JPH0635262Y2 - 電気機器の名称表示板 - Google Patents
電気機器の名称表示板Info
- Publication number
- JPH0635262Y2 JPH0635262Y2 JP1989036683U JP3668389U JPH0635262Y2 JP H0635262 Y2 JPH0635262 Y2 JP H0635262Y2 JP 1989036683 U JP1989036683 U JP 1989036683U JP 3668389 U JP3668389 U JP 3668389U JP H0635262 Y2 JPH0635262 Y2 JP H0635262Y2
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- JP
- Japan
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- holder
- card
- wiring cover
- name
- projection
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Description
【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は、配電盤、分電盤及び制御盤等の電気機器の名
称表示板の改良に関する。
称表示板の改良に関する。
ロ 従来の技術 従来、電気機器の名称表示板として、配線覆いに名称表
示板を直接貼り付けたものや、実開昭51−69036号公報
に記載の如く、下板と、一端を折り曲げて連なると共に
他端が下板より食め出す上板とで、透明で而も軟質の合
成樹脂製ホルダー板を形成し、前記下板を分電盤本体に
押え枠で固着するスイッチ表示ホルダーがあつた。
示板を直接貼り付けたものや、実開昭51−69036号公報
に記載の如く、下板と、一端を折り曲げて連なると共に
他端が下板より食め出す上板とで、透明で而も軟質の合
成樹脂製ホルダー板を形成し、前記下板を分電盤本体に
押え枠で固着するスイッチ表示ホルダーがあつた。
又、実開昭56−145302号公報に記載の如く、透明プラス
チック材の主板部の両側に、裏面側への屈曲部と更にそ
れに対向外方に向く鍔縁を屈曲形成したカードホルダー
本体と、そのカードホルダー本体内に入り込む板部の一
側縁に屈曲板部を連成した底部塞板とから成る分電盤等
用名称カードホルダーがあった。
チック材の主板部の両側に、裏面側への屈曲部と更にそ
れに対向外方に向く鍔縁を屈曲形成したカードホルダー
本体と、そのカードホルダー本体内に入り込む板部の一
側縁に屈曲板部を連成した底部塞板とから成る分電盤等
用名称カードホルダーがあった。
ハ 考案が解決しようとする課題 上記従来の分電盤等の名称表示板において、配線覆いに
名称表示板を直接貼り付けたものは、名称表示板の脱着
が軽易にできないので、貼り付け後に名称を記入する場
合は記入しづらく、又名称を書き違えた時の取り換えが
むずかしい等の欠点がある他、取り付け位置の指定がな
いため、名称表示板の傾きやシワを生ずる虞れがあり、
更に一つの回路表示に一枚の表示板を必要とするため、
多数の表示板を準備しなければならなかった。
名称表示板を直接貼り付けたものは、名称表示板の脱着
が軽易にできないので、貼り付け後に名称を記入する場
合は記入しづらく、又名称を書き違えた時の取り換えが
むずかしい等の欠点がある他、取り付け位置の指定がな
いため、名称表示板の傾きやシワを生ずる虞れがあり、
更に一つの回路表示に一枚の表示板を必要とするため、
多数の表示板を準備しなければならなかった。
又、実開昭51−69036号公報に記載のものは、配線覆い
に孔あけ加工をし、合成樹脂製の押え枠によりスイッチ
表示ホルダーの上下を分電盤本体に固着し、ホルダーの
