JPH05127903A - 並列処理マイクロプロセツサ - Google Patents

並列処理マイクロプロセツサ

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JPH05127903A
JPH05127903A JP28683691A JP28683691A JPH05127903A JP H05127903 A JPH05127903 A JP H05127903A JP 28683691 A JP28683691 A JP 28683691A JP 28683691 A JP28683691 A JP 28683691A JP H05127903 A JPH05127903 A JP H05127903A
Authority
JP
Japan
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instruction
parallel processing
instructions
microprocessor
processing information
Prior art date
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Pending
Application number
JP28683691A
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English (en)
Inventor
Hidehiko Sudo
英彦 須藤
Tsukasa Matoba
司 的場
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、使用するアプリケーションに従い、
並列実行する命令の組み合わせを変更することをのでき
る並列処理マイクロプロセッサを構築することを主な特
徴とする。 【構成】マイクロプロセッサの並列処理制御に関する制
御情報の一部を保持する書き換え可能な並列処理情報保
持回路9を備え、この並列処理情報保持回路9に、後述
する制御情報を書き込み、命令実行時、保持されている
制御情報を参照することによってによってそのマイクロ
プロセッサの並列処理動作を制御し、そのマイクロプロ
セッサの動作時に同時実行する命令の組み合わせを可変
とすることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数命令を同時並行
処理する並列処理マイクロプロセッサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数命令を同時実行するマイクロ
プロセッサは、全ての命令の組み合わせについて複数命
令の同時実行が可能なわけではなく、同時実行可能な命
令の組み合わせが現れた場合に限りそれらを同時に実行
する。従って同時実行不可能な命令の組み合わせが現れ
た場合にはそれらの命令を逐次実行しているのが現状で
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、並列
処理を行うマイクロプロセッサは、同時実行する命令の
組み合わせがマイクロプロセッサの設計時に決定される
ため固定的であり、その組み合わせを変更することはマ
イクロプロセッサを再設計することにあたる。
【0004】しかしながら、そのマイクロプロセッサを
使用するシステムによっては、不必要な同時実行可能な
命令の組み合わせが存在する場合がある。そのような不
要な同時実行する命令の組み合わせが存在すると無駄な
電力を消費していることになり好ましくない。
【0005】一方、従来のソフトウェアを動作させる場
合には、同時実行できない命令の組み合わせが存在して
も、そのマイクロプロセッサ専用のコンパイラによって
最適化されたソフトウェアを実行するならば、同時実行
が可能に命令の組み合わせも増加する。
【0006】しかしながら従来は同時実行可能な命令の
組み合わせが固定的であるため、これらの命令の組み合
わせは同時実行できずに逐次処理され、処理速度を向上
させることができない等の問題があった。
【0007】この発明は上記事情に鑑みてなされたもの
であり、使用するアプリケーションに従い、並列実行す
る命令の組み合わせを変更することをのできる並列処理
マイクロプロセッサを提供することを目的とする。
【0008】また、本発明は、1個のマイクロプロセッ
サが持つ論理回路で、専用ソフトウェアを実行する高速
動作用、従来からあるソフトウェアを実行する標準動作
用、あるいは低消費電力用など多種の用途に対応できる
並列処理マイクロプロセッサを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、命令が記憶さ
れる記憶装置と、この記憶装置から複数命令を同時に読
みだし、それぞれの命令を解読する命令フェッチ回路
と、あらかじめ複数命令の同時実行をコントロールする
ための制御情報が書き込まれる書き替え可能なメモリを
持つ並列処理情報保持回路と、上記命令フェッチ回路か
ら得られる信号と並列処理情報保持回路出力を使用して
その命令が同時実行すべき命令群か否かをチェックし、
複数命令を同時実行するか、もしくは先に読み出された
命令のみを実行するための制御信号を生成する命令実行
制御回路とを具備し、同時実行すべき命令の組み合わせ
を可変とすることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明は、マイクロプロセッサの並列処理制御
に関する制御情報の一部を保持する書き換え可能な並列
処理情報保持回路を備え、この並列処理情報保持回路
に、後述する制御情報を書き込み、命令実行時、保持さ
れている制御情報を参照することによってによってその
マイクロプロセッサの並列処理動作を制御するものであ
