングワード(32ビット幅)でライト
する場合のタイムチャートである。
【0012】MPU100はの時点でアドレスA0−
A23、転送サイズ信号S0、S1を出力し、リード/
ライト信号R/*Wを「L」に設定し、の時点でアド
レスバスB2の内容が確定したことを示すアドレススト
ローブ信号*ASをアサートする。次いで、の時点で
データバスB1にライトデータを出力し、の時点でデ
ータバスB1の内容が確定したことを示すデータストロ
ーブ信号*DSをアサートする。
【0013】アドレスデコーダ200はアドレスA0−
23、転送サイズ信号S0、S1、アドレスストローブ
信号*ASよりデータ転送およびサイズアクノッジ*D
SAK0、1、RAM301〜304のチップセレクト
*CS1−4を生成出力する。
【0014】また、リード/ライト信号R/*Wは
「L」であるから、ライトイネーブル信号*WEがアサ
ートされる。チップセレクト信号*CS、ライトイネー
ブル信号*WEのアサートにより、RAM301〜30
4はアドレスバスB2で指定されたメモリ領域にデータ
バスB1上のデータを格納する。
【0015】でMPU300はアドレスストローブ信
号*AS、データストローブ信号*DSを停止し、の
時点でデータバスB1、アドレスバスB2、リード/ラ
イト信号R/*Wの状態を変化させ、ライトサイクルが
終了する。
【0016】図16は従来例のリード/ライトデータの
フローチャートを示す。各種データ処理においては、指
定のアドレスからデータを読み出し、読み出したデータ
に「1」を加算して、もとのアドレスに格納し、次のア
ドレスに対して同様に、データを読み出し「1」を加算
して格納すると言う処理は頻繁に行われる。
【0017】図は図12で説明したメモリの0番地から
7番地までのデータを32ビット単位で読み出し「1」
を加算してもとのアドレスに格納する処理を示す。この
ように、従来例の処理では、リード/ライトを同時に処
理できないので、リードデータ、データ処理、処理後の
データライトを繰り返すことにより処理を実行する。
【0018】図17は従来例のバスアクセスを行うマイ
クロプロセッサを説明する図である。図は従来例で説明
した処理を行うMPU100を示す。図中の101Bは
レジスタ部102から命令を順次取り出し、命令の解析
を行う命令解析部であり、101Aは算術演算、論理演
算を行うALU(Arithmetic and Logic Unit) 部であ
り、102はプログラム、演算データ等を格納するレジ
スタ部、102Aはレジスタ部102から命令を順次取
り出すためのプログラムカウンタであり、103はアド
レスバスB2にアドレスを出力するためのバスバッフ
ァ、104AはデータバスB1にデータを出力するため
のバストランシーバ、105はバス制御信号の入出力を
行うバス制御部である。
【0019】図において、内部データバスb1は、32
ビットで構成されており、データは32ビットのパラレ
ルデータとして入出力される。そして、バス制御部10
5はデータバスB1に対しリード/ライトR/*W信
号、およびアドレスストローブ信号*AS、データスト
ローブ信号*DS等を入出力することにより、例えば、
図示省略のRAMに対してリード/ライト処理を行う。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例において
は、バス幅より小さなビット数のデータのリード/ライ
トを行なう場合、データバスB1の一部が使用されない
状態がある。
【0021】図18は従来例のライトデータのタイムチ
ャート(その2)を示す。図はMPU100がRAM3
01〜304に対して8ビットのライトを行った場合の
タイムチャートである。基本的なタイムチャートは図1
5で説明した32ビット幅のデータのライトと同じであ
る。この場合の転送サイズ信号はS0=「H」、S1=
「L」でバイトアクセスを示す。データ転送およびサイ
ズアクノリッジ信号*DSAKもバイト単位の信号を返
送する。
【0022】アドレスデコーダ200は転送サイズ信号
S0、S1とアドレスバスB2の下位2ビットから、該
当するRAM301〜304の中の1つを指定するチッ
プセレクト信号*CSをアサートする。ついで選択され
たRAM301はアドレスバスB2で指定されたメモリ
領域にデータバスB1上のデータを格納する。
【0023】図に示すように、データバスB1幅が32
ビットであっても、バイトアクセスを行なう場合、実際
使用されるのは、D0−7の1バイトであり、D8−3
