JPH0635250Y2 - 磁気ブラシ現像装置 - Google Patents
磁気ブラシ現像装置Info
- Publication number
- JPH0635250Y2 JPH0635250Y2 JP1986054041U JP5404186U JPH0635250Y2 JP H0635250 Y2 JPH0635250 Y2 JP H0635250Y2 JP 1986054041 U JP1986054041 U JP 1986054041U JP 5404186 U JP5404186 U JP 5404186U JP H0635250 Y2 JPH0635250 Y2 JP H0635250Y2
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- JP
- Japan
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- developing
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- developing sleeve
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- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 （技術分野） 本考案は二成分現像剤を用いる磁気ブラシ現像装置に関
する。
する。
（従来技術） かかる現像装置は、内部に配置されたアジテータやパド
ルホイールなどの回転によりトナーが浮遊していて現像
装置の開口部と静電潜像担持体との間隙より飛散すると
いう問題があった。そこで現像装置内部のトナー粉塵
は、現像スリーブ両端の非現像領域部に磁気ブラシが形
成されていないことから現像装置側壁との間に間隙を生
じ、この間隙を通じて外部へ飛散していることに着目
し、上記開口部両側縁から中央へ向かって延びるサイド
シールを設け、このサイドシールの内縁と現像スリーブ
上に形成された磁気ブラシの外端との間に僅少な隙間を
保たせるようにしたトナー飛散防止方式が知られてい
る。この方式によれば、現像装置内部と外部とを連通さ
せる通路が遮断され装置内部のトナー粉塵が外部へ飛散
することが防止できる。しかしながら、現像スリーブ上
の磁気ブラシ外端とサイドシール内縁との間に適宜な隙
間を保持させることは困難であって、磁気ブラシがサイ
ドシールにけられて現像剤が外部へ飛散し例えば現像装
置の下位に配設された転写チャージャーに落下してリー
クするなどの不具合が発生したり、あるいは磁気ブラシ
外端とサイドシールとが離れすぎてトナー飛散が防止で
きないというおそれがある。
ルホイールなどの回転によりトナーが浮遊していて現像
装置の開口部と静電潜像担持体との間隙より飛散すると
いう問題があった。そこで現像装置内部のトナー粉塵
は、現像スリーブ両端の非現像領域部に磁気ブラシが形
成されていないことから現像装置側壁との間に間隙を生
じ、この間隙を通じて外部へ飛散していることに着目
し、上記開口部両側縁から中央へ向かって延びるサイド
シールを設け、このサイドシールの内縁と現像スリーブ
上に形成された磁気ブラシの外端との間に僅少な隙間を
保たせるようにしたトナー飛散防止方式が知られてい
る。この方式によれば、現像装置内部と外部とを連通さ
せる通路が遮断され装置内部のトナー粉塵が外部へ飛散
することが防止できる。しかしながら、現像スリーブ上
の磁気ブラシ外端とサイドシール内縁との間に適宜な隙
間を保持させることは困難であって、磁気ブラシがサイ
ドシールにけられて現像剤が外部へ飛散し例えば現像装
置の下位に配設された転写チャージャーに落下してリー
クするなどの不具合が発生したり、あるいは磁気ブラシ
外端とサイドシールとが離れすぎてトナー飛散が防止で
きないというおそれがある。
（目的） 本考案は従来技術の上記問題を解決すべくなされたもの
で、トナー飛散のない磁気ブラシ現像装置を提供するこ
とを目的とするものである。
で、トナー飛散のない磁気ブラシ現像装置を提供するこ
とを目的とするものである。
（構成） 本考案は上記目的を達成するために、現像ケーシング内
に現像剤の穂立てを制限する第１ドクターのほかに第１
ドクターの下流で再び形成される穂立てを制限する第２
ドクターを設け、第１ドクター及び第２ドクターとの間
の現像スリーブ表面の第１空間と第２ドクターおよび現
像領域との間の現像スリーブ表面の第２空間とを連通す
る通路を、現像スリーブ上の現像剤の穂立ちが形成され
ない両端部に設けたことを特徴としている。
に現像剤の穂立てを制限する第１ドクターのほかに第１
ドクターの下流で再び形成される穂立てを制限する第２
