JPH0635730Y2 - トラック荷台の屋根煽り開閉装置 - Google Patents
トラック荷台の屋根煽り開閉装置Info
- Publication number
- JPH0635730Y2 JPH0635730Y2 JP12027888U JP12027888U JPH0635730Y2 JP H0635730 Y2 JPH0635730 Y2 JP H0635730Y2 JP 12027888 U JP12027888 U JP 12027888U JP 12027888 U JP12027888 U JP 12027888U JP H0635730 Y2 JPH0635730 Y2 JP H0635730Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- support rod
- frame
- truck bed
- closing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はトラック荷台上で荷物を積み下ろしする場合に
開閉する屋根煽りの開閉装置に関するものである。
開閉する屋根煽りの開閉装置に関するものである。
従来のトラック荷台の屋根開閉装置は、屋根部と側面煽
り部が一体に形成されていたため、屋根開放時、側面煽
り部分が斜め上方へ起立し、高くなり、作業性が悪く、
そこでかかる欠点を除去するため、本出願人が屋根部と
側面煽り部を回動可能に連結し、屋根開放時、側面煽り
が略水平を保つ構成のものを実願昭61−37852号（実開
昭62−123417号）として出願している。
り部が一体に形成されていたため、屋根開放時、側面煽
り部分が斜め上方へ起立し、高くなり、作業性が悪く、
そこでかかる欠点を除去するため、本出願人が屋根部と
側面煽り部を回動可能に連結し、屋根開放時、側面煽り
が略水平を保つ構成のものを実願昭61−37852号（実開
昭62−123417号）として出願している。
本考案は本出願人が既に出願された実願昭61−37852号
（実開昭62−123417号）の改良に係るもので、先の出願
のものは、屋根部材に回動可能に連結した側面煽り部材
とフレーム間にＬ字形の支持杆を設けたものであるか
ら、Ｌ字形に一体形成された支持杆では、屋根部の全開
放がスムーズに行えず、又屋根開放時の不安定さも有し
ていたのである。
（実開昭62−123417号）の改良に係るもので、先の出願
のものは、屋根部材に回動可能に連結した側面煽り部材
とフレーム間にＬ字形の支持杆を設けたものであるか
ら、Ｌ字形に一体形成された支持杆では、屋根部の全開
放がスムーズに行えず、又屋根開放時の不安定さも有し
ていたのである。
上記点に鑑み、本考案は屋根部の全開放がスムーズに行
えると共に、屋根開放時、側面煽りが略水平を保持し、
然も、屋根が安定する屋根煽りの開閉装置を提供せんと
するものである。
えると共に、屋根開放時、側面煽りが略水平を保持し、
然も、屋根が安定する屋根煽りの開閉装置を提供せんと
するものである。
上記目的を達成するため本考案装置は、トラック荷台の
前後に立設したフレーム間にセンターフレームが渡設さ
れ、該センターフレームの左右に側面煽り部材を回動可
能に取り付けた屋根部材が開閉手段により開閉するトラ
ック荷台に於いて、側面煽り部材及びフレームに夫々支
持杆の一端を回動可能に取り付け、両支持杆の他端同士
は支持杆と支持杆が一定角度以下にならないよう回動が
規制されて軸支連結されると共に、フレーム側の支持杆
は屋根開放時傾倒が一定角度で規制されていることを特
徴とするものである。
前後に立設したフレーム間にセンターフレームが渡設さ
れ、該センターフレームの左右に側面煽り部材を回動可
能に取り付けた屋根部材が開閉手段により開閉するトラ
ック荷台に於いて、側面煽り部材及びフレームに夫々支
持杆の一端を回動可能に取り付け、両支持杆の他端同士
は支持杆と支持杆が一定角度以下にならないよう回動が
規制されて軸支連結されると共に、フレーム側の支持杆
は屋根開放時傾倒が一定角度で規制されていることを特
徴とするものである。
次に本考案の作用を図面に基づき説明すれば、シリンダ
ー（15）のロッド（18）を突出すれば、屋根部材（４）
は軸支（５）部を支点として上方へ回動する。
ー（15）のロッド（18）を突出すれば、屋根部材（４）
は軸支（５）部を支点として上方へ回動する。