1の3バイト分は使用されない。
【0024】同様に、2バイトのワードアクセスの場合
は2バイト分のデータバスB1が使用されず、ロングワ
ードアクセスの場合も、使用するデータ幅が4バイトに
満たない場合は、使用されないバスが生じる。
【0025】本発明は、バス幅を複数のサブバスに分割
することにより、バスの使用効率を高めることのできる
バスアクセス方式を実現しようとする。
【0026】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の第1の原
理を説明する図である。図中の110は、所定のビット
幅のデータバスB1を、任意のバス幅を有する複数のサ
ブバスに分割するバス分割部であり、120はバス分割
部110により、分割されたサブバスに独立して、アク
セス制御を行うサブバス制御部である。
【0027】かかる構成により、サブバス制御部120
は、バス分割部110で分割した複数のサブバスの制御
を独立して行い、アクセス対象のデバイスに、サブバス
単位で同時リード/ライトと行うことが可能となる。
(請求項1)図2は本発明の第2の原理を説明する図で
ある。図は、所定のビット幅のデータバスB1を、任意
のバス幅を有する複数のサブバスに分割したバスアクセ
ス制御を行うバスアクセス制御装置100Aを示す。
【0028】バスアクセス制御装置100Aは演算装置
101と、レジスタ部102とバスバッファ103とバ
ス送受信部104およびバス制御部105から構成され
ており、演算装置101と、レジスタ部102と、バス
送受信部104を接続する内部データバスb1を複数の
サブバスに分割して構成する。
【0029】かかる構成により、バス送受信部104
は、データバスB1の複数のサブバスに対して、サブバ
ス単位で独立にアクセスを行なうことが可能となる。
(請求項2)
【0030】
【発明の実施の形態】図3は本発明の実施の形態(1)
を説明する図である。図はMPU100からRAM30
1〜304にデータをリード/ライトする構成を示す。
図中のB1は32ビット幅(D0−D31)のデータバ
スであり、原理図で説明したバス分割部110により、
B11〜B14のサブバス(サブバスB11〜14は図
示省略)に分割している。サブバスB11〜14はそれ
ぞれD0−7、D8−15、D16−23、D24−3
1から構成され、リード/ライト信号R/*W1〜4に
対応させる。B2は24ビット幅(A0−23)アドレ
スバスを示し、200はMPU100から出力するアド
レスをデコードして、それぞれデータを入出力するRA
M301〜304にチップセレクト信号*CS1〜4
(チップセレクト信号*CS5〜nは他のデバイスの指
定に使用される。)を送出するアドレスデコーダであ
る。
【0031】また、原理図で説明したサブバス制御部1
20(MPU100の図示省略のバス制御部が対応して
いる。)から出力される制御信号はリード/ライト信号
R/*W1〜4、アドレスストローブ信号*AS、デー
タストローブ信号*DS、転送サイズ信号S0、S1、
であり、アドレスデコーダ200からは、サイズアクノ
リッジ信号*DSAK0、1がMPU100に対して出
力される。
【0032】図において、アドレスデコーダ200は、
アドレスバスB2の上位、下位、アドレス信号*ASお
よびデータストローブ信号*DS、転送サイズS0、S
1から、データ転送およびサイズアクノリッジ*DSA
K0、1、RAM301〜304のチップセレクト信号
*CS1〜4を生成する。また、MPU100のリード
/ライト信号R/*W1〜4およびその反転をRAM3
01〜304のライトイネーブル*WE、アウトプット
イネーブル*OE端子に接続する。
【0033】図4は本発明の実施の形態(1)のリード
/ライトのタイムチャートを示す。図はD0−7、D8
−15はライト、D16−23、D24−31はリード
を行なう動作を示す。基本的には図14、15の従来例
で説明した動作と同じである。ここでは、D0−7、D
8−15に対応するリード/ライト信号R/*W1、2
は「L」で、RAM301、302のライトイネーブル
信号*WEがアサートされ、D16−23、D24−3
1に対応するリード/ライト信号R/*W3、4は
「H」で、RAM303、304のアウトプットイネー
ブル信号*OEがアサートされる。
【0034】かかる処理により、1バスサイクル内でリ
ード動作とライト動作を同時に行うことが可能となる。
図5は本発明の実施の形態(2)を説明する図である。
図はMPU100から異なるバンクRAM301〜30