ドクターを設け、第１ドクター及び第２ドクターとの間
の現像スリーブ表面の第１空間と第２ドクターおよび現
像領域との間の現像スリーブ表面の第２空間とを連通す
る通路を、現像スリーブ上の現像剤の穂立ちが形成され
ない両端部に設けたことを特徴としている。
以下、図示の実施例につき詳細に説明する。
第１図において、磁気ブラシ現像装置１は静電潜像担持
体たる感光体２に隣接して配置され、ケーシング3,パド
ルホイール4,現像スリーブ5,トナーホッパ６などからな
っている。ケーシング３内には二成分現像剤が貯溜さ
れ、底部に配置されたパドルホイール４が図中反時計方
向に回転してトナーを摩擦帯電させると共に現像剤を現
像スリーブ５へ供給する。現像スリーブ５は固定的に配
置されたマグネット７を内蔵していて図中反時計方向に
回転する非磁性スリーブからなっている。ケーシング３
の上側壁から垂設された第１ドクター８は図示しない現
像剤の穂立てを制限し、余剰現像剤はセパレータ９の上
部へ移動し、一部は攪拌スクリュー10を介して図面に垂
直な方向に移動させられ、残部はフイン11を介して偏流
させられつつパドルホイール４へ落下する。一方、第１
ドクター８によって穂立てを制限された現像スリーブ上
の現像剤は、マグネット7aにより再び穂立て（磁気ブラ
シ）が形成される。第１ドクター下流に形成された穂立
てを制限すべく、第２ドクター12がケーシング３の上側
壁と一体に形成される。このように２回の穂立てを制限
された現像剤は、感光体２と現像スリーブとの対接領域
即ち現像領域13において感光体２へ転移させられる。第
２ドクター12より現像領域13に至る現像スリーブ５の表
面を隠蔽すべく入口シール14が設けられている。第２図
（ａ）は感光体２側から見たケーシング３の開口部を示
す。開口部両端にはサイドシール15が設けられている。
サイドシール15の幅は、下半部において狭くなっている
が、この部分に現像スリーブが摺接するようになってい
る。同図（ｂ）は開口部端部における断面図であって、
サイドシール15および開口部下縁3aがそれぞれ現像剤に
摺接し、ケーシング内の浮遊トナーが外部へ漏出するの
を防止するようになっている。第２図（ｂ）から判るよ
うに、スリーブ５の端部には磁気ブラシが形成されてい
ない。
体たる感光体２に隣接して配置され、ケーシング3,パド
ルホイール4,現像スリーブ5,トナーホッパ６などからな
っている。ケーシング３内には二成分現像剤が貯溜さ
れ、底部に配置されたパドルホイール４が図中反時計方
向に回転してトナーを摩擦帯電させると共に現像剤を現
像スリーブ５へ供給する。現像スリーブ５は固定的に配
置されたマグネット７を内蔵していて図中反時計方向に
回転する非磁性スリーブからなっている。ケーシング３
の上側壁から垂設された第１ドクター８は図示しない現
像剤の穂立てを制限し、余剰現像剤はセパレータ９の上
部へ移動し、一部は攪拌スクリュー10を介して図面に垂
直な方向に移動させられ、残部はフイン11を介して偏流
させられつつパドルホイール４へ落下する。一方、第１
ドクター８によって穂立てを制限された現像スリーブ上
の現像剤は、マグネット7aにより再び穂立て（磁気ブラ
シ）が形成される。第１ドクター下流に形成された穂立
てを制限すべく、第２ドクター12がケーシング３の上側
壁と一体に形成される。このように２回の穂立てを制限
された現像剤は、感光体２と現像スリーブとの対接領域
即ち現像領域13において感光体２へ転移させられる。第
２ドクター12より現像領域13に至る現像スリーブ５の表
面を隠蔽すべく入口シール14が設けられている。第２図
（ａ）は感光体２側から見たケーシング３の開口部を示
す。開口部両端にはサイドシール15が設けられている。
サイドシール15の幅は、下半部において狭くなっている
が、この部分に現像スリーブが摺接するようになってい
る。同図（ｂ）は開口部端部における断面図であって、
サイドシール15および開口部下縁3aがそれぞれ現像剤に
摺接し、ケーシング内の浮遊トナーが外部へ漏出するの
を防止するようになっている。第２図（ｂ）から判るよ
うに、スリーブ５の端部には磁気ブラシが形成されてい
ない。
第３図は現像スリーブ５の表面上における現像剤の挙動
を示している。現像剤Ｔは図中点で示されているが、第
１ドクター８によってせき止められた余剰現像剤は現像
スリーブ５の長手方向中央部にわたって盛上がる。従っ
て、ケーシング３内部の空間と、第１ドクター８と第２
ドクター12とによって形成される空間W1とは、第１ドク
ター先端Ｂにおいて遮断される。一方、現像スリーブ５
の下端部Ｃはケーシング３の底部であり現像剤が充満し
ており、この部分においてケーシング内部空間は外気と
遮断される。さて、第１ドクター８の下流において、現