右側からカードを出し入れするものであるから、回路数
が多い分電盤等においては、カードが長細くなるので、
押え枠による上下2箇所の固着では衝撃・振動等に対し
その保持力が弱過ぎ、カードが右側へはみだす虞れがあ
った。そして、一部の名称変更や誤記訂正のために、長
細いカード全体を取り換えなければならない不便さがあ
ると共に、カードを多数準備しておかなければならない
不経済さがあった。
に孔あけ加工をし、合成樹脂製の押え枠によりスイッチ
表示ホルダーの上下を分電盤本体に固着し、ホルダーの
右側からカードを出し入れするものであるから、回路数
が多い分電盤等においては、カードが長細くなるので、
押え枠による上下2箇所の固着では衝撃・振動等に対し
その保持力が弱過ぎ、カードが右側へはみだす虞れがあ
った。そして、一部の名称変更や誤記訂正のために、長
細いカード全体を取り換えなければならない不便さがあ
ると共に、カードを多数準備しておかなければならない
不経済さがあった。
更に、実開昭56−145302号公報に記載のものは、カード
ホルダー本体と底部塞板とから成る名称カードホルダー
を配線覆いに貼り付け、その名称カードホルダーの上方
向からカードを出し入れするものであるから、配線覆い
と名称カードホルダーとの間隙が大き過ぎると、カード
が移動して外観を損なうし、逆にその間隙が小さ過ぎる
と、カードの出し入れがしにくいという欠点があった。
そして、一部の名称変更や誤記訂正のために、前記実開
昭51−69036号公報に記載のものと同様な不便さや不経
済さがあった。
ホルダー本体と底部塞板とから成る名称カードホルダー
を配線覆いに貼り付け、その名称カードホルダーの上方
向からカードを出し入れするものであるから、配線覆い
と名称カードホルダーとの間隙が大き過ぎると、カード
が移動して外観を損なうし、逆にその間隙が小さ過ぎる
と、カードの出し入れがしにくいという欠点があった。
そして、一部の名称変更や誤記訂正のために、前記実開
昭51−69036号公報に記載のものと同様な不便さや不経
済さがあった。
ニ 課題を解決するための手段 本考案は、上記従来の分電盤等の名称表示板の欠点に鑑
み、カードホルダー及びカードを分割式にすると共にホ
ルダーを片開きにすることによって、ホルダーの取り付
けの簡易化及び外観・固着度の向上、又、カードの出し
入れ及び名称記入・変更等の容易化、更にカードの所要
量及びホルダーの種類の減少を図るもので、その構成
は、裏側にカード挿入部を、片端側上下部に嵌合窪部
を、又他端側に被止着部を夫々形成したカードホルダー
と、前記カード挿入部に挿入可能なカードと、配線覆い
の所望部に穿設された挿通孔と、裏面に前記挿通孔へ挿
通する摺り割り状の係止突起を、又少なくとも上下いず
れかに前記嵌合窪部を嵌合する枢支突起を、更にその枢
支突起と対向する側端上下部に前記被止着部が止着され
る止着部材を夫々設けたホルダー止め具とから成り、前
記係止突起を前記挿通孔へ挿通して配線覆いに固定した
ホルダー止め具により、前記カードホルダーが、配線覆
いに対し前記枢支突起を軸として片開き可能に装着支持
されることにある。
み、カードホルダー及びカードを分割式にすると共にホ
ルダーを片開きにすることによって、ホルダーの取り付
けの簡易化及び外観・固着度の向上、又、カードの出し
入れ及び名称記入・変更等の容易化、更にカードの所要
量及びホルダーの種類の減少を図るもので、その構成
は、裏側にカード挿入部を、片端側上下部に嵌合窪部
を、又他端側に被止着部を夫々形成したカードホルダー
と、前記カード挿入部に挿入可能なカードと、配線覆い
の所望部に穿設された挿通孔と、裏面に前記挿通孔へ挿
通する摺り割り状の係止突起を、又少なくとも上下いず
れかに前記嵌合窪部を嵌合する枢支突起を、更にその枢
支突起と対向する側端上下部に前記被止着部が止着され
る止着部材を夫々設けたホルダー止め具とから成り、前
記係止突起を前記挿通孔へ挿通して配線覆いに固定した