4とRAM305〜308にリード/ライトを行う構成
を示す。
【0035】図中のデータバスB1、アドレスバスB2
は図3の実施の形態(1)で説明したと同じ構成をもつ
ものである。また、MPU100から出力される制御信
号はリード/ライト信号R/*W1〜4、アドレススト
ローブ信号*AS、データストローブ信号*DS、転送
サイズ信号S0、S1、であり、バンク選択用のアドレ
スデコーダ200からは、データ転送およびサイズアク
ノリッジ信号*DSAK0、1がMPU100に対して
出力される。
【0036】さらに、バンク選択用のアドレスデコーダ
200は、データ転送およびサイズアクノリッジ信号*
DSAK0、1を生成するとともに、リード/ライト信
号R/*W1〜4に応じて、チップセレクト信号*CS
1〜8を可変させるものである。
【0037】図6は本発明の実施の形態(2)のアドレ
スデコーダを説明する図である。図に示すアドレスデコ
ーダはMPUインタフェース(図中INFと示す)21
0、変更するアドレス範囲を格納しておくアドレスレジ
スタ(図中REGと示す)211、212、入力したア
ドレスとアドレスレジスタ211、212のアドレスと
を比較するアドレス比較器(図中ADR COMPと示
す)、変更するチップセレクト信号を格納するチップセ
レクトレジスタ230、アドレスバスB2より入力した
アドレスのデコードを行うアドレスデコーダ240、A
ND回路A1、A11〜18、セレクタSL1〜8から
構成している。
【0038】図において、MPU100はMPUインタ
フェース210を介して、チップセレクト信号を変更す
るアドレスの上限、下限をアドレスレジスタ211、2
12に書き込むとともに、変更するチップセレクト信号
をチップセレクトレジスタ230に格納する。
【0039】アドレス比較器221、222はアドレス
レジスタ211、212の値と、アドレスバスB2の値
を比較して、アドレスバスB2の値がチップセレクト信
号を変更するアドレス範囲の場合、リード/ライトR/
*W1〜4に応じて、チップセレクト信号をアドレスデ
コーダ240の出力か、チップセレクトレジスタ230
の出力から選択する。
【0040】かかる構成により、リードとライトでチッ
プセレクト信号を変化させ、異なるバンクへの同時リー
ド/ライトが可能となる。図7は本発明の実施の形態
(2)のリード/ライトのタイムチャートを示す。
【0041】図はD0−7、D8−15はライト、D1
6−23、D24−31はリードを行なう動作を示す。
先ず、MPU100はアドレスデコーダ200に対し
て、チップセレクト信号を変化させるアドレスの範囲を
アドレスレジスタ211、212に設定するとともに、
変更するチップセレクト信号を設定する。ここでは、R
AM301〜302に対してライト、RAM307〜3
08に対してリードを行う動作で説明する。
【0042】MPU100がチップセレクト信号を変更
するアドレス範囲に対してアクセスするとリード/ライ
ト信号R/*W1、2は「L」となり、RAM301、
302、305、306のライトイネーブル信号*WE
をアサートする。また、リード/ライト信号R/*W
3、4は「H」となり、RAM303、304、30
7、308のアウトプットイネーブル信号*OEをアサ
ートする。
【0043】アドレスデコーダ200はアドレスバスB
2の値とアドレスレジスタ211、212の値を比較し
て、アドレスバスB2の値がチップセレクト信号を可変
する範囲内にある場合は、チップセレクトレジスタ23
0の内容をチップセレクト信号として出力する。
【0044】かかる動作により、チップセレクト*CS
1、2、7、8が「L」となり、リードデータとしてR
AM307、308の内容が読み込まれ、ライトデータ
はRAM301、302へデータが書き込まれ、異なる
バンクへの同時リード/ライトが可能となる。
【0045】図8は本発明の実施の形態(3)を説明す
る図である。図はRAM301〜304とMPU10
0、アドレスデコーダ200の間にアドレスコンバータ
(図中ACONVと示す)251〜254を設け、リー
ド/ライト信号に応じてRAM301〜304に入力す
るアドレスを変更できるように構成したものである。
【0046】図9は本発明の実施の形態(3)のアドレ
スコンバータを説明する図である。図に示すアドレスコ
ンバータ25i(i=1〜4)は、MPUインタフェー
ス255、アドレス変換用ページレジスタ256、加算
器257、およびセレクタ258から構成されている。