像剤の穂立ては第２ドクター12と摺接しているので、第
１ドクター8,第２ドクター12及びスリーブ５表面によ
り、空間W1が形成される。現像領域13においても現像剤
の穂立てが、感光体２に摺接しているから第２ドクター
12と現像領域13との間には、空間W2が形成される。そし
て、スリーブ５の両端部には、現像剤の穂立ちが形成さ
れていないから、両空間W1,W2は、スリーブ５の端部に
おいて互いに連通する通路を構成していることになる。
を示している。現像剤Ｔは図中点で示されているが、第
１ドクター８によってせき止められた余剰現像剤は現像
スリーブ５の長手方向中央部にわたって盛上がる。従っ
て、ケーシング３内部の空間と、第１ドクター８と第２
ドクター12とによって形成される空間W1とは、第１ドク
ター先端Ｂにおいて遮断される。一方、現像スリーブ５
の下端部Ｃはケーシング３の底部であり現像剤が充満し
ており、この部分においてケーシング内部空間は外気と
遮断される。さて、第１ドクター８の下流において、現
像剤の穂立ては第２ドクター12と摺接しているので、第
１ドクター8,第２ドクター12及びスリーブ５表面によ
り、空間W1が形成される。現像領域13においても現像剤
の穂立てが、感光体２に摺接しているから第２ドクター
12と現像領域13との間には、空間W2が形成される。そし
て、スリーブ５の両端部には、現像剤の穂立ちが形成さ
れていないから、両空間W1,W2は、スリーブ５の端部に
おいて互いに連通する通路を構成していることになる。
ところで、現像スリーブ５の回転により第１ドクター８
および第２ドクター12に摺接される現像剤はポンプの役
目をし、空間W1の空気を下流側へ搬送するため、空間W1
は負圧となる。一方、空間W2は矢印Ａの如く空気が送り
込まれるが、現像スリーブ５の端部においては、第４図
および第５図に示すように、空間W2より空間W1へ空気が
流動する。この空気流動に伴って浮遊するトナーも空間
W1に送り込まれるので、トナーの外気飛散が防止され
る。更に空間W1へ送り込まれたトナーは現像剤の穂とド
クターの圧接部を通過することにより摩擦帯電が行なわ
れキャリアに付着し易くなり飛散しにくくなる。
および第２ドクター12に摺接される現像剤はポンプの役
目をし、空間W1の空気を下流側へ搬送するため、空間W1
は負圧となる。一方、空間W2は矢印Ａの如く空気が送り
込まれるが、現像スリーブ５の端部においては、第４図
および第５図に示すように、空間W2より空間W1へ空気が
流動する。この空気流動に伴って浮遊するトナーも空間
W1に送り込まれるので、トナーの外気飛散が防止され
る。更に空間W1へ送り込まれたトナーは現像剤の穂とド
クターの圧接部を通過することにより摩擦帯電が行なわ
れキャリアに付着し易くなり飛散しにくくなる。
上記実施例においては、ケーシング開口上縁から入口シ
ールが延設されているが、第６図に示すように、入口シ
ールが別個に備えられる代りにケーシングの一部３′が
延びて気流の通路が形成されていても差支えない。
ールが延設されているが、第６図に示すように、入口シ
ールが別個に備えられる代りにケーシングの一部３′が
延びて気流の通路が形成されていても差支えない。
（効果） 以上の説明で明らかなように、本考案による磁気ブラシ
現像装置は外部へトナーが飛散することがない効果を奏
するものである。
現像装置は外部へトナーが飛散することがない効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】 第１図は本考案の実施例を示す断面図、第２図（ａ）は
感光体側から見たケーシング開口部を示す正面図、同図
（ｂ）は現像スリーブ端部近傍の内部を示す断面図、第
３図は空間形成の状態を示す断面図、第４図はスリーブ
端部に形成された通路を流通する気流を示す断面図、第
５図は空気流動を説明するための図、第６図は入口シー
ルの代りにケーシングの一部が延びた状態を示す断面図
である。 ２……静電潜像担持体、３……ケーシング、５……現像
スリーブ、８……第１ドクター、12……第２ドクター。
感光体側から見たケーシング開口部を示す正面図、同図
（ｂ）は現像スリーブ端部近傍の内部を示す断面図、第
３図は空間形成の状態を示す断面図、第４図はスリーブ
端部に形成された通路を流通する気流を示す断面図、第
５図は空気流動を説明するための図、第６図は入口シー
ルの代りにケーシングの一部が延びた状態を示す断面図
である。 ２……静電潜像担持体、３……ケーシング、５……現像
スリーブ、８……第１ドクター、12……第２ドクター。
Claims (1)
- 【請求項１】静電潜像担持体表面に磁気ブラシを摺接さ
せる現像スリーブと、この現像スリーブを回転自在に支
持しながら二成分系の現像剤を貯溜する現像ケーシング