一方、側面煽り部材（６）は支持杆（８）（11）を起こ
しながら屋根部材（４）と共に上方へ回動する。
しながら屋根部材（４）と共に上方へ回動する。
そして、第１図の如く、屋根部材（４）が直立した場
合、側面煽り部材（６）は支持杆（８）（11）により下
方から支持される。
合、側面煽り部材（６）は支持杆（８）（11）により下
方から支持される。
この時、側面煽り部材（６）側の支持杆（８）はストッ
パー（13）により支持され、支持杆（11）との一定角度
を保持し、それ以下の角度にならないようにしている。
パー（13）により支持され、支持杆（11）との一定角度
を保持し、それ以下の角度にならないようにしている。
又、支持杆（11）はストッパー（14）により回動が規制
されている。そして、側面煽り部材（６）は水平よりも
やや下方に傾斜している。
されている。そして、側面煽り部材（６）は水平よりも
やや下方に傾斜している。
次に、第２図の如く、ピストンロッド（18）を更に突出
し、屋根部材（４）を後方へ傾倒した場合は、フレーム
（１）側の支持杆（11）はストッパー（14）により傾倒
が阻止され、それ以上傾倒しないから、側面煽り部材
（６）側の支持杆（８）のみが傾倒し、該支持杆（８）
に連結する側面煽り部材（６）は上方回動を規制され、
水平を保持するのである。
し、屋根部材（４）を後方へ傾倒した場合は、フレーム
（１）側の支持杆（11）はストッパー（14）により傾倒
が阻止され、それ以上傾倒しないから、側面煽り部材
（６）側の支持杆（８）のみが傾倒し、該支持杆（８）
に連結する側面煽り部材（６）は上方回動を規制され、
水平を保持するのである。
又、後方への回動も支持杆（８）が軸支（12）部により
回動するのでスムーズに行うことができる。
回動するのでスムーズに行うことができる。
上述の様に、屋根部材（４）が直立した場合と、より後
方へ傾倒した場合の二段階に於いて、側面煽り部材
（６）は略水平を保持するものである。
方へ傾倒した場合の二段階に於いて、側面煽り部材
（６）は略水平を保持するものである。
以下本考案の実施例を図面に基づき説明すれば、第１図
及び第２図に於いて、（１）はトラック荷台（２）の前
後に設けたフレームであり、前後のフレーム（１）間に
センターフレーム（３）が渡設されている。
及び第２図に於いて、（１）はトラック荷台（２）の前
後に設けたフレームであり、前後のフレーム（１）間に
センターフレーム（３）が渡設されている。
（４）はセンターフレーム（３）の両側に開閉可能に基
端を軸支（５）された屋根部材であり、先端付近に側面
煽り部材（６）が回動可能に軸支（７）されている。
端を軸支（５）された屋根部材であり、先端付近に側面
煽り部材（６）が回動可能に軸支（７）されている。
（８）は一端を側面煽り部材（６）に回動可能に軸着
（９）され、他端をフレーム（１）に基端を回動可能に
軸着（10）した支持杆（11）の先端に軸支（12）された
支持杆である。
（９）され、他端をフレーム（１）に基端を回動可能に
軸着（10）した支持杆（11）の先端に軸支（12）された
支持杆である。
（13）は支持杆（11）の先端に設けた略Ｌ字型のストッ
パーであり、該ストッパー（13）により、支持杆（８）
は支持杆（11）との角度が一定角度以下にならない様回
動が規制されている。
パーであり、該ストッパー（13）により、支持杆（８）
は支持杆（11）との角度が一定角度以下にならない様回
動が規制されている。
（14）はフレーム（１）に取り付けたストッパーであ
り、該ストッパー（14）により、支持杆（11）は屋根部
材（４）の最大開放時、それ以上傾倒しない様回動が規
制されている。
り、該ストッパー（14）により、支持杆（11）は屋根部
材（４）の最大開放時、それ以上傾倒しない様回動が規
制されている。
（15）は基端をフレーム（１）に設けたブラケット（1
6）に起伏可能に枢支（17）した油圧シリンダーであ
り、シリンダーロッド（18）の先端は、屋根部材（４）
に設けたブラケット（19）に枢支（20）されている。
6）に起伏可能に枢支（17）した油圧シリンダーであ
り、シリンダーロッド（18）の先端は、屋根部材（４）
に設けたブラケット（19）に枢支（20）されている。
本考案によれば、屋根部材（４）が直立した場合、或は
より後方へ傾倒した場合に於いても、側面煽り部材
（６）が略水平を保持するため、屋根が高くならず、天