【0047】MPU100はMPUインタフェース25
5を介して、アドレス変換用ページレジスタ256にア
ドレス変換用データを格納する。加算器257は、アド
レスバスB2の値にアドレス変換用ページレジスタ25
6の値を加算した値を出力する。セレクタ258は加算
器257の出力の変換したアドレスとアドレスバスB2
の値を入力として、リード/ライト信号R/*Wの値に
より選択してアドレスとして出力する。図においては、
リード/ライト信号R/*Wが「L」の場合に変換した
アドレスを出力し、「H」の場合はアドレスバスB2の
値をそのまま出力する。
【0048】ここで、図7と同様に、D0−7、D8−
15はライト、D16−23、D24−31はリードを
行うものとすると、MPU100はアドレスコンバータ
251〜254に対して、変換したいアドレスデータを
アドレス変換用ページレジスタ256に格納する。MP
U100がアクセスを開始すると、リード/ライト信号
R/*W1、2は「L」となり、アドレスコンバータ2
51〜254は変換したアドレスをRAM301、30
2に対して出力する。また、リード/ライト信号R/*
W3、4は「H」となり、アドレスコンバータ251〜
254はアドレスバスB2の値をそのままRAM30
1、302に対して出力する。
【0049】かかる構成により、リードデータはアドレ
スバスB2で指定したアドレスの内容が読み込まれ、ラ
イトデータは、アドレスバスB2で指定したアドレスに
アドレス変換用ページレジスタ256の値を加算したア
ドレスに対して書き込まれる。このようにして、異なる
アドレスに同時リード/ライトが可能となる。
【0050】図10は本発明による同時リード/ライト
データのフローチャートを示す。図は図16で説明した
と同じ処理を行うものであり、図12で説明したメモリ
の0番地から7番地までのデータを32ビット単位で読
み出し「1」を加算してもとのアドレスに格納する処理
を示す。
【0051】ステップ(以下Sと示す)1;メモリの
0、1番地の32ビットをワードリードする。 S2;リードデータに「1」を加算する。
【0052】S3;加算結果を0、1番地にワードライ
トすると同時に2、3番地をワードリードする。 S4;リードデータに「1」を加算する。
【0053】S5;加算結果をもとのアドレスにライト
し、次のアドレスからデータリードすることを繰り返
す。かかる処理により、図16の従来例では0、1番地
から6、7番地の処理までに12ステップを要していた
ものが、本発明の同時リード/ライト処理により、同じ
処理を9ステップで行うことが可能となる。この例で
は、ステップの削減率は75%であるが、さらに大きな
アドレスに対して同様な処理を行う場合はステップの削
減率は66%にあるる。
【0054】図11は本発明のバスアクセスを行うマイ
クロプロセッサの実施の形態を説明する図である。図は
実施の形態(1)〜(3)の処理を行うMPU100を
示す。図中の101Bはレジスタ部102から命令を順
次取り出し、命令の解析を行う命令解析部であり、10
1Aは算術演算、論理演算を行うALU部であり、10
2はプログラム、演算データ等を格納するレジスタ部、
102Aはレジスタ部102から命令を順次取り出すた
めのプログラムカウンタであり、103はアドレスバス
B2にアドレスを出力するためのバスバッファ、104
AはデータバスB1にデータを出力するためのバストラ
ンシーバ、105はバス制御信号の入出力を行うバス制
御部である。
【0055】図において、マイクロプロセッサ100内
の内部データバスb1は、8ビット×4本の内部サブバ
スb11〜14に分割されており、データは8ビット単
位で入出力される。そして、バス制御部105は8ビッ
ト×4本に分割されたサブバスB11〜14に対して4
本のリード/ライト信号、およびアドレスストローブ信
号、データストローブ信号等を入出力することにより制
御を行う。
【0056】かかる構成により、4本に分割されたデー
タバスB1のサブバスB11〜14を独立に制御するこ
とが可能となる。本発明の実施の形態ではマイクロプロ
セッサとRAMの間のデータのリード/ライト処理で説
明したがRAMに対するリード/ライト処理に限定され
るものではなく、双方向のバス伝送を行う装置に適用可
能である。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、データバスを複数のサ
ブバスに分割し、分割したサブバスに対する複数のリー
ド/ライト信号により、独立して複数のサブバスを制御
