JPH0635327Y2 - フツクスイツチ - Google Patents

フツクスイツチ

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JPH0635327Y2
JPH0635327Y2 JP1987117805U JP11780587U JPH0635327Y2 JP H0635327 Y2 JPH0635327 Y2 JP H0635327Y2 JP 1987117805 U JP1987117805 U JP 1987117805U JP 11780587 U JP11780587 U JP 11780587U JP H0635327 Y2 JPH0635327 Y2 JP H0635327Y2
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JP
Japan
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lever
cam
switch
external force
contact portion
Prior art date
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Application number
JP1987117805U
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JPS6423832U (ja
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博義 山田
俊彦 河野
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、受話器の着脱により接点の断続を行なう電話
機等に用いられるフツクスイツチに関し、特にそのレバ
ーの構造を改良したフツクスイツチに関する。
《従来の技術》 一般に電話機等に用いられるフツクスイツチは、受話器
等の操作体による外力を受けて回動するレバーと、この
レバーに一体成形されレバーに連動して回転運動を行な
うカムと、このカムの回転により開閉される接点部とか
ら構成されている。
《考案が解決しようとする問題点》 ところで、フツクスイツチが用いられる電話機等の製品
には、多様な形状のものがあり、フツクスイツチはこれ
らのすべてに対応しなくてはならない。
しかしながら、従来のフツクスイツチでは、レバーとカ
ムとが一体成形されているため、一種類の作動、例えば
受話器を電話機本体に載置するときに下方へ押し下げら
れることで接点部を開いて断状態にする作動しかでき
ず、多様な形状の製品に対応することができないという
問題点がある。
また、前記問題点を解決するためにレバーとカムとを別
体として形成したものがあるが、この場合、用途に応じ
て取付け方向を換えるレバーとカムとの組合せはスイツ
チ本体内部で行なわれ、完成した一つのフツクスイツチ
では、一種類の作動しかできず、多様な形状の製品に対
応することができないという問題点がある。
本考案は、上述のような問題点の解決をはかろうとする
もので、一つの部品で多様な形状の製品に対応すること
のできるフツクスイツチを提供することを目的とする。
《問題点を解決するための手段》 このため本考案のフックスイッチは、外力を受けて回動
するレバーと、このレバーの回動に連動して回転運動を
行なうカムと、このカムの回転により開閉される接点部
とを備えたフックスイッチにおいて、前記カムおよび接
点部を一体的に組み合わせるとともに前記レバーを別体
に成形した一対のアーム部を有する2又状とし、前記カ
ムおよび接点部をケース体内に配置し、このケース体の
両側壁に、前記カムの一対の軸部をそれぞれ枢着して外
方に延出させ、この両軸部にそれぞれ前記レバーのアー
ム部を取り付けて、このレバーの前記カムへの取付方向
を換えることにより前記接点部を開閉させるレバーの回
動方向を適宜選択できるように構成した。
《実施例》 以下、本考案の一実施例としてのフツクスイツチを添附
図面に従つて説明する。
第1図に示す本考案のフツクスイツチは、主にスイツチ
本体1とレバー2とから構成されている。
そして、スイツチ本体1は、次のように構成されてい
る。第1図から第3図に示すように、ケース3内の一端
部3aには、他端部3bへ向けて延出された可動片4が設け
られており、他端部3bには可動片4が当接あるいは離間
する固定片5が設けられている。そして、可動片4と固
定片5とで接点部6が構成されており、各片4,5の基部
はケース3外へ延出されて端子4a,5aとなつている。
尚、可動片4および固定片5はそれぞれ並列に三組設け
られている。
さらに、ケース3内には、可動片4と交差させた状態で
横方向にカム7が配設されている。このカム7は、ケー
ス3の両側壁3c,3dにそれぞれ係止されて外方へ延出し
た軸部7a,7bとこの二つの軸部7a,7bの内側に成形され後
述する復帰ばね10に反力を取つて復元力を発生させるカ
ム板部7c,7dと、これら二つのカム板部7c,7d間に架け渡
して設けられた可動片押え板部7eとから構成されてい
る。前記軸部7a,7bは、ケース3の外部に延出している
部分を半円上に切り欠いて形成されている。符号8は三
つの可動片4の間に挿入された二枚の仕切板を示してい
る。
このカム7は、ケース3の両側壁3c,3dとカバー9の両
側壁9a,9bとで挾持するようにして軸支されている。
ケース3の底板部3eには、前記二つのカム板7c,7dをそ
の下側のから押圧する復帰ばね10が設けられている。
レバー2は主に、カム7の軸部7a,7bに取り付けられる
べく半円状の嵌合穴14を有する嵌合部2aと、操作体であ
る受話器による外力を受ける外力受け部2bと、これら嵌
合部2aと外力受け部2bとを一体に連結するアーム部2c,2
cとから構成する2又状となっている。
外力受け部2bは、受ける外力の方向によつてその形状が
異なる。
第1図中のレバー2Aは、図中の下方へ向けてはたらく外
力に対応するように成形されており、レバー2Bは、図中
の上方へ向けてはたらく外力に対応するように成形され
ている。そして、この相反する方向の二つの外力に対し
て、一つのスイツチ本体1で対応できるように、二つの