井の低い倉庫や工場等でも荷物の積み下ろしができる。
より後方へ傾倒した場合に於いても、側面煽り部材
（６）が略水平を保持するため、屋根が高くならず、天
井の低い倉庫や工場等でも荷物の積み下ろしができる。
又、埠頭等風の強い場合に於いても、風を受ける面が少
なくなり、トラックの転倒の恐れもないものである。
なくなり、トラックの転倒の恐れもないものである。
又、屋根部材を充分に倒し込むことにより、屋根部が大
きく開放されるため、上からのクレーン作業が容易にで
きる。
きく開放されるため、上からのクレーン作業が容易にで
きる。
更に、屋根部材の最大傾倒時、支持杆（11）がストッパ
ー（14）により固定されるため安定感がある。
ー（14）により固定されるため安定感がある。
第１図及び第２図は本考案装置の実施例を示した正面図
である。 符号 （１）はフレーム （２）はトラック荷台 （３）はセンターフレーム （４）は屋根部材 （６）は側面煽り部材 （８）（11）は支持杆 （13）（14）はストッパー
である。 符号 （１）はフレーム （２）はトラック荷台 （３）はセンターフレーム （４）は屋根部材 （６）は側面煽り部材 （８）（11）は支持杆 （13）（14）はストッパー
Claims (1)
- 【請求項１】トラック荷台（２）の前後に立設したフレ
ーム（１）間にセンターフレーム（３）が渡設され、該
センターフレーム（３）の左右に側面煽り部材（６）を
回動可能に取り付けた屋根部材（４）が開閉手段により
開閉するトラック荷台に於いて、側面煽り部材（６）及
びフレーム（１）に支持杆（８）（11）の一端を回動可
能に取り付け、両支持杆（８）（11）の他端同士は支持
杆（８）と支持杆（11）が一定角度以下にならないよう
回動が規制されて連結されると共に、フレーム側の支持
杆（11）は屋根開放時傾倒が一定角度で規制されている
ことを特徴とするトラック荷台の屋根煽り開閉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12027888U JPH0635730Y2 (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | トラック荷台の屋根煽り開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12027888U JPH0635730Y2 (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | トラック荷台の屋根煽り開閉装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0240623U JPH0240623U (ja) | 1990-03-20 |
| JPH0635730Y2 true JPH0635730Y2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=31366243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12027888U Expired - Lifetime JPH0635730Y2 (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | トラック荷台の屋根煽り開閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0635730Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3418934B2 (ja) * | 2000-02-02 | 2003-06-23 | 日通商事株式会社 | コンテナ |
| KR101037370B1 (ko) * | 2010-12-27 | 2011-05-26 | 전용필 | 윙도어 타입 컨테이너 장치 |
-
1988
- 1988-09-12 JP JP12027888U patent/JPH0635730Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0240623U (ja) | 1990-03-20 |
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