ホルダー止め具により、前記カードホルダーが、配線覆
いに対し前記枢支突起を軸として片開き可能に装着支持
されることにある。
ホ 作用 カードホルダーの裏側に形成されたカード挿入部に、名
称を記入したカードを挿入し、カードホルダー下部の嵌
合窪部をホルダー止め具の枢支突起へ嵌合させ、そのホ
ルダー止め具の摺り割り状の係止突起を配線覆いの挿通
孔へ挿通し、次に、同一規格の他のホルダー止め具の枢
支突起を該カードホルダー上部の嵌合窪部へ嵌合させ、
該止め具の摺り割り状の係止突起を配線覆いの挿通孔へ
挿通すると、カードホルダーは、配線覆いに対し前記枢
支突起を軸として片開き可能に支持される。
称を記入したカードを挿入し、カードホルダー下部の嵌
合窪部をホルダー止め具の枢支突起へ嵌合させ、そのホ
ルダー止め具の摺り割り状の係止突起を配線覆いの挿通
孔へ挿通し、次に、同一規格の他のホルダー止め具の枢
支突起を該カードホルダー上部の嵌合窪部へ嵌合させ、
該止め具の摺り割り状の係止突起を配線覆いの挿通孔へ
挿通すると、カードホルダーは、配線覆いに対し前記枢
支突起を軸として片開き可能に支持される。
そして、カードホルダーの被止着部を両ホルダー止め具
の上下の止着部材に夫々止着させると、カードホルダー
は両ホルダー止め具を介して配線覆いに強固に装着され
る。
の上下の止着部材に夫々止着させると、カードホルダー
は両ホルダー止め具を介して配線覆いに強固に装着され
る。
この動作を繰り返すことによって、他の複数のカードホ
ルダーを上下に一体的に連接させて配線覆いに装着支持
することができる。
ルダーを上下に一体的に連接させて配線覆いに装着支持
することができる。
尚、前記被止着部と止着部材との止着を解き、両ホルダ
ー止め具の枢支突起を回転軸としてカードホルダーを横
に開くと、カードを容易に挿入又は抜脱することができ
る。
ー止め具の枢支突起を回転軸としてカードホルダーを横
に開くと、カードを容易に挿入又は抜脱することができ
る。
ヘ 実施例 本考案に係る電気機器の名称表示板の実施例を図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
第1図(a)及び第1図(b)において、1は配電盤の
配線覆い、2はその配線覆い1に設けられた分岐回路ス
イッチであり、3は分岐回路スイッチ2の各々の名称を
表示する名称表示板である。
配線覆い、2はその配線覆い1に設けられた分岐回路ス
イッチであり、3は分岐回路スイッチ2の各々の名称を
表示する名称表示板である。
名称表示板3は、第2図示の如く二分割され、夫々カー
ドホルダーとしてのホルダー4a、4b、カード6、6及び
ホルダー止め具としての止め具5a、5b、5cによって構成
されている。
ドホルダーとしてのホルダー4a、4b、カード6、6及び
ホルダー止め具としての止め具5a、5b、5cによって構成
されている。
又、第2図及び第3図において、透明な硬質合成樹脂製
のホルダー4a、4bは、その左右両端の裏側にカード挿入
部としての溝7、7が形成され、その溝7、7へ、茶色
の厚紙製で左右2列に記入可能なカード6が挿入され、
左端側(第2図において左を指し、以下左右を言う場合
はこれと同じ意である。)の溝7の外側には被止着部と
しての縦溝7aが設けられ、更に右端側部に嵌合窪部とし
ての軸嵌合孔8が設けられている。
のホルダー4a、4bは、その左右両端の裏側にカード挿入
部としての溝7、7が形成され、その溝7、7へ、茶色
の厚紙製で左右2列に記入可能なカード6が挿入され、
左端側(第2図において左を指し、以下左右を言う場合
はこれと同じ意である。)の溝7の外側には被止着部と
しての縦溝7aが設けられ、更に右端側部に嵌合窪部とし
ての軸嵌合孔8が設けられている。
尚、ホルダー4aは、透明なもの以外にスモーク色等の半
透明のものでも良いし、ホルダー4aの表面の中央部を窓