レバー2A,2Bの取付け方向は相反する方向に設定されて
いる。
尚、図中の符号11,12はカム7の軸部7a,7bにレバー2が
取り付けられたとき、その先端部2dあるいはアーム部2c
が当接してそれ以上のレバー2の回転が規制されるスト
ツパを示している。
以上のように構成されたフツクスイツチでは、スイツチ
本体1とレバー2とがそれぞれ別体として製造され、用
途に応じてレバー2Aあるいはレバー2Bが適宜選択されて
スイツチ本体1に取り付けられる。
レバー2Aをスイツチ本体1に取り付けた場合は、第4図
および第5図に示すようになる。レバー2Aは、下方へ向
けてはたらく外力に対応するもので、通常はカム7すな
わち復帰ばね10の復元力によつて実線で示すように、押
し上げられ、レバー2Aの先端部2dとストツパ11との当接
により所定位置に支持されている。
受話器等の操作体による外力によつてアクチユエータと
してのレバー2Aが押し下げられると、仮想線で示すよう
に、アーム部2Cとストツパ12との当接により所定位置に
支持される。そしてこのとき、カム7の可動片押え板部
7eが回転駆動されて可動片4が押し下げられ、接点部6
が開くことになる。外力をなくすと、レバー2Aは実線で
示す元の状態に復帰する。
レバー2Bをスイツチ本体1に取り付けた場合は、第6図
および第7図に示すようになる。レバー2Bは上方へ向け
てはたらく外力に対応するもので、通常は復帰ばね10に
よるカム7の復元力によつて実線で示すように、押し下
げられレバー2Bのアーム部2Cとストツパ11との当接によ
り所定位置に支持されている。
操作体による外力によつてレバー2Bが押し上げられる
と、先端部2dとストツパ11との当接により、仮想線で示
すように所定の位置に支持される。そしてこのとき、カ
ム7の可動片押え板部7eが回転駆動されて可動片4が押
し下げられて、接点部6が開くことになる。外力を無す
と、レバー2Aは実線で示す元の状態に復帰する。
これにより、各用途に応じた設定のフツクスイツチを短
期間にかつ容易に供給することができる。
また、スイツチ本体1およびレバー2は別々に製造され
て半完成品として保管されるので、在庫管理の簡易化が
はかれる。
《考案の効果》 以上要するに本考案のフツクスイツチによれば、カムと
接点部とを備えたスイツチ本体とレバーとを別体として
成形し、レバーのカムへの取付け方向を適宜選択するこ
とで、各用途に応じた設定のフツクスイツチを短期間に
かつ容易に供給することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のフツクスイツチのスイツチ本体とこれ
に取り付けられるレバーとを示す斜視図、第2図は本考
案のフツクスイツチを示す側断面図、第3図は本考案の
フツクスイツチの一部破断平面図、第4図は下方への外
力に対応したレバーを取り付けたフツクスイツチを示す
側面図、第5図は第4図の平面図、第6図は上方への外
力に対応したレバーを取り付けたフツクスイツチを示す
側面図、第7図は第6図の平面図である。 1……スイツチ本体、2……レバー、2A……下方への外
力に対応するレバー、2B……上方への外力に対応するレ
バー、2c……アーム部、6……接点部、7……カム、7
a,7b……軸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外力を受けて回動するレバーと、このレバ
    ーの回動に連動して回転運動を行なうカムと、このカム
    の回転により開閉される接点部とを備えたフックスイッ
    チにおいて、前記カムおよび接点部を一体的に組み合わ
    せるとともに前記レバーを別体に成形した一対のアーム
    部を有する2又状とし、前記カムおよび接点部をケース
    体内に配置し、このケース体の両側壁に、前記カムの一
    対の軸部をそれぞれ枢着して外方に延出させ、この両軸
    部にそれぞれ前記レバーのアーム部を取り付けて、この
    レバーの前記カムへの取付方向を換えることにより前記
    接点部を開閉させるレバーの回動方向を適宜選択できる
    ように構成したことを特徴とするフックスイッチ。
JP1987117805U 1987-07-31 1987-07-31 フツクスイツチ Expired - Lifetime JPH0635327Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987117805U JPH0635327Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31 フツクスイツチ

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JP1987117805U JPH0635327Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31 フツクスイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6423832U JPS6423832U (ja) 1989-02-08
JPH0635327Y2 true JPH0635327Y2 (ja) 1994-09-14

Family

ID=31361585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987117805U Expired - Lifetime JPH0635327Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31 フツクスイツチ

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6013139Y2 (ja) * 1978-04-14 1985-04-26 ヤスヰ産業株式会社 リミツトスイツチ装置
JPS57158138U (ja) * 1981-03-31 1982-10-04

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JPS6423832U (ja) 1989-02-08

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