り、そのマイクロプロセッサの動作時に同時実行する命
令の組み合わせを可変とすることを特徴とする。上記並
列処理情報保持回路には、命令コードをグループ化し、
このグループコードの組み合わせにより同時実行すべき
か否かを決める並列処理情報が記憶され、先命令のグル
ープコードにてアクセスし、得られる出力と後続命令の
グループコードとを比較することにより先命令と後続命
令を同時実行すべきか否かの情報が得られる。
【0011】本発明はマイクロプロセッサの並列処理す
る命令の組み合わせを動作時に設定可能とすることで、
用途に合わせてこの設定を変更すれば、1つのプロセッ
サで高速動作用、標準動作用、低消費電力用等多種の用
途に適合するマイクロプロセッサを実現できる。
【0012】
【実施例】以下、図面を使用して本発明実施例について
詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の実施例を示すブロック図で
ある。図において、符号1はシステムバスであり、外部
の主記憶装置と接続される。符号2はシステムバスイン
タフェース部であり、システムバス1の制御を行う。
【0014】符号3は第1命令バッファであり、システ
ムバスインタフェース部2に接続され、外部接続された
主記憶から読み出した命令コードを保持する。符号4は
第2命令バッファであり、システムバスインタフェース
部2に接続され、外部接続された主記憶から読み出した
命令コードを保持する。
【0015】符号5は第1命令デコーダであり、第1命
令バッファ3に保持されている命令コードをデコード
し、制御回路7へ送る。符号6は第2命令デコーダであ
り、第2命令バッファ4に保持されている命令コードを
デコードし、制御回路7へ送る。
【0016】制御回路7は、内部制御信号16と命令デ
コーダ5,6の出力と並列処理情報保持回路9の出力か
ら内部制御信号8を生成する。符号8は内部制御信号で
あり、本マイクロプロセッサの各回路の制御を行う。
【0017】並列処理情報保持回路9は、制御回路7か
ら命令バッファ3,4に保持されているそれぞれの命令
コードを識別できる信号を受信し、その2命令が並列処
理可能あるいは不可能を示す信号を制御回路7へ返す。
符号10はマルチプレクサ(MUX)であり、データラ
ッチ15とシステムバスインタフェース部2からのデー
タのいずれか一方を選択出力する。符号11は汎用レジ
スタであり、外部接続された主記憶から読み出したデー
タ、あるいは演算結果を保持する。
【0018】符号12はマルチプレクサ(MUX)であ
り、演算もしくはストアするデータを選択する。符号1
3はデータラッチ(LAT)であり、演算もしくはスト
アするデータを保持する。
【0019】符号14は演算回路であり、内部制御信号
8によって演算を行う。符号15はデータラッチ(LA
T)であり、演算結果を保持する。符号16は内部制御
信号であり、本マイクロプロセッサの各回路の状態を制
御回路7へ伝える。
【0020】図2は、図1に示す並列処理情報保持装置
の内部構成を示すブロック図である。図において、符号
91はメモリであり、並列処理情報を保持する。符号9
2は比較器であり、メモリ91から出力される並列処理
情報と後命令グループコードのデコード信号を比較し、
先命令と後命令が同時実行可能か否かを判定する。符号
93は後命令グループコードをデコードして比較器92
をコントロールするデコーダである。
【0021】以下、本発明実施例の動作について詳細に
説明する。まず、バスインタフェース部2は外部接続さ
れた主記憶から2命令を同時に読み出す。読み出された
2つの命令コードはそれぞれ、先命令は第1命令バッフ
ァ3に、後命令は第2命令バッファ4に保持される。各
命令コードはそれぞれ対応する命令デコーダ5,6で解
読される。
【0022】制御回路7は命令デコーダ5,6から解読
された信号を受け取り、その信号の一部と並列処理情報
保持回路9を使用して、その2命令並列実行可能な組み
合わせであるかどうかを調べる。その結果、その2命令
が並列実行可ならば、制御回路7は、次のサイクルで2
命令を並列実行するための内部制御信号8を生成する。
【0023】並列実行不可ならば、制御回路7は次サイ
クルで第1命令バッファ3に入っている先命令のみ実行
するための内部制御信号8を生成する。並列実行不可の
場合、残された後命令は次のサイクルで第1命令バッフ
ァ4に入ってくる命令と上記動作を繰り返す。
【0024】以上の動作説明は並列処理情報保持回路9
へ何らかの値がすでに設定されていることを仮定した
が、命令コードの一部に並列処理情報保持回路9へ制御
情報を書き込むための命令コードを与えておき、その命
令コードを上記動作説明と同様の方法で解釈実行するこ
とにより、並列処理情報保持回路9へ制御情報を書き込
む。
【0025】並列処理情報保持回路9を更に詳しく説明
する。図2は同時実行するか否かによって、マイクロプ
ロセッサの全命令コードを第0グループから第7グルー
プまで8グループに分割した場合の並列処理情報保持回
路を例示して説明している。従って、メモリ91として
8ワード×8ビットのRAMを使用し、3ビットの先命
令グループコードを入力として得、、そのメモリ出力
を、3ビットの後命令グループコードのデコード結果
(デコーダ93)出力と共に比較器92へ供給してい
る。
【0026】メモリ91において、アドレス0番地のデ
ータの第0ビットは、先命令のグループコードが0で後
命令のグループコードが0の場合に、この命令の組み合
わせを同時実行するか否かを表す。同様にアドレス0番
地のデータの第1ビットから第7ビットまでは、先命令
のグループコードが0の場合について、後命令が第1グ
ループから第7グループまでの場合の並列処理情報を表
す。また、アドレス1番地から7番地までについても同
様に先命令が第1グループから第7グループの場合の並
