JPH07105171A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH07105171A
JPH07105171A JP5247815A JP24781593A JPH07105171A JP H07105171 A JPH07105171 A JP H07105171A JP 5247815 A JP5247815 A JP 5247815A JP 24781593 A JP24781593 A JP 24781593A JP H07105171 A JPH07105171 A JP H07105171A
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JP
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bit
bits
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JP5247815A
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Inventor
Takeshi Hinako
毅 日名子
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ない命令数で、高速に、且つ少ない消費電
力で、アドレスバスの整数倍のビット構成を有するメモ
リからデータをマイクロコンピュータに読み出せるデー
タ処理装置を提供すること。 【構成】 本発明のデータ処理装置では、m個のnビッ
トの入力手段を有し、予め格納された命令列からフェッ
チ/デコードした命令に対応する処理を実行するマイク
ロコンピュータと、前記入力手段にそれぞれ異なるビッ
ト位置が接続されたn×mビット構成の出力手段を有す
る、1ワードがn×mビットの記憶手段とを備え、前記
マイクロコンピュータは、デコードした命令が記憶手段
から1ワードのデータを読み込むことを指示する命令で
ある場合、前記記憶手段に1回のみチップイネーブルを
出力している間に前記入力手段の各々から1ワードのデ
ータの各ビットの値を読み込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロコンピュータ
およびメモリを備えたデータ処理装置に関し、特に、マ
イクロコンピュータのデータバスのビット数の整数倍
(2以上)のビット数を1ワードとするメモリから、デ
ータをマイクロコンピュータに読み込むデータ処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】データ処理装置の要部の概略構成例を図
5に示す。このデータ処理装置は、4ビットのデータバ
ス16を有するマイクロコンピュータ2および1ワード
を8ビットとするメモリ4を備えるものである。このデ
ータ処理装置においては、メモリ4の8ビットI/Oポ
ート20から出力される8ビットのデータをマイクロコ
ンピュータ2に読み込む場合、マイクロコンピュータ2
の第1の4ビットI/Oポート(以下、第1のI/Oポ
ートという)8から前記データの下位4ビット(あるい
は上位4ビット)を読み込んだ後、第2の4ビットI/
Oポート(以下、第2のI/Oポートという)10から
上位4ビット(あるいは下位4ビット)を読み込むとい
う動作が必要である。
【0003】以下、上記のデータ読み込み動作について
図5〜図7を参照しながら説明する。ここに、図6はデ
ータ読み込み動作のタイミングを表し、図7はデータ読
み込みのための命令の一例を表す。なお、図5におい
て、中央処理部6内部の構成、あるいはアドレスバスや
チップイネーブル信号に関する構成などは、当業者であ
れば容易に理解できるので省略してある。
【0004】まず、上記のようなデータ読み込み動作の
ためには図7(a)のように、 IIO1命令 MVAR命令 ADYB1命令 IIO2命令 MVAR命令 とプログラミングすることが必要である。
【0005】各命令の実行には図7(b)のように、2
マシンサイクルを要するものとする。命令の実行にあた
って、各命令は、中央処理装置6内の命令フェッチ部
(図示せず)によって1つずつフェッチされ、命令デコ
ーダ(図示せず)によって解読され、対応する命令実行