することが可能となり、さらに、同時リード/ライトを
可能とすることにより、バスの使用効率を高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の原理を説明する図
【図2】 本発明の第2の原理を説明する図
【図3】 本発明の実施の形態(1)を説明する図
【図4】 本発明の実施の形態(1)のリード/ライト
のタイムチャート
【図5】 本発明の実施の形態(2)を説明する図
【図6】 本発明の実施の形態(2)のアドレスデコー
ダを説明する図
【図7】 本発明の実施の形態(2)のリード/ライト
のタイムチャート
【図8】 本発明の実施の形態(3)を説明する図
【図9】 本発明の実施の形態(3)のアドレスコンバ
ータを説明する図
【図10】 本発明による同時リード/ライトデータの
フローチャート
【図11】 本発明のバスアクセスを行うマイクロプロ
セッサの実施の形態を説明する図
【図12】 メモリのアドレス構成を説明する図
【図13】 従来例を説明する図
【図14】 従来例のリードデータのタイムチャート
【図15】 従来例のライトデータのタイムチャート
(その1)
【図16】 従来例のリード/ライトデータのフローチ
ャート
【図17】 従来例のバスアクセスを行うマイクロプロ
セッサを説明する図
【図18】 従来例のライトデータのタイムチャート
(その2)
【符号の説明】
100 マイクロプロセッサ 100A バスアクセス制御装置 101 演算装置 101A ALU部 101B 命令解析部 102 レジスタ部 102A プログラムカウンタ 103 バスバッファ 104 バス送受信部 104A バストランシーバ 105 バス制御部 110 バス分割部 120 サブバス制御部 200、240 アドレスデコーダ 210、255 MPUインタフェース 211、212 アドレスレジスタ 221、222 アドレス比較器 230 チップセレクトレジスタ 251〜254 アドレスコンバータ 256 アドレス変換用ページレジスタ 257 加算器 258、SL1〜8 セレクタ 301〜30n ランダムアクセスメモリ A1、A11〜A18 AND回路 B1 データバス B11〜B14 サブバス B2 アドレスバス b1 内部データバス b11〜14 内部サブバス b2 内部バス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のビット幅のデータバスを、任意の
    バス幅を有する複数のサブバスに分割するバス分割部
    と、 前記バス分割部により、分割されたサブバスに独立し
    て、アクセス制御を行うサブバス制御部を設け、 前記サブバス制御部は、前記バス分割部で分割した前記
    複数のサブバスの制御を独立して行い、アクセス対象の
    デバイスに、サブバス単位で同時リード/ライトと行う
    ことを特徴とするバスアクセス方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のバスアクセス方式におい
    て、 データを格納する複数のバンクから構成されたメモリ
    と、 アクセスするアドレスにより、選択する前記複数のバン
    クを指定するバンク選択用のアドレスデコーダを設け、 前記アドレスデコーダは、アクセスアドレスから前記複
    数のバンクを指定する選択信号を生成し、異なるバンク
    に同時アクセスすることを特徴とするバスアクセス方
    式。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のバスアクセス方式におい
    て、 前記複数のメモリにアクセスするとき、リード/ライト
    により異なるアドレスを生成するアドレスコンバータを
    設け、 前記アドレスコンバータは前記複数のメモリにアクセス
    するとき、リード/ライトアクセスに対応して、異なる
    アドレスを発生し、同時アクセスすることを特徴とする
    バスアクセス方式。
  4. 【請求項4】 所定のビット幅のデータバスを、任意の
    バス幅を有する複数のバスに分割したバスアクセス制御
    を行うバスアクセス制御装置であって、 演算装置と、レジスタ部と、バス送受信部を接続する内
    部バスを複数のサブバスに分割したことを特徴とするバ
    スアクセス制御装置。
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