状に切り抜いたものでも良い。又、カード6として、5
ミリ方眼を施したものを使用すると、手書きは勿論のこ
とワープロによる位置決めが容易となり、名称記入が楽
に行える。そして色は限定するものではなく、名称表示
が明瞭に識別できるものであれば何色でも良いし、分岐
回路スイッチが1列の場合には1列記入のものを使用す
る。
透明のものでも良いし、ホルダー4aの表面の中央部を窓
状に切り抜いたものでも良い。又、カード6として、5
ミリ方眼を施したものを使用すると、手書きは勿論のこ
とワープロによる位置決めが容易となり、名称記入が楽
に行える。そして色は限定するものではなく、名称表示
が明瞭に識別できるものであれば何色でも良いし、分岐
回路スイッチが1列の場合には1列記入のものを使用す
る。
ホルダー4bは前記ホルダー4aと同一構造、同一規格であ
って、左右両端の溝7、7へ前記と同構造のカード6が
挿入される。
って、左右両端の溝7、7へ前記と同構造のカード6が
挿入される。
又、合成樹脂製の止め具5a,5b及び5cは同一構造、同一
規格であって、角柱状の長手方向の側面両端部に、弾性
を有する摺り割り状の係止突起としてのファスナー9、
9を、更に右端部の手前突出部分の上下面に、前記軸嵌
合孔8へ嵌合する枢支突起としての上部軸ピン10a、下
部軸ピン10bを夫々設けている。又、その上部軸ピン10
a、下部軸ピン10bと対向する左端側上下部に前記縦溝7a
を止着する止着部材としての上部ボス11a、下部ボス11b
が夫々設けられている。
規格であって、角柱状の長手方向の側面両端部に、弾性
を有する摺り割り状の係止突起としてのファスナー9、
9を、更に右端部の手前突出部分の上下面に、前記軸嵌
合孔8へ嵌合する枢支突起としての上部軸ピン10a、下
部軸ピン10bを夫々設けている。又、その上部軸ピン10
a、下部軸ピン10bと対向する左端側上下部に前記縦溝7a
を止着する止着部材としての上部ボス11a、下部ボス11b
が夫々設けられている。
尚、止め具の構造としては、上記止め具(第6図(a)
参照)の他、第6図(b)示の如く、止め具5aを左右に
二分割して各々に摺り割り状の係止突起としてのファス
ナー9、9を、更に右用止め具5arに枢支突起としての
上部軸ピン10ao及び下部軸ピン10bdを、又左用止め具5a
1に止着部材としての上部ボス11ao及び下部ボス11bdを
夫々設けたものでも良い。
参照)の他、第6図(b)示の如く、止め具5aを左右に
二分割して各々に摺り割り状の係止突起としてのファス
ナー9、9を、更に右用止め具5arに枢支突起としての
上部軸ピン10ao及び下部軸ピン10bdを、又左用止め具5a
1に止着部材としての上部ボス11ao及び下部ボス11bdを
夫々設けたものでも良い。
又、第1図及び第2図示の如く、配線覆い1には、ホル
ダー4a、4bを止め具5a、5b、5cによって固着するための
挿通孔としてのホルダー取り付け孔12が、ファスナー
9、9に対応する位置に夫々穿設されている。そのた
め、ホルダー4a、4bの位置決めが容易となり、作業能率
を向上させることができる。
ダー4a、4bを止め具5a、5b、5cによって固着するための
挿通孔としてのホルダー取り付け孔12が、ファスナー
9、9に対応する位置に夫々穿設されている。そのた
め、ホルダー4a、4bの位置決めが容易となり、作業能率
を向上させることができる。
上記の如く構成された名称表示板は、第2図及び第3図
示の如く、ホルダー4aの溝7、7に、分岐回路スイッチ
2の名称を記入したカード6を挿入し、ホルダー4aの軸
嵌合孔8下部を止め具5aの上部軸ピン10aへ嵌合させ、
止め具5aのファスナー9、9を配線覆い1の取り付け孔
12へ挿入し、次に、止め具5bの下部軸ピン10bを前記ホ
ルダー4aの軸嵌合孔8上部へ嵌合させ、止め具5bのファ
スナー9、9を配線覆い1の取り付け孔12へ挿通する