制御部(図示せず)が各制御対象を制御して所定の処理
を実行する。なお、命令実行制御部は布線論理によって
構成される。
【0006】まず、プログラム中からIIO1命令がフ
ェッチされ、デコードさることによって、IIO1命令
が実行される。最初に、図6のようにチップイネーブル
信号を出力して、メモリ4の8ビットI/Oポート20
から8ビットデータを出力させるとともに、第1のI/
Oポート8から取り込んだ前記データの下位4ビットを
中央処理部6内のアキュムレータに格納する。
【0007】次に、MVAR命令で、アキュムレータの
内容をXレジスタおよびYレジスタ(図示せず)で指定
するRAM14のアドレスに書き込む。次に、ADYB
命令で、Yレジスタに1を加え、この値をYレジスタに
格納する。
【0008】次に、IIO2命令で、図3のように2回
目のチップイネーブル信号を出力し、前記IIO1命令
と同様に第2のI/Oポート10から取り込んだ前記デ
ータの上位4ビットを、アキュムレータに格納する。
【0009】そして、MVAR命令で、アキュムレータ
の内容をXレジスタおよびYレジスタで指定するRAM
14のアドレスに書き込む。以上によって、メモリ4か
ら8ビットのデータをマイクロコンピュータ2に読み込
む動作が完了し、以降、プログラム中の後続する命令が
順次実行されていくわけである。
【0010】しかし、このような従来のデータ処理装置
では、次に示すような問題点があった。 1)1つのデータを読み込むために、メモリ4の同じア
ドレスに2回アクセスしなければならず、メモリアクセ
ス時の消費電流が多い。 2)1つのデータを読み込むために、5命令10マシン
サイクルも必要とするので実行時間が長い。 3)1実行5命令のため、ソフトウェアの作成が繁雑で
ある。 4)1実行5命令のためプログラムが長くなり、メモリ
の容量を余計に使ってしまう。
【0011】この問題点は、4ビットのデータバス16
を有するマイクロコンピュータ2および1ワードを8ビ
ットとするメモリ4を備えるデータ処理装置だけでな
く、マイクロコンピュータのデータバスのビット数の整
数倍(2以上)のビット数を1ワードとするメモリか
ら、データをマイクロコンピュータに読み込むデータ処
理装置において、一般的に生じるものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、マイク
ロコンピュータのデータバスのビット数の整数倍(2以
上)のビット数を1ワードとするメモリから、データを
マイクロコンピュータに読み込む従来のデータ処理装置
においては、メモリアクセス時の消費電流が多く、実行
時間が長く、ソフトウェアの作成が繁雑であり、プログ
ラムを格納するためのメモリ容量を余計に使ってしまう
という問題点があった。
【0013】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、少ない命令数で、高速に、且つ少ない消費電力
で、アドレスバスの整数倍(2以上)のビット構成を有
するメモリからデータをマイクロコンピュータに読み出
せるデータ処理装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明では、m個のnビ
ット構成の入力手段を有し、予め格納された命令列から
フェッチしデコードした命令ごとに対応する所定の処理
を実行するマイクロコンピュータと、前記第1の入力手
段にそれぞれ異なるビット位置が接続されたn×mビッ
ト構成の出力手段を有し、n×mビットのデータを1ワ
ードとして記憶する記憶手段とを備え、前記マイクロコ
ンピュータは、前記デコードした命令が前記記憶手段か
ら1ワードのデータを読み込むことを指示する命令であ
る場合、前記記憶手段に1回のみチップイネーブルを出
力している間に、このチップイネーブルに応答して前記
出力手段から出力された前記1ワードのデータの各ビッ
トの値を、記憶手段前記入力手段の各々から読み込むこ
とを特徴とする。
【0015】前記mは2であり、前記nは4であっても
良い。また、本発明では、2個の4ビット構成の入力手
段を有し、予め格納された命令列からフェッチし、デコ
ードした命令に対応する所定の処理を実行するマイクロ
コンピュータと、8ビットのデータを1ワードとして記