列処理情報を表す。これにより先命令のグループコード
メモリ91をアドレッシングすれば、予め書き込んであ
るそのグループの並列処理情報が出力される。
【0027】この出力信号と後命令のグループコードを
デコードした信号とを比較器92で比較すれば、先命令
と後命令を同時実行するか否かの情報が得られるので、
その結果を同時実行制御信号へ出力する。
【0028】
【発明の効果】以上説明のように本発明によれば、マイ
クロプロセッサの並列処理する命令の組み合わせを動作
時に設定可能とすることで、用途に合わせてこの設定を
変更すれば、1つのプロセッサで高速動作用、標準動作
用、あるいは低消費電力用等多種の用途に適合するマイ
クロプロセッサを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】図1に示す並列処理情報保持装置の内部構成を
示すブロック図。
【符号の説明】 1…システムバス、2…システムバスインタフェース
部、3,4…命令バッファ、5,6…命令デコーダ、7
…制御回路、9…並列処理情報処理回路、91…メモ
リ、92…比較器、93…後命令グループコードデコー
ダ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 命令が記憶される記憶装置と、この記憶
    装置から複数命令を同時に読み出し、それぞれの命令を
    解読する命令フェッチ回路と、予め複数命令の同時実行
    をコントロールするための制御情報が書き込まれる書き
    替え可能なメモリを持つ並列処理情報保持回路と、上記
    命令フェッチ回路から得られる信号と並列処理情報保持
    回路の出力を使用してその命令が同時実行すべき命令群
    か否かをチェックし、複数命令を同時実行するための制
    御信号、もしくは先に読み出された命令のみを実行する
    ための制御信号を生成する命令実行制御回路とを具備す
    ることを特徴とする並列処理マイクロプロセッサ。
  2. 【請求項2】 上記並列処理情報保持回路には、命令コ
    ードをグループ化し、このグループコードの組み合わせ
    により同時実行すべきか否かを決める並列処理情報が記
    憶され、先命令のグループコードにてアクセスし、得ら
    れる出力と後続命令のグループコードとを比較すること
    により先命令と後続命令を同時実行すべきか否かの情報
    を得ることを特徴とする請求項1記載の並列処理マイク
    ロプロセッサ。
JP28683691A 1991-10-31 1991-10-31 並列処理マイクロプロセツサ Pending JPH05127903A (ja)

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JP28683691A JPH05127903A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 並列処理マイクロプロセツサ

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JP28683691A JPH05127903A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 並列処理マイクロプロセツサ

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JPH05127903A true JPH05127903A (ja) 1993-05-25

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ID=17709666

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28683691A Pending JPH05127903A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 並列処理マイクロプロセツサ

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JP (1) JPH05127903A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07105002A (ja) * 1993-09-20 1995-04-21 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 計算機システム
KR960706125A (ko) * 1994-09-19 1996-11-08 요트.게.아. 롤페즈 다수의 마이크로 콘트롤러의 동작을 실행하기 위한 마이크로 콘트롤러 시스템(A microcontroller system for performing operations of multiple microcontrollers)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07105002A (ja) * 1993-09-20 1995-04-21 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 計算機システム
KR960706125A (ko) * 1994-09-19 1996-11-08 요트.게.아. 롤페즈 다수의 마이크로 콘트롤러의 동작을 실행하기 위한 마이크로 콘트롤러 시스템(A microcontroller system for performing operations of multiple microcontrollers)

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