と、ホルダー4aは、配線覆い1に対し上部軸ピン10a及
び下部軸ピン10bを軸として片開き可能に支持される。
示の如く、ホルダー4aの溝7、7に、分岐回路スイッチ
2の名称を記入したカード6を挿入し、ホルダー4aの軸
嵌合孔8下部を止め具5aの上部軸ピン10aへ嵌合させ、
止め具5aのファスナー9、9を配線覆い1の取り付け孔
12へ挿入し、次に、止め具5bの下部軸ピン10bを前記ホ
ルダー4aの軸嵌合孔8上部へ嵌合させ、止め具5bのファ
スナー9、9を配線覆い1の取り付け孔12へ挿通する
と、ホルダー4aは、配線覆い1に対し上部軸ピン10a及
び下部軸ピン10bを軸として片開き可能に支持される。
そして、ホルダー4aの縦溝7aを止め具5a、止め具5bの上
部ボス11a、下部ボス11bに夫々止着させると、ホルダー
4aは両止め具5a、5bを介して配線覆い1に強固に装着さ
れる。
部ボス11a、下部ボス11bに夫々止着させると、ホルダー
4aは両止め具5a、5bを介して配線覆い1に強固に装着さ
れる。
この動作を繰り返すことによって、同一規格の他のホル
ダー4b、4c・・を上下一体的に連接させて配線覆い1に
装着支持することが出来る。
ダー4b、4c・・を上下一体的に連接させて配線覆い1に
装着支持することが出来る。
そして、縦溝7aと上部ボス11a、下部ボス11bとの止着を
解き、両止め具5a、5bの上部軸ピン10a及び下部軸ピン1
0bを回転軸としてホルダー4a、4bを横に片開きさせる
と、カード6を容易に挿入又は抜き取りすることができ
る。
解き、両止め具5a、5bの上部軸ピン10a及び下部軸ピン1
0bを回転軸としてホルダー4a、4bを横に片開きさせる
と、カード6を容易に挿入又は抜き取りすることができ
る。
又、止め具5a、5b及び5cを配線覆い1の取り付け孔12か
ら夫々抜脱すると、ホルダー4a、4bの配線覆い1に対す
る装着支持が解かれるので、止め具やホルダーの交換も
容易に出来る。
ら夫々抜脱すると、ホルダー4a、4bの配線覆い1に対す
る装着支持が解かれるので、止め具やホルダーの交換も
容易に出来る。
尚、被止着部及び止着部材としては、上記の如く、ホル
ダー4aの縦溝7aを止め具5aの上部ボス11a及び止め具5b
の下部ボス11bで止着する構成以外に、ホルダーの裏面
と配線覆いに面ファスナー又は磁力片を夫々設けるか、
或いは、ホルダーの裏面に摺り割り状の小突起を、配線
覆いにその小突起の挿通孔を夫々設けて止着する構成で
も良い。
ダー4aの縦溝7aを止め具5aの上部ボス11a及び止め具5b
の下部ボス11bで止着する構成以外に、ホルダーの裏面
と配線覆いに面ファスナー又は磁力片を夫々設けるか、
或いは、ホルダーの裏面に摺り割り状の小突起を、配線
覆いにその小突起の挿通孔を夫々設けて止着する構成で
も良い。
以上説明の如く、本考案の名称表示板は、カードの記
入、誤記訂正及び交換等が容易に行えるものであり、特
に分割した各ホルダーの縦寸法が小さいため、カードの
誤記訂正に際し、全ての名称を書き換える不便さが無
く、又各ホルダーのズレ及びカードの上下移動等も防止
され、且つ外観も向上する。
入、誤記訂正及び交換等が容易に行えるものであり、特
に分割した各ホルダーの縦寸法が小さいため、カードの
誤記訂正に際し、全ての名称を書き換える不便さが無
く、又各ホルダーのズレ及びカードの上下移動等も防止
され、且つ外観も向上する。
又、分岐回路数に応じ、上記と同様の手順・方法で、ホ
ルダー及びカードを3分割或いは4分割する場合には、
同一規格のカード及びホルダーを使用することが出来る
ため、カードの所要量及びホルダーの種類の減少を図る
ことが出来、頗る経済性に富むものである。
ルダー及びカードを3分割或いは4分割する場合には、
同一規格のカード及びホルダーを使用することが出来る
ため、カードの所要量及びホルダーの種類の減少を図る
ことが出来、頗る経済性に富むものである。