憶し、前記入力手段の一方に上位4ビットまたは下位4
ビットが接続され、前記入力手段の他方に前記入力手段
の一方とは異なる4ビットが接続された8ビット構成の
出力手段を有する第1の記憶手段とを備え、前記入力手
段から受け取ったデータをアキュムレータに一時格納し
た後、前記マイクロコンピュータ内部の第2の記憶手段
に格納するデ−タ処理装置において、第1の信号に応答
して有効を示すチップイネーブル信号を保持し、第2の
信号に応答して無効を示すチップイネーブル信号を保持
するチップイネーブル信号出力手段と、予め決められた
特定の命令のデコード結果に応答して、前記第1の信号
を出力するとともに、前記第1の記憶手段が前記有効を
示すチップイネーブル信号に応答して前記出力手段から
出力したデータのうちの所定の4ビットを前記入力手段
の一方から受け取らせ、これを前記アキュムレータに転
送させる第1の制御手段と、この第1の制御手段の制御
完了に応答して、前記アキュムレータの内容を前記第2
の記憶手段のあらかじめ設定された指定番地に格納させ
る第2の制御手段と、この第2の制御手段の制御完了に
応答して、前記指定番地の次の番地を新たな指定番地と
するとともに、前記データのうち残りの4ビットを前記
入力手段の他方から受けとらせ、その後前記第2の信号
を出力し、前記残りの4ビットを前記アキュムレータに
転送させる第3の制御手段と、この第3の制御手段の制
御完了に応答して、前記データ保持手段の内容を前記第
2の記憶手段の前記指定番地に格納させる第4の制御手
段とを備えたことを特徴とするデータ処理装置。
【0016】この場合、前記第2の制御手段および前記
第4の制御手段の代わりに、前記第1の制御手段または
前記第3の制御手段制御の完了に応答して、前記アキュ
ムレータの内容を前記第2の記憶手段の指定番地に格納
させる第5の制御手段を備え、前記第3の制御手段は、
前記第5の制御手段が前記第1の制御手段に応答して実
行した制御の完了に応答して制御を実行するように構成
しても良い。また、前記制御手段は、すべて1マシンサ
イクルで制御を完了するように構成するのが好ましい。
【0017】
【作用】本発明のデータ処理装置では、前記マイクロコ
ンピュータのm個の入力手段が、それぞれ前記記憶手段
の出力手段の異なるビット位置に接続されている。例え
ば、mが2、nが4の場合は、前記マイクロコンピュー
タの入力手段の一方が前記出力手段の上位4ビット(ま
たは下位4ビット)に、入力手段の他方が下位4ビット
(または上位4ビット)に接続される。
【0018】まず、前記特定の命令に応答して、前記第
1の記憶手段にはチップイネーブルがこの読み込み動作
完了まで出力され続ける。そして、マイクロコンピュー
タはその入力手段の各々から、前記1ワードのデータの
各ビットの値を読み込む。
【0019】また、本発明のデータ処理装置では、特定
の命令に応答して一連の読み込み動作を実行するための
第1〜第4の制御手段およびこの読み込み動作中に1回
のみチップイネーブル信号を出力するためのチップイネ
ーブル信号出力手段を設けた。
【0020】まず、予め格納された命令列からフェッチ
しデコードした命令が前記特定の命令であった場合に、
前記第1〜第4の制御手段は、前記第1の記憶手段から
1ワードが8ビットのデータの上位4ビットおよび下位
4ビットに分けて、2つの前記入力手段から読み込み、
前記アキュムレータを介して前記第2の記憶手段に記憶
する。
【0021】すなわち、前記第1の制御手段は、前記第
1の信号を出力するとともに、前記第1の記憶手段が前
記有効を示すチップイネーブル信号に応答して出力した
データのうちの所定の4ビットを前記入力手段の一方か
ら受け取らせ、これを前記アキュムレータに転送させ
る。
【0022】この第1の制御手段の制御完了に応答し
て、前記第2の制御手段は、前記アキュムレータの内容
を前記第2の記憶手段の指定番地に格納させる。この第
2の制御手段の制御完了に応答して、前記第3の制御手
段は、前記指定番地の次の番地を新たな指定番地とする
とともに、前記データのうち残りの4ビットを前記入力
手段の他方から受けとらせ、前記第2の信号を出力し、
前記残りの4ビットを前記アキュムレータに転送させ
る。
【0023】この第3の制御手段の制御完了に応答し