と、この現像ケーシングから現像スリーブへそれぞれ延
設されていて、現像剤の穂立てを制限する第１ドクター
およびこの第１ドクターの下流で再び形成される穂立て
を制限する第２ドクターと、この第２ドクターから現像
領域に至る前記現像スリーブ表面の現像剤を外気から隠
蔽すべく前記現像ケーシングより静電潜像担持体表面に
延設される入口シールとを有する磁気ブラシ現像装置に
おいて、 第１ドクターと第２ドクターとに挟まれていて現像スリ
ーブと現像ケーシングとの間の第１空間と、前記第２ド
クターと現像領域とに挟まれていて前記現像スリーブと
入口シールとの間の第２空間と、前記現像スリーブ上の
現像剤の穂立ちが形成されない両端部に設けられた、前
記第１空間と前記第２空間とを連通する通路とを備えた
ことを特徴とする磁気ブラシ現像装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986054041U JPH0635250Y2 (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 | 磁気ブラシ現像装置 |
| US07/037,193 US4800411A (en) | 1986-04-10 | 1987-04-10 | Magnetic brush development device for electrostatic latent images |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986054041U JPH0635250Y2 (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 | 磁気ブラシ現像装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62167262U JPS62167262U (ja) | 1987-10-23 |
| JPH0635250Y2 true JPH0635250Y2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=30880662
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986054041U Expired - Lifetime JPH0635250Y2 (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 | 磁気ブラシ現像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0635250Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004272144A (ja) * | 2003-03-12 | 2004-09-30 | Ricoh Co Ltd | 現像装置及び画像形成装置 |
| JP5266922B2 (ja) * | 2008-07-16 | 2013-08-21 | 株式会社リコー | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
| JP5627429B2 (ja) * | 2010-12-08 | 2014-11-19 | キヤノン株式会社 | 現像装置 |
| JP5723409B2 (ja) * | 2013-05-07 | 2015-05-27 | 株式会社東芝 | 現像装置及び画像形成装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS575630Y2 (ja) * | 1977-01-31 | 1982-02-02 | ||
| JPS58105264A (ja) * | 1981-12-18 | 1983-06-23 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 磁気ブラシ現像装置 |
| JPS5988762A (ja) * | 1982-11-15 | 1984-05-22 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 静電記録装置 |
-
1986
- 1986-04-10 JP JP1986054041U patent/JPH0635250Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62167262U (ja) | 1987-10-23 |
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