尚、本実施例において、カード挿入部としての溝7、7
及び嵌合窪部としての軸嵌合孔8は、第4図示の如く、
左上部溝71o、左下部溝71d、右上部溝7ro、右下部溝7rd
及び軸嵌合上部孔8o、軸嵌合下部孔8dに、夫々分割して
ホルダー4aに設けても良い。
及び嵌合窪部としての軸嵌合孔8は、第4図示の如く、
左上部溝71o、左下部溝71d、右上部溝7ro、右下部溝7rd
及び軸嵌合上部孔8o、軸嵌合下部孔8dに、夫々分割して
ホルダー4aに設けても良い。
又、カード挿入部としての溝7、7は、第5図(a)示
の如く、ホルダー4aの裏側全面を板で覆った平ケース体
の内溝7bでも良いし、更にその平ケース体の内溝7bを、
第5図(b)示の如く、上部内溝7bo及び下部内溝7bdに
分割して設けても良い。
の如く、ホルダー4aの裏側全面を板で覆った平ケース体
の内溝7bでも良いし、更にその平ケース体の内溝7bを、
第5図(b)示の如く、上部内溝7bo及び下部内溝7bdに
分割して設けても良い。
尚、本実施例において、ホルダーを右開きに構成してい
るが、ホルダーの溝、止め具の上・下部軸ピン及び上・
下部ボスを夫々左右反対側に取り付けて左開きにするこ
ともできる。
るが、ホルダーの溝、止め具の上・下部軸ピン及び上・
下部ボスを夫々左右反対側に取り付けて左開きにするこ
ともできる。
そして、ホルダーに硬質合成樹脂を、又、カードに厚紙
を夫々使用しているが、これに限定するものではなく、
両者共に硬質合成樹脂を使用しても良い。
を夫々使用しているが、これに限定するものではなく、
両者共に硬質合成樹脂を使用しても良い。
又、第7図は、本考案の別実施例の要部を示したもの
で、カードホルダーとしてのホルダー4aは、その左右両
端の裏側にカード挿入部としての溝7、7が形成され、
その溝7、7へ分岐回路スイッチ名の記入が可能なカー
ド(図示しない)が挿入され、挿入したカードは、ホル
ダー4aに一体的に形成された底板13によって支持され
る。そしてホルダー4aの右端側の上方及び下方には、蝶
番14の片端側が止めねじ15a、15aにより固着されてお
り、蝶番14の他端側は、止めねじ15b、15b及び予め位置
決めされた配線覆い1の穴16、16により、配線覆い1に
精度良く固着され、ホルダー4aは、その蝶番14により配
線覆い1に対し片開き可能に装着支持される。蝶番14は
各止めねじによってホルダー4a及び配線覆い1に強固に
取り付けられる。又、ホルダー4aの左端側の溝7の背面
には、面ファスナー17a、17aが設けられ、ホルダー4aを
閉じてその面ファスナー17a、17aを配線覆い1に設けら
れた面ファスナー17b、17bに止着すると、ホルダー4aが
配線覆い1に固着される。止着を解いてホルダー4aを横
に開くと、カードの挿入、抜脱等が容易に行える。
で、カードホルダーとしてのホルダー4aは、その左右両
端の裏側にカード挿入部としての溝7、7が形成され、
その溝7、7へ分岐回路スイッチ名の記入が可能なカー
ド(図示しない)が挿入され、挿入したカードは、ホル
ダー4aに一体的に形成された底板13によって支持され
る。そしてホルダー4aの右端側の上方及び下方には、蝶
番14の片端側が止めねじ15a、15aにより固着されてお
り、蝶番14の他端側は、止めねじ15b、15b及び予め位置
決めされた配線覆い1の穴16、16により、配線覆い1に
精度良く固着され、ホルダー4aは、その蝶番14により配
線覆い1に対し片開き可能に装着支持される。蝶番14は
各止めねじによってホルダー4a及び配線覆い1に強固に
取り付けられる。又、ホルダー4aの左端側の溝7の背面
には、面ファスナー17a、17aが設けられ、ホルダー4aを
閉じてその面ファスナー17a、17aを配線覆い1に設けら
れた面ファスナー17b、17bに止着すると、ホルダー4aが
配線覆い1に固着される。止着を解いてホルダー4aを横
に開くと、カードの挿入、抜脱等が容易に行える。