て、前記第4の制御手段は、前記データ保持手段の内容
を前記第2の記憶手段の前記指定番地に格納させる。ま
た、前記チップイネーブル信号出力手段は、前記第1の
信号に応答して有効を示すチップイネーブル信号を保持
し、前記第2の信号に応答して無効を示すチップイネー
ブル信号を保持するので、読み込み動作中は1回のみチ
ップイネーブル信号が出力されることになる。
【0024】これによって、データを読み込むために
は、メモリの同じアドレスに複数回アクセスしなければ
ならなかった従来のデータ処理装置と違って、本発明で
は一度のアクセスでデータを読み込みを行うことができ
るため、メモリアクセス時の消費電流の削減となる。ま
た、従来に比較してマシンサイクルを削減できるので、
実行時間を短縮することができる。また、1命令でデー
タを読み込めるため、ソフトウェアの作成が容易とな
る。また、命令数の削減となり、限られたメモリ容量を
有効に活用することができる。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。本発明の一実施例に係るデータ処理装置の概略構成
は、図5と同様であるので、図5を用いて説明をする。
また、本発明の特徴部分であるマイクロコンピュータ2
の中央処理部6内部の要部概略構成例を図1および図2
に示す。
【0026】このデータ処理装置は、4ビットのデータ
バス16を有するマイクロコンピュータ2および1ワー
ドを8ビットとするメモリ4を備えるものである。この
データ処理装置においては、メモリ4の8ビットI/O
ポート20から出力される8ビットのデータをマイクロ
コンピュータ2に読み込む場合、マイクロコンピュータ
2の第1の4ビットI/Oポート(以下、第1のI/O
ポートという)8から前記データの下位4ビット(ある
いは上位4ビット)を読み込んだ後、第2の4ビットI
/Oポート(以下、第2のI/Oポートという)10か
ら上位4ビット(あるいは下位4ビット)を読み込むと
いう動作を実行する。
【0027】以下、上記のデータ読み込み動作に関して
図1〜図5を参照しながら説明する。ここに、図3はデ
ータ読み込み動作のタイミングを表し、図4はデータ読
み込みのための命令を表す。なお、図5において、アド
レスバスやチップイネーブル信号に関する構成などは、
当業者であれば容易に理解できるので省略してある。図
3および図4においては、IO1およびIO2はそれぞ
れ第1のI/Oポート8および第2のI/Oポート10
の内容を、Accはマイクロコンピュータ2の中央処理
部6内部の図示しないアキュムレータの内容を表す。
【0028】まず、本発明では従来と違って、上記のよ
うなデータ読み込み動作のための命令を、図4(a)に
示すREAD命令のみで実行させる。また、このREA
D命令は、図4(b)のように5マシンサイクルで実行
させるものである。以下に、各マシンサイクルの実行内
容を示す。
【0029】マシンサイクル1)チップイネーブルを、
有効を示す状態にさせて、メモリ4から8ビットのデー
タを出力させ、これを第1のI/Oポート8から読み込
み、アキュムレータに格納する。以下、マシンサイクル
1における処理を処理1という。 マシンサイクル2)アキュムレータ内のデータをXレジ
スタおよびYレジスタ(図示せず)で指定されるRAM
14のアドレスに書き込む。以下、マシンサイクル2に
おける処理を処理2という。 マシンサイクル3)Yレジスタに1を加え、これをYレ
ジスタに格納するとともに、データの上位4ビットを第
2のI/Oポート10から読み込み、その後チップイネ
ーブルを無効を示す状態に戻して、メモリ4のデータ出
力を停止させ、そして読み込んだデータをアキュムレー
タに格納する。以下、マシンサイクル3における処理を
処理3という。 マシンサイクル4)アキュムレータの内容をXレジスタ
およびYレジスタで指定するRAM14のアドレスに書
き込む。以下、マシンサイクル4における処理を処理4
という。 マシンサイクル5)次の命令に制御を移すためのリター
ン処理を実行する。以下、マシンサイクル5における処
理を処理5という。
【0030】次に、本発明では、上記READ命令を実
行させるために、図1のようにREAD命令実行制御部
34を設けた。そして、READ命令実行制御部34に
は、処理1を実行させるための第1の制御部36、処理