そして、複数のホルダーを上下に一体的に連接して配線
覆いに固着させること、カード挿入部としての溝を上下
に分割したり、平ケース体の内溝として設けること及び
蝶番をホルダーの左側端に設けて左開きにすること等
は、第2図及び第3図示の実施例と同様に容易に可能で
あり、又、本実施例は第2図及び第3図示の実施例と略
同様の効果を奏するものである。
覆いに固着させること、カード挿入部としての溝を上下
に分割したり、平ケース体の内溝として設けること及び
蝶番をホルダーの左側端に設けて左開きにすること等
は、第2図及び第3図示の実施例と同様に容易に可能で
あり、又、本実施例は第2図及び第3図示の実施例と略
同様の効果を奏するものである。
ト 考案の効果 上記説明の如く、本考案に係る電気機器の名称表示板
は、カードホルダー及びカードを分割式にし、分割した
カードホルダーを、係止突起と枢支突起と止着部材とを
備えたホルダー止め具とにより、配線覆いに対し片開き
可能に装着支持したり、或いは又、分割したカードホル
ダーを、蝶番により配線覆いに対し片開き可能に装着支
持したものであるから、カードホルダーの取り付けの簡
易化及び外観・固着度の向上、カードの出し入れ及び名
称記入・変更等の容易化、更にカードの所要量及びカー
ドホルダーの種類の減少が可能となる等、その実益は大
なるものがある。
は、カードホルダー及びカードを分割式にし、分割した
カードホルダーを、係止突起と枢支突起と止着部材とを
備えたホルダー止め具とにより、配線覆いに対し片開き
可能に装着支持したり、或いは又、分割したカードホル
ダーを、蝶番により配線覆いに対し片開き可能に装着支
持したものであるから、カードホルダーの取り付けの簡
易化及び外観・固着度の向上、カードの出し入れ及び名
称記入・変更等の容易化、更にカードの所要量及びカー
ドホルダーの種類の減少が可能となる等、その実益は大
なるものがある。
第1図(a)は本考案に係る電気機器の名称表示板を分
電盤の配線覆いへ固着した状態を示す説明図、第1図
(b)は分割した名称表示板のホルダーを横に開いた状
態を示す説明図、第2図はその名称表示板の分解斜視
図、第3図はその名称表示板の要部拡大斜視図、第4
図、第5図(a)及び第5図(b)はホルダーの変更実
施例を示す斜視図、第6図(a)は止め具の一実施例を
示す斜視図、第6図(b)はその変更実施例を示す斜視
図、第7図は本考案の別実施例の要部斜視図である。 1……配線覆い、2……分岐回路スイッチ、3……名称
表示板、4a、4b……ホルダー、5a、5b、5c……止め具、
6……カード、7、7a……溝、8……軸嵌合孔、9……
ファスナー、10a……上部軸ピン、10b……下部軸ピン、
11a……上部ボス、11b……下部ボス、12……ホルダー取
り付け孔、13……底板、14……蝶番、15a、15b……止め
ねじ、16……ねじ穴、17a、17b……面ファスナー。
電盤の配線覆いへ固着した状態を示す説明図、第1図
(b)は分割した名称表示板のホルダーを横に開いた状
態を示す説明図、第2図はその名称表示板の分解斜視
図、第3図はその名称表示板の要部拡大斜視図、第4
図、第5図(a)及び第5図(b)はホルダーの変更実
施例を示す斜視図、第6図(a)は止め具の一実施例を
示す斜視図、第6図(b)はその変更実施例を示す斜視
図、第7図は本考案の別実施例の要部斜視図である。 1……配線覆い、2……分岐回路スイッチ、3……名称
表示板、4a、4b……ホルダー、5a、5b、5c……止め具、
6……カード、7、7a……溝、8……軸嵌合孔、9……
ファスナー、10a……上部軸ピン、10b……下部軸ピン、
11a……上部ボス、11b……下部ボス、12……ホルダー取
り付け孔、13……底板、14……蝶番、15a、15b……止め
ねじ、16……ねじ穴、17a、17b……面ファスナー。
Claims (1)
- 【請求項1】裏側にカード挿入部を、片端側上下部に嵌