2を実行させるための第2の制御部38、処理3を実行
させるための第3の制御部40、処理4および処理5を
実行させるための第4の制御部42を設けた。
【0031】一方、本発明では、消費電力を削減するた
めに、従来と違ってチップイネーブルを一度だけ出力す
ることとした。このために、READ命令実行制御部3
4には、チップイネーブル用信号生成回路44を設け
た。チップイネーブル用信号生成回路44は、例えば図
2(a)のように2つのNAND回路46,48からな
るRS−フリップフロップにより構成すれば良い。
【0032】このチップイネーブル用信号生成回路44
は、図2(b)のように、第1の制御回路36からの信
号aがLowレベルになると、その出力信号cはLow
レベルの状態を保持し、その後第3の制御回路40から
の信号bがLowレベルになると、その出力信号cは元
のHighレベルの状態を保持する。この信号cをその
ままチップイネーブルとして用いても良いし、チップイ
ネーブルを出力する回路のための制御信号として用いて
も良い。
【0033】上記構成において、図1の中央処理部6内
の命令フェッチ部30は、RAM14に格納されたプロ
グラムのうち命令を1つずつフェッチし、命令デコーダ
32はフェッチされた命令を解読する。そして、対応す
る命令実行制御部(READ命令実行制御部34以外は
図示せず)が各制御対象を制御して所定の処理を実行す
る。なお、命令実行制御部は布線論理によって構成され
る。
【0034】ここに、フェッチされた命令が解読された
結果、当該命令がREAD命令であった場合は、これに
応じREAD命令実行制御部34が動作を開始する。最
初に、第1の制御部36が前記処理1を実行する。すな
わち、図3のようにマシンサイクル1において、前記チ
ップイネーブル用信号生成回路44に与える信号aを一
時的にLowレベルにし、前記信号cをLowレベルに
させて、メモリ4に与えるチップイネーブルを有効を示
す状態にする。これにより、メモリ4の8ビットポート
20からデータが出力され、マイクロコンピュータ2の
第1のI/Oポート8および第2のI/Oポート10に
それぞれ下位ビットおよび上位ビットが与えられる。以
後、図3のように前記チップイネーブル用信号生成回路
44は信号cのレベルをLowレベルに保持し、有効を
示すチップイネーブルが出力され続ける。
【0035】そして、下位4ビットを第1のI/Oポー
ト8から読み込み、データバス16を介してアキュムレ
ータに格納する。次に、第2の制御部38が前記処理2
を実行する。すなわち、マシンサイクル2において、ア
キュムレータ内のデータを、データバス16を介してX
レジスタおよびYレジスタ(図示せず)で指定されるR
AM14のアドレスに書き込む。
【0036】次に、第3の制御部40が前記処理3を実
行する。すなわち、マシンサイクル3において、図示し
ないYレジスタに1を加え、これをYレジスタに格納す
るとともに、データの上位4ビットを第2のI/Oポー
ト10から読み込む。
【0037】ここで、前記チップイネーブル用信号生成
回路44に与える信号bを一時的にLowレベルにし、
前記信号cをHighレベルにさせて、メモリ4に与え
るチップイネーブルを無効を示す状態に戻す。これによ
り、メモリ4の8ビットポート20からのデータ出力は
停止される。
【0038】そして、この読み込んだデータをデータバ
ス16を介してアキュムレータに格納する。次に、第4
の制御部42が前記処理4および処理5を実行する。す
なわち、マシンサイクル4において、アキュムレータの
内容を、データバス16を介してXレジスタおよびYレ
ジスタで指定するRAM14のアドレスに書き込み、マ
シンサイクル5において、次の命令に制御を移すための
リターン処理を実行する。
【0039】以上によって、図3の命令のタイミング1
に示すようにREAD命令の実行が完了され、メモリ4
の8ビットのデータは、上位4ビットおよび下位4ビッ
トに分割されて、RAM14の所定の隣接するアドレス
に格納される。
【0040】なお続けて、プログラム中に記述されてい
る後続の命令が順次実行されるわけである。以上のよう
に、本発明のデータ処理装置では、チップイネーブルを
一回出力する間に8ビットのデータを読み込んでいる。
【0041】従って、チップイネーブルを2度出力し、
メモリの同じアドレスに2度アクセスし、データを4ビ
ットずつ読み込む従来のデータ処理装置にくらべ、一度
のチップイネーブルでデータ読み込みを行うことができ
るため、メモリの特定のアドレスに対する一度のアクセ
スするだけでデータ読み込みを実行でき、メモリアクセ
ス時の消費電流が削減できる。
【0042】また、従来例では、メモリ4のデータをマ
イクロコンピュータ2に読み込むためには、図6および
図7のように5命令10マシンサイクル必要なのに対
し、この実施例では、図3および図4のように1命令5
マシンサイクルまたは4マシンサイクルで実行すること
ができるため、実行時間が従来比1/2となり、実行時
間の短縮となる。
【0043】さらに、データを読み込むための命令が、
従来の5命令から1命令となるので、ソフトウェアの作
成が容易となる。また、命令数の削減となり、限られた
メモリ容量を有効に活用することができる。
【0044】なお、中央処理装置6のアーキテクチャー
によっては、図4(c)に示すようにマシンサイクル4
で上記処理4および処理5を実行できる。この場合、図
3の命令のタイミング2のようにREAD命令は4マシ
ンサイクルで実行することができるので、実行時間が従
来比2/5となり、さらに実行時間の短縮となる。
【0045】ここに、前記第2の制御回路38および第
4の制御回路42はアキュームレータからRAM14へ
のデータの格納に関しては同一の処理を実行させる回路
であるので、それらを共有化して1つの回路として構成
しても良い。
【0046】なお、本実施例では、1ワードを8ビット
とするメモリからビットのデータバスを有するマイクロ
コンピュータにデータを読み込むデータ処理装置を例に
とって説明したが、適宜修正することにより他の構成、
例えば1ワードを16ビットとするメモリから4ビット
のデータバスを有するマイクロコンピュータにデータを
読み込むデータ処理装置などをはじめとして、マイクロ
コンピュータのデータバスのビット数の整数倍(2以
上)のビット数を1ワードとするメモリから、データを
マイクロコンピュータに読み込むデータ処理装置にも適
用することが可能である。また、本発明は上述した各実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で、種々変形して実施することができる。
【0047】
【発明の効果】本発明によって、以下に示す効果が奏さ
れる。 1)従来例のデータ処理装置では、データを読み込むた
めには、メモリの同じアドレスに複数回アクセスしなけ
ればならなかったが、本発明の実施例のようなデータ処
理装置を使用すると、一度のアクセスで行うことができ
るため、メモリアクセス時の消費電流の削減となる。
【0048】2)従来例に比較してマシンサイクルを削
減できるので、実行時間を短縮することができる。 3)1命令でデータを読み込めるため、ソフトウェアの
作成が容易となる。 4)従来の複数命令から1命令となるので、命令数の削
減となり、限られたメモリ容量を有効に活用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るデータ処理装置の要部
概略構成を示す図
【図2】図1のチップイネーブル用信号生成回路の一例
を示す図
【図3】本発明の一実施例に係るデータ読み出し動作の
タイミングを説明するための図
【図4】本発明の一実施例に係るデータ読み出しのため
の命令を説明するための図
【図5】データ処理装置の要部概略構成を示す図
【図6】従来のデータ処理装置におけるデータ読み出し
動作のタイミングを説明するための図
【図7】従来のデータ処理装置におけるデータ読み出し
のための命令を説明するための図
【符号の説明】
2…マイクロコンピュータ 4…メモリ 6…中央処理部 8…第1の
I/Oポート 10…第2のI/Oポート 12…OU
Tポート 14…RAM 16…デー
タバス 18…メモリセル 20…8ビ
ットI/Oポート 22…アドレス端子 24…周辺
回路 30…命令フェッチ部 32…命令
デコーダ 34…REAR命令実行制御部 36…第1
の制御部 38…第2の制御部 40…第3
の制御部 42…第4の制御部 44…チップイネーブル用信号生成回路 46,48
…NAND回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】m個のnビット構成の入力手段を有し、予
    め格納された命令列からフェッチしデコードした命令ご
    とに対応する所定の処理を実行するマイクロコンピュー
    タと、 前記第1の入力手段にそれぞれ異なるビット位置が接続
    されたn×mビット構成の出力手段を有し、n×mビッ
    トのデータを1ワードとして記憶する記憶手段とを備
    え、 前記マイクロコンピュータは、前記デコードした命令が
    前記記憶手段から1ワードのデータを読み込むことを指
    示する命令である場合、前記記憶手段に1回のみチップ
    イネーブルを出力している間に、このチップイネーブル
    に応答して前記出力手段から出力された前記1ワードの
    データの各ビットの値を、記憶手段前記入力手段の各々
    から読み込むことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】前記mは2であり、前記nは4であること
    を特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】2個の4ビット構成の入力手段を有し、予
    め格納された命令列からフェッチし、デコードした命令
    に対応する所定の処理を実行するマイクロコンピュータ
    と、8ビットのデータを1ワードとして記憶し、前記入
    力手段の一方に上位4ビットまたは下位4ビットが接続
    され、前記入力手段の他方に前記入力手段の一方とは異
    なる4ビットが接続された8ビット構成の出力手段を有
    する第1の記憶手段とを備え、前記入力手段から受け取
    ったデータをアキュムレータに一時格納した後、前記マ
    イクロコンピュータ内部の第2の記憶手段に格納するデ
    −タ処理装置において、 第1の信号に応答して有効を示すチップイネーブル信号
    を保持し、第2の信号に応答して無効を示すチップイネ
    ーブル信号を保持するチップイネーブル信号出力手段
    と、 予め決められた特定の命令のデコード結果に応答して、
    前記第1の信号を出力するとともに、前記第1の記憶手
    段が前記有効を示すチップイネーブル信号に応答して前
    記出力手段から出力したデータのうちの所定の4ビット
    を前記入力手段の一方から受け取らせ、これを前記アキ
    ュムレータに転送させる第1の制御手段と、 この第1の制御手段の制御完了に応答して、前記アキュ
    ムレータの内容を前記第2の記憶手段のあらかじめ設定
    された指定番地に格納させる第2の制御手段と、 この第2の制御手段の制御完了に応答して、前記指定番
    地の次の番地を新たな指定番地とするとともに、前記デ
    ータのうち残りの4ビットを前記入力手段の他方から受
    けとらせ、その後前記第2の信号を出力し、前記残りの
    4ビットを前記アキュムレータに転送させる第3の制御
    手段と、 この第3の制御手段の制御完了に応答して、前記データ
    保持手段の内容を前記第2の記憶手段の前記指定番地に
    格納させる第4の制御手段とを備えたことを特徴とする
    データ処理装置。
  4. 【請求項4】前記第2の制御手段および前記第4の制御
    手段の代わりに、 前記第1の制御手段または前記第3の制御手段の制御完
    了に応答して、前記アキュムレータの内容を前記第2の
    記憶手段の指定番地に格納させる第5の制御手段を備
    え、 前記第3の制御手段は、前記第5の制御手段が前記第1
    の制御手段に応答して実行した制御の完了に応答して制
    御を実行することを特徴とする請求項3に記載のデータ
    処理装置。
  5. 【請求項5】前記制御手段は、すべて1マシンサイクル
    で制御を完了することを特徴とする請求項3または4に
    記載のデータ処理装置。
JP5247815A 1993-10-04 1993-10-04 データ処理装置 Withdrawn JPH07105171A (ja)

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