合窪部を、又他端側に被止着部を夫々形成したカードホ
ルダーと、前記カード挿入部に挿入可能なカードと、配
線覆いの所望部に穿設された挿通孔と、裏面に前記挿通
孔へ挿通する摺り割り状の係止突起を、又少なくとも上
下いずれかに前記嵌合窪部に嵌合する枢支突起を、更に
その枢支突起と対向する側端上下部に前記被止着部が止
着される止着部材を夫々設けたホルダー止め具とから成
り、前記係止突起を前記挿通孔へ挿通して配線覆いに固
定したホルダー止め具により、前記カードホルダーが、
配線覆いに対し前記枢支突起を軸として片開き可能に装
着支持されるところの電気機器の名称表示板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989036683U JPH0635262Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 電気機器の名称表示板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989036683U JPH0635262Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 電気機器の名称表示板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02128180U JPH02128180U (ja) | 1990-10-23 |
JPH0635262Y2 true JPH0635262Y2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=31543125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989036683U Expired - Fee Related JPH0635262Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 電気機器の名称表示板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0635262Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2793377B2 (ja) * | 1991-03-26 | 1998-09-03 | 松下電工株式会社 | 分電盤 |
JP2002051409A (ja) * | 2000-07-28 | 2002-02-15 | Kawamura Electric Inc | 分電盤 |
JP2005027470A (ja) * | 2003-07-01 | 2005-01-27 | Tempearl Ind Co Ltd | 分電盤 |
JP2005065448A (ja) * | 2003-08-19 | 2005-03-10 | Tempearl Ind Co Ltd | 分電盤 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4940400U (ja) * | 1972-07-15 | 1974-04-09 | ||
JPS56145302U (ja) * | 1980-03-28 | 1981-11-02 | ||
JPS57116980U (ja) * | 1981-01-13 | 1982-07-20 |
-
1989
- 1989-03-30 JP JP1989036683U patent/JPH0635262Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02128180U (ja) | 1